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2024.2.24 『盤ノ沢山』(213m)  雪の締まった尾根歩きを楽しむ

 

 土曜日の午前中「北村林」に登った後、

幾春別の弥生地区に移動した。

そして小高いところにある、

大規模ソーラー施設へ。

昨夏の暑いときに「盤ノ沢山」に登った際、

このソーラー施設の前に駐車させていただいた。

それで冬季間も除雪されているだろうと考えた。

そこに行ってみると車が3台停まっていた。

人はいないと思って行ったので、

ちょっと意外だった。

わざわざ除雪された場所に車を停めさせていただくのだから、

人がいるなら許可を得なきゃいけないので、

正門から施設内に入った。

すると奥の方に人がおり、

その方に駐車許可を求めたところ、

快く承諾していただいた。

3人の方々は、

ソーラーパネル間の除雪作業をしている最中だった。

 除雪された駐車場の最奥に車を停め、

スノーシューを装着してスタートした。

最初は廃道になって久しい、

「幾春別川」に沿った旧市道を歩く。

しかしいくらも歩かないうちに、

左手の斜面に取り付いた。

南向きの斜面は、

土が露出している部分もある。

そして斜面を登りきると、

ソーラー施設の東端に出た。

施設と右手の沢形の間には、

エゾシカの防護柵のようなものが続く。

それに沿って歩いて行くと、

施設の北側に達し、

目の前に現れた尾根の突端に取り付いた。

なかなか斜度のある尾根だが、

固く締まった雪面に、

スノーシューのアイゼンが効いて登りやすい。

急登は長くは続かず、

斜度が落ちて落葉樹の尾根筋が続く。

進路を北に取った尾根筋は、

やがて西向きとなり、

多少のアップダウンが続く。

昨夏歩いた時に苦労した濃い笹の部分は、

当然雪の下で大変歩きやすい。

そして三等三角点「盤ノ沢山」

このピークも笹と雑草に覆われて、

三角点標石を見つけるのに少々時間を要したが、

今は実にすっきりとしたピークだ。

 この後冷たい風を避けられるところまで移動し、

いつもの簡単な昼食とした。

その後はまた尾根筋を軽快に歩き、

旧市道に下って駐車地へ。

尾根からは木の間越しに幾春別の風景が眺められた。

木に葉が生い茂った季節だと、

全く展望は望めないので、

これはこれでよい経験となった。

短い行程ではあったが、

なかなか楽しい歩行を楽しめたことに満足して、

Hiromiと二人帰途に着いた。



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2024.2.24 『北村林』(ホクソンリン・269m)  街はずれで周遊ルート

 三連休中日の土曜は、

過労気味のHiromiの体調を考慮し、

短い行程の山を選択して、

また三笠市で活動することにした。

しかしながら体調がすぐれないのは、

むしろ私の方だった。

この前日朝にちょっと腰をひねってしまい、

その痛みがだんだん増してきた。

腰痛なんてもう10数年ぶりではないか?

 三角点を訪ね歩いていると、

無積雪期に藪を漕いで登ったピークに、

積雪期に立ってみたくなったり、

逆に積雪期に初めて登ったピークには、

無積雪期に三角点標石を求めて登りたくなる。

この日の「北村林」は、

無積雪期に二度登っているが、

積雪期には登ったことがなかった。

 土曜日の朝、

いつものようにHiromiを迎えに行き、

三笠市に向かった。

そして柏町から奥へと走り、

林道の除雪終点に駐車。

そばには三笠市の火葬場がある。

立派な建物の火葬場だ。

 駐車地をスタートして林道に入った。

ここも先日の異常高温を受けて、

融けた雪面が固く締まっており、

小型のスノーシューでも快適に歩行できる。

しかし腰の痛みが結構なもので、

雪面の固さがそのまま腰の痛みを刺激する。

 歩き始めて間もなく、

スノーモビルのキャタピラ痕が現れた。

深雪の中では歓迎されるキャタピラ痕だが、

締まった雪面では逆に歩きにくい。

そんなキャタピラ痕は延々と続く。

そして歩き始めて1.5kmほどで、

林道を離れて右手の尾根に取り付いた。

広葉樹林の中の尾根筋を登って行く。

すると左手に開けた地形が現れ、

そこから空知平野の風景が広がる。

しかし嫌なことに、

我が家の方向はすっぽりと雪雲に覆われていた。

嫌だねえ!

