CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-156「BLEACH ブリーチ」(日本)

2018年07月23日 00時34分51秒 | 日本映画
もっと大きなものと闘おうとしているんです、命を賭けて
 幽霊が見えること以外はごく普通の高校生・黒崎一護。
 ある日、家族が“虚(ホロウ)”と呼ばれる悪霊に襲われる。そこへ自らを“死神”と名乗る謎の少女・朽木ルキアが助けに入るが、瀕死の状態に陥るや最後の手段として、本来は人間に譲ってはいけない死神の力を一護に貸し与える。
 その力で一護がなんとか虚を退治するが、死神の力をほとんど失ったルキアは一護に死神代行として虚と戦うよう迫る一方、自身は一護のクラスメイトになりすまし、力の回復を待つことに。
 こうして渋々ながらも死神代行としての努めを受け入れ、虚との過酷な戦いに身を投じていく一護だったが。(「allcinema」より)


 人気コミックを実写映画化したアクション・ファンタジー。

 「曇天に笑う」と同じく、主演が福士蒼汰で、宣伝もかなり前から行われていたという印象。


 幽霊が見えるということ以外は普通の高校生である黒崎一護が、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われ、その悪霊を浄化させる死神、朽木ルキアの戦いに巻き込まれることによって思わぬ運命を背負うことになる姿を描く。

 ホロウとの闘いの中で、死神の力を貸し与えられた一護。
 しかし、死神の力を他に与えることは、死神界ではご法度。

 ルキアは、そのため兄である白哉と死神、恋次に狙われることになる。

 そんな中、最初はホロウ退治も死神の力にも興味の無かった一護は、ルキアを護るため、ホロウ退治に立ち上がる。


 元々霊力があるということで、死神の力を与えられ、ホロウ退治に成功する一護。
 しかし、最強のホロウを倒すため、死神の力を返すため、霊力を上げねばならず特訓を開始するのだが、その特訓がまるでスポ根もののようだったな。

 アクション・シーンは、CGを駆使した映像で、楽しめるバトル・シーンとなっている。

 クライマックスは最強であり、霊力の強い一護を狙うホロウとの対決なのかと思わせるが、その後に別の対決が描かれる。

 結末は必ずしもスッキリしたものではなかったかな。

 死神であるルキアが、それ程一護に情をかける理由が判りづらかったが、実は大きな理由があるのではと感じさせる。

 最後にタイトルが表され、そこに〝死神代行篇〟という言葉も。

 続編を考えているということなんだろうな。
 もし作られるのなら、そこに何かしらの秘密が明かされるのではという気がする。


 仲間や家族との友情と愛情、人間と死神との絆、そして高校生、一護の成長を描きながら、激しいアクションを見せる作品。

 オーソドックスな展開ではあったが、楽しめる作品であった。

/5

監督:佐藤信介
出演:福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、真野恵理菜、小柳友
    田辺誠一、早乙女太一、MIYAVI、長澤まさみ、江口洋介
於:新宿ピカデリー

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