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24.5.25 『剣淵』(ケンブチ・121m)  この標高でこの風景!?

 先週末の土曜日、

栗山で「天狗山」に登った後、

安平町追分を通り、

千歳市に入って「コムカラ峠」へと移動した。

この日の二座目は、

ムーミンのその後の予定に合わせた山を選定。

 千歳市道の「コムカラ峠」の頂上には、

アンテナのある施設があり、

その前が広く空いている。

そこを駐車地としてスタート。

市道を追分側に歩いて少し下った。

車の通りが多いので、

歩道のない市道脇を歩くのが怖い。

ただ、200mほどで林道の入口に至る。

そしてゲートを越えた。

するとすぐ「コトロ橋」を渡る。

この橋の下は川ではなく、

高速自動車道が走っている。

広く直線的に伸びる高速道路を見下ろすのは、

なかなか迫力ある光景だが、

同時に高度感があってちょっと怖い。

 「コトロ橋」を渡ると、

荒れた作業道が続く。

そしてこの作業道もまた、

緑が美しくて心を打たれる思いだ。

ムーミンと、

「きれいだなあ!」、

「きれいですねえ!」を連発。

今年の新緑が特に美しいわけではないはずなのに、

登るたびに感動の連続だ。

 直線的に伸びる緑の回廊を進んで行くと、

突然前方の樹木が切れて、

北から東にかけて、

遮るもののない風景が広がる。

ムーミンにその風景を見せたかった。

そしてそれを目にしたムーミンは、

期待通り感動しきり!

標高こそ低いが、

とにかくいい眺めだ。

 広い風景を眺めながら歩いて行くと、

作業道は針葉樹の中へ。

しかし長くは続かず、

それを抜けると広い大地の中、

小高いピークが見え、

二等三角点「剣淵」。

欠けた標石だ。

このピークに立つと、

登路で見えていた風景とは逆側の風景が広がる。

つまり千歳市側が見えている。

そこで昼食としたかったが、

この日は寒く、

ピークは冷たい風が吹いていたので、

少し戻った樹林の陰で昼食とした。

そして言われた、

「リーダーは食べるの早いですねえ」

別に急いでいるわけじゃあないんだけどねえ・・・

 昼食後復路でもまた素晴らしい風景を眺め、

美しい緑を楽しんで駐車地へ。

するとムーミン、

「もう終わっちゃうんですねえ!」

まあ、また今度と言うことがありますからぁ・・・


 

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2024.5.25 『天狗山』(栗山・330m)  ムーミンを原風景の中へ!

 

 先週末の土曜日は、

Hiromiが土曜出勤だったので、

ムーミンと栗山町の「天狗山」に登った。

 この朝早く、我が家で預かっていたHiromiのMTBを車に積み、

ホームセンターで購入したカラー平板その他を、

まずHiromiのところに届けた。

大きな物置が完成したので、

何でも容易に片付けられる。

それを終えて栗山町南角田へと向かった。

 合流地点である南角田の「不動の滝」に行くと、

ムーミンもちょうど到着したところだった。

それでそのまま「不動の沢林道」入口へ。

 二台の車を林道入口に置き、

徒歩でスタートした。

最近歩いて来た山が皆そうだったように、

この日もまた素晴らしい新緑の中を行く。

とにかくどこもここも素晴らしい緑の世界だ!

また色々なことを尋ねながら歩き、

230で林道を離れて、

送電線の保守管理用作業道に入った。

上空を送電線が走る。

そしてそれを支える鉄塔も現れる。

緑は美しいのだが、

空が雲に覆われて重苦しいのが残念だ。

 送電線の作業道を抜けて、

「天狗山林道」に上がると、

もう目の前に「天狗山」の頂上部が現れる。

そこで藪に入って、

わずかな先のピークを目指す。

ムーミンにとって笹薮はどうかな?

と案じたが、

別に問題はなさそうだ。

もうずいぶん人が入るようになって、

踏み跡もはっきりしている。

そして四等三角点「天狗山」。

細いトドマツの幹にビスどめされていた、

黄色地に黒文字の私製標識がなくなり、

その前に取り付けられた、

コイル状の針金でくくりつけられた私製標識だけが残っている。

夕張の「空池山」でもそうだったが、

樹木の幹にビスを打ち込む行為に反発し、

取り外す登山愛好家がいるのではなかろうか?

