CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-062「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian」(日本)

2019年03月05日 01時05分30秒 | 日本映画
この仕事に正義と信念を感じる
 常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏。のちに公安局の執行官となる須郷徹平は、国防軍のドローン部隊に所属する優秀なパイロットとして沖縄での軍事作戦に参加していた。
 3ヶ月後、東京で無人の武装ドローンが国防省を襲撃する事件が発生。事件を解決すべく国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官の征陸智己は、須郷と共に事件の真相を追求する。(「allcinema」より)


 「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰」に続く3部作の第2弾。

 どうやらこの3部作は、現在、過去、未来を描いているらしく、第1作は現在を描いており、本作は過去にあたるよう。

 現在が2116年であり、その4年前、常守朱が公安局刑事課第一係に配属される4年前の2112年を時代設定とし、執行官の一人である須郷徹平が、国防軍に所属していた時に起こった事件の顛末が描かれる。

 須郷が所属する部隊が秘密従事することになった〝フットスタンプ作戦〟

 そして、その3ヵ月後に起こる国防省襲撃事件と公安局による捜査。

 重要参考人として、公安局の監視官、青柳璃彩と執行官の征陸智己と共に捜査に同行することになった須郷。

 やがて、襲撃事件の裏に、フットスタンプ作戦に従軍し、戦死したことになっている大友逸樹の影がちらつく。

 そしてフットスタンプ作戦の真実。


 権力による大いなる陰謀とその犠牲になった者の哀しみ。

 戦友であった須郷と大友の繋がり、そして共に捜査することになった、須郷と征陸の繋がりが描かれる。

 ハードボイルド・タッチで面白く、権力によって潰されてしまう者たちの怒りと復讐という展開は、よくある展開のものかもしれないが、惹き込まれる展開の作品だった。


 冒頭に登場した外務省の花城フレデリカが、何かしら公安局刑事課一係に暗雲をもたらすのかと思われたが、過去の話のさわりということでの登場だったんだな。

/5

監督:塩谷直義
声の出演:東地宏樹、有本欽隆、浅野真澄、てらそままさき、大原さやか、関智一
     野島健児、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、本田貴子、花澤香菜、佐倉綾音
於:TOHOシネマズ新宿

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