CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-063「BACK STREET GIRLS ゴクドルズ」(日本)

2019年03月06日 00時25分08秒 | 日本映画
男ん中の男になります
 山本健太郎、立花リョウ、杉原和彦は犬金組の若きヤクザ3人組。自分たちを拾ってくれた組長に恩義を感じていた彼らだったが、ある事件で不始末を起こしてしまう。すると組長は3人にタイで性転換&全身整形手術を命じ、自らの全面プロデュースでアイドル・グループ“ゴクドルズ”としてデビューさせると言い出すのだった。
 こうしてヤクザとしてのプライドを内に秘め、組のためにアイドルとなって芸能界でのし上がっていく3人だったが。(「allcinema」より)


 性器も取っ払い、アイドル活動することになった元ヤクザの女の子を描いたコメディ。

 不始末をしでかした3人の若きヤクザが、手術を受けて女の子になり、アイドル・グループ、ゴクドルズとしてデビュー。

 思わぬ人気を博すことになる彼女たち。

 最初は、極道でありながら、アイドルとして活動することに少なからず抵抗を感じる健太郎たちであったが、アイドルとして活動し、周囲の人物に触れることによって徐々に彼女たちの心が変わっていく。


 見た目は可愛い女の子、しかし中身は極道というギャップに笑わせられる話。

 時折、言葉遣いが激しかったり、ドスを利かしたりして、アイドルらしからぬ言動をしてしまう。

 更に、かつての恋人が子供を連れているのを見て、自分の子供ではないかと思い悩んだり、他の二人に比べて、ちょっと人気が低いがため、アイドルとして悩んだり。

 そして、極道であることを捨て切れず、アイドルとして頑張っていくことに、今ひとつ踏ん切りのつかない3人。

 そんな中で、ゴクドルズを落とし入れようとする者が現れ、彼女、彼たちは対峙する。


 設定からしてコメディであるが、そんな状況で頑張る彼女たちの成長、根性モノの要素もあって、肩入れ出来るような内容。

 面白い作品ではあったが、実際応援しているアイドルが、かつては男だったと言われると、微妙な気分になってしまうだろうな。

 昨年2月に亡くなった大杉漣が、小料理屋のオヤジとして友情出演。
 これが最後の映画出演だったのかもしれないな。

/5

監督:原桂之介
出演:白洲迅、柾木玲弥、花沢将人、岡本夏美、松田るか、坂之上茜、菅谷哲也
   浅川梨奈、秋山莉奈、高嶋香帆、小沢仁志、桜田通、大杉漣、岩城滉一
於:池袋シネマ・ロサ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-062「PSYCHO-PA... | トップ | 19-064「雪の華」(日本) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事