goo

2024.4.29 『本安平奥』(244m)~『支安平奥』(364m)  明るく美しい林道を行く

 

 GW二日目は、

やはり4月の疲労が残っていることから、

またのんびりと林道歩きがしたくなり、

別の山域へ出かけることを変更し、

朝Hiromiを迎えに行き、

安平町追分へと向かった。

そして追分旭地区で「本安平越林道」に入った。

この林道を走って行くと、

やがてチェーンゲートが現れるので、

その前を駐車地とした。

駐車地から徒歩で二つの三角点ピークを結ぶ。

それをほぼ周遊林道で歩き通す計画だ。

ちょうど2年前に同ルートを歩いたが、

Hiromiはそれを何も覚えていない。

誠に好都合なやつだ。

 「本安平奥」は「本安平」(二等三角点・215m)の南、

約3kmのところに位置し、

「支安平奥」は瑞穂ダムのそばにある、

 「支安平」(三等三角点・198m)の、

東6kmほどのところに位置する。

地形図でそれぞれの位置を確認すると、

なるほどこの二点がそれぞれ、

奥に位置するという意味が理解できる。

 チェーンゲートを短い脚でまたいでスタート!

上々の天候に恵まれたものの風が冷たい。

それでも明るい林道は気持ちよく、

のんびり歩きたい今の気分にぴったりだった。

おまけに珍しくHiromiも、

この日はのんびり感いっぱいだ。

仕事が忙しいHiromiもまた、

慢性的な疲労を抱えているのよねえ・・・



 「安平川」に沿って伸びる、

「本安平越林道」を歩いて行くと、

「旭橋」を渡ったところで上空を走る送電線下をくぐる。

そこで右手に現れる作業道に入る。

この作業道を登って行くと、

伐採地の中を抜け、

更に奥の伐採地へと向かう。

周囲にはこぶしや桜の花が咲いて、

まあいい雰囲気だ。

 伐採地の中は正面に、

胆振東部地震の崩壊斜面が目を引く。

しかしそれもかなり緑が濃くなった。

以前は崩壊した斜面の地肌のみを見せていたのだが。

 伐採地の中の作業道を登って行くと、

自ずと「本安平奥」の基部に至る。

虫刺されや草の毒に敏感なHiromiは、

この時期の笹薮に入るのを自重し、

私だけが笹を漕いで、

四等三角点「本安平奥」。

 すぐHiromiが待つ作業道に戻り、

先へと進むことにした。

春の陽光をいっぱいに受けて明るい林道は、

とにかく気持ちよく、

益々のんびり感が増していく。

木々の切れ間からは、

雪解け水をいっぱい貯めた「瑞穂貯水池」が見えていた。

 激しく蛇行を続ける作業道を進んで行くと、

やがて「本安平越林道」に合流した。

この地点から6年前の「胆振東部地震」の発生後、

完全に修復された林道を歩いて行く。

ところどころで崖下をのぞき込むと、

地震で崩壊した斜面と、

それによって折り重なった倒木群が、

いまだそのままの状態で放置されていた。

 広くしっかりした林道を歩き、

最後はわずかな距離で藪を漕ぎ、

三等三角点「支安平奥」。

このピークには近年毎年立っている。

そして登るルートは3本。

一番面白いのは「瑞穂ダム」から、

崩壊地の中を歩くルートだ。

 「支安平奥」から林道に戻り、

復路に入って間もなく、

景色の良いところで昼食とした。

ここは往路で通った時に、

Hiromiが「ここでご飯食べたい!」

て言ったところだ。



 昼食後「本安平越林道」を淡々と歩いた。

辺りには相変わらず、

美しい桜やこぶしの花が咲いている。

本当に癒される林道歩きだ。

人がいるわけでもなく、

車が通るわけでもない、

静かな林道歩きを楽しんで駐車地へ。

昼を少し過ぎた時刻だったが、

すいぐ帰途に着き、

またHiromiの家に寄り、

雨が降る前の除草剤をまいて帰宅した。

そして夕方あらためて「反省会」。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024.4.28 『... 2024.4.30 「... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。