広い風景を眺めた後、

再び尾根筋に戻って、

広い尾根を登って行く。

そして四等三角点「北村林」

無積雪期は笹の中にあったピークだが、

なんとすっきりしていることか!

 下山はルートを変えて、

更に先へと向かった。

無積雪期に歩いて来た作業道と林道を利用して下る。

尾根筋から作業道に下ると、

やっぱりすごいすっきり感!

この作業道は廃道となって久しく、

笹と雑草に覆われ、

昨夏かなり煩わしい思いをして歩いたことを思い出す。

 作業道から林道に乗り換えてしばらく歩き、

沢筋に下ってショートカットすることにした。

まあ、たいしたショートカットではなかったが、

いくらかの変化を味わって、

登路の林道に戻った。

あとは直線的な林道を腰痛に堪えながら歩き、

ようやく駐車地へ。

「Hiromi、もう一つ行くか?」、

「うん!」。

しかしHiromiは絶対に調子よくないんだよ。

だってひどく無口だもの・・・


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2024.2.23 『御園山』(ミソノヤマ・284m)  スノーシューがまずいことに・・・

 

 Hiromiが新居への引っ越しの後風邪をひき、

高熱を発して二日間仕事を休んだ。

それがこの週のはじめだった。

その後出勤して仕事をこなしてきたが、

忙しい上帰宅して除雪に追われた。

完全に疲労困憊の様子。

それでどうにも元気がない。

しかし思い切って山は休め、

と言ってみたところで、

「はい、わかりました」、

なんて言うはずもなく。

まあ、極近場の軽い山へ、

と言うことで「御園山」に登ることにした。

ただ、三連休初日の朝は、

その二日前から降り続いた雪のせいで、

除雪車が固い雪を山もり玄関前に置いて行ったので、

それを始末するのに時間を要し、

同時にモチベーションガタ落ちで、

私としても「御園山」で十分だった。

 この朝Hiromiを拾って、

栗山町南角田へと向かった。

そして除雪終点に着いてびっくり!

雪が少ない。

もともと積雪の多い地域ではないが、

それにしても少ない。

おまけに雪面は先日の異常な暖気を受けて、

固く締まっていた。

楽々林道を歩いて行く。

間もなく現れたエゾシカの防護柵に、

「作業中につき立ち入り禁止」と書かれている。

しかも栗山町の山一帯だと。

バカなことを言うな!

作業とはエゾシカの捕獲のようだが、

そんな様子はまるで伺えない。

行政のやることは矛盾している。

 林道が右にヘアピンカーブを描く直前でそれを離れて、

古い作業道に入った。

作業道は沢沿いに続く。

そして作業道が左にカーブする手前でショートカットして、

一段上に上がった。

すると美しい樹林の風景が広がる。

この辺りの風景を私は好む。

Hiromiが空腹を訴えたので、

ここでおやつタイム。



 積雪期だから問題なく歩ける作業道だが、

夏場は雑草が生い茂る。

更に作業道を離れて、

カラマツ林の中の斜面に取り付いた。

無積雪期には濃い笹に苦労させられる部分だ。

そして急斜面を登って行くと、

私の左足に装着しているスノーシューがどうもおかしい。

肝心なビスが飛び、

スノーシューが登山靴のソールに対して、

90度に曲がってしまう。

こりゃダメだ、

と言うことで残りの行程はHiromi一人にまかせ、

その場で待機することにした。

 しばらくするとHiromiがピークに立って戻ってきた。

それで下山を始めると、

今度は私の右足のスノーシューも、

左と同様の状態になった。

しょうがないので、

だましだまし下山したが、

林道に下っても歩きにくかった。

そしてエゾシカの防護柵まで戻ると、

ハンター3名がエゾシカを求めて入山するところだった。

こちらが下山した時でホッとした。

 駐車地に戻ってスノーシューを確認してみると、

左右とも同じ個所の肝心なビスが飛んでいた。

これは素人じゃ止められない部分なんだよねえ・・・


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2024.2.18 『望来山』(327m)~『桂沢』(470m)  楽しい稜線行!

