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2019.1.27 『829m峰』(夕張・大夕張)  初登の一座から見る素晴らしい夕張山地!

 夕張市街地に隣接した山間部には、

800mを超える山が9座存在する。

これらのうち8座は地理院地図に標高点が記されており、

残りの一座は以前HiromiのGPSで800mを超えることを確認している。

またこの9座は800mを超えるものの、

900mには満たないという共通点をもっている。

昨日はそんな中の未踏の一座に登った。

前述の9座のうち6座が、

シューパロダムに端を発し、

三笠市、岩見沢市との境界を越えて更に続く、

長い稜線状の尾根上に存在する。

 

 昨日の朝7時45分、駐車地をスタート。

今回の駐車地は国道452号線の、

『夕張岳』登山口への入口に設けられた、

広い転回場の隅を利用させていただいた。

駐車地からアプローチなしで入山できる幸せ!

すぐカラマツの林に入る。

間もなく作業道に出くわしたので、

それを利用させてもらうことにした。

そしてその作業道は私が進みたい方向に誘ってくれ、随分楽ができた。

濃い樹林の尾根筋を登るのに比べ、

作業道を利用すると見通しが効きやすいすので、

未踏の山に登る際は方向をいくらか定めやすくなる。

そんな快適な作業道も雪が深いので、

Hiromiとラッセルを交代しながらゆっくり進む。

そしてCO.550で作業道が消えた。

その後は広い尾根を登って行く。

樹木はまばらで前方の見通しが効く。

ただ、変わらず深雪の中を登って行くので、

ラッセルを細かく交代して進む。

ふと振り返ると、樹林の向こうに夕張岳が見え出した。

感動的瞬間だ!

それもそう、この日は特別天気がよく・・・

 

 深雪の登行に辛抱強く耐え、

9時50分、CO.770で稜線上に上がった。

そこですぐ南に見えるピークがおそらく未踏の『807m峰』であろうとは思ったが、

そのまま北の『829m峰』を目指すことにした。

それから稜線上を北上するが、

素晴らしい晴天とは裏腹に、冷たい風が結構強い。

しかし稜線を歩くのは楽しく、

西側に目立つ『874m峰』を目にしながらの歩行がまたいい。

多少のアップダウンを繰り返しながら北上し、

10時25分、『829m峰』。

残念ながら樹木の影響で、

このピークからは展望が効かない。

しかし稜線を30mほど下ると素晴らしい展望台となる。

しっかり写真を撮るも寒さに長居はできず、

即下山を開始した。

下山は稜線を戻らずそのまま直線的にルートをとることにした。

この下山も雪が深いため、

スノーシューを雪に飲み込まれて四苦八苦。

それでも登りよりははるかに楽な下降の末、

駐車地が近くなってから早めの昼食とした。

そして11時50分、駐車地。

 

 これで夕張市街地の800m超峰9座のうち7座に立った。

残るのはこの日と同じ稜線上にある同一標高の『807m峰』二座となった。

豊かな気持ちで帰途に着き、

帰宅後はもちろんHiromiと「サイゼリヤ」で締めくくり!

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2019.1.26 『長官山』(254m)  虎にやられた~

 風邪だ。

1週間前の土日、乃々と虎がやってきた。

そのとき虎が鼻水を流していたので、

「こりゃヤバイかな?」と感じた。

と言うのも、

昨年の今頃やはり虎に風邪をうつされ、

それが延々と続き、えらい目にあったからだ。

しかし今回の風邪は咳をしていないので大丈夫かな?

と思っていたらあまかった。

虎が帰った翌日から二日間、

喉が痛み鼻の奥が乾いた感じでいたところ、

三日目になって咳が出だした。

そしてそれはみるみるひこどくなり、

夜通し席に悩まされて眠れない。

とうとう女房が用意してくれる薬に頼ることになった。

我が女房は耳鼻科の看護師なので、

そのあたりの薬は常備している。

そんな薬に頼ると効き目十分で、

咳が止まり鼻水も少なくなる。

ただ、眠くて体がだるい。

変な話しするけどねえ、

昔は風邪をひくことなぞなく、

咳込んでいる女性とキスしてもうつらないという自信があった。

ところが今はどうだ?

