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2024.1.20 『三峰山』(ミツミネヤマ・167m)  ツボ足で登れる山をもう一つ!

 コズと「鹿舞山」に登った後、

一旦駐車地に戻り、

用事を済ませて農道を奥に向かって歩き出した。

はじめは除雪されていた農道だが、

すぐに貯水池へ向かう林道との分岐点で除雪終点。

そこからは積雪の中のツボ足行軍となったが、

雪はサラサラで抵抗が小さい。

じきに「軽舞川」の向こうに、

大きな建物が見えてくるので、

そこで水量の少ない川を渡って対岸へ。

川の手前には以前にも目にした、

「コロナ感染と私有地につき立ち入り禁止」の貼り紙が。

私有地だから入るな、

と言うのはわかるが、

この広い大地の中で「コロナ感染」と言われても、

さっぱりピンとこない。

 目の前に現れた建物は、

以前ここにあった鉱業施設の宿舎だったようだ。

その鉱業施設がどうなってしまったかはわからないが、

年々老朽化してつぶれ行く建物を、

そのまま放置するとは、

いったいどんな会社なんだぁ・・・

 つぶれそうなプレハブの向こうで、

目の前の尾根に取り付いた。

尾根には作業道がつけられており、

それをたどって行くと、

自ずと登りたい方へと誘ってくれる。

コズが時々立ち止まり、

スマホを出して位置を確認している。

そして空はどこまでも青く美しい。

直前の「鹿舞山」と合わせて、

本当にいい日となった。

 尾根を最上部まで登りきると、

一本隣りの尾根に乗り換える。

ただ、この乗り換えるに当たっても、

ちゃんと作業道が続いていた。

ずいぶん作業道が発達したところだ。

さすが林業の町厚真だねえ。

 一本尾根を乗り換えて、

そのピークに立ち、

四等三角点「三峰山」

ここもちゃんと三角点標石を確認できる。

 下山はコズの提案で、

登路で利用した尾根には戻らず、

ピークからまっすぐ下降することにした。

コズが先に立ち無事に下山。

農道に戻った後は、

貯水池に寄ってみた。

全面結氷した貯水池を眺めたが、

その脇の斜面には雪がない。

この辺りを歩くには、

いずれスノーシューが必要になるのだろうか?

 駐車地に戻ると、

コズはいつものように、

あっと言う間に帰って行った。

それにしても晴天に恵まれ、

いい日だったなあ・・・

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2024.1.20 『鹿舞山』(133m)  ツボ足で登れる山へ

 1月に入って三週目の土曜日は、

コズを小雪地帯の里山へと案内することにした。

この週末はHiromiと別行動だ。

 この朝厚真町軽舞地区の郵便局前でコズと合流し、

「軽舞川」に沿って伸びる農道に入って行った。

やはり雪は少ない。

まだツボ足で十分だ。

コズは限りなく私に近い年齢なものだから、

雪の多いところでは、

私が主にラッセルをすることになる。

それでこの日は雪の少ないところを選んだ。

 軽舞郵便局から農道を走り、

最終人家を過ぎて、

郵便局から3kmほど走った地点に駐車。

路肩には除雪車に押されてできた雪の塊が続いていたので、

スコップでそれをよけて、

二台が入れるようにした。

 駐車地から少しだけ戻るように歩き、

藪の作業道に入った。

本当に雪が少なく、

ツボ足で歩くのが快適だ。

古い作業道は複雑に絡み合うので、

煩わしくなって藪に入った。

そして右の尾根筋に上がった。

尾根筋に上がると、

南側の視界が開け、

太平洋までの風景が見渡せる。

おまけに天気が良く、

真っ青な青空が広がり、

やはりこの地にやってきてよかったと、

コズと二人して納得。

 尾根筋にボロボロ落ちている、

エゾシカのフンを極力踏まないように歩き、

四等三角点「鹿舞山」。

これが北海道の1月の風景とは思えない中で、

広い景色を楽しんだ。

苫小牧方面には、

東埠頭の石油備蓄基地が見えていた。

そしてその向こうの工場の煙突からは、

煙がほぼまっすぐに上がっていた。

風邪もなくのどかだ~

 下山はピークから、

そのまま南側の藪に入って下った。

そして入り混じる作業道にのり農道へ。

一旦駐車地に戻り、

今度は農道を奥へと進む。

 