 下山は「天狗山林道」から「不動の沢林道」へ。

そして途中でショートカットして小沢を渡った。

このショートカット中、

トドマツの幹に付けられた、

真新しいヒグマの爪跡を見た。

それも複数個所。

ヒグマの活動が活発なようだ。

 ここに初めて足を踏み入れたムーミンは、

十分楽しめた様子。

登山道しか歩いたことがないので、

地形図を相手にした山登りに興味津々!

この日もきっちり地形図の必要箇所をプリントアウトして持参していた。

まだ時間が早いので、

もう一座へ案内することとして林道を後にした。

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2024.5.22 『川崎』(170m)  俺っていい爺さんだよなあ!

 

 先日22日(水)は、

休みをとってウド採りに出かけた。

ここ数年続けている、

職場のおばちゃんたちに与えるためだ。

頭の中にウド畑は色々あるが、

今回はふくろう湖そばの三角点ピークを絡めて収穫することにした。

 この日はまたいい天気に恵まれ、

当別町のふくろう湖に着くと、

湖の眺めが素晴らしい。

そして周囲の新緑が美しく、

また緑の世界を楽しめる期待感が膨らんだ。

 ふくろう湖の「望郷橋」から湖岸林道に入り、

1kmほど走ると「当望林道」のゲートが現れるので、

そのそばの広い空き地を駐車地とした。

そして徒歩でスタート。

「当望林道」のゲートは、

締まっているものの施錠はされていない。

従ってそれを知っている人間が、

ゲートを開けて侵入する。

まあ、ふだんはほとんど誰も入ることはないが、

山菜シーズンの今は必ず誰かいる。

 林道を歩き出すと、

期待通り緑が美しい。

先日も触れたが、

これまで何十回となく、

毎年この新緑を楽しんできたはずなのだが、

どうして今年はそれがより一層美しく感じられるのか?

ただ単に歳のせい?

 ゲートから1.5kmほど歩くと、

上空を走る送電線の下をくぐった。

すると右手に送電線の保守管理用作業道が現れるので、

それに入って一旦下って行く。

この辺りから目的のウドが目につくようになった。

下山時にこの作業道は歩かないので、

とりあえず目につくウドを採れるだけ採って、

ザックに押し込んだ。

そして沢形の対岸急斜面を登る。

滑ってずり落ちそうになりながら、

両手をついて登った。

すると傾斜が落ちて歩きやすくなり、

登りきると送電線を支える鉄塔の下で、

四等三角点「川崎」。

ここからは送電線が伸びる北側の風景がいい。

 三角点ピークからは作業道を戻らず、

少々藪を漕いで東側の斜面を下った。

この斜面にウドが自生しているからだ。

ただ、ウルシが多いところなので、

うっかり触れて被れないよう、

十分注意しながら収穫した。

間もなくザックに入りきらなくなったので、

90リットルのゴミ袋を出して、

それに入れて手に持った。

手に持つ量は重くてたくさんは持てないので、

ほどほどにして下山を開始。

美しい緑の中、

重いゴミ袋を左右の手に持ち換えながら歩いて駐車地へ。

収穫したウドはけっこうな量ではあるが、

25人ほどいる従業員が持ち帰ることを考えると、

まだまだ量が足りないので、

場所を変えることにし、

その場を離れて湖岸林道を走った。

そして道々から月形町に抜ける「青月線」に入り、

途中で第二段の収穫を開始。

十分な量を確保して「青月線」を抜けて月形へ。

田園地帯の中で改めてウドを整理し、

袋に詰めた。

これだけあれば十分だろう!

自分の有給休暇と燃料を使い、

今年も奉仕活動に汗を流した。

俺ってホント、いい爺さんだよなあ!

それも今回が最後かな・・・

 

 

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2024.5.19 『於兎牛山』(オソウシヤマ・392m)  ようこそムーミン!

 先日の日曜日は、

お初となるムーミンがやってきた!

