CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-077「犯罪都市 NO WAY OUT」(韓国)

2024年03月09日 09時32分02秒 | 韓国映画

警察は〝国民の棒〟と言うだろう

 7年前のベトナムでの凶悪犯一斉検挙に関わった怪物刑事マ・ソクトは、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。そして捜査を進める中で、事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。

 一方、ヤクザの一条親分は、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、「ヤクザの解決屋」と呼ばれる極悪非道な男リキを、極秘裏にソウルへ送りこむ。

 さらに汚職刑事のチュ・ソンチョルが消えた麻薬の奪取をもくろんでおり、マ・ソクトはリキ、チュ・ソンチョルという2人の凶悪な敵を相手に、三つどもえの戦いを繰り広げる。(「作品資料」より)

 

 マ・ドンソク主演のクライム・アクション・シリーズ「犯罪都市 THE ROUNDUP」に続く第3弾。

 ソウルの広域捜査隊に異動したソクトは、ある女性の転落死からハイパーと呼ばれる麻薬製造、流通に絡む事件の捜査にあたることになる。

 今回は、日本のヤクザが絡んでおり、横流しされた麻薬の行方を追って、ヤクザの始末屋、リキと麻薬を売って大儲けしようとしているチュ・ソンチョルとの三つ巴の戦いとなる。

 相変わらずソクトは、穏やかにことを成そうとしながら、結局その拳を振るってしまう。

 それでもコミカルな感じは残したまま。

 そんなソクトのアクション・シーンも見ものだが、リキとソンチョルの凶暴さを極めたシーンも血飛沫満載の凄惨さである。

 果たして、そんなリキとソンチョルを相手にしてソクトは勝って逮捕できるのか。

 ワンパンで相手をノックアウトしてしまう怪物刑事のマ・ソクト。

 一応捜査で事件の真実に辿り着こうとする展開ではあるが、半ば腕力で突破していく。

 やはり激しいアクションが見応えの作品である。

 日本のヤクザが絡んでいるということで、日本語も飛び交うのだが、日本人なのか日本語を話す韓国人という役なのか、よく判らなかったな。

 エンド・ロール中には完全に次回作があると判る映像が流れる。

 もう製作されたとか、公開されたとか聞いたな。

/5

監督:イ・サンヨン

出演:マ・ドンソク、イ・ジュニョク、青木崇高、國村隼、イ・ボムス、キム・ミンジェ、コ・ギュピル、チャン・ソクホ、アン・セホ、イ・ジフン、キム・ドゴン、ハン・ギュオン、チェ・ウジュン

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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