CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-289「ポイズンローズ」(アメリカ・イタリア)

2019年11月24日 01時04分01秒 | アメリカ映画
墓場でも転げまわったんですか
 元アメフトスター選手の凄腕探偵カーソン・フィリップスは、昔の恋人ジェインから、無実の罪を着せられた娘ベッキーを救ってほしいと依頼を受ける。
 捜査を進めていくなか、事件の中心に、ある犯罪組織の一味が関わっていることが判明。その組織のボスは、数百万ドル級の獲物ばかりを狙う悪党ドクであった。
 やがて、ドクと対峙したカーソンは、危険を承知で最後の大仕事に打って出る。(「KINENOTE」より)


 LAで私立探偵をしているカーソン・フィリップスが、ある依頼から故郷であるガルベストンへと戻り、更なる事件へと巻き込まれていく姿を描いたクライム・サスペンス。

 主人公のカーソンが私立探偵ということで、ちょっとハードボイルドのような雰囲気で物語は展開する。
 全編に流れる音楽もそんな雰囲気であったし、犠牲者となる人物もチャンドラーという名前というのは、オマージュあったのかな。

 LAで事件が展開するのかと思ったが、カーソンはある依頼から生まれ故郷であるガルベストンへ戻ってくる。

 依頼人から、話が出来なくなった叔母の様子を見てきてほしいということで診療所を訪ねるが、所長のミッチェルは何かと理由をつけて、会わせようとしない。

 そんな中、カーソンは昔なじみの人物たちと再会、そして町を牛耳るドク、かつての恋人であるジェインとも再会するが、それがやがて思わぬ事件の発生によって命までも狙われる危機に陥る。

 犠牲になったのは、ジェインの娘、ベッキーの夫でアメフトのスター、ハッピー。

 ハッピーは浮気性であったため、妻であるベッキーが疑われ、ジェインはそれを晴らしてくれるようカーソンに依頼する。

 カーソンの調査はやがて、麻薬密売、石油の利権も絡み、やがてドクと対立することとなる。

 正直、調査で明らかになったことは、それ程深いものではなく、ドクとの対決も決着付かずという感じ。

 カーソンは20年ぶりにあったジェインと再び親しくなっていくが、このジェインも多少気になる存在。
 ファム・ファタールになりかねないような感じもあったな。

 最後にちょっと驚きの真実を見せるが、事件の顛末よりもその過程の方が気になる作品であった。

 それ以上に惹かれたのは、出演陣かな。

 カーソンを演じたジョン・トラボルタをはじめ、モーガン・フリーマンにファムケ・ヤンセン。

 フィリップを演じたのは最後まで気付かなかったが、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーだった。
 役柄のためだったのか、かなりぽっちゃりしていたので気付かなかったな。

 ピーター・ストーメアや「ターミネーター2」のロバート・パトリックも出演。

 ジョン・トラボルタの娘であるエラ・ブルー・トラボルタもレベッカ役で出演していたようだが、レベッカって誰だったかな。

/5

監督:ジョージ・ギャロ
出演:ジョン・トラボルタ、モーガン・フリーマン
   ブレンダン・フレイザー、ファムケ・ヤンセン
   エラ・ブルー・トラボルタ、ピーター・ストーメア、ロバート・パトリック
於:シネマート新宿

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