ムーミンはHiromiが先月単独で『アポイ岳』に登った際、

その登路で知り合った女性で、

しばらく話しをしたらしい。

結果、彼女のわずかな情報を持ち帰り、

「性格のいい人だから誘ってみて!」と、

私に進言してきた。

そこでそのわずかな情報に頼ってみると、

さほど苦労せずにつながった。

そして今回初めて会うこととなった。

 「ムーミン」とは、

彼女が自ら名乗った愛称。

なんでも高校時代から友達に「ムーミン」、

と呼ばれていたそうだ。

そこで出会ってすぐHiromiに尋ねてみた、

「ムーミンて何だか知ってるか?」、

「カバでしょ!?」。

期待通りの答えが返ってきた。

「カバじゃねえよ、妖精なんだよ!」。

 この日の朝、由仁町のJR川端駅で合流。

ムーミンは真っ赤なPOLOに乗って、

さっそうとやってきた。

そして初対面の挨拶もそこそこに、

ムーミンの車を駅の駐車場に置き、

「於兎牛山」への林道入口に向かった。

 ムーミンは登山年数こそ長いが、

経験は浅そうなので、

まあどこへ連れて登っても新鮮なようだ。

それでこの日はムーミンの住まいから遠くない、

「於兎牛山」に登ることとした。

 スタートして3人で、

ぺちゃくちゃしゃべりながら歩く。

何と言っても初対面なので、

尋ねることがたくさんある。

 クオーベツ川に架かる「久尾別橋」を渡り、

しばらく歩くと「クオーベツ貯水池」へ。

水が蓄えられた貯水池は美しい。

初めて足を踏み入れたムーミンは、

全てのことに関し興味津々だ。

 貯水池から少し戻って伐採地に入った。

伐採地の中の作業道を登り、

上部を走る「川端林道」へショートカットして当てる。

そして川端林道にのると、

周囲の緑が輝きだした!

なんと美しい緑の回廊か!?

この前日歩いた「古潭越林道」の緑も美しかったが、

こちらもまた素晴らしい!

いやあ、ムーミン、

いいときに登ったわあ!

 最後は林道を離れて、

尾根上の薄い藪となるが、

この藪に対して何も反応がなかったムーミン。

こりゃあ藪山も行けるかなあ?

そして三等三角点「於兎牛山」(点名:於壮志山)。

記念撮影を終えると即、

Hiromiが下山を開始した。

Hiromiはダニが気になるのだ。

するとムーミン、

「えっ、もう下りるんですか?」

そんなせっかちな山登りなんか経験がないようだ。

Hiromiの姿がなくなったピークで、

ムーミンが一言つぶやいた。

「私こういう山登りを求めていたのかもしれない」。

いいじゃないの~

 林道に戻って、

またぺちゃくちゃおしゃべりをしながら下る。

そして広い伐採地まで戻ったところで昼食とした。

天気はいいし、

緑が美しく言うことなし!

 昼食後またまたぺちゃくちゃと歩いて駐車地へ。

その後川端駅でムーミンとは別れた。

もちろん次回の山行を約して!

ムーミンもHiromi同様、

仕事が忙しいようだし、

自らの山行もあるだろうし、

どの程度同行できるのかは不明だが、

まあ一緒に行動できるときはそうしましょ!

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2024.5.18 『湯ノ沢』(264m)  緑の世界でウド収穫

 

 先週末の土曜日は、

その前日にHiromiの家の物置が新設されたので、

そのことでホームセンターで買い物をしたり、

かたずけその他色々やることがあるため落ち着かず、

本来ならば山になぞ出かけている場合ではないのだが、

山には山の事情があり、

この日を逃すとウドが育ちすぎてしまう。

と言うことで、

午前中のうちに山行を終わらせ、

午後ホームセンターへ行くこととした。

 この日の朝Hiromiの車を我が家に置き、

当別町へと車を走らせた。

そして青山で当別町から石狩市厚田に向かう道々に乗り換え、

厚田方向に走った。

この道々を走って行くと、

峠状の最高標高辺りに広い駐車帯がある。

その駐車帯を過ぎてしばらく行くと、

左手に林道の入口が現れる。

これが「古潭越林道」で、

ゲートがあって施錠されている。

そのゲート前の端を駐車地とした。

この林道奥の「湯ノ沢」を目指して歩く中で、

ウド採りをしようと計画した。

以前この林道沿いのウドを確認している。

 この日は素晴らしい好天で、

上空には雲一つない青空が広がっていた。

そして燦々と降り注がれる陽光に、

新緑が美しいこと!