 

 先日の日曜日は、

全道的に好天の予報だった。

そんなとき出かけたくなる山がある。

まあ、天気が良ければ、

どこに登っても楽しいのだが、

特に歩きたい稜線へ!

 朝Hiromiの車を我が家に置いて、

当別町へと向かった。

車に乗るとすぐ、

Hiromiが「コホン」と小さい咳をした。

ヤバい!

と感じた私は即マスクを着用。

去年Hiromiにコロナをもらってるからねえ。

そういった感染に対しては、

すっかり自信がなくなってしまった私。

もっと若くて元気だったころは、

風邪をひいている女性と、

キスしてもうつらない。

という自信があったものだが・・・

 当別町から道々を青山へ。

青山から厚田町に抜ける道々に乗り換えた。

そしてこの道々の峠に当たる地点にある、

広い駐車帯に入った。

ここを起点に、

「望来山」~「桂沢」を縦走する。

 準備を整えてスタート。

まず広い駐車帯から、

道々を少し青山方面に歩く。

すると左手に林道の入口が現れるので、

スノーシューでこの林道に入った。

雪面には10cmほど新雪が積もっているものの、

その下に固く締まった層ができているので、

なかなか快適に歩ける。

 林道から尾根筋に上がり、

それを詰めて行くと、

三等三角点「望来山」

無積雪期に何度か標石を確認している。

さて、ここから始まる、

「望来山」から「桂沢」までの稜線歩きが、

このルートの醍醐味だ。

北に向かって歩く稜線の右側に、

ほぼ樹木がないため、

一貫して麓と樺戸山地の風景を眺めながら歩く。

ただこの朝上空を覆う雲が気に入らない。

そして「望来山」まで、

いつものように前を歩いていたHiromiが、

「望来山」から少し下った辺りで後ろに下がった。

やはり風邪で体調がよくないようだ。

その後Hiromiが前に出ることはなかった。

そんなことはここ数年あり得ないことだったので、

かなり具合が悪いはずなのだが、

本人は「大丈夫」を繰り返す。



 稜線はアップダウンを繰り返していく。

「桂沢」の手前で一ヶ所きつい急登となるが、

雪質がいいのでそう苦労はなかった。

この急登を終えると、

平たんになった後で少々下り、

純白の中での緩やかな登りを経て、

四等三角点「桂沢」

このピークから望む『ピンネシリ山』(1,100m)や、

『神居尻山』(947m)が大変美しいのだが、

この日は山頂部をガスが覆って見えなかった。

 風を避けられるところに移動して、

簡単な昼食とした。

そしてまた雄大な風景を眺めながら、

復路の稜線行を開始した。

もう太陽がかなり力を増してきているので、

足もとの雪が融け出した。

しかし、一気に融けて緩んだので、

そうなるとスノーシューにはつきにくく、

ほぼほぼ快適な歩行を続けて駐車地へ。

一旦我が家まで帰り着いた後で、

いつもの「反省会」。

この日だけはHiromiの体調を考慮し、

「まっすぐ帰って休め」と言ったのだが、

他にも「反省会」場所の近くに用事があったので強行!

