生死も勝敗も最後まで笑う者が勝つ
古代中国、殷の時代末期。殷朝第三十代の王・紂王は慢心で女神を怒らせたため、九尾の狐が化けた美女・妲己に魅了される。操られるままに暴政を行う紂王は周辺地域への侵略を開始する。
さらに魑魅魍魎たちが人間界を跋扈し、まさに乱世が始まろうとしていた。
仙界最強の道士にして周の軍師・姜子牙は事態を重く見て、楊戩〈ようぜん〉、ナタ、雷(らを遣わし、阻止しようと試みる。
一方、妲己も既に謀略を張り巡らしており、神と魔の戦いの火蓋が切って落とされる。(「KINENOTE」より)
古代中国を舞台に、人間界で妖魔と神々が激しいバトルを繰り広げる様を描いたスペクタクル・ファンタジー。
黒龍に体を捧げた紂王が、九尾の狐の妖魔、妲己に半ば操られる形で周辺地域への侵略を開始。
事態を重く見た、仙界の道士、姜子牙はそれを阻止するため立ち上がり、紂王と妲己を倒すための光の剣を楊戩に見つけ出すよう指示する。
楊戩は光の剣を見つけ出すべく旅に出るが、それを察知した妲己は、それを阻止するため追っ手を繰り出す。
妖魔や翼族や霊族と呼ばれる者たち、そして道士などが登場して戦いを繰り広げる話ということで、全編CGを使った映像で、ある意味煌びやかに展開される。
そして戦いのシーンは、ワイヤーを駆使したもの。
序盤は多少CGを使った映像はあれど、ワイヤー・アクションがメインであったが、その後、ナタと呼ばれる子供や、喋る植物や、竜宮の王の子供などのキャラも出てきて、すっかりファンタジー色が強くなっていく。
妖魔に対する道士たちの戦いの話であるが、ほぼ話のメインは、楊戩が光の剣を見つけるための道中。
楊戩は翼族の末裔であるが、何かしらの理由で飛べないでいる。
そんな楊戩が、光の剣を見つけるための道中での戦いを通して、成長する姿が映し出される。
クライマックスは迫り来る紂王軍との戦い。
CGを使った戦いということで、かなり大掛かり、そしてかなり大袈裟な戦いになっている。
やたらときんきら金の衣装をまとった者が多いが、楊戩と共に闘う雷や、最後に出てくる光の剣士の衣装は、正直格好いいとは思えなかったな。
同じくきんきら金の装束の妲己は、その美しさもあいまって、こちらは似合っていたな。
かなりワイヤーとCGを使っているので、ごちゃごちゃした感じはあるが、迫力はある映像で面白かった。
クレジットのトップは道士を演じたジェット・リーであるが、そんなに活躍する風ではなかったな。
しかも、ラストは驚きの結末。
続編ありきの作品だったんだな。
/5
監督:コアン・ホイ、ヴァーニー・ヤン
出演:ジェット・リー、ファン・ビンビン、レオン・カーファイ、ホアン・シャオミン
ルイス・クー、アンジェラベイビー、ウェン・ジャン、ジャッキー・ヒョン
於:シネマート新宿
古代中国、殷の時代末期。殷朝第三十代の王・紂王は慢心で女神を怒らせたため、九尾の狐が化けた美女・妲己に魅了される。操られるままに暴政を行う紂王は周辺地域への侵略を開始する。
さらに魑魅魍魎たちが人間界を跋扈し、まさに乱世が始まろうとしていた。
仙界最強の道士にして周の軍師・姜子牙は事態を重く見て、楊戩〈ようぜん〉、ナタ、雷(らを遣わし、阻止しようと試みる。
一方、妲己も既に謀略を張り巡らしており、神と魔の戦いの火蓋が切って落とされる。(「KINENOTE」より)
古代中国を舞台に、人間界で妖魔と神々が激しいバトルを繰り広げる様を描いたスペクタクル・ファンタジー。
黒龍に体を捧げた紂王が、九尾の狐の妖魔、妲己に半ば操られる形で周辺地域への侵略を開始。
事態を重く見た、仙界の道士、姜子牙はそれを阻止するため立ち上がり、紂王と妲己を倒すための光の剣を楊戩に見つけ出すよう指示する。
楊戩は光の剣を見つけ出すべく旅に出るが、それを察知した妲己は、それを阻止するため追っ手を繰り出す。
妖魔や翼族や霊族と呼ばれる者たち、そして道士などが登場して戦いを繰り広げる話ということで、全編CGを使った映像で、ある意味煌びやかに展開される。
そして戦いのシーンは、ワイヤーを駆使したもの。
序盤は多少CGを使った映像はあれど、ワイヤー・アクションがメインであったが、その後、ナタと呼ばれる子供や、喋る植物や、竜宮の王の子供などのキャラも出てきて、すっかりファンタジー色が強くなっていく。
妖魔に対する道士たちの戦いの話であるが、ほぼ話のメインは、楊戩が光の剣を見つけるための道中。
楊戩は翼族の末裔であるが、何かしらの理由で飛べないでいる。
そんな楊戩が、光の剣を見つけるための道中での戦いを通して、成長する姿が映し出される。
クライマックスは迫り来る紂王軍との戦い。
CGを使った戦いということで、かなり大掛かり、そしてかなり大袈裟な戦いになっている。
やたらときんきら金の衣装をまとった者が多いが、楊戩と共に闘う雷や、最後に出てくる光の剣士の衣装は、正直格好いいとは思えなかったな。
同じくきんきら金の装束の妲己は、その美しさもあいまって、こちらは似合っていたな。
かなりワイヤーとCGを使っているので、ごちゃごちゃした感じはあるが、迫力はある映像で面白かった。
クレジットのトップは道士を演じたジェット・リーであるが、そんなに活躍する風ではなかったな。
しかも、ラストは驚きの結末。
続編ありきの作品だったんだな。
/5
監督:コアン・ホイ、ヴァーニー・ヤン
出演:ジェット・リー、ファン・ビンビン、レオン・カーファイ、ホアン・シャオミン
ルイス・クー、アンジェラベイビー、ウェン・ジャン、ジャッキー・ヒョン
於:シネマート新宿
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