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2024.1.4 『坊主山』(栗山・168m)  降雪に悩まされた朝

 1月に入って二週目の日曜日、

朝起きると30cmの新たな降雪だ。

前日の20cmをプラスすると、

二日で50cmの大雪となった。

年末年始は異常と言えるほど、

小雪で平和だったのだが、

そんなことがいつまでも続くはずもなく・・・

とにかく除雪を終わらせないと出かけられないので、

暗いうちから外に出て除雪作業に取り組んだ。

そしてそれを終えて家を出た。

何度も言うが、

朝から除雪作業に追われると、

もう山に対するモチベーションがガタ落ちで、

全くやる気なし・・・

 とりあえずHiromiを迎えに行ったものの、

さてどこへ向かおうか?

もう遠くまで行く気はない。

そこで栗山町の「坊主山」に登ることにした。

この山はHiromiのところから近い。

 栗山町の「坊主山」は、

無積雪期だと麓に駐車スペースを確保できるので、

すぐ登れてしまうが、

積雪期は駐車スペースを確保できないので、

人が入った痕跡を目にしたことがない。

私はこれを栗山町桜山地区から入り、

二本の尾根を乗越して登っている。

 この朝も栗山町桜山地区に行き、

町道の待避所に駐車。

そこから一旦下って田園の中へ。

そして田んぼを横断して、

向かい側の樹林に入った。

この辺りはまだ雪が少なく、

笹がむき出しになっている。

このむき出しになった笹の茎に、

スノーシューのアイゼンをひっかけて、

転倒することがあるので要注意だ。

 樹林を抜けると伐採地に出る。

標高こそ低いが、

栗山町の田園風景がいい。

そんな風景を眺めた後、

南に向かって下る。

そして沢床まで下って、

対岸の斜面を登る。

これを乗越して下ると、

再び沢床となり、

これも対岸の斜面を登る。

この登りは伐採地と、

トドマツ林のどちらにルートを取るか?

どちらにしても足もとに切られた枝が散乱し、

不安定でなかなか進まない。

しかし登りきると、

歩きやすい作業道に出る。

それにのって歩を進めて驚いた!

昨年までそこに存在した、

トドマツの林がなくなっている!

伐採だ。

ピーク付近は以前から伐採されていたが、

その面積が格段に広がった。

いやあ、山はちょくちょく訪れないと、

その姿がどんどん変わって行くねえ。

 伐採地の中を登り、

わずかな藪の奥へと進み、

二等三角点「坊主山」。

1年ぶりかな?

 復路は同ルートのトレース上を歩き、

また尾根二本を乗越して駐車地へ。

コンパクトな里山ではあるが、

風景の良さも含め、

積雪期にはなかなか楽しめる、

我が原風景の中の一座だ。

楽しかったね~

 

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2024.1.13 『鳩ノ巣山』(621m)  降雪後は純白の世界

 

 今年に入って二週目の土曜日は、

起きると20cmの降雪あり。

除雪に追われて家を出たが、

早朝の労働で、

山に対するモチベーションはガタ落ち!

