CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-071「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(アメリカ)

2020年02月23日 12時02分28秒 | アメリカ映画
嘘を吐くと嘔吐するらしいですね
 世界的ミステリー作家にして富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日を迎え、ニューヨーク郊外にある彼の豪邸では家族が集いパーティが開かれる。
 ところが翌朝、ハーランは遺体で発見される。一見自殺かに思われた彼の死だったが、そこへ匿名の人物から依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランが現われ、殺しと確信して調査を開始する。
 容疑者は家族や家政婦、ハーランの看護師といった屋敷にいた全員。そして調べが進むほどに、家族の秘密や嘘が次々と暴かれていくのだったが。(「allcinema」より)


 ベストセラー作家で大富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日の夜、パーティが開かれた翌朝遺体で発見される。
 自殺のように見えるが、誰かが名探偵と名高いブノワ・ブランを雇ったことで、再調査が行われることになる。

 富豪の家族たちに話を訊くブランであるが、誰にもハーラン・スロンビーを殺す動機があることを最初に仄めかす。
 そんな動機だらけの中で、いったい誰が犯人なのか。

 しかし、看護師のマルタが、ブランには話さないものの、ある事実を回想する。

 この回想が真実であるなら、いったいブランはどこへ向かって、何を目的に調査していくのか気になるところ。

 大富豪の家族たちが持つ秘密。そして大きな屋敷の中で起こった殺人事件。
 そんな事件と家族を調査する探偵。

 どことなく古典的な雰囲気を感じる設定と展開であるが、現代の話。

 そして大富豪の作家が亡くなったということで、気になるのは、その遺産の行方。
 皆が集められて開封される遺言書の中身は衝撃的なものであったが、何となく予想される内容でもあったな。

 これによって、更に事件は複雑な様相を呈していく。

 果たして、明かされる真実はどんなことなのか。
 マルタが回想したことは事実なのか。

 ちょっと古典的な雰囲気を漂わせながら探偵が活躍するというミステリー。
 コミカルな要素も多々あり、話の展開も興味深い作品だった。

 ブランはちゃんと推理を働かせたことになるのかな。

 この結末の後、いったいマルタと残された家族はどうなるのか気になるな。

/5

監督:ライアン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス
   ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン
   トニ・コレット、キース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード
   ジェイデン・マーテル、クリストファー・プラマー
於:TOHOシネマズ新宿

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20-070「グリンゴ 最強の悪... | トップ | 20-072「チャーリーズ・エン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事