以前から、いや去年だって、

この新緑を美しいと思ったはずだ。

しかし、いま目にする新緑の美しさに、

あらためて感動し、

うっとりとさせられる思いだ。

そんな木々の美しさを楽しみながら歩くのだが、

上ばかりを見てはいられない。

地面に目をやってウド採りをしなくては!

するとボチボチ目につきだした。

この一週間前は、

地面からわずかしか頭を出していなかったウドが、

もう成長しすぎているものも見られる。

ウドの生育の早さに、

あらためて驚かされた。

 ウドは次々現れるので、

とりあえず往路ではそれらを採り、

道端に放って歩く。

車なんかが進入してくる林道ではないので、

何の心配もなく放る。

山菜になぞ全く興味がなかったHiromiも、

自分で見つけては道端に放る。

いやあ、変貌したHiromiの姿に感心感心!

Hiromiと山を歩くようになって、

来月で11年を迎える。

まさかそのHiromiと、

山菜採り山行を楽しめる日が来るとは、

全く想像できなかった。

 駐車地から2.5kmほど歩くと、

分岐が現れるので、

右の枝に入った。

そして1kmほどで「湯ノ沢」の基部に達した。

しかしこの時期の藪を避けたHiromiは、

林道上で待機。

私だけが藪に入ってピークを目指し、

二等三角点「湯ノ沢」

この三角点ピークは、

林道のすぐ上にある。

 林道に下って復路に入った。

そして今度は道端のウドを回収していく。

このときに不要な枝や葉を切り落とす。

これが結構手間で、

なかなか先へと進めない。

Hiromiは処理済みのウドをレジ袋に入れて持ち、

私は山菜採り専用ザックに入れて行く。

重い荷物だが、

空はどこまでも青く、

周囲の新緑は果てしなく美しい。

癒され、満たされた気持ちで歩き通し駐車地へ。

後かたずけを済ませて、

江別市のホームセンターへと向かった。

 

 

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2024.5.17 『上田』(126m)~『高岡山』(137m)  苦しいときは広い世界へ!

 先週の金曜日は職場が突然休業となった。

それで朝から用事で札幌へ。

このところ色々あって、

嫌なことが続いている。

「嫌なこと」と言うのは、

まあ、また今度ゆっくり・・・

 午前中の用事を済ませても、

気持ちは暗く・・・

広い風景が見たくて、

そのまま当別町弁華別に向かった。

そして「パンケチュウベシナイ川」に沿って伸びる農道に入った。

狭いが舗装された農道が続く。

それはやがて田園地帯の奥で傾斜が出て、

高度を上げだす。

それをどんどん上って行くと、

最高標高に達し、

峠状の地点に南に向かう林道入口が現れる。

これを少し入ったところに駐車。

この林道にゲートはないが、

そこから歩き出した。

東に広がる新緑の丘陵地帯が実に美しい。

この林道も私のお気に入りで、

嫌な気分の時は広い風景を眺めながら歩きたくなる。

はじめは伐採地だが、

その先は原野のようだ。

そこに不法投棄!

林道を開放すると、

必ずこういった身勝手な人間が入り込み、

自分さえよければ、

という行動に出る。

 直線的な林道を歩いて間もなく、

道端に四等三角点「上田」

すぐ林道に戻り直線的な道を行く。

雲が低く大地との間に、

わずかな隙間しかないように感じられる。

そして西側には風力発電の巨大風車が5基見られる。

一昨年までは2基だったのだが、

昨年3基が増えた。

この風車が景観を損ねると批判する方もおられるが、

私はそうは思わない。

景観に合った優しい形状をしていると思う。

 左手に高いアンテナを見て、

右手の作業道に入った。

小規模送電線の保守管理用作業道だ。

これがまた雰囲気のよい作業道で、

やがてそれをも離れ、

原野の中に続く作業道を行く。

すると前方に目指す「高岡山」の、

なだらかなピークが見えてくる。

そこで作業道から笹薮へ。

丈の低い笹だが、

密度が濃いのでゆっくり前進していく。

三角点に近付いたところでウルシだ!