鼻水を垂らした孫を膝に乗せただけでうつされてしまう。

情けねえ~

それにしても一緒に来た乃々は風邪をひいていなかったし、

我が女房もいまだに平気な顔をしている。

ということはぁ、オラが一番弱いってこと!?

ホント、情けねえ・・・

 

 薬のおかげで咳が出ることもなく、

よく眠れたはずなんだが、

今朝起きると体がだるく何もする気になれない。

朝食のあとソファーに横になると、

また眠ってしまった。

そして起きたのが10時過ぎだった。

「さて、行くかあ」と言うと、

女房が「体を休めればいいっしょ。

無理するんでなぁい」。

しかしそんな言葉に従って休むほど、

私の精神力は弱くない。

常に前に向かわせる。

馬追丘陵でトレーニング登山をするべく家を出た。

 

 11時過ぎに『長官山』の火葬場登山口をスタート。

今日は訪れる人がなく、トレースはない。

夏道を外してショートカットを重ねる。

激しい倒木箇所を大きく迂回して、

頂上直下の登山道に当てる。

そして『長官山』の頂上を通り過ぎ、

そのまま東の「ユニ東武ゴルフ場」に下った。

冬のゴルフ場は広くて気持ちがいい。

その後尾根上に登り返して昼食。

今日はポットに湯を入れ、

珍しくカップ麺を持参した。

いつもは袋麺を煮て食べるのだが、

今日はとにかくだるくて全てが面倒だった。

買った握り飯を山に持っていったのは、

う~ん、初めてのような気がする。

でもこれ楽ねえ・・・

 

 昼食後『長官山』の頂上に登り返し、

長沼町の名所「文学台」に向かった。

そして見晴らしのよい「文学台」の西斜面を下って樹林帯へ。

うっそうとした針葉樹林の中を歩き、

「マオイゴルフ場」に出た。

最後は広いゴルフ場を横断して駐車地へ。

今日のこのルートは、

なかなか変化に富んで気に入っている。

14時過ぎ駐車地着。

 

 やる気が出ない中でのレーニング登山だったが、

その後も昼食後に飲んだ薬のせいで眠く、

帰宅して即昼寝。

そして起きるとスッキリ!

今日はHiromiが休日出勤だったのでちょうどよかった。

 

 

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2019.1.22 革細工  我が女房はえらい!

 私たち夫婦は性格が正反対だ。

血液型は同じO型なのだが、

私は体を動かすことが好きで、

山登りばかりしている。

それに対し女房は家にこもって何かに打ち込むことを好む。

そんな私の女房はひとつ年上で現在65歳。

昨春まで看護師として長い間働き詰めだった。

土曜休日は月に一日だけで、あとは日曜日だけの休み。

そんな限られた自由な時間の中でも打ち込める趣味を持ち、

土曜の午後と日曜日はその趣味に時間を費やした。

それが10数年続けてきたビーズ細工だった。

しかし、60歳を過ぎて加齢が進むと、

ただでも良くない視力が更に衰え、

遂には細かなビーズを扱うことが困難になってしまった。

それでどうするのかと心配になった私だったが、

 

我が女房はえらい!

ビーズ細工から間をおかずして革細工を始めた。

 

きっかけは通信販売で「縫うだけキット」というものを買って試した、

キーホルダー作りだった。

そしてこれは面白いとばかりに、

月一回の講習に参加しながら始めようとしたところへ、

私の恩師の奥様から牛半頭分の革を頂いたことが大きかった。

その奥様は遥か昔に革細工を趣味にされ、

随分色々な作品を制作された。

その時に裁断して加工していた牛の革が半頭分保管されていたのだ。

これが女房の「やる気」に拍車をかけ、

次から次へと作品を作り上げていった。

昨春で退職するつもりだった職場で、

朝2時間だけの勤務を頼まれ、

継続して土日以外の毎日通勤しているものの、

午後からは自由な時間ができた。

従って制作スピードもめざましく、

色々な作品が出来上がった。

そんな中で私のスマホケースも作ってくれ、

それをHiromiに見せると「私も欲しい」と言うので作ってやった。

そしてそれを手渡したとき、「財布も欲しい」と言うので、

それも作って渡すと、礼だと言って4万円をくれた。

そこで女房が「そんなにもらえないから他に欲しいものはないかい?」と尋ねると、

「A4サイズの書類が入るトートバッグが欲しい」と言うので、

 

