24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

4時間半も!

2023年02月28日 | 日記

まあ、あまりに良いお天気で、朝の7時半、まだ土の表面が凍っている時間から、ずっと鉄柵作業を続け、何と、家に戻ってみたら、11時半を回っていた。驚くことに、4時間以上も作業をしていたことになる。自分でも、びっくり。

ちょっとした「おやつ」と飲み物とタバコがあれば、今日のような超快晴だと、いつまでも動き続けている。鉄柵8枚と、鉄筋棒は20本を打ち込んだ。難しい場所だから時間がかかったが、一段落して、余力で畑を2箇所スコップで耕した。

今夜の会合もあるし、明日からの、一番肝心な30本の苗木植樹があるから、ここで無理しちゃ、元も子もない。それでも、まあ、よく飽きずに作業をした自分に驚くばかり。

どんどん身体が「百姓」に馴染んできているようだ。うん、良いぞ!

昼食前には、村の先生の山の杉の木が途中で折れて、梅林予定地の猪柵の内側にまでかかっているので、本来なら地主責任だが、そんな論理は通用するはずのない異次元の世界の住人だから、「センセ、好きに処分して良いか?」と許可をもらってきた。そのうち、片付ける。

昼食後は風呂に入って、テレビ映画を見ながら、昼寝。強い南風が吹き荒れて驚くほど暖かい。


魔法の薬

2023年02月28日 | 気象

2023年2月28日(火曜日)午前5時45分:[  -1c/15c/0%  ]{ Getup0445 } 晴

「二月は逃げる」ように去っていく。今日は最後の日。夜は公民館で運営審議会がある。楽しみなTVなど、全くないから逆にありがたい。時間潰しになる。

天気予報の最高気温にびっくりする。15度だって!朝から畑作業しか念頭にない月末の今日だが、水分補給に要注意だろう。まあ、それ以前にくたばって、2時間も作業できるかどうか、怪しいから、心配無用かもしれない。

かつて、60歳を超えた池波正太郎が、酒の量も食事の量もずいぶん減って、すぐに疲れ、「歳のせい」だと言い続け、65だったか66だったか、急性白血病で死んでしまうが、多分、慈恵医大かどこか、大病院の院長か知人の医者に、ずっと「健康診断」を受けつつも、白血病の予見すら、なかったのだ。

まあ、それぞれ個人が持っている生命力というか寿命だから、良い悪いは別にして、老人になると、原因が「老化」という自然現象か、それとも何らかの「病気が進行しているせいか」の判別が難しくなる。

さあ、三重県から今日は山椒の苗木が30本、出荷され、明日には届くはず。その程度の数なら、植える準備の穴は、去年から用意してある。もっと数多く、穴を用意したいが、そこに埋める良質の土がないし、苗が手に入る予定もない。

すでに植えた30本の苗木が根付くかどうか、見極める必要もあるし、いま植える予定の30本もちゃんと根付くのかどうか、先は不透明。全滅することもあり得る。何せ、土壌が実験的なのだから。

果樹を相手にする農業は、時間がかかる。成果を得るには、早くて5年、修正など繰り返したら、最低でも10年は必要だろう。猪だって、世代交代するなあ。

さあ、今朝は真っ先に捨てられたさつまいもやジャガイモのゴミを処分して、鉄柵工事に取り掛かろう。外は放射冷却で氷が張っている。氷点下だ。


うまい!さつまいもの素揚げ

2023年02月27日 | 日記

昼飯と一緒に、素揚げしたご覧のさつまいもの切片を食べたが、あまりにうまくて、箸が止まらない。

これが、実は写真のように、我が山椒ばたけの予定地の道路角に捨てておいた不届きな人間がいるのだ。すぐ近くの畑をしている、あのバーさんかもしれない。不届きとは少しも思っていないに違いないが、こっちはゴミ捨て場ではないのだから、迷惑千万。

と言いつつ、3つの南瓜は腐っているが、驚くほどの大きさのさつまいもは、芋の性質から考えて、どうも、食べられる気がして、二つほど手頃なのを持ち帰って、すぐに洗って、すぐに切って、その一部を素揚げしてみた、というわけだ。