とりあえずHiromiを迎えに行き、

その先はもうどうでもよくなった。

そして車に乗り込んだHiromiの提案で、

久しぶりに『鳩ノ巣山』に登ることにした。

 朝Hiromiを拾って夕張へ。

旧夕張北高校の裏手に駐車スペースがある。

そこからすぐ旧市民スキー場の斜面を登った。

 『鳩ノ巣山』に登るためには、

色々ルートがあるのだが、

この旧夕張北高校裏手から、

西尾根に取り付いて登るルートが最も長く、

景色の良い尾根歩きを楽しめる。

 朝の除雪にはうんざりだが、

降雪があった直後の雪景色は、

それはもう美しい。

しかし、残念なことにここも雪が落ち着いておらず、

スノーシューがズブズブと飲み込まれる。

体重の軽いHiromiは、

この日も全く何の抵抗もないように、

スタスタと登って行く。

そのHiromiのスノーシューの跡に、

私のスノーシューをのせても、

更に一段、二段と沈んでしまう。

これに消耗させられる。

Hiromiとの間隔が、

どんどん開いて行くが、

どうしようもない。

とにかく辛くて辛くて・・・

周囲の美しい風景を眺めながら歩を進めるも、

美しさ半分だ~

 尾根筋を詰めて行くと、

急登箇所が3か所ある。

これがまたグサグサと雪面が崩れ、

辛さに拍車をかける。

 尾根上を進んで行くと、

地形図上の「480m標高点」を過ぎるが、

その直後に前方の視界が開け、

『鳩ノ巣山』の西面が姿を現す。

樹木がない笹原は、

純白の大斜面となって立ちはだかる。

この斜面は斜度もあるため、

常に亀裂が走っている。

そこに笹が顔を出しているのだが、

この日は降雪直後で、

そんな笹も雪に隠されていた。

 Hiromiの姿を遠くに眺め、

ゆっくり一歩一歩登り、

「Mt.レースイスキー場」が、

丸ごと眺められるポイントまで登り、

「今日はここでやめるべ~」と、

弱気な私に、

Hiromiも「そだね~」、

と合わせてくれる。

その場で昼食とした。

周りはとにかく美しい中での昼食はいい。

 昼食後下山だが、

まず大斜面の下降だ。

フワフワと思われる雪は、

太陽光が常に降り注ぐので重い。

しかしスノーシューでの下降は感触がよく、

そんな下降をHiromiは好む。

そしてドテッ!

 その後の尾根の下降では、

ところどころ登り返しがあり、

疲労困憊の身としては、

これがまたきつくてねえ・・・

ようやく駐車地に着き、

さ、帰ろ帰ろ・・・

 

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2024.1.8 『於兎牛山』(オソウシヤマ・392m)  Hiromiとコズが初対面!

 1月の三連休最終日は、

コズを交えて近場の「於兎牛山」に登ることにした。

Hiromiを拾った後、

由仁町川端のJR川端駅でコズと合流し、

「クオーベツ林道」の入口へと向かった。

この朝降雪があり、

それを事前に予報で察知していたため、

除雪を終えてからの出発を想定し、

近場に決めていた。

また、この朝Hiromiとコズが、

初の対面となった。

 林道入口に着くと、

いまだ積雪が少なく、

ツボ足で十分と判断。

3人そろってツボ足でスタートした。

すると林道にはブルドーザのキャタピラ痕が残っており、

既にきれいに除雪されていた。

林道奥で林業の活動か、

何か工事が進められているようだ。

おかげで楽に林道を歩くことができた。

 林道を1kmちょっと歩いた、

「クオーベツ貯水池」のすぐ手前で林道を離れ、

左手の伐採地の中に続く作業道に乗り換えた。

この伐採地の風景がまたよく、

残されたトドマツの雰囲気がいい。

ここで先頭を行くHiromiのピッチが上がった。

Hiromiは我々との間隔を開け、

高い位置から我々の写真を撮ろうとしたのだが、

コズにはそんなこと理解できず、

必死について行く。

私から「Hiromiについて行く必要ないから、

マイペースで歩け」

と言ってみたのだが、

時すでに遅し。

ヒーハーと呼吸を荒くし、

へたり込んでしまった、

めまいがすると言って。

どうにも苦しそうな状況だ。

コズはザックから栄養ドリンクを取り出して飲んだ。

そういう準備をしているんだなあ。

しばらく休むと呼吸も安定し、

また歩き始めた。

 伐採地を縦断して上部林道にのった。

これは「クオーベツ貯水池」の手前にある、

林道分岐から伸びる「川端林道」だ。

初めて「於兎牛山」に登った時は、

この「川端林道」を忠実に歩いたが、

ひどく遠回りとなったので、

その下山は樹林の中に入ってショートカットした。

そのショートカットした樹林が一昨年伐採され、

今は広い伐採地となっている。

 「川端林道」を歩いて行くと、

この朝までに降り積もった雪が、

木々に蓄えられて美しい風景が出来上がっていた。

そんな美しい風景を眺めながら、

「於兎牛山」の西面基部を巻くようにして、

南側に回り込んで行く。

西面は斜度がきつくて登れないためだ。

そして伐採地を抜けて1kmちょっと歩き、

「於兎牛山」ピークから、

南東に伸びる尾根に取り付いた。

この取り付き点辺りの風景がまた美しい!