シンプルでなかなかいいトートバッグを作ってやった。

また、年末にやって来た私の息子夫婦だが、

夫婦揃ってアパレル業界に身をおいているため、

素人の母親が作った革製品になぞ目もくれないと思っていたら、

 

作品を目にしたとたん一気に食いついてきた。

そして息子はA4サイズの書類が入るセカンドバッグ、

Sa~は二つ折りの財布を希望して、

先週末また来た時に手渡した。

それを手にした二人は大変満足そうだった。

我が息子はファッションに関してひどくうるさい。

その息子が喜んで持ち歩くのだから、

女房の作品はそれなりにいいと見て間違いないだろう。

繰り返すが、ホントうちの女房はえらい!

しかし材料の革を買うには金がかかるよねえ・・・

 

※業務連絡:『ミニ山の会』のメンバーで革製品が欲しかったら、

      材料代だけで作ってもらってやるぞ。

      このマネージャー“Amigo”を通してなあ・・・

 

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2019.1.19 「540mP」(夕張・登川トンネル)  やる気が起こらない時の一座

 この週末は土曜日だけの山行予定だったが、

その土曜日も朝から除雪作業で始まり、

全くモチベーションが上がらない。

先週は後半が雪続きで毎日朝晩除雪作業に追われた。

 

 土曜の朝、除雪作業が長引いたため、

予定の時刻を過ぎてHiromiを迎えに行った。

それから夕張に向かい、

出たとこ勝負で登る山を決めることにした。

そして選定したのが、

登川トンネルをむかわ町に抜けたところから登る「540m」ピークだ。

この山は地形図を眺めていて目にとまり、

昨冬初めて登ってみた。

すると短時間で登れる割には素晴らしい高度感が得られることと、

雄大な風景を眺められることに驚き、

次はHiromiを連れてその景色を見せてやろうと思っていた。

ただ、昨日は夕張に入ると雪模様だ。

国道274号線の登川トンネルを抜けて少し走ると、

右手に広い駐車帯が現れる。

そしてそこを発着点とする。

しかしその地に到着しても雪が降り続き、

更にモチベーションが上がらない。

短い行程を組んだので、

なんとかかんとか車外に出て準備を始めた。

  広い駐車帯からそのまま南の針葉樹林に足を踏み入れる。

予想した通り、連日の降雪により雪が深い。

大型のスノーシューを装着しても、

一歩一歩深く足を取られる。

この山に決めてよかったと思う瞬間だ。

そう長くは続かない樹林帯ではあるが、

深雪故にスピードは上がらず、

短い間隔でラッセルを交代しながら、

ゆっくりゆっくり登って行く。

そしてCO.450で北海道電力の送電線下に出て、

視界が一気に開ける。

前方の見上げるばかりの急斜面に対し、

背後は急斜面故にすごい高度感だ。

深雪ではなくカリカリの雪面ならば、

アイゼンを装着して登行する場面だ。

 

 深い雪にスノーシューごと飲み込まれながら、

一歩一歩確実に歩を出して登って行く。

ここで晴れていたならもっと素晴らしい光景を目にできるのだが・・・

そんな急斜面を登りきると、広葉樹林帯に入る。

しかし木々はまばらで、前方の見通しがよい。

斜度の小さい平坦地をゆるゆる登って行くと、

やがて「540mP」の上に立つ。

ピークは樹木が林立し、西側の景色がよく見えない。

だが、このピークから稜線上を北に歩くと、

間もなく登路でくぐり抜けた送電線の上部に出る。

するとそこは樹木が刈り払われ、

360度遮るもののない風景が楽しめる。

そしてこの稜線上は、夕張市とむかわ町の境界となっている。

そんなことを思いながら東西の風景を見比べるのも面白い。

 

 短い行程に空腹感もないのでそのまま下山。

下山はふっかふかの急斜面でスノーシューを取られて、

前につんのめって転倒。

しかしそれも気持ち良く、「Hiromiぃ、写真!」。

その後はスタスタ下って駐車地へ。

登下降でちようど2時間の短い行程ではあったが、

条件が悪いこんな日は、

無理せずちょうどよい山行を楽しめた。

そして締めはやはり「サイゼリヤ」。

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2019.1.14 『0の山』~「721mP」  二日続けての快晴に感謝!