まあ、乞食根性も甚だしいが、立派な食料だということも事実だ。水分が多いようで、素揚げは素人には「危険」だが(私のような玄人は、お安い御用)残りを輪切りにして、信じがたいほどいいお天気になったので(ワイフなど、春だ!春だ!と騒いでいる)日当たりの良い場所に干しておいた。

後で、小玉スイカほどもあるようなさつまいもを切ってみるとしよう。

何せ、朝方2時間ほど、ご覧の鉄柵の鉄筋棒を10本ほど打ち込んで、ただでさえ、不具合の右肩が、もう使い物にならない。休ませて、明日にしないと、下着さえ着替えるのに不自由しそうだ。最低でも、100本から、150本は打ち込む必要があるのだから、まあ、どうなることか。


一石二鳥

2023年02月27日 | 気象

2023年2月27日(月曜日)午前6時:[  0c/10c/0%  ]{ Getup0430 } 超快晴!

放射冷却でグッと冷え込んだあとは、太陽の恵でぐんぐん気温が上がり、今日は超快晴になる。(今は、まだ真っ暗だが)新しい週の始まりは、やって来る春の期待だけでも元気が出る。今日と明日で、2月も終わる。

今朝は少々、忙しい。畑で、2時間ほどゴミ集めや鉄柵作業、苗植え準備作業をやって、10時すぎにはJAなどに出かけ、月末の野暮用をする予定だ。帰り道、ゲンキーで赤飯があったら、買って来るとしよう。昨日は、何でも高いJA清水店に寄ってみたが、置いてなかった。コンビニで、時々見かける赤飯のおにぎりもなかった。

桜餅でしばし、代用。餅も大好きだったのだから。いや、4年前に100歳を超えて亡くなった親父の命日だから、という話。親父の葬式には「赤飯を炊いて、村中に配ろうか」などと言って、ワイフに叱られた。厄介者が、ついにこの世を去った解放感で、心はウキウキしていたのだが、その厄介者と自分の人生を重ね合わせると、まあ、そっくりじゃねえか、とつくづく思う今日この頃。

写真は剪定用の電動の枝切り鋏の切り口。これは実に面白い。直径4センチほどもある枝や幹は、普通に小さな鋸を使う必要があるが、電池のパワーでスパッと切れる。

筋力がどんどん衰える老人になると、この「パワー」には感激する。畑作業をしながら、つくづく小型重機が欲しいと思うのも、このパワーへの憧れがあるからだ。しかし、小銭程度では手に入らない。当分、いや永久にかもしれないが、衰えた筋力の自力作業で、コツコツ頑張るしかないのだが、まあ、それもドライバーの飛距離を落とさない鍛錬だと思えば、一石二鳥だ。

ただし、一度壊れると、元には戻らないから、その辺りが「要注意」なのだが。

 


畑が真っ白

2023年02月26日 | 日記

日曜午前8時、雪がちらついて、畑は真っ白状態。1日で風景が変わる。一昨日植え替えたミカンの幼木も寒さに震えているに違いない。

一昨日の金曜日の女子ゴルフサバイバルで、2月の優勝者が決まった。2月最後の週の最後の二人まで薮田梨花が残っていたので、番組を最高に楽しめた。「全ホールバーディで優勝したいです」と試合前にはお気楽に言っていたが、ノーバディー3ボギー、3度のサドンデスを潜り抜けて、最後の最後まで生き残り、最終ホールを「お先」でパーを決めたが、全く似たような距離と方向からの相手のバーディーであっさり敗れ去って、優勝は出来なかったが、考えれば、よく頑張った。

1年前の初出場と比べると、格段に成長して、番組は副題まで付けて、しっかり彼女を捉え、たくさんおしゃべりも流れたし、明るく、自然で、自信に溢れたプレイ姿を見せていた。最新のピアスをつけ、化粧もバッチリ、美容室にも定期的にいくし、マニュキア爪も、服装も全く問題なし。藤田光里と同じコーチに習っているとかで、その先輩の色合いにすっかり染まって、広い女子ゴルフの村の住人として、定位置を確保し、慣れてきたのだろう。今、一番幸せなのかもしれない。これで、勝負香水を付けて、誰か女子ゴルファーの生活に理解のある人生の相手に恵まれて結婚できれば、もう、それ以上は望むべくもない。