標石の周囲を覆っている。

もう毒気を吐いて葉がツヤツヤしている。

触れたら大変なので慎重に歩を進め、

三等三角点「高岡山」

標高こそ低いが、

とにかく周囲の風景が広々として、

実に気持ちがいい。

 復路でも広々とした風景を楽しみ、

降りてきそうな雲の下を歩いて駐車地へ。

すぐに着替えて運転席に座ると、

ポツポツと雨が降り出した。

気持ちは重いが、

このときばかりは雨に当たらずラッキーっ!

 

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2024.5.12 『宇佐美』(194m)  若葉のころ

 先日の日曜日は、

栗山町へタラの芽を採りに出かけた。

私が小学生時代を過ごした団地から、

最も近いところに位置する三角点ピークを踏んで、

林道を歩きながら、

タラの芽を採って行くと言う予定。

 この朝Hiromiを迎えに行き、

栗山町桜山地区に向かった。

そして「桜山池」の手前の広場に駐車。

ここから「桜山池」を時計回りで周遊する林道にのる。

駐車地を起点に、

ちょっきり一周することになる。

歩行距離は6kmほど。

私の原風景の中で、

大変気に入っている林道だ。

伐採地が多く、

広い景色を次々眺められる林道だ。

 駐車地から歩き始めると、

ずぐにエゾシカ防護柵ゲートが2つ現れる。

これを左に入り、

林道を一周して右から出てくる。

 林道を歩き出すと、

萌え始めた木々の若葉が何とも美しい!

毎年思う、

「若葉のころって、こんなにきれいだったっけ?」と。

この美しい黄緑が7月ころまで続き、

その後は太陽の光をいっぱい吸収して、

黒々と染まって行く。

 

 歩き始めて2kmほどで、

左手の藪に入った。

藪は薄いので難なく進み、

小高い位置で三等三角点「宇佐美」。

毎年訪れる三角点ピークだ。

直近では今冬「栗山ダム」から登って、

湖岸林道に下り湖を渡った。

近場にあってずいぶん楽しませてくれるところだ。

 三角点に立った後は、

再び林道に下って先へと進む。

すると間もなく最初の伐採地が現れ、

右手の空知平野が一望できる。

ただ、この日は黄砂の影響なのか、

ぼんやりとした空気が漂い、

遠くの景色が霞んでよく見えなかった。

また、伐採地にはタラの芽がたくさんあるのだが、

ここは伐採されて久しいので、

雑草やブッシュが濃くなり、

その中には入る気がしない。

それで先へと歩を進めた。

するとすぐにワラビが自生しているところに出合う。

ここでは手ごろに伸びたワラビを収穫。

Hiromiはワラビを持ち帰らないので、

私の手伝いをしてくれた。

それと、道端のフキ採りも。

フキがまた食べごろでいいんだよねえ!

 周遊林道2つ目の伐採地からは、

東の風景が眺められ、

夕張の『冷水山』や『鳩ノ巣山』が見えている。

西に比べると幾分空気が澄んでいた。

そして更に歩を進めて行くと、

再び西側に伐採地が広がる。

3つ目のこの伐採は3年前のものだ。

 3つの伐採地を眺めた後は、

緑豊かな中を進んで行く。

そして水たまりの多い作業道に乗り換えると、

トドマツの林を抜け、

送電線の下に出る。

ここから先に最後の伐採地が広がる。

そしてタラの芽採りなんだがもう成長しすぎて、

ほんのちょっぴりしか採れなかった。

まあ、それはそれでいい。

そんなことより、

広く気に入った風景を眺めながら、

のんびり歩くことで、

ずいぶん癒された感じだ。

相変わらず慢性的な疲労を抱えているHiromiにとっても、

リフレッシュ効果があったのではないか?