降り積もったばかりの雪景色は、

本当に美しい。

 尾根筋を忠実に詰めて行き、

三等三角点「於兎牛山」(点名:於壮志山)。

何度も登っているこのピークだが、

雪の下の三角点標石を見つけられない。

そしてあきらめようとした時だった。

コズが探し当てた。

また、そこにある個性的な私製標識を、

Hiromiが目にするのは初めてだ。

Hiromiとコズがおやつ交換をしている。

しかし私は何も用意しておらず、

二人からただもらうだけ。

女性ってどうして山で、

このおやつ交換をするのかねえ・・・

 下山は同ルートを引き返した。

再び美しい雪景色を楽しむ。

そしてこの日初対面となった、

Hiromiとコズの会話がはずむ。

楽しく歩いて駐車地へ。

するとコズがいつものように、

着替えも何もなく、

風のように去って行った。

そこで残った我々はゆっくり後片付けと着替え。

最後に車を走らせるとHiromiが言った、

「コズさんて、いい人だねえ!」。

よかったな、コズ!

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2024.1.7 『0の山』(743m)  またまたヘロヘロ~

 

 今月6日の「新年会」から明けた朝、

朝食後に「LARCH」のコテージをチェックアウト。

ホテルからすぐそばの、

「湖畔林道」に入ったところを駐車地とした。

新年恒例の「0の山」登山だ。

私とHiromiは毎年登っているが、

Meguが初めてとのことで、

楽しみにしていた。

 スノーシューでスタートしたが、

今年も雪は少なめだ。

ただ複数人で歩いたスノーシューのトレースが、

きっちり残っていたので、

はじめは楽に歩けた。

そしていくらも進まないうちに、

トレースが二手に分かれたので、

いつもとは違う方へと伸びるトレースにのった。

これが間違いだった。

このトレースは長く続かず、

我々が向かいたい方とは、

違う方へと伸びだしたところでこれを離脱。

尾根に取り付いた。

結局遠回りをして稜線上をしばらく歩いて、

目指す「0の山」に立つことになったのだが、

この日も前日同様、

スノーシューを深く取られることになった。

それを避けるべく、

私が所有するスノーシューの中で、

最も大きなサイズのものを装着したのだが、

二人が踏んだ跡に私のスノーシューを重ねても、

更に一段、二段と沈んでしまう。

これが本当に消耗する。

従ってこの日も二人に追いつくことができず、

ラッセルを交代してやれない。

それに対し二人はぺちゃくちゃと、

楽しそうに会話しながら歩を進める。

またこの日は前日に比べ、

スノーシューが沈む深さが増し、

稜線までの傾斜もきつかったので、

余計に消耗が激しかった。

 稜線に上がる手前で、

「0の山」のいい姿を見られた。

そして辺りはトドマツの枝に、

こんもりと雪がのり、

まるでクリスマスを連想させる雰囲気だ。

辛くてそれを楽しむ余裕もないけどね~

 ようやく稜線上に達するころ、

そこで待っていた二人が、

休憩を終えて行ってしまった。

なんだ、俺だって水くらい飲みてえよ~

もうマイペースで行くしかないので、

少々休憩を入れた。

そして後を追うと、

Meguは時折ズボリながら歩いているが、

Hiromiは全くスノーシューが沈まず、

雪上をスイスイ歩いている。

やだねえ、この差・・・

 目指すピークの手前で、

小規模送電線の下をくぐった。

ここからはすぐピークに至る。

そして「0の山」。

この山に三角点はなく、

山名も地理院地図にはない。

ただ「743m標高点」が記されているだけだ。

それをいったい誰が「0の山」としたのだ?

地理院地図には、

ここから東に向かう稜線上に、

「一ノ山」、「二ノ山」、「三ノ山」と続くので、

その手前のこのピークを、

お遊びで「0の山」としたのだろう。

そんな「0の山」にはもう10年間、

毎年登り続けてきた。

「金山湖」の北側で、

なかなか存在感のある山だ。

 下山はルートを変えて、

まず送電線の下の急斜面を下った。

ズボズボの登りに対し下りは天国のようなもので、

楽々下って行く。

そして林道に下り立った。

そこでMeguが一言、

「Amigoさん、下りは速いですね!」、

「おいっ、逃げ足だけは速いね的に言うなや!」。

 

 この後林道を歩き、

途中でショートカットして伐採地を横切り、

楽々下って駐車地へ。

きつい山行が終わった。

しかし二人は楽しい思い出が残ったようで何より!

