管理別荘地に在って我が家の敷地内はそれ程草刈していない方だと思う。
個人的な考えだが、本来そこに在るべき雑草は此処での植生だから可能な限り残すようにしている。
しかし、管理別荘地では最低限度の管理を行わなければならない。
都会でも、ゴミ屋敷が最近話題に上るが、正しく管理されていない別荘地も又その価値を減じてしまう。
また、美観的にも見苦しいと訪れた他の別荘利用者に不快感を与えてしまう。
こんな事を考えつつ、別荘地は都会の花壇のお庭ではないし、家庭菜園も問題だと思っている。
人それぞれ考え方が異なるが、許容範囲内での管理にとどめている。
それでも、初夏から初秋までは原村でも草ぼうぼうに成ってしまう。
通路と景観を加味して刈払機で草刈に励まないといけない季節である。
ご近所に騒音をまき散らすエンジン刈払機。
静かだけど、パワーに欠ける電動刈払機がある。
原村の広い敷地内で利用するなら、充電式で無ければ長いコードが必要になるし、コード捌きしながらの作業になってしまう。
今年も何度か草刈を行ったので、建物の周りや石などの周りを丁寧に行いたいと思っていると、ディスクの刃では不可能だ。
鉄製のディスクカッターから以前も利用した事がある、ナイロンコードカッタ-に付け替えて作業をおこなった。
ナイロンコードカッターが二本ち切れて、新しい物に二本付け替えた。
以前も感じた事があるが、
ナイロンコードカッター利用時の特性を述べて見たい。
刈払い機の利用は時計で言えば9時から12時の刃の所を利用するのが基本だ。
意図的に他の所を利用する事もあるがディスクの回転(反時計回り)からして左側に刈った物が飛ぶことになる。
それがナイロンコードカッターになると回転を上げる事もあり、且つ切ると言うより弾き飛ばす感じで、砕石などの小砂利が我が身に飛んで来るのである。
小さな砂利とは言え高速ですからこれが結構痛い。
それを避けるのは本来の利用位置ではない、5時から2時の間の位置で刈り取ると小石などが前方に飛び、自分自身の所に飛んでこないのである。
ナイロンコードカッター利用時の鉄則である。
刈払機の利用の仕方は
こちらです。
ディスクカッターからナイロンコードカッターに変えるので、ついでに刈払機のドライブシャフトにグリスを給油した。
グリスカップが付いていないから、意図的にグリスを補給しなければならない。
オートバイの動力伝達でもチェーンから車のようにドライブシャフトで行う物がある。
エンジンカッターはエンジンの動力をシャフトの回転を介して前方のディスクに伝えているのである。
なので、ドライブシャフトの所にはグリスアップが必ず必要なのである。
画像と共にその説明を行ってみる。
錆さびのディスクカッターを外して、ナイロンコードカッターを準備し終わったところ。
真中にあるのが刈払機用のグリスです。
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グリスアップ用のボルトナットを取り外しです。
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此方からグリスアップです。
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こちらのディスクカッターが付いて居た所でプラスチックのディスクに付け替える所です。
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此方からグリスを注入しますが、これが大変です。
グリスですから流動性が低く高い圧力を加えないとグリスが出てこないのである。
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ナイロンコードカッターを取り付けるディスクです。
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本体に取り付けです。
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本来のネジとは逆回転です。
エンジンカッターが廻る時緩まず、自然にしまって行く方向にする為にこのネジのみ逆切りです。
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コードカッターが完全に取りつきました。
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ディスクなら当たらないが、コードカッターだと飛散防護カバーに当たってしまうので少しずらした。
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スパナレンチでは舐める危険性があるので、可能な限りメガネレンチを使用する事にしている。
メガネレンチは六角形全面を囲うので角を舐めてしまう事が無いのである。
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今回は皮手袋をしていたので小石が飛んできても若干痛みを和らげる事が出来たのは幸いである。
エンジンチェーンソーの修理の時に大怪我する危険な事態に合った事がある。
その時以来、可能なら皮手袋を着用するようにしている。
装備は、危険を軽減します。
是非とも安全に配慮して作業をせねばと思い起しました。
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