  最後は「桜山池」の堰堤に下り、

池の風景を眺めながら昼食とした。

の~んびりとして、

いい気持ち~

対岸上部には、

直前に立ってこちらを眺めた伐採地が広がっている。

 昼食後周遊林道歩きを締めくくって駐車地へ。

そしてかたずけを済ませて帰途に着いた。

自宅にはこの日もフキとワラビを少々持ち帰り、

その少ない量から、

女房にかかるストレスを最小限に抑えた。

 

 

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2024.5.11 『熊ヶ澤』(235m)~『瀧澤』(154m)  二つの三角点とウド採取

 

 先日土曜日の朝、

樺戸山地の「一番川北」まで歩く過程で、

ウド採りをしようと思ったが、

少々時期が早すぎた。

それでせっかく山菜採りに目覚め、

ウドが食べたいと言っているHiromiに、

なんとかウドを採らせてやろうと、

月形町へと移動した。

そして「月形ダム」に続く農道を走り、

中野地区で林道入口に駐車。

ゲートのない林道なのだが、

入口に深い雨裂があり、

それを越えて進んでも、

深い水たまりがあることを知っていたので、

あえて入口を駐車地とした。

 林道を歩き出すと、

いきなり斜度を増し、

なかなか辛い登りだ。

しかし周囲の若葉が美しい!

ただ、どんよりとした空なので、

それが青空なら一層映えたことだろう。

 斜度のある林道を登りきると、

傾斜が落ちて両側にトドマツの林が続く。

次々現れる水たまりを見ると、

最近車が入った様子は見られない。

直線的な林道を進んで行くと分岐が現れるので、

これを左の枝に入った。

まず「熊ヶ澤」を目指して進む。

その沿線にはウドがかなり自生している。

そして予想通り早速ウドが目についた。

まだ地面から顔を出して間もないが、

次々に現れる。

それらを採って道端に置いて行く。

誰が来るわけでもないので、

復路で回収することにした。

 林道は次第に荒れて、

最後に車が通ってから久しい感じだ。

周囲の若葉はとにかく美しく、

ウドを採ったり若葉を眺めたりしながら歩き、

「熊ヶ澤」の基部に達した。

そこからわずかな藪を越えて、

三角点ピークに至るのだが、

年々アレルギー体質が深まるHiromiは、

春のこの時期の藪突入を避け、

林道に留まることにした。

そして私一人で、

三等三角点「熊ヶ澤」。

積雪期にも訪れるピークだ。

 林道に戻って道端に放ってきたウドを、

回収しながら歩いた。

林道を分岐まで戻り、

「瀧澤」を目指して今度は逆の枝に入った。

直線的な林道が続く。

周囲にはいいフキが並び、

タラの芽も見られる。

そしてこの沿線の奥にもウドが大量に自生してる、

はずだった。

ところがどうしたことか日当たりの良いこちらには全く見られない。

おかしいと首をかしげながら歩き、

道端の三等三角点「瀧澤」

ここは三等三角点二つがつながる林道だ。

 復路でもウドを探してみたが、

やはり見当たらない。

どうしてしまったんでしょうね?

 歩きながら目につくタラの芽を少々収穫。

それと分岐にデポしたウドを、

Hiromiが持ち帰った。

そしてこの日は自宅で、

山菜の処理に追われた。

私はフキを少々持ち帰り、

女房に「かわいい量だね~」

と褒められて・・・

 

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2024.5.11 『一番川北』(284m)  そろそろウドはどうかな?

 

 今シーズンはHiromiが、

山菜採りに積極的なので、

この日はちょっと早いが、

樺戸山地でウドの様子を見てみることにした。

以前は山菜取りなぞ全く興味がなく、

道端で何かを発見し、

それを採る私を待つことなく、

どんどん先へと歩を進めて行くHiromiだったが、

昨年の初夏、

馬追丘陵でタケノコ採りをして変わった。

それ以来山菜採りにのめり込みはしないが、

気にするようになった。

いや、なってくれた。

これでHiromiと一緒の時も、

遠慮することなく山菜採りが楽しめる。

 この朝Hiromiの車を我が家に置き、

樺戸山地へと向かった。

そして当別町青山から、

一番川に沿って伸びる、

道々「青月線」に入った。

「青月」とは青山と月形を結ぶという意味だ。

 舗装された「青月線」を走り、

左に一番川支流と出合って間もなく、

左手に現れる林道入口を駐車地とした。

しかしその直前にトラロープが張られ、

一応通行止めとなっていた。

ロープは簡単に外して通れるのだが、

GWを過ぎた今頃まで、

いったい何があって通行止めなのか?