その場でMeguとは別れた。

私とHiromiは占冠から、

高速自動車道を利用して帰途に着いた。

 

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2024.1.6 「新年会」  今年もLARCHそして来年も・・・

 

 1月初旬の三連休初日、

南富良野町で「806m峰」に登った後、

金山湖に移動して、

ホテル「LARCH」にチェックイン。

コテージに入って濡れた衣類他を干し、

すぐ入浴に向かった。

「LARCH」には入浴施設がないため、

ホテルから入浴券をもらって、

隣りの「金山保養所」へ汗を流しに行く。

これがちょっと面倒だが、

慣れればまあ・・・

 入浴を終えてコテージに戻って軽くいっぱい!

そしてホテル棟のレストランへと向かった。

夕食は17時半に予約しておいた。

ホテル棟に入ると、

なつかしいスタッフの面々が次々現れる。

しかし、確実に人員が減っている。

佐々木支配人によると、

やはり人手不足で退職する人員の、

補充が間に合わないと言う。

また近くにあるトマムリゾートと、

働き手の争奪戦が繰り広げられているらしい。

 飲み物は私とMeguがスパークリングワイン。

Hiromiがグレープジュースで乾杯!

「今年もよろしくお願いしまーす!」。

実はこのスパークリングワインは、

ボトル一本を佐々木支配人がサービスして下さった。

 フランス料理のフルコースで、

時間の経過とともに次々料理が運ばれてくる。

しかし私は貧乏なたちで、

どうもこういった高級料理が口に合わない。

食べたのは「パイの包み焼き」くらいで、

その他は全てHiromiとMeguに分け与えた。

 頂きもののスパークリングワインのボトルを空けたので、

富良野ワインのフルボトルを注文した。

すると佐々木支配人が、

「それは(ボトル1本分の予算は)次回に取っておいてください」と言い、

今度はグラスワインを出してくれた。

更にそれも飲んでしまった私は、

やはり富良野ワインを注文!

ところが支配人がやってきて、

HiromiとMeguにコーヒーを置き、

同じコーヒーカップを私の前にも置こうとする。

「俺はコーヒー要らないって言ったべ?」

と言ってカップの中を覗くと、

色が黄色っぽい。

そして氷が入っていた。

「何よ、これ?」。

「ウィスキーです」。

やられた!!

ウィスキーなんて、

メニューにはないんだよ。

それを私に金を使わせまいとして、

こっそり出してくれたのだ。

参ったよ、その心遣いに。

本当は長年続けてきた「LARCH」通いを、

今回で最後にしようと思っていたのよ。

しかし、こういう心遣いをされたのでは、

そうもいかなくなってしまった。

 

 楽しい夕食の後は、

コテージに戻ってこれも楽しい会話が始まる。

情報交換をしたり、

世間話をして過ごす。

そして23時に就寝した。

 

 翌朝は二日酔いもなく、

7時半に再びホテル棟に移動して、

おいしい朝食を頂いた。

ここでの朝食は何度頂いてもおいしいんだよねえ。

外のバードテーブルに、

ホールスタッフの高橋氏がエサを置くと、

カケスがたくさんやってきた。

そんな光景もここならではのもの。

二人が食事後のコーヒーを頂いている間に、

私はフロントに行き、

フロントの山崎氏と歓談。

そして清算をし、

来年の予約を済ませた。

来年は1月11日、またコテージで「新年会」だ。

来年はメンバーを増やす予定。

「LARCH」での「新年会」は、

いったいいつまで続くのか?