才能として見事だと思えたスイングも「高い志と強い意志」がなければ、磨かれることはない。運動能力と頭脳とハートが備わらなければ、トッププロとして億単位の賞金を稼ぐチャンスは巡ってこない。勝手に「期待」したファンの私が、悪かったとつくづく反省する。彼女は、彼女なりによく頑張っている。それでいいのだ。誰もが、川﨑春花には成れるものではない。

女子ゴルファーの世界は広い。「全ホールバーディ」などと夢は大きいが、それは子供たちが「イチローのようになって、メジャーで活躍したい」というのに似ている。ノリで楽しい夢を語っているに過ぎない。サバイバルに出場する十人が、狙うのは優勝です、などと言いながら、見ている視聴者が呆れるほどの、ヘボショットさえするのだから、ご愛嬌というものだろう。

人間には持って生まれた「器」がある。親のDNAと強い志とハートで決まる。小さな器に大きな期待を寄せるのは残酷というものだ。20年前の3月18日、私は同じ過ちをした。東大出二人組に、大きな期待を寄せたのだが、今になって知るのは、驚くことに「根本的な無知」が、必死で問題解決に取り組んだ誤った「解」に辿り着いたということだ。その後の大勢の人生を大きく変えたその回答は、無知な二人組にとって、必死な努力の結果だった。

何という「哀れ」なことだろう。胸を張って引き受けた彼らが悪いのではない。その能力を見抜けなかった私に、大きな原因があるのだ。すべては、私のせいだ。「全ホールバーディで優勝したいです」という笑顔を信じては、全てを見誤る。何せ、バーディなど偶然にも、一個もなかったのだから。それが、現実なのだ。

20年も前の複雑なことが、今になって、スッキリ理解できるのは、あの世が近づいている証拠かもしれない。


高い志と強い意志

2023年02月26日 | 気象

2023年2月26日(日曜日)午前7時:[  0c/6c/50%  ]{ Getup0600 } 曇り一時雪

外は粉を撒いたようにうっすら雪化粧。曇天の朝。昨日も同様だったが、雪はなかった。今朝は違う。残念ながら午前中に畑作業を出来そうもないので、朝風呂にでも行こう。

昨夜は釣りバカで、長崎佐世保の風景を堪能して、9時からBS系列の映画「エンドオブステイツ」?を、結局、最後まで見てしまった。エンドオブの第三弾。以前も見たが、あの、顔認証をしながら確実に自爆攻撃して来る、蝙蝠の大群のようなドローン兵器が、何とも凄い!

実物があるのかどうかは知らないが、発想が「超やばい」。あっという間に大統領警護官15名と無数の兵士が、次々と確実に吹き飛ばされて、拳銃などでは対処のしようがない。襲って来るハチの大軍を銃で一匹づつ、撃ち落とそうとしているようなものだ。

ドローン兵器とAIの可能性を示す、近未来の兵器。AIの進化が、今後どれほど兵器に活用されることか、計り知れない。AIの裏の顔だろう。

我々の実生活では、猪や鹿の攻撃を何百年も前と同じように、相変わらず、柵で防ぐしかないのだから、まあ、何と言えばいいのか。

相変わらず、小さな角餅をフラアイパンで焼いたら、それに味塩を振って、食べている。なぜか、焼き餅は塩がめちゃうまい。チキンナゲットに黒糖ロールの小さなパンも半分に切って、フライパンに載せて、焦げ目をつける。

食品の焦げ目は発癌物質を多く含んでいるとか。お焦げこそ「美味」で75年近くも生きてきたから、もう、気にすることはあるまい。


山椒農家への険しい道

2023年02月25日 | 日記

10時すぎて、お天気はすっかり良くなった!青空が広がって、日差しが眩しい。これなら、こんな時間に作業するのだった。NHKの防災アプリの1時間ごとの天気予報は、まあ、当たらない。

雨さえ降らなきゃ作業ができるから、北風が寒い中、7時半ごろから畑に出向いて、今日もあれこれ作業。まあ、くたくたになってしまった。猪よけの鉄柵を作るのに、この写真のような2mの鉄柵100枚と、鉄筋棒をその倍数扱うことになる。

この年になると、鉄筋棒を一本持っただけで、重い。これを打ち込むのだ。全部、自分一人で。

 


親父の命日

2023年02月25日 | 気象

2023年2月25日(土曜日)午前6時30分:[  2c/7c/0%  ]{ Getup0530 } 曇り一時雪

雪がちらつく、曇りの日になるとか。娘に言われて気づいた。今日は親父の命日。2019年だから、丸4年が経過した。そんなに? つい昨日のように思えるのだが。

後で、親父が好きだった「赤飯」を買い求めて仏壇にお供えでもしておくことにしよう。

あの世は歳を取らないが、こっちは歳を取る。4年は大きい。子供はしっかり成長するが、老人もしっかり「老化」する。目は見えなくなるが、物事はよく見えるようになる。木々のように、成長するのだと考えるとするか。

それにしても、かなり明るくなるのが早くなった。これまでは7時少し前までも真っ暗だったが、30分ほど早くなってきた。春が来るのだ、ありがたいし、嬉しい。


みかんで練習

2023年02月24日 | 日記

午前7時10分には子供たちとワイフの列に加わって、畑まで残り大根を取りに手ぶらで出かけたが、大根などあっという間だが、隣の山椒が大変なことになっているのに気がついた。「あっちゃ、一本5千円近くもした、2年生の山椒苗の小枝が、全て、根元から引き裂かれたように折れている。

雪の重さのせいだが、私のせいだ。私が、青いビニール紐で、低木成長を目指すべく、引っ張ったまま、重い雪の時期を放置しておいたせいだ。全ての紐が小枝を折ってしまった。苗木は全滅するかもしれない。(明日は、傷口にロウを塗ってやらなきゃ)

あれこれやっているうちに、これでは道具がないことを悟って、とりあえず、一度帰宅して、腹ごしらえをしてから、一輪車にご覧の荷物や道具を積み込んで、先ずは、山椒畑に乗り込み、3本のミカンの苗木を、鉢植えから、山椒苗を植える準備をしたまま、雪を超えた南東の角から3つ穴を使って、植えた。

もうそれだけで、地球が回るほど、ヨレヨレ、くたくた。しかし、それからそれから、いくらでも仕事があるし、しなきゃいけないことが見えて来る。10時まで頑張ったが、限界を感じて、また明日にして帰宅した。

午後から天気は悪くなり、明日もお天気が悪い。今朝の作業中も、細かな雨が降っていたが、それほど気にならない程度だった。明日も、2、3時間、作業ができるほどのお天気を願う。

3本の苗木を植えただけで、くたくたになるようでは、月末、30本の苗木が届いたらどうなることか。冬の時期は、やはり、体力を無くしてしまう。少し、体を動かして、慣れないと。

やはり、天然のシミダイコンはうまい。見た目は腐った大根みたいだがなあ。


絹の明察

2023年02月24日 | 気象

2023年2月24日(金曜日)午前6時:[  4c/10c/50%  ]{ Getup0445 } 曇り一時雨

なんとも鬱陶しい暗い曇天の日が続く。朝から晩まで、昭和天皇のように快晴とはいかない。でも、今日は週で一番、私の好きな金曜日。昨日の祭日は、全く気力がなかったが、今朝は飛び起きた。

何せ、映画館みたいな座席でふんぞりかえってうたた寝している間に、ズボンの後ろポケットに入れておいた財布が盗まれ、空になった財布と不要なものが、その周りの座席にパラパラと点在。大事なカード類がない! スマホもない。

焦った! あちこち連絡をしたくて、焦っている夢で、目が覚めた。夢だったが、「ぼーっとしてんじゃねえぞ!」、と天に叱られているような気分になった。

ずいぶん昔に買った二つ折りの皮財布だが、使い込んで表面がツルツルと具合がいい。具合がいいぶん、ジーンズの後ろポケットなど、あっという間に滑って出てくる。後期高齢者のヨレヨレはタスポは入っていても病院の診察カードだらけで、盗んだ奴が「後悔」するほどの財布が良い。どうせ、現金は少ないのだから。

何事も事前の備えは大事だ。考えておかなきゃ。

というわけで、今朝はしっかり顔も洗った。(昨日洗ったかどうか、よく覚えていない)このところ、ちょうど3月でまる20年を経過した出来事を振り返りつつ、A4、20ページを超える手紙に没頭していたが、書きながら様々な発見に驚くばかり。

「絹と明察」というタイトルの三島由紀夫の本を思い出したが、内容はまるで思い出せない。「ご明察」と自分を褒めてやりたい気分で、本のタイトルを思い出しただけだ。