その結果、この日の夜高熱を発し、

翌日と翌々日の二日間、

仕事を休むこととなってしまった。

しかし、忙しくてなかなか休めないんだから、

たまにはゆっくり新居で身体を休めた方がいい。

引っ越しの疲れも一気に出てきたのだろう。

 

 

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2024.2.17 「ボタ山」(230m)  気に入ったフィールドで

 先日土曜日の朝、

三笠市幌内地区で「幌内」(三等三角点)に登った後、

昼過ぎには帰宅しなければならないHiromiではあったが、

まだ少々時間があった。

しかし他所への移動時間までは確保できそうもなかったので、

幌内地区にあるボタ山に登ることにした。

景色の良いボタ山だが、

Hiromiは積雪期に登ったことがなかったので、

ちょうどよかった。

ボタ山なんてものには誰も興味ないだろうが、

私はここがやけに気に入っている。



 一旦駐車地に戻った後、

雪質がよかったので、

スノーシューを小さいサイズに替えてスタート。

もう誰も足を踏み入れることのない作業道を登ってい。

すぐに冬季休館中の「三笠鉄道記念館」と、

施設のほぼ全体が見下ろせる。

無積雪期にはここから汽笛の音が頻繁に聞こえる。

  広い作業道を登って行くと、

突然前方に純白の塊が姿を現す。

ボタ山の東の端だ。

その前を通って先へと進むが、

どこを見ても斜度がきつい。

南斜面は直射日光を受けて、

けっこう固く締まっている。

それにスノーシューのアイゼンを効かせて登って行く。

そして登りきると、

標高こそ低いが、

360度遮るもののない風景が広がる。

それを目にしたHiromiが、

「すごい! ここいいね~」。

 稜線の上を西のピークを目指して歩く。

素晴らしい風景を眺めながらの歩行は、

実に楽しいものだ。

ところどころ雪が融けて地面が露出しているのは、

鉱物がまだ熱を持っているためだろうか?

上砂川町のボタ山では、

いまだに煙が出ていたことを思い出す。



 西のピークを目指す中で、

左前方には直前に登った「幌内」が、

すぐ近くに見えている。

そして西のピークに立つと、

眼下に幌内地区の全域が見渡せる。

その中には学校の校舎と思われる、

大きな建物が二つ。

高いところから眺める分には、

まだ新しそうに見える。

しかし、地域の実情から察して、

とっくに廃校となっているであろう。

 風を遮る何物もないボタ山は、

冷たい風が吹いていたので、

下山してその直下で早めの昼食とした。

この後駐車地でかたずけを済ませ、

正午過ぎにはHiromiを自宅に送り届けた。

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2024.2.17 『幌内』(310m)  旧産炭地の山で・・・

 Hiromiが新居に入居して、

この日で一週間となった。

入居して実際に住んでみると、

あれが欲しい、

これも欲しいと、

色々欲が出てくるものだ。

だから忙しい中買い物には行かなきゃならないし、

買ってきたものを設置するのにも時間を取られる。

まあ、それを一つ一つこなしていくのも楽しみなものだが。

そしてこの日の午後、

Hiromiの母さんと、

妹のChiharuが初めて訪れることになっていた。

それで昼くらいまでしか時間がない。

そこで選んだのが三笠の「幌内」だ。

Hiromiは積雪期の「幌内」には登ったことがなかった。

 土曜日の朝Hiromiを迎えに行った。

引っ越す前より若干近くなったので、

幾分気が楽になった。

Hiromiを乗せて三笠市幌内地区に向かった。

そして幌内地区の一番奥まで入った。

すると広く除雪された空き地に突き当たるのだが、

その先の林道も除雪されていた。

おそらく伐採後の木材を搬出するために、

除雪したものと思われたので、

それには入らず、

広い空き地を駐車地とした。

 スノーシューをザックに付け、

徒歩でスタートした。

除雪された林道を700mほど歩くと、

三笠が炭都として栄えしころの名残である、

変電所の建物と設備が現れた。

そして除雪はそこで終点となった。

除雪の目的が木材の搬出ではなかったのだ。

では何のため?

