CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-324「僕のワンダフル・ライフ」(アメリカ)

2017年11月12日 19時14分58秒 | アメリカ映画
絶対に忘れないニオイってあるんだ
 ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーは、暑い夏の日、車に閉じ込められているところを8歳の少年イーサンに助けられ、彼の家族に引き取られる。
 夏休みにはイーサンとアメフトのボールで毎日のように遊び、強い絆で結ばれていく。高校生となったイーサンは将来有望なアメフト選手として活躍する。
 ある日、ベイリーは遊園地でイーサンと美少女ハンナの出会いを演出してあげる。おかげで2人はたちまち恋人同士に。いつまでもイーサンと一緒にいると誓ったベイリーだったが、ついに寿命を迎えてしまい、大きな悔いを残しながらこの世を去ることに。
 しかしベイリーの執念が通じたのか、エリーという女の子のシェパードとなって再びこの世に舞い降りたベイリーだったが。(「allcinema」より)


 「HACHI 約束の犬」のラッセ・ハルストレム監督の最新作。

 8歳の少年イーサンに助けられた子犬のベイリーが、寿命をまっとうした後も、ベイリーのことが忘れられず、その想いのおかげで3回も生まれ変わるというファンタジー・ドラマ。

 イーサンの下から去ったベイリーは、その後女の子(メス)になったりして、何人かの下で暮らしていく。

 その女性や警官などは、それぞれ人生に悩みなどを抱えており、それを癒そうとするのがベイリー。

 そして3回目に生まれ変わった時は、別の飼い主に引き取られるのだが、最後には捨てられることになってしまう。

 そんなベイリーが行き着いた場所というのが、懐かしい匂いのする場所。

 果たしてベイリーはイーサンと再会することができるのか。
 イーサンはベイリーだと気付くことができるのか。

 
 少年から青年となるイーサンとベイリーの絆を描きながら、イーサンの恋、そして彼が直面してしまう問題などを描いている。

 挫折してしまったイーサンが恋人のハンナに対して取った態度は褒められたものではなく、そのお陰で別れてしまうことになる。

 ハンナと別れ、ベイリーもいなくなったイーサンは、その後一人寂しく暮らしていた様子。

 イーサンを見つけ出したベイリーは、ハンナも見つけ出して、イーサンと再会させようとする。


 犬が転生していくというファンタジックなストーリーが興味深い作品。
 ベイリーが遭遇する人々は、必ずしも幸せという感じではなく、やや物悲しさも残ったが、最後はスッキリさせてくれる作品だった。

 出来すぎな話だが、ファンタジーだからこれで良しか。

/5

監督:ラッセ・ハルストレム
声の出演:ジョシュ・ギャッド
出演:デニス・クエイド、ペギー・リプトン、K・J・アパ、ブリット・ロバートソン、ジョン・オーティス
於:新宿バルト9

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