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「日本メディアが小池氏の卒業証書に疑義を呈していることは本学や卒業生への名誉毀損。エジプト法に基づき対処する>カイロ大学

2020年06月10日 23時24分06秒 | 日々の出来事
【速報】カイロ大学「日本メディアが小池氏の卒業証書に疑義を呈していることは本学や卒業生への名誉毀損。エジプト法に基づき対処する

小池百合子都知事の「学歴詐称疑惑」が一部メディアで指摘されるなか、
渦中にあるエジプトのカイロ大学が「小池氏が1976年に卒業したことを証明する」との声明を出しました。

カイロ大学が8日付で出した声明では「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。
卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」と説明しています。

また、日本の一部メディアがカイロ大学の卒業証書の信憑(しんぴょう)性に疑問を呈していることについて、
「カイロ大学及びカイロ大学の卒業生への名誉棄損であり、看過することができない」と批判したうえで、
エジプトの法令にのっとり、適切な対応策を講じることを検討していると警告しています。


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10万円給付金で借金返せ」と言われたら?コロナ危機からお金を守る知識

2020年06月10日 23時07分32秒 | お金のこと

新型コロナウイルスの「本当の怖さ」が、いよいよ目の前に現れてきた。それは、コロナで亡くなる人より、「コロナ経済危機」で亡くなる人のほうが多くなるかもしれない、ということだ。  企業の倒産、解雇、派遣切り、雇い止めなどによる失業の先に、最悪のシナリオが待ち構えているかもしれないのである。 
失業予備軍の休業者が600万人いる



写真はイメージです
 すでに失業者は増加している。コロナの影響による解雇や雇い止めは、5月28日時点で、見込みも含めて1万5823人。そして、まだ解雇はされていないが働いていない休業者は、4月に突然、前年同月比で420万人増え、597万人になった。  休業者は、「失業予備軍」になりうる。会社から「1か月間、休んで」と言われていたのが、「もう来なくていいよ」にいつ変わってもおかしくない。  このコロナ経済危機をなんとか乗り切るには、どうすればよいだろうか。それは、とにかく国や自治体が出している「支援策を使い倒す」ということだ。 


画像:コロナのお金110番 会社と個人のお金、こうやって守れ!(アスコム)
 1万社以上の中小企業の相談に応じてきた企業再生コンサルタントの八木宏之氏は、『コロナのお金110番 会社と個人のお金、こうやって守れ!』(アスコム刊)という本を緊急出版した。  この本では、国や自治体が出しているさまざまな支援策を紹介している。第1章は、中小企業向け、第2章は、個人事業主、会社員、派遣社員、契約社員、パート、アルバイト、学生向け、第3章は、すべての人向けの内容になっている。 


給付金を借金の返済に迫られたらどうする?
  八木宏之氏といえば、かつて共著書『借りたカネは返すな!』(2002年)で、借金で破滅しない“合法的裏ワザ”を紹介してベストセラーとなった。  そして、今回のコロナショックで注意しなければいけないのは、せっかく支給された給付金を、借金の返済にあててはいけない、ということ。たとえば、全国民に一律10万円が給付される「特別定額給付金」を回収しようと、銀行もだが、街金や債権回収業者(サービサー)が、手ぐすね引いて待ち構えているかもしれないのだ。  

この本を監修した田中健一弁護士は、 「国から入ってくるお金は、事業資金や生活資金のためのもの。また、新たな法律(令和二年度特別定額給付金等に係る差押禁止等に関する法律)により、10万円の特別定額給付金は、『差押禁止財産』になりました。ですから、もし回収しにきたら、『これは、生活資金のためのものです。返済資金ではありません』とはっきり相手に言ってください。  

政府は、生活資金のために全国民に10万円を支給するのです。そのお金を返済にまわしてしまっては、政府は返済のために支給した、ということになりかねません」  と警鐘を鳴らしている。
事業主が返済の時間稼ぎをする方法「手形貸付」

 この記事を読んでいる人の中には、会社経営、個人事業主、あるいは会社財務担当者もいるだろう。ぜひ、そういう友人や家族、あるいは会社の上司に教えてあげてほしい。『コロナのお金110番 会社と個人のお金、こうやって守れ!』では、八木氏がいままで駆使してきた合法的裏ワザや交渉術なども書かれているが、その一例を紹介したい。  

金融機関の担当者でもあまり知らない「手形貸付」という手法がある。聞き慣れない言葉だが、簡単に言うと、一定期間、金利だけの支払いになるので、支払いの負担額が減るということ。  