 「新年会」の翌朝、いつも早起きの敏が最初に起きた。

続いて7時頃に起きたのが私だったかなあ・・・

前夜のワインが残り、頭がクラクラする。

そして7時半の朝食を目指して、

また飢えたHiromiが走る!

前夜と同じレストランで、おいしい朝食をいただく。

この朝食は、前もって和食か洋食かを選んで申告しておく。

我々はもちろん和食!

献立は質素なものなんだが、

酒を飲みすぎた翌朝にはそれがほどよく、

またうまいんだわ。

米は地場産のおぼろずき、

生卵は新鮮で黄味がこんもりと盛り上がっている。

いつも食べ過ぎる私は、この朝もご飯をおかわりして5杯食べた。

そして残る3人の合計が5杯。

なんだタイじゃんって、そんな馬鹿なことやってらんないんだよねえ、

もう64歳なんだからぁ・・・

  たらふく朝食を頂いたあとは、

コテージ前から裏山に入山だ。

8時55分スタートで林道を歩き、

夏道の登山口を過ぎてしばらく行くと送電線が現れる。

そこから急な斜面に取り付いて頂上を目指す。

頭クラクラの状態で辛抱強く登って行くと、

やがて背後の視界が開けて、金山湖が一望できる。

そして同時に西に『夕張岳』の荒々しくも美しい姿が目に飛び込んでくる。

この山、低山にしては眺めがいいので、

随分回を重ねて登ってきた。

頂上手前の「LARCH」を見下ろせるポイントで、

「LARCHI」に向かってみんなで手を振った。

「LARCH」の佐々木支配人が、

我々が登る様子をホテルから望遠レンズで、

カメラに収めると聞いていたからだ。

それは現実となり、下山後その写真を4人分用意していてくれた支配人だ。

 

 10時30分、『0の山』。

厳冬期に二日続けての快晴はありえない話しだ。

しかしこれも現実。

何度も記念撮影をしてきた頂上だが、

初登のMikaが一緒だと、なんだか新鮮な気持ちがするものだ。

  頂上をあとにして西の稜線を進む。

小さなアップダウンを繰り返しながら、稜線歩きを楽しむ。

写真撮影が趣味のMikaが写真撮りに熱中する。

前日の『国境山』とは違い、ここの針葉樹には雪がこんもりと積もり、

まるでクリスマスツリーの森を歩いているようだ。

楽しく歩いて11時15分、「721mP」。

このピークでまた視界が開け、

来し方の『0の山』を確認できる。

その後は南に伸びる尾根を淡々と下ってコテージを目指す。

12時05分、コテージ。

二日連続で快晴の山行に恵まれたことに感謝!

しかしエンジンがかからなーいっ!

この朝の気温は-25℃。

朝かからなかったので、

山から下りたらかかるだろうと思っていたが、大間違いだった。

すぐにバッテリーが上がってしまう。

申し訳ないがホテルの佐々木支配人に頼んで来てもらった。

ブースターケーブルは常備しているが、

それでつないでかけてもエンジンがかからない。

それから約30分、休んではかけてを繰り返して、

ようやく「ブル~ン!」。

ホッ・・・

この日も金山保養所で汗を流したが、

エンジンを切ることはできなかった。

もうやばいなあ、このハイエース・・・

 

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2019.1.13 『ミニ山の会』新年会  今年もLARCHから始まった!

 日曜日、金山湖のログホテル「LARCH」コテージにチェックインしたあとは、

早速近くの南富良野町営「金山保養所」へ汗を流しに行った。

「LARCH」には入浴施設がない。

まあ、コテージの各棟、ホテルの客室には風呂があるので、

それを利用して済ませる客もいるのだろう。

「金山保養所」での入浴には、

「LARCH」から渡される入浴券を使う。

今回は初参加のMikaがここで何でも初体験となる。

  入浴施設で汗を流したあとはコテージに戻って、

まず「カンパーイッ!!」

楽しい宴のはじまりはじまりぃ~

空腹の胃の内壁にスパークリングワインや発泡酒が染み渡る。

そして広々としたコテージの室内は、

大変暖かくゆったりだぁ・・・

かる~く酔いがまわってきた頃の17時30分、

ホテルでのディナーが待っている。

ホテルまでのちょっとした散歩道で写真を撮ろうと思っているのに、

飢えたHiromiがガンガン走り、

Toshiがそれにつられて走っていく。

今だからこっそり言うけどねえ、

Hiromiなんかこの数日前に、

「酒飲みの相手なんか嫌だなあ」、

「先に寝ることにするわ」、

「いや、参加すんのやめるかなあ」、

などと言ってたんだからねえ。

そいつが一目散にレストランめがけて走って行く!

ちょっとちょっとぉ、いいかげんにしてよねえ!

 

 ディナーの席について「富良野ワイン」で再び「乾杯!」。

Hiromiはグレープジュースで乾杯だ。

それから出てくるフルコースのフランス料理が美味い!

私、Toshi、Hiromiはここでもう何度も食してきたディナーだが、

それでも毎度納得できる美味さだ。

そして初参加のMikaも感想は言うまでもない。

富良野ワインを追加して話しが弾む。

ここでの食事は大変楽しいが、

我々は佐々木支配人をはじめとするスタッフとの再会もまた楽しみの一つだ。

顔なじみの面々に会うと懐かしさがこみ上げて、

ついつい名前を呼んで話しがしたくなる。

  楽しく愉快なディナーを切り上げたあとは、

コテージに戻って二次会だ。

こちらでは飲んだ勢いに任せて、

Toshiのストレッチ講習が始まった。

それには体育館大好きのHiromiもMikaもノリノリだ。

まあ、Hiromiの場合は酒を飲んでないから、

そんな好物には目がないわなあ・・・

あとは歌ったり踊ったりと楽しさは尽きない。

しかし、だらけた奴が一人いる。

寝っ転がって足癖の悪いこと!

みなさん笑ってやってちょうだい!

 

 楽しい時間はまたたく間に過ぎていく。

22時30分頃お開きとし、各自歯磨き等で寝る準備。

23時就寝。

天気に恵まれた山行の後、旨い酒を酌み交わし、

いやあ今年もいい「新年会」だったわぁ~

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2019.1.13 『国境山』(982m)  山は晴れると100倍楽しい!

 三連休二日目の昨日、

我が家にToshiの車を置き、

Mika、Hiromiの順に拾って金山湖へ向かった。

例年この三連休を利用して金山湖で「新年会」を開催している。

予定は一泊二日で、両日どこかの山に登ってきた。

そして今回は幾寅峠の『国境山』に登ることにした。

この山は昨年の正月に初めて登ってみたが、

天候が悪く何も見えずに終わっていた。

それでこの日は周辺の風景を目にするのを楽しみにしていた。

するとどうだろう、素晴らしい晴天に恵まれた。

 

 朝はゆっくり出発したので、

11時ちょうど、幾寅峠へ向かう車道の冬季通行止めゲート近くをスタート。

ゲートのすぐ横には最終人家があるので、

そこに迷惑がかからないよう、

少し南富良野町側に駐車した。

そこまで入ってくる車はほとんどないため、

路上駐車でも誰の迷惑にもならない。

 