主催している私自身もわからなくなってしまった。

 

 

 

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2024.1.6 『806m峰』  南富良野の無名峰で疲れた~

 

 1月4日に年末年始休暇10連休が終了し、

5日一日だけ出勤したあと、

6日から三連休。

楽なもんだ~

 1月の三連休は毎年南富良野町の金山湖に行き、

ホテル「LARCH」で「新年会」を開催してきた。

今年もその予定で、

まずはその前に山に登ることとし、

Hiromiを拾って南富良野町に向かった。

高速自動車道を利用してトマムまで行き、

南富良野町へ。

そして道の駅でMeguと合流。

今年の「新年会」は、

Hiromi、Meguとの3人会だ。

 Meguと合流後、

道の駅横のレストランで昼食。

意外においしかったカツカレーを食べ、

Meguの車を置いて、

私の車一台で国道38号線を、

狩勝峠方向に走った。

そして南富良野町川上地区で、

空知川に架かる「ふくじゅはし」を渡った。

するとそこに林道の入口があり、

車一台分の駐車スペースがあったので、

それを駐車地とした。

この駐車スペースの存在は、

1年前に確認しておいた。

 この日の山行予定は、

林道の適当なところから斜面に取り付き、

地形図に記された「806m標高点」を目指し、

そこに立った後稜線を歩いて、

「落合」(二等三角点・844m)まで足を伸ばすというもの。

 駐車地をスノーシューでスタートしたのが、

もう正午近かった。

林道ははじめ「空知川」に沿って伸びる。

その「空知川」の水が、

やけに澄んで見えたのが印象的だ。

私は中、高校生時代を、

この遥か下流域にある滝川市で過ごした。

そこを流れる「空知川」の水は、

濁って何も見えない。

ついそれと比較してしまった。

 林道はその性質故、

遠回りをしながら高度を上げて行く。

そこで適当なところから樹林の中に入った。

そして一段上の林道に上がった。

それはいいのだが、

私はどうも調子が悪い。

雪がまだ少なく、

二人が歩いたスノーシューの跡に、

私のスノーシューを乗せても、

更に一段、二段と沈む。

この一歩一歩沈み込むのが、

体力を消耗させる。

そしてそれは林道を離れて藪尾根に取り付くと、

更に顕著となり、

私も二人の前に出て、

ラッセルを交代しなきゃ、

と思うのだが、

前に出るどころか着いて行くのも、

次第に距離が開き、

決して楽ではない。

3人の中ではHiromiが最も軽く、

沈み込むことなくスイスイと登って行く。

自分の体重の重さが恨めしい・・・

 結局牛歩の歩みよりはるかに遅いペースで、

「806m標高点」に上がった。

この時点で既に14時を過ぎていた。

従って先へと進むことは止め、

「806m標高点」をこの日の成果とした。

 アンテナ施設があるピークを後にして、

下山を開始した。

なんだか暗くて嫌な空模様だ。

それでも雪に降られなかっただけましか?

 登路のトレースを忠実に辿り駐車地へ。

そしてMeguの車がある道の駅まで戻ると、

直前に登った「806m峰」が、

間近に見えていた。

その後二台連なって「LARCH」へと向かった。

 

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2024.1.4 『剣淵』(ケンブチ・120m)  終日快晴だ~

 

 年末年始休暇最終日の4日、

「炭鉱山」周辺でよい景色を眺めた後、

素晴らしい晴天の下、

今一度よい風景を眺めて楽しむべく、

安平町追分から千歳市に入り、

市道を走って「コムカラ峠」に向かった。

そして峠頂上のアンテナ施設の前の空き地に駐車。

そこから「剣淵」(三等三角点)を往復することにした。

ここも昨年末に単独で向かっているが、

新たなルートをHiromiに教えることにした。

 前回は林道の入口ゲート前に駐車したが、

今回は「コムカラ峠」から藪中を歩いて、

林道に入ることにした。

駐車地からすぐ市道脇の藪に入ったが、

思いの外ブッシュがうるさく、

中でもトゲを持つ植物に難儀した。

そして藪を抜けて林道へ。

すぐに道東自動車道に架かる橋を渡った。

前回は気付かなかったが、

プレートがあり、

この橋は「コトロ橋」と名がついていることがわかった。

「コムカラ峠」だとか、

「コトロ橋」とかって、

アイヌ語由来の名称なのだろうか?

