以下、関連機関から発せられている情報です。参考にしてください。
◎厚生労働省.
職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防、健康管理の強化について
2020年5月14日
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11306.html
産業医・産業保健スタッフの役割
- 医学情報の収集と職場への情報提供
- 職場における感染予防対策に関する医学的妥当性の検討と助言
- 職場における感染予防対策及び管理方法に関する教育・訓練 の検討と調整
- 従業員の健康状態にあわせた配慮の検討と実施
- 事業場に感染者(疑い例含む)が出た場合の対応
- 職場における従業員のメンタルヘルスへの配慮
- 職場における段階的な措置の解除に関する医学的妥当性の検討と助言
- 職場における中・長期的な対策に関する医学的妥当性の検討と助言
- 職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト
◎東京商工会議所
企業向け新型コロナウイルス対策情報 第8回在宅勤務者のメンタルヘルス対策
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1021905
・テレワークに伴うメンタルヘルス上の課題
1.孤立感
2.サポートの減少
3.気持ちの切り替えにくさ
4.子供、家族がいる状況での勤務によるストレス
・企業でできる対策
1.コミュニケーションを図る
2.気持ち(と時間)を切り替えることを意識する
3.在宅でのテレワークで生じやすい感情(孤立感な ど)について情報共有する
4.メンタルヘルス相談窓口の設置
◎COVID-19流行下における効果的なテレワークのポイント (ILO.2020)
国際労働機関 (ILO). Keys for effective teleworking during the COVID-19 pandemic26 March 2020
https://www.ilo.org/global/about-the-ilo/newsroom/news/WCMS_739879/lang-en/index.htm
- 管理職によるサポート
- ツールとトレーニングの提供
- 成果への期待を明確にすること
- 労働者による自主的な時間管理
- ワークライフバランスの管理
- 職場メンバーの信頼関係
◎日本渡航医学会・日本産業衛生学会
「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」第1版
2020.5.11
http://jajsr.umin.ac.jp/
在宅勤務への工夫
(1) 業務とプライベートの切り分け
・業務の開始と終わりを自分に言い聞かせるために、勤務開始時と終了時に上司に連絡する。
・昼休みは自宅ではなく、軽く散歩など外出の機会に充てる。
・オフィス勤務時と同様に毎朝の身支度や身繕いはきちんと行う。
(2) コミニュケーション方法の検討
・電話会議や Web 会議ツールを利用し、声や画面を介したコミニュケーションを推奨する。
・メールではなく、あえて電話等でのコミニュケーションを取ることを推奨する。
・必要に応じてではなく、1 日1回は時間を決めて声や画像を通じた打ち合わせを行う。
(3) 在宅勤務の限界を認める
・在宅勤務のデメリットではなく、そのメリットを周囲の者と共有すること。
・在宅勤務に対しては、オフォス勤務時と全く同じレベルのアウトプットを求めない。
・在宅勤務で効果を上げるための方法をチーム間で常に考え実行する。
◎COVID-19対策を支援する情報サイト
・日本産業ストレス学会.
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行時のストレス対策 特設ページ
http://jajsr.umin.ac.jp/
・こころの耳(厚労省)
新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア)
https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/coronavirus_info/
・日本赤十字社.
新型コロナウイルス感染症対応に従事されている方のこころの健康を維持するために
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200330_006139.html