これまでの「約定弁済」(当事者間で締結した契約に基づく債務弁済。住宅ローンなどの一般的な返し方)を「手形貸付」(借り手が貸し手を受取人とする約束手形を振り出し、貸し手が手形額面を貸し付けること)に切り替える方法で、支払い期限が1年なら、1年間金利だけを支払って元金はそのまま。この期間は、金利のみの支払いになるので、返済の時間稼ぎができる。  ただし、注意しなければならないのが、「約定弁済」から「手形貸付」に切り替える相談をするときに、「満期がきたら必ず約定弁済に戻す」と約束を取りつけること。そうしないと、満期がきたときに全額を返済しなければならない。 

 一度であきらめず、粘り強く交渉することが、この状況を乗り越える鍵だと八木氏は語る。 
知らない支援制度はけっこうある。とことん使おう!

  個人でも企業でも、あまり知らない支援制度はけっこうあるものだ。同書の巻末には、さまざまな制度と問い合わせ先が一覧で見られる「お役立ち連絡先一覧」が掲載されている。  

また、支援策の紹介に加えて、解雇や雇い止めが心配なときの対応法や問い合わせ窓口、電気、ガス、水道などの光熱費、携帯電話料金の支払いを遅らせる方法、住宅ローンの返済に困ったときの対応法なども書かれている。 本と連携した公式サイトでは、発表される支援内容などを毎日更新している。  この戦いには、必ず終わりがくると信じ、使える制度はすべて使い、家族や従業員の生活を守り、そしてあなた自身が生きぬくことが、なによりも大事なことなのなのだ。


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ボーガン殺人の容疑者の男 学費未納で大学除籍になっていた

2020年06月10日 20時15分41秒 | 事件と事故
兵庫県宝塚市の住宅で親族4人がボーガンで撃たれ3人が死亡した事件で、逮捕された男は通っていた大学を学費未納のため除籍になっていたことが分かりました。 

【記者リポート】 「午前8時27分です。野津容疑者を乗せた車が宝塚警察署を出発します」 宝塚市の無職・野津英滉容疑者(23)は4日、自宅で伯母(49)をボーガンで撃ち殺害しようとした現行犯で逮捕されました。 現場では野津容疑者の祖母と母親、弟の3人が頭に矢が刺さった状態で見つかり、死亡しました。 野津容疑者は当初、兵庫県内の私立大学に通う4年生とされていましたが、警察などによると、学費の未納により去年9月末付で大学を除籍されていたことが分かりました。


 野津容疑者は、除籍について警察から知らされるまで把握しておらず、警察に対し「そうですか、そしたら無職ですね」と答えたということです。 自宅の1階リビングのテーブルの上からは、犯行に使われたとみられるボーガンが見つかっていて、野津容疑者は容疑を認めています。


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この世界はウイルスでできている

2020年06月10日 19時15分21秒 | 生き物のこと
この世界はウイルスでできている/武村政春氏(東京理科大学理学部教授)



 目下日本は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を抑え込むことと、そのための行動制限の結果生じている経済的な影響にいかに対応していくかが、喫緊の課題となっている。

 大半が症状が出ないか風邪程度の軽症なのに、その一方で一定割合が重症に陥り、高齢者や基礎疾患がある人は死亡してしまう場合もあるという新型コロナウイルスの非常に厄介な特性がある以上、社会全体としてまずは感染を抑え込むことに集中しなければならないのはやむを得ないことだ。そして、その結果生じる経済的な影響や生活困窮に対して、政府や社会が全力でこれをサポートすることも当然必要になってくる。

 しかし、それだけでは問題は解決しない。どれほど厳しいロックダウンを強行しようが、それだけで新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が消えてなくなるわけではないからだ。医療崩壊を防ぐことで致死率を下げる努力を続ける一方で、遅かれ早かれこのウイルスと共存する方法を考えて行くことが不可欠となる。

 しかし、よくよく考えてみると、われわれはそもそもウイルスがどんなものなのかについて、ほとんど何も知らない。そこで今週のマル激では感染症とは直接関係のないウイルスそのものの専門家をゲストにお招きし、ウイルスとはどんな”物”で、どのように人に”吸着”し、どのように”増殖”するのかなど、ウイルスのイロハについて話を聞いた。

