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2024.3.7 『中小屋』(ナカゴヤ・309m)  ふくろう湖を眺めながら尾根歩き

 

 先週は一週間休みだったが、

車の燃料費節約につき、

ウィークデーの山行日を火、木曜日の二日と決めていた。

それで木曜日だが、

近場へということで、

当別町の「当別ダム」へと向かった。

ダムのすぐ手前に、

「みどりヶ丘葬苑」という火葬場があるので、

そこの駐車場に車を停めさせていただいた。

この施設は管理人が常駐しているわけではないので、

無断で駐車させていただいた。

 「中小屋」へは無積雪期だと、

東側の国道274号線付近から登るのだが、

積雪期は駐車場所が見つからないため、

逆側の当別ダム付近から登ることになる。

こちらだと他にも駐車場所は確保できる。

また、適当な尾根歩きを楽しめるのも魅力だ。

 駐車場からそのまま東側の樹林に入った。

そして少し足を伸ばすと、

「ふくろう湖」を見下ろすことができる。

この日は石狩に大雪注意報が出ており、

空が少々暗くて風景が冴えない。

 樹林は長く続かず、

突然開けた林道に出る。

これをしばらく登って行くと、

林道はこちらの意図とは違う方へと伸びて行くので、

それを離れて尾根筋を進むことにする。

これがまたいい尾根で、

周囲の風景を楽しみながら誘ってくれる。

尾根上からは時折航空自衛隊のレーダー基地がある、

「阿蘇岩山」(一等三角点・418m)の姿が見える。

しかし天気予報通り、

日本海から押し寄せる雪雲に隠れてしまった。

 尾根はその性質上アップダウンが激しく、

時には細尾根となる。

変化のある尾根歩きは楽しい。

そして目的の「中小屋」のピークが見えてくる。

すると尾根歩きは終了となり、

広い林道に出る。

これは無積雪期に歩いている林道だ。

 林道を少し歩いたところで、

トドマツの林に入った。

ここまで来ると目指すピークはもう目の前で、

東側がスッパリと切れ落ちた縁から、

空知平野の田園地帯が眺められる。

実に良い風景を楽しみながら詰め、

三等三角点「中小屋」

何度登ってもいいピークだ。

 下山は登路のルートを忠実に引き返した。

この時点まで「大雪注意報」の影響は全くない。

しかし西側の「阿蘇岩山」は雪雲に覆われて、

その姿が見えないままだ。

恐らくこの辺りでは標高の高い「阿蘇岩山」が、

西の日本海から入ってくる雪雲を、

完全にブロックしてくれているのだろう。

なんだか不思議な経験をした感じだ。

 途中純白の「ふくろう湖」が見えるところで、

ちょっと早めの昼食とした。

その後駐車地へ。

火葬場にはやはり誰も来ていなかった。

「駐車させていただいてありがとうございました」、

と心の中でつぶやいて帰途に着いた。

 

 

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コメント
 
 
 
お久しぶりです (ナジャ)
2024-03-16 16:52:20
Amigoさん、お久しぶりです。
今日このコースを歩きました。ヤマッパーではないのでいいでしょ?
やっぱりいい尾根でした。いいコースを教えていただき、ありがとうございます。
 
 
 
俺の山じゃない…: お久しぶりです (ナジャ) (Amigo)
2024-03-16 22:06:29
別に隠したいわけじゃないが、ヤマッパーのひとりに知られると、もうわやだもなあ・・・
 
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