まさか変電所をはじめとした、

旧幌内炭鉱の遺構を眺め歩くためのものではあるまい・・・

 除雪終点でスノーシューを装着。

歩き出すと雪が結構締まって、

わずかに沈むだけだ。

このところの暖気が影響して、

スノーシューで歩くのによい雪質となった。

 快適に林道を歩いて行くと分岐が現れ、

無積雪期には右に入って、

大きく回って高度を上げて行くのだが、

今は林道から外れて直進する。

そして一段上げて作業道にのる。

この作業道を忠実に登って行くと、

「幌内」のピークに続く尾根に上がる。

すると目指すピークはすぐそこで、

三等三角点「幌内」

無積雪期に何度か登っているので、

標石は確認済みだ。

またそばの木立には例の、

黄色い私製標識が付けられている。

 下山は一旦西側の伐採地に下りて、

西から北にかけての風景を楽しんだ。

なかなか美しい風景が広がる。

その中には私のお気に入りである、

幌内地区のボタ山が、

すぐ近くに見えている。

時計を見るとまだ時間がある。

下山したらあれに登ろう!

 下山も適度な雪質が心地よく、

サクサク下って行ける。

そして変電所でスノーシューを外して手に持った。

しかしHiromiは「行けるところまで行く」、

と言って林道脇をスノーシューで歩くが、

障害になる雪の塊が多く、

結局スノーシューを外して手に持った。

だ~からはじめっから外せばいいのによ!

 

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2024.2.12 『坊主山』(三笠・161m)  手ごろな二座目へ

 

 先日の三連休最終日の午前中、

「野々沢」(三等三角点・249m)に登った後、

「市来知川」に沿う農道を戻り、

道々に出る手前で、

採石場に向かう農道に乗り換えた。

そして少し行ったところに広がる採石場へ。

この採石場入口の横に、

除雪車で開けられたスペースがある。

これを駐車地とした。

 駐車地をスタートして、

すぐ目の前の尾根の末端に取り付いた。

この取り付き点は「坊主山」から続く尾根の南端となる。

 この日は朝-5℃以下だったが、

日が昇ると気温が上昇し、

この時点で既にプラス気温となっていた。

従って雪面は融けて、

その重く粘った雪がスノーシューのアイゼンやフレームに、

ダンゴとなってこびりつく。

それが重いしゴロンゴロンして、

ひじょうに歩きにくい。

そんなことはお構いなしのHiromiとの間隔が、

どんどん開いて行く。

写真が撮れなくなるので、

ちょっとは気を遣って立ち止まってくれりゃあいいものを、

全くお構いなしで進んで行く。

そして振り返った時に、

私の姿がないと知って、

初めて足を止める。

まあ、いつものことだけどね~

 南端に取り付いた尾根は、

尾根筋が明瞭で、

戸惑う場面がまるでない。

木々の間から岩見沢市の丘陵地帯が見える。

また、東側に一ヶ所視界が開ける部分があるのだが、

なんだか雲が多くてさえないねえ。

そんな尾根歩きを経て、

三等三角点「坊主山」

 その後少し戻って、

南東に下り行く枝尾根にのった。

そしてそれを下って行くと、

間もなく採石場の上部に出る。

このルート中最も視界が広がるときだ。

純白の採石場が、

なかなか美しい。

採石場は削り取られた、

崖状斜面に覆われているので、

端の極力傾斜の緩いポイントを選んで下る。

そして楽々下って、

採石場の端を歩いて駐車地へ。

標高の低い里山だが、

この日二座に立てたことにHiromiも満足し、

一旦帰宅して、

夕方あらためて「反省会」!

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2024.2.12 『野々沢』(249m)  岩見沢・三笠の境界線で

 

 2月は三連休が二度ある。

最初の三連休中日の日曜日は、

朝から大雪に見舞われた。

この日は山行をとりやめ、

前日土曜日の午後引っ越しをした、

Hiromiのところに行って、

片付けのヘルプや買い物を応援することにしていた。

 朝ワッサワッサと雪が降りしきる中、

暗いうちから除雪に精を出すも、

雪を片付けた後からどんどん積もって行く。

結局3回庭全体の除雪をし、

Hiromiのところに向かったのが、

もう昼近かった。

そしてHiromiの家の前を除雪。

中に入ると、

まだ開いていない段ボールがたくさん残っていると思いきや、

全て開けられ荷物が収納されていた。

驚いて何時まで片付けた?