奥には大勢の人でにぎわう、

「一番川オートキャンプ場」がある。

 駐車地から林道を歩き出した。

周囲は若葉が萌えだし、

大変美しい光景が見られる。

しかし、足元に目をやると、

雪が融けてまだ時間が経っていない。

道端には春一番の花である、

エゾエンゴサクが咲いていた。

やはりウドにはまだ早かった。

ただ、あと二週間も経つと、

逆にウドが成長しすぎて固くなる。

そんなウドの成長にも驚かされる。

 この林道はスタートしてしばらくは、

古いタイヤ痕が残っているものの、

すぐに笹に覆われて車両の通行は不可となる。

そんな林道を覆う笹も、

年々その面積と勢いを増していく。

ダニの活動が活発なこの時期は、

Hiromiも藪を避けたがる。

それでも我慢して歩を進め、

スタートして3kmほどで小尾根にのり、

それを詰めて、

三等三角点「一番川北」。

 

 ピークを踏んで笹の林道に戻った。

目指すウド畑はすぐ先だ。

ところがここでミスをして、

うっかり分岐から間違った枝に入ってしまった。

それを1kmも歩いてミスに気付いた。

そして引き返して予定の林道にのり、

ウド畑に行ってみたが、

そこにはたくさんのエゾエンゴサクが咲くばかりで、

ウドは1本も出ていなかった。

あきらめて復路に入り、

往路で目にしたほんのわずかなウドを収穫して駐車地へ。

Hiromiになんとかウドを持ち帰らせてやりたいので、

この日の二座目を変更し、

月形町へと向かった。

 

 

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2024.5.6 『虚無僧山』(コムスヤマ・198m)  雨から逃れて伐採地!

 今年のGW最終日の6日は雨の予報で、

私が住む地域は朝から雨。

Hiromiを迎えに行ってもやはり雨。

この日も夕張の山で活動することにしていたが、

どうせ登るなら極力雨には当たりたくない。

それで降り出すのが送れる予報の、

厚真町へ進路を変えた。

車中ではいつものように、

Hiromiが熟睡状態。

夕張から他所への変更は、

まだ起きているときに伝えたが、

厚真に決めたのは、

Hiromiが寝てしまってからだ。

従って現地に着き、

駐車地に入ろうとしたときに目覚めたHiromiは、

「ここはどこ? 私は誰?」状態だった

そして、こちらに走って正解!

途中の安平町追分辺りで雨は上がった。

 厚真町富里でエゾシカ防護柵を越え、

伐採地の作業道に入ったところを駐車地とした。

ここは昨年の暮れにも訪れている。

 曇り空の下、

伐採地の中に続く作業道を上がって行くと、

両脇の藪中にタラの芽がチラホラ見える。

それを知ったHiromiが、

珍しく欲しそうな顔をした。

これまで山菜なぞ全く興味がなかったHiromiだが、

昨年初めて自らタケノコ採りをして持ち帰った。

それが山菜採りのきっかけだ。

それでタラの芽の収穫は下山時と言うことにして、

風景を眺めながら先へと進んだ。

すると前方に広がる伐採地!

伐採地の風景は、

とにかく広くて我々が好むもの。

素晴らしい風景を眺めながら、

一旦伐採地のピークに上がった。

昨年伐採されたばかりで、

まだ下草が生えていない。

伐採地のピークで風景を眺めて藪に入った。

しかし藪とは言っても薄い。

そして短い距離で、

三等三角点「虚無僧山」。

三度目のピークだが、

最初に登った時は伐採地が下部だけだったので、

藪を漕いで登ったことを思い出す。

樹木が多いので展望はないが、

わずかな隙間から、

高丘地区から登る「芽奈野」(四等三角点・237m)が見えていた。

 下山は薄い藪の斜面を下った。

そして伐採地の作業道に出た。

その後はタラの芽を採りながらの下降だ。

タラの芽と言うのは、

どうして荒れ地に育つのかねえ?

タラの芽の収穫を始めると、

雨が降り出した。

しかし長くは降らずに上がってくれた。

Hiromiが積極的に採って行く。

山菜になんか全く興味を示さず、

ところどころで収穫する私を置いて、

ずうっと先へと行ってしまった人間とは、

全く別人になってしまった。

タラの芽はHiromi一人で食べるに十分な量を収穫。

駐車地に着いても雨が降り出すことなく、

容易に片付けを済ませて帰途に着いた。

雨からうまく逃れて満足!

そして帰宅後改めて、

GWの「反省会」。

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