 スタートしてゲート横を通り過ぎて驚いた。

立派なスノーシューのトレースが続いているではないか。

前日そこを訪れた人々のものだろう。

雪が少ない上に立派なトレースの上だとすたすた歩ける。

幅の広い直線的な車道が続く。

歩き始めて間もなくHiromiが暑いと言ってアウターを脱いだ。

確かにこの日の太陽は、

ずいぶん力がみなぎっていた。

歩き始めて30分ほどで「高樹橋」という大きな橋を渡る。

それからしばらく歩くと頭上に送電線が現れる。

私はその下を登る予定でいた。

ところがそこまで利用させていただいたトレースは、

高樹橋を渡ったところから樹林帯に続いていた。

それは私としても理想なのだが、

地形図を見ると斜度がきつそうであり、

小雪でスノーシューを笹に飲み込まれるのではないか、

という懸念からそのルートを取らないことに決めていた。

しかし、そこにしっかりしたトレースが出来上がっているのなら話しは別で、

それを利用させていただかない手はない。

予想通り斜度がきつく小雪で笹も出てはいるが、

そもそもこの辺りは笹の背丈が低いため、

スノーシューが飲み込まれるようなことはなかった。

そしてトレースはあくまでも締まっており、

正直なところ助かった。

 

 斜度のきつい尾根はグイグイ高度を上げて行く。

樹林は濃く、ほとんど視界が利かない。

我慢強く耐えて登って行くと、

CO.910で急に平坦地となり、一気に視界が開けた。

まあなんと美しい光景か!

空気が澄み渡り、遠くの山々がはっきり見える。

そしてそれらは純白に輝き・・・

頂上部を目の前にして簡単な昼食をとった。

空腹を満たしたあとは頂上へ。

空は青く澄み渡っているのだが、

北から吹き付ける風が冷たい。

 

 13時ちょうど、『国境山』。

そこには素晴らしい光景が広がっていた。

山登り以外に写真撮りが趣味であるMikaがシャッターを切り続ける。

Toshiも良い撮影ポイントを求めて動き回る。

そんな楽しく申し分のない頂上ではあるが、

厳冬期ゆえ寒さで長居はできない。

下りは登路とは別のルートをたどることにした。

北の『社満射岳』方面へ続く稜線に乗り、

途中から「高樹橋」を目指して下ることにした。

下りだしてすぐ素晴らしい霧氷を目にした。

「美しい!」の一言。

なかなか斜度のある下りが続く。

そして一旦平坦地となり、

CO.850で東斜面を下ることにした。

この下りも斜度がきつい。

ただ雪がフカフカでHiromiが「楽しい!」を連発し、

Mikaもなかなか経験できないことを楽しんでいるようだ。

楽しく下って「高樹橋」に当て、広い車道に下り立った。

あとはまた長い直線的車道を黙々と歩いて、

14時35分、駐車地。

その後の予定を考えると、ちょうど良い時間だ。

ささっと後片付けをし、

金山湖のホテル「LARCH」に車を走らせた。

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2019.1.12 月形丘陵地帯スノーシューハイク!  あてのない山歩き

 

