小職の従来よりの主張です。意図して「パワハラ発言」はできません。
冗談ではなく、どんな名優の演技より、「素晴らしい」の一言です。
ですから「パワハラの意図はなかった」という、発想・発言になるのでしょう。
従って、外形的なパワハラ対策教育では間に合いません。
なお、寡聞にして承知していないのですが、専門家にはこのような言及がありませんね。
部下にパワハラ 女性看護師長を懲戒処分 長崎医療センター勤務
2021/3/27 長崎新聞
国立病院機構九州グループは26日、長崎医療センター(大村市久原2丁目)に勤務する50代の女性看護師長が、
パワーハラスメントで複数の部下に精神的苦痛を与えたとして、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同日付。
同グループによると、看護師長は2018年4月以降、部下に業務指導する際、
他の職員の前で長時間にわたり叱責(しっせき)したり、
提出された資料を目の前で破いたりするなどの不適切な行為をした。
看護師長は「パワハラの意図はなかったが、申し訳なく思う」と反省しているという。
大阪大学教授を懲戒解雇 教員にセクハラ繰り返したか
NHK 3月26日
大阪大学の60代の男性教授が、同じ研究室の教員にセクハラ行為を繰り返したなどとして、
26日付けで懲戒解雇になりました。
懲戒解雇になったのは、大阪大学大学院の60代の男性教授です。
大学によりますと、教授は、同じ研究室の教員に長期間にわたって体の接触を強要するなどの
セクハラ行為を繰り返したほか、他の教職員に退職を強要するなどのパワハラをしたということです。
大学の聞き取りに対し、教授は体の接触は認めたうえで、
「セクハラやパワハラはしていない」などと話しているということです。
しかし、調査結果から、ハラスメントが認められるとして、大学は、26日付けで教授を懲戒解雇にしました。
また、同じ研究室の40代の准教授も教職員に退職に関する書類をメールで送るなどして
退職を強要するパワハラをしていたとして、26日付けで停職3か月の懲戒処分になりました。
大学は、被害者の特定につながるとして、教授や准教授の年齢や所属、
詳しい当時の状況などは明らかにしていません。
大阪大学の西尾章治郎 総長は、「優位な立場を利用して長期間にわたってハラスメントを
行う行為は決して許されるものではなく、厳正に処分した。
今後、同様の行為が起きないよう対策を徹底し、ハラスメントを撲滅すべく努力する」とコメントしています。