と問うと、

この朝午前3時まで片付けていたそうだ。

それですぐ買い物に出かけることができた。



 余談が長くなってしまった。

三連休最終日の月曜は、

Hiromiも疲れているし、

近場で楽しむこととし、

岩見沢市と三笠市の境界辺りに向かった。

そして両市の境界線が走る、

「市来知川」(イチキシリガワ)に沿って伸びる農道に入った。

この農道沿線の農家は皆離農してしまったが、

最奥の一軒だけがまだ営農を続けているので、

そこまでは除雪されている。

 最終人家の先が除雪終点となっているので、

そこに駐車してスタートした。

直線の農道を500mほど歩き貯水池へ。

全面凍結した貯水池の上を歩いて、

対岸の尾根に取り付いた。

農道を歩いているときは三笠市だったが、

貯水池からは岩見沢市となる。

 取り付いた尾根は斜度があり、

登るのが大変だ。

しかし辛抱強く登って行くと、

傾斜が落ちたところで、

尾根筋に続く作業道が現れるのでこれにのる。

作業道は忠実に尾根筋に続く。

そしてこの尾根と直角に交わる尾根にぶつかると、

林道に合流する。

今度は林道を歩くことになる。

途中で伐採地が望める林道は、

なかなかいい感じだ。

天気が良くて、

木々に降り積もった雪が美しい。

そんな光景を楽しみながら、

目指すピークの基部に至り、

林道を離れて尾根に取り付いた。

この尾根を忠実に登り、

三等三角点「野々沢」

昨年交通事故で亡くなった、

岳友のYukiとたった一度だけ一緒に登ったのが、

この山だったことを思い出す。

 下山は風景の良い伐採地に立ち寄った。

そこからは南に「幌向炭山」(二等三角点・361m)が、

存在感ある姿を見せていた。

その後ずいぶん雲に覆われて、

暗くなってしまった空の下、

登路でつけたトレースを楽々歩いて駐車地へ。

駐車地のすぐそばでは、

新たな伐採作業が始められていた。

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2024.2.10 『竹の子山』(156m)  Hiromiおめでとう!

 

 2月の三連休初日の土曜日は、

午後Hiromiの引っ越しを控えていたので、

その前に近場の山へ、

と言うことにして栗沢町へ出かけた。

そして道々817号線を走り、

栗沢と茂世丑の中間点辺りの駐車スペースへ。

この駐車スペースは、

除雪車が方向転換をするために雪を寄せているのか?

とにかく必ず駐車できる。

 この辺りの丘陵地帯は、

標高こそ低いが、

私が好む風景を楽しめる。

そしてこの朝は新たな降雪があったので、

木々の枝枝に積もった新雪が、

日の光を浴びてまばゆいばかりだ。

 駐車地から一旦下がり、

その向こうを登り返していく。

すると伐採地に出て、

広い風景の中を登って行く。

すると伐採を免れたトドマツの林が、

新雪をたんまりと蓄えて迎えてくれる。

新たな降雪で、

スノーシューはふかふかの雪に飲まれるが、

その下に固い層ができているので、

ズブズブとスノーシューを取られることがなく、

きつい歩行ではない。

 伐採地の中を登ったり下ったり。

その間目にするトドマツの林が美しく、

そういった風景が楽しみでこの一帯を歩く。

そして林の中の作業道を抜けると、

再び伐採地の広い風景が広がり、

前方に茂世丑地区の田園風景が広がる。

標高が低い故、

高度感はないが、

なんとものどかで平和な風景がいい。

また、この辺りは私が小学校の6年間を過ごしたところに近い。

それもあって、

この辺りの風景を好むのかもしれない。

 大変のどかな田園地帯の風景を楽しみ、

自ら刻んだトレースを踏んで引き返した。

復路でも再びトドマツと伐採地の風景を楽しむ。

ホント好きな風景だ。

降雪の後はとにかく美しい。

天を衝くようにまっすぐ伸びたトドマツ。

また来年も訪れよう。

駐車地に着いて急ぎ帰途に着いた。

一旦帰宅。

そして午後、女房を連れてHiromiの新居へ!   

 Hiromiはこの度新居を構えた。

昨春家を持つことを決断し、

平屋の中古物件を物色していた。

数件の情報を得た後、

昨年の初冬に決まった。

そして大金をつぎ込んで大々的にリフォーム。

それがこの度完成し、

この日の入居となった。

昔から一軒家にあこがれ、

ひとり暮らしなので平屋と決めていた。

それも内部は扉を撤廃し、

通してワンフロアで使うんだと。

おめでとうHiromi!

ちなみに中古物件を探すのも、

このリフォームも全て、

我が家のリフォームをお願いした、

(株)クレアストさんにお願いした。

いい会社だよこの会社!

 



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2024.2.4 『コロイ山』(164m)  朝からえらいことに・・・

 2月最初の日曜日は、

前日馬追丘陵で深雪に悩まされたので、

雪の少ないところへ出かけようと、

Hiromiを迎えに行き、

厚真町に向かった。

そして道々「平取~厚真線」から、

「石油沢川」に沿って伸びる、

町道「宇隆~幌内線」に入った。

町道とは言っても未舗装の林道だ。

この町道より『姨失山』(ウバウシヤマ・252m)に登るつもりだった。

除雪されていない町道には、

大型クロカン四駆のものと思われる、

ワダチが続いていたので、

これにのって進んで行く。

しかしハイエースでは腹を擦り、

タイヤの跡もグサグサと崩れ出した。

それをなんとかごまかして、

1kmほど走った時だった。

ワダチに残されたタイヤの跡が完全に崩れ、

グサグサに崩れた路面でもがくことになった。

「こりゃヤバイ!」。

現在の車は電子制御で4輪が駆動しているため、

タイヤを雪に取られても、

強引に駆動をかけることができない。

アクセルを強く踏み込むと、

駆動が停止してしまう。

それでゆっくり前後にゆすって脱するしかない。

しかしその場を脱出しても、

グサグサと崩れる路面を、

1km近くバックで引き返すことは不可能だ。

それで外に出て長靴に履き替え、

スコップを手にして、

まず車をグサグサから脱出させて前へ。

そしてすぐその先に空き地があったので、

そこで方向転換をするべく、

40cmほどの雪を掘り始めた。

車がそこに入るだけのスペースを、

地面が露出するほど掘って行く。

これには大汗をかいた。

出来上がったスペースに、

慎重に車をバックで入れ、

方向転換した。

しかしこの展開でも何度も外に出て、

タイヤ周囲の雪を掘らなければ脱せなかった。

そしてようやく方向を入ってきた方に向け、

ゆっくり走り出した。

ところどころでスタック寸前だったが、

何とか入口までこぎつけて、

ホッ・・・

一時は帰れないんじゃないか?

と心配になったくらい、

久々のピンチだった。

私が汗だくになって作業に精を出していた間、

Hiromiは何をしていたかと言うと、

助手席で口開けて、

ただ寝てたんだからねえ!

まいるよね~

 

 この日はしょっぱなからこんなことになってしまったので、

もう山に向かう気力もなくなった。

そのまま帰宅したい気分ではあったが、

厚真まで出かけてはそうもいかず、

隣りの早来に移動して『コロイ山』に登ることにした。

 この山に登るときにはいつも同じく、

「早来墓地」を起点にする。

墓地の駐車場から墓地内を縦断し、

藪の向こうの送電線作業道へ。

その後作業道を一旦下降して登り返す。

するとこの山に建つ巨大アンテナ群の、

保守管理用道路に出るので、

その上を歩いて行く。

そして車道の終点に建つアンテナの裏側にピークがある。

『コロイ山』(二等三角点:巨稜威山=コロイヤマ)。

下山は同ルートを引き返したが、

雪質が悪く、

この日も私はスノーシューをズブズブ取られ、

辛い歩行を強いられた。

しかし時間の経過とともに青空の面積が広がり、

最後はスッキリした感覚で終了。

色々大変な日が終わった。

 

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