 今日からの三連休は初日に札幌で用事があるため、

それを済ませてから久しぶりに、

札幌市内の山に登ることにしていた。

ところが除雪を終えて我が家にやって来たHiromiと、

札幌に向かおうとして、その用事がキャンセルとなった。

それじゃあ時間も中途半端なので、『分監山』にでも登ろうか、

ということになり、月形町に向かった。

そして『分監山』の麓に着くと、なにやらいつもと様子が違う。

除雪終点となっているところが、

その先の中小屋川に沿う林道奥まで除雪されているようだ。

そしてそこには「河川改修工事」の案内板が設置されていた。

そうなると『分監山』に登るには路上駐車しかなく、

今日は20cmほどの降雪があったのに、

その時点ではまだ除雪車が入っていなかったため、

路上駐車はまずかろうと、仕方なくその場を離れた。

時刻は既に10時近くになっており、

もう何処へ行くこともできないので、

月形市街に戻り、「月形ゴルフ場」から丘陵地帯を歩くことにした。

冬のゴルフ場は広くていい。

そこへ歩いて入ると、おびただしいスノーモビルのキャタピラ痕が残っていた。

縦横無尽に走り回った跡。

それがなければもっと美しい丘の風景が見られたであろう。

ゴルフ場は広いようでもすぐに歩ききってしまう。

それでゴルフ場の北側より樹林帯に入った。

そして小さなアップダウンを繰り返す尾根を、

北に向かって進んだ。

この尾根は標高150m前後のピークが連なる丘陵地帯だ。

尾根は明るい広葉樹林から、

薄暗い針葉樹林へと続く。

この針葉樹林の中のトドマツの幹には、

ヒグマの爪痕が随分数多く残っていた。

街やゴルフ場と隣接しているのに、自然の豊かさを感ぜずにはいられない。

  アップダウンを繰り返して4kmほど北に進んだ後は、

方向を西に変えて農場川に下った。

沢筋を下ってゴルフ場に戻るつもりだったが、

尾根筋を下り切ってみると、誠に運よく林道に下り立った。

おかげで楽に歩を進め、ゴルフ場に戻った。

そしてゴルフ場の景色は、広くてやはりいい。

たまには当てのない山歩きも楽しいものだ。

 

 明日は『ミニ山の会』恒例の「新年会」。

今年も金山湖畔のホテル「LARCH」コテージでの開催を予定している。

その報告は14日ないし15日になるかなあ・・・

 

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2019.1.6 『静台』(273m)  伐採風景をもとめて

 長かった12連休の最終日もまた除雪で始まった。

起きて外に出ると、

新たな降雪が20cmほどと、

除雪車が置いていった固雪が山になっていた。

これらを片付けるのには結構時間がかかる。

そしてこの朝一番の労働で、

必ず山へのモチベーションがガタ落ちとなるので、

前夜からHiromiに連休最終日は、

また馬追丘陵で遊ぶことを告げておいた。

 

 除雪を終えて8時過ぎ、

Hiromiを迎えに行った。

するとHiromiもまた除雪に追われていた。

現在Hiromiが入居しているのは、

新築の賃貸アパートで、

6軒が入居している。

ところが一生懸命除雪するのはHiromiだけ。

だからいつ行ってもだらしなく雪が残っている。

人のふり見て我がふり直せっちゅうの!

  今日は馬追丘陵でも珍しく『静台』に登ってみることにした。

『静台』にはD,E,F,Gという4つのコースがあるのだが、

昨年の10月1日より今年2月28日まで、

伐採作業のため全てのコースへの立ち入り禁止措置がとられている。

これまでそれに従って足を踏み入れていなかったが、

今日は日曜日で作業は休みであろうから、

伐採されたあとの風景を眺めてみることにした。

広いところが大好きな私は、

森林を伐採したあとの風景も好きなのだ。

 

 9時半近くになって「馬追の名水」横の遊歩道に入った。

新雪の遊歩道にツボ足で登った跡がついていた。

「えっ!? ツボ足?」と思ったが、

我々が装着したスノーシューの下の雪面が固い。

入山禁止措置が取られても、

びっしり人が歩いているということだ。

思えばここに通う人は多い。

その人々が一方的に入山禁止と言われても、

そうそうそれに従うとは思えない。

まあ、自己責任ということだ。

 

 樹林帯の木々にはその枝に、

降ったばかりの新雪がたっぷりと蓄えられている。

そしてそれが陽光を浴びて青空に映える。

そんな景色を見ているだけでも、

心が洗われたように和むものだ。

今日は天気予報では曇りなのに、

青空の面積が増してくる。

全く良い方に外れてくれたものだ。

 

 『静台』と南方面への分岐まで登ると、

切り出された木材がうず高く積み上げられていた。

そしてその全てに直径が書き込まれている。

見事なものだ。

それを見たあと『静台』へ。

先行者とはその前にスライドした。

この先行者は男女二名の年配者で、

それも木材集積所を過ぎたあたりで引き返していた。

やはりツボ足ではきつかったのだろう。

 

 久しぶりの『静台』だが、

艶消しな自衛隊の金網の向こうに見える、

空知平野の南端をしばし眺めて下山を開始。

下山では作業道に入ってみた。

複雑な作業道はいったいどこから入るのか?

