CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-329「ドアロック」(韓国)

2019年12月25日 00時22分14秒 | 韓国映画
ドアを叩いたのが誰だか知りたいんです
 銀行員のギョンミンは、都心のマンションで一人暮らし。
 ある朝、ドアロックのナンバーキーに不審な粉が付いているのを見つけた彼女は、念のためパスワードを変更する。帰宅後、部屋で寛いでいると、突然誰かがドアロックを操作し、ドアノブを荒々しく回し始める。
 もし、パスワードを変更していなかったら……と恐怖に駆られたギョンミンは、警察に通報する。だが、全く取り合ってもらえず。(「KINENOTE」より)


 マンションで一人暮らしをしている女性に危険が迫り来る様を描いたサスペンス・スリラー。

 銀行員のギョンミンは、マンション暮らし。
 冒頭、ベッドの隣には男が寝ており、朝、先に起きると支度をして出て行く。

 てっきり彼氏か夫と暮らしているのだと思ったが、その後の様子を見ていると、ギョンミンは一人暮らしだということが判る。

 そして、ドアロックが汚れていることに気付き、不審に思ったギョンミンは暗証番号を変える。
 その夜、ギョンミンが部屋にいると、突然ドアロックを解除し、鍵を回そうとする者が現れる。

 そこからギョンミンの身に危険が迫り、恐怖に晒されていくことになる。

 ギョンミンは警察に何度も通報するが、事件が起こったわけではないということで取り合ってもらえない。

 しかし、ついに部屋の中で事件が発生する。


 果たして、最初に現れた男は誰なのか、それともギョンミンの妄想なのか。

 怪しげな男は何人も登場する。
 こういう話だと、最初に疑われたり、逮捕されたりする人物は犯人じゃなかったりする。

 とは言え、真犯人が明かされると、意外な人物でもなかったりするのだが。

 男がギョンミンの部屋の中で行っていることが映し出されると、恐怖心が募ると共に気持ち悪いなという感じ。

 それにしても、歯ブラシの位置を寸分違わず置くという細心の注意を払っているようだが、そんな男が便座を上げっぱなしとかドアロックを汚したりするのかな。

 いずれにしても、一人暮らしの恐怖を描くと共に、部屋が必ずしも安全ではないという怖さも感じさせる。

 ちょっと都市伝説のような感じもある話だったな。

/5

監督:イ・グォン
出演:コン・ヒョジン、キム・イェウォン、キム・ソンオ
於:シネマート新宿

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