CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-219「白爪草」(日本)

2020年12月31日 16時17分40秒 | 日本映画
人畜無害だと思われるのかな
 フラワーショップ花組で働きながらごく普通の静かな生活を送っていた白椿蒼のもとに、服役を終えた双子の姉妹・白椿紅から6年ぶりに会いたいとの連絡が来る。
 日頃カウンセリングを受けている蒼は、カウンセラーの桔梗に相談。そして、意を決し紅と再会することにする。
 再会の地は、フラワーショップ花組。蒼は花々に囲まれた一室で紅の来訪を待つが、再会の不安から落ち着かず、紅から逃げるように帰宅することを考えたその時、チャイムが鳴った。
 それぞれの思いが交錯しながら、姉妹の人生が大きく動き出す。(「KINENOTE」より)


 あまり内容を知らなかったのだが、一応アニメではあるが、ワンシチュエーションサスペンスということで鑑賞することに。

 フラワーショップで働く白椿蒼の元に、服役を終えた双子の姉妹、紅が会いたいと連絡があり、カウンセリングに通っている蒼は、先生からも紅に会うことが、治療のススメになるとアドバイスを受けたため会うことにする。

 いよいよ紅がフラワーショップを訪れ、話を始めるが、その内容は紅が服役することになった事件についてであった。

 
 冒頭から、蒼の不安を表しているように、どことなく重苦しい雰囲気で始まっていく。

 そして、紅が訪れ、何かを企んでいるような感じを見せ、二人の会話自体も重苦しい雰囲気で進んでいく。

 そして明かされていく紅の罪状。

 それは二人の両親の殺害。

 それが語られていく中、やがて驚きの真実が明かされていく。

 その内容は二転三転、あるいは四転くらいまでいく内容だったな。

 紅の目論見も興味深く、果たしてそれがうまく行くのかと気になる展開になるのだが、その後に明かされていく真実も驚かされるものだったな。

 キャラ自体は、よく言う萌え系なのかなという印象であったが、その語られる内容にギャップを感じる部分もあり、物語の顛末も含めて面白い作品だったな。

/5

監督:西垣匡基
声の出演:電脳少女シロ、花京院ちえり、神楽すず
     カルロ・ピノ、もこ田ゆめめ、ヤマトイオリ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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