おいおい探索してみるつもりだ。

 

 木材の集積所まで戻り、

それらが伐採されたところを探した。

しかし小規模に伐採された箇所を数箇所目にしただけで、

期待した広いものはなかった。

ここの樹林は広いので、

別のところにそんな広い伐採箇所があるのかもしれない。

次回にまた違う方面へ足を踏み入れてみよう。

最後は急斜面を下って小沢に降りた。

そして沢筋を下って遊歩道に当てた。

今度はもっと南側に足を踏み入れてみよう。

 

 12連休は長いと思っていたが、

終わりが近付くと短かったという感想。

また明日からコツコツと働きましょう。

おおっと、その前に締めはやはり「サイゼリヤ」!

いってきま~す!!

 

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20019.1.5 『鳩ノ巣山』(622m)  夕張は除雪されていない!

 

 昨夜まで鼻の奥が乾いて痛みを感じていたのが、

今朝起きてみると痛みも乾きも消えていた。

インフルエンザではなかったし、

風邪でもなかったことにホッ・・・

これで大人物のHirimiにうつさないで済む~

 

 今日の予報はどこもここも良くはなく、

雪に当たらなきゃ運が良い程度。

迷わずHiromiを拾って夕張に向かった。

夕張市内に入ると、

懸念していた通り除雪されていない。

新たな降雪が道路に溜まっている。

それらにハンドルを取られて危険な場面さえある。

昨年末から夕張は除雪の状況が悪い。

全国で唯一の財政破綻都市となって久しいが、

それでもこんなに除雪状況が悪いと感じたことはなかった。

 

 どこも除雪が入っていないとなると、

登る山は限られる。

適当に駐車スペースを確保して山に入り、

その後で除雪車が来ると、

除雪作業の妨げになるからだ。

冬山に足を踏み入れる者の一人として、

そういった最低限度のマナーは守りたい。

今日は仕方がないので、

先月に続き、また「Mt.レースイスキー場」の、

除雪された駐車場を利用させていただくことにした。

 

 9時頃到着して準備をしていると、

意外にも青空が広がりだし、日が射してきた。

これは拾いもんだったかな、と駐車場をスタート。

新たな降雪がかなりあったようだから、

深いラッセルを覚悟し、

最短ルートを登ることにした。

駐車場から100mほど歩道を歩いて住宅地から斜面に取り付いた。

この歩道も両側が雪の壁だ。

1月に入ったばかりのこの時期には珍しい光景だ。

12月末現在の夕張における積雪が、

観測史上最高を記録したというのもうなずける。

 

 山に入るとやはり雪は深い。

一歩一歩スノーシューを深く飲み込まれる。

そんな時は小刻みにラッセルを交代する。

Hiromiに「交代するぞ」と声をかけると、

「えっ、もう!?」
「いや、まだやりたいんならいいんだぞ」

「いや、どちらかというとやりたくはない・・・」

歯切れの悪いやつだ。

 

 カラマツの見事な林に入っていくと、

それまで晴れていた空が曇りだし、

雪もちらついてきた。

いやーな予感・・・

小刻みにラッセルを交代しながら、

カラマツ林からトドマツの林へ。

それを抜けると『鳩ノ巣山』の広い西斜面が現れる。

その時点では見えないが、

下部からこの斜面を確認したところ、

長い段差が出来ていた。

斜度がきついので、雪の圧力に耐えかねてずり落ちる。

これは例年だと1月下旬から2月に見られるものだが、

やはり今冬の大雪でそれが早まったものと思われる。

従って、ここでは雪崩の危険があるということ。

Hiromiを基部に止め、私が先に安全なところまで登る。

そして安全を確保したところでHiromiが登る。

もし雪崩が発生した場合、

巻き込まれて流される位置を把握しやすくするためだ。

しかし、何事もなくクリア。

ホッとして先へ進むが、

この頃になると降り出した雪が強くなりだした。

いやーな気分!

降りしきる雪は次第に強くなり、

頂上に着く頃には遠くの景色が見えなくなっていた。

頂上に1秒滞在で反転。

登路でつけたトレース上を戻っていくHiromiの速いこと!

とにかくスタスタ下って駐車地へ。

車の上には新たな雪が10cmほど積もっていた。

急いで後片付けをして、帰ろ、帰ろ!

強い雪が降り続く夕張から、

一刻も早く脱出したかった。

 

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