 「コトロ橋」を渡ると、

約2kmのほぼ直線的な林道が、

一貫して尾根上に続く。

林道は左手に樹林が続いて視界が効かないものの、

右手には伐採地が広がり、

ほぼ全線で北から東にかけての風景を、

見渡しながら歩ける。

その風景もはじめは木の間越しだが、

樹木が切れてすっきりと眺められるようになる。

この日はその中で遠望できる、

純白の『夕張岳』(1,668m)が美しかった。

また、林道上に残るタイヤ痕は、

全てハンターのものだろう。

エゾシカの足跡が結構多く見られた。

 林道は途中で分岐が現れるが、

左手に出合う林道は地形図に載っておらず、

ほぼそれを利用して車が入ってきているようだ。

 前方に針葉樹林が見えてくると、

もう目指すピークは近い。

針葉樹林の中を歩き、

それを抜けると目の前に広場が現れ、

一段高いところがピークとなる。

そして三等三角点「剣淵」。

このピークに立つと、

初めて南から西にかけての風景が見渡せる。

千歳市や恵庭市の風景の向こうに、

『樽前山』(1,041m)や『恵庭岳』(1,102m)などが見えている。

山は晴れりゃあ100倍楽しい!

 

 ピークでいつもの簡単な昼食とし、

下山を開始した。

どこまでも広がる青空の下、

美しい風景を眺めながら歩く。

こんなに長い時間、

全く雲が見られない空はめったにない。

里山二つを歩いて、

それを満喫できたことに感謝!

 最後はまたうるさい藪を漕ぎ、

駐車地に戻って帰途に着いた。

そして夕方あらためて、

年末年始休暇の山行を終えて「反省会」とした。

 

 

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2024.1.4 『炭鉱山』(タンコウヤマ・169m)  ピンと張り詰めた空気の中で

 年末年始休暇最終日の4日は、

近場で活動することとし、

この朝Hiromiを迎えに行き、

安平町追分に向かった。

そして追分旭地区から、

「安平川」に沿って伸びる、

「本安平越林道」に入って行く。

この辺りは年を越したと言うのに、

まだ車で入って行けた。

やはり雪が少ないのだ。

 旭地区で道東自動車道の下をくぐるが、

そこから3.5kmほど林道を走行すると、

右手に「春日林道」が出合う。

その入口を駐車地とした。

 「炭鉱山」には年末に単独で登ったが、

Hiromiは未踏だったので、

とりあえずHiromiを登らせることにした。

年を越しても尚、

ツボ足で歩けるところがいい。

 この朝は空が晴れ渡り、

放射冷却で-15℃の中でのスタートとなった。

手が冷えて痛むが、

体が温まるまで辛抱強く歩く。

歩き出して間もなく林道ゲートだ。

このチェーンゲートまでは、

大型クロカン四駆のものと思われる、

タイヤ痕が残っていたが、

ゲート前で引き返していた。

それを目にすると安心して歩ける。

前回はこのすぐ近くで銃声を耳にしている。

 ゲートを越えて進んで行くと、

突然伐採地の中に飛び出す。

広い風景を眺めながら歩くのは、

実に気持ちがいい。

空もとにかく澄み切っている。

そんな中で倒木がやけに目立つ。

これは地震によるものなのか?

または強風で倒れたか?

いずれにしても、

何故伐採作業の折りに片付けなかったのだろう?

これらの倒木だって、

木材にはなっただろうに。

 歩き出して1kmほどで、

林道を離れて藪に入った。

この藪を越えて「炭鉱山」の基部に取り付く。

藪中には小沢が流れており、

そこにエゾシカの防護柵と扉がある。

その扉が小沢の真上にあり、

それを越えるところで、

Hiromiが水の中に足を落としてしまった。

やべぇーっ!

靴中に少々水が入ってとまった。

しかしそのまま続行すると言うことで、

藪中を進んだ。

「炭鉱山」の基部まで進むと、

カラマツ林の中の笹原となる。

 薄い笹原の斜面を登り、

四等三角点「炭鉱山」

積雪がわずかだったので、

標石は簡単に見つかった。

 この山行での目的は三角点に立つことと、

もう一つ。

復路の林道途中から、

伐採地の尾根に上がる。

そして「炭鉱山」の姿を確認し、

伐採地の広い風景を楽しむ。

快晴の下でこの中を歩くのは、

とにかく楽しい。

気温は低いままだったが、

最後まで気持ちよく歩き駐車地へ。

せっかくの晴天だから、

もう一座へ向かいましょう!

 

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