 そもそもウイルスが”物”だということを、どれほどの人が知っているだろうか。そう、ウイルスは自分自身では増えることができないので、”生き物”ではなく、あくまで”物”なのだそうだ。そしてウイルスは宿主(しゅくしゅ)を見つけてその細胞に入り込み、その中で増殖することによってのみ自らの子孫を残すことができる。だから、われわれから見ると”感染”に当たるものが、ウイルスにとっては自分の遺伝子を増やす唯一の手段、言うなれば再生産活動なのだ。

 ただし、地球上には全ての生物の細胞の数を合わせた以上のウイルスが存在する。空気中にも水道水の中にも食べ物の中にも、無数のウイルスが存在する。そのほとんどは人間には無害なもので、そのうちほんの一握りのウイルスだけが、人間に害を及ぼす病原性を持っている。人間主体で考えるとウイルスは厄介な存在かもしれないが、ウイルス目線で見るとむしろ地球の主役はウイルスの方であって、ウイルスにとって人間もたまには役に立つことがある程度の存在になるらしい。

 ウイルスは自分の意思を持たないので、ウイルスにとって”感染”というのは、どこかを浮遊していて、何かのタイミングである動物細胞に接触した時、たまたまそれが何億、何兆分の1の可能性で”吸着”できた時に起きる現象ということになる。ウイルスが他の生物の細胞に吸着できるかどうかは、ウイルス表面の形状と、その生物の細胞表面の物理的な形状がうまく噛み合うかどうかに依存するところが大きいのだそうだ。ウイルスが専門の武村政春・東京理科大教授によると、これは誰かが適当に鍵を振り回していたら、偶然それがすっぽり入る鍵穴にはまったというほどの、奇跡的と言っても過言ではないほどの偶然の産物なのだそうだ。

 しかし、その偶然の結果、新型コロナウイルスは人間の細胞に入り込む鍵穴を見つけてしまった。ウイルスには意思はないので、見つけてしまったというよりも、ウイルス側の鍵が人間が持つ鍵穴に何かの偶然ではまってしまったというべきなのかもしれない。その偶然の結果、もはやこのウイルスと人間は遭遇してしまい、しかも人間という生き物は不顕性感染などという形で症状が出ないまま感染者を増やすことが可能なため、このウイルスにとってはとても好都合な宿主だったことになる。しかし、一度出会ってしまった以上、もう二度と出会う前の世界に戻ることはできない。

 巨大ウイルスを専門に研究する武村氏はウイルスが生物の進化の鍵を握っている可能性があり、ウイルスの存在があったからこそ、現在の人類が存在するといっても過言ではないと語る。無論、病原性のあるウイルスについては致死率を下げる努力をしなければならないが、ウイルスを頭ごなしに悪い存在と位置づけ、これを撲滅すべき対象としてしか見れなくなってしまうと、大局を見誤るのではないかと武村氏は言う。

 戦うにしても、共存するにしても、まずは敵を知ることが大切だ。今週はそもそもウイルスとは何なのかについてウイルス研究者の武村氏に、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が話を聞いた。

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【プロフィール】
武村 政春(たけむら まさはる)
東京理科大学理学部教授
1969年三重県生まれ。92年三重大学生物資源学部卒業。98年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。専門は細胞生物学、分子生物学。名古屋大学医学部・大学院医学研究科助手、三重大学生命科学研究支援センター助手、東京理科大学理学部准教授などを経て2016年より現職。著書に、『生物はウイルスが進化させた』、『ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ』、『レプリカ』など。


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BCG有無でコロナ死亡率「1800倍差」の衝撃 日本や台湾で死者少ない「非常に強い相関

2020年06月10日 18時45分30秒 | 医療のこと
BCG有無でコロナ死亡率「1800倍差」の衝撃 日本や台湾で死者少ない「非常に強い相関」〈AERA〉


結核の予防接種「BCG」の接種の有無で、新型コロナの死亡率に大きな差が見られた。
中でも、日本から広がった「日本株」という株を接種している国の死亡率が極めて低い。

ウイルスと免疫の最前線に、AERA 2020年5月18日号で迫った。

「現段階ではあくまで相関関係が見られるとしか言えませんが、だとしても非常に強い相関があるということになります」

大阪大学免疫学フロンティア研究センター招聘教授の宮坂昌之さんがそう指摘するのは、
米ニューヨーク工科大学の研究者らが3月末、「BCGワクチンが新型コロナに対する防御を与えているのかもしれない」と結論づけた論文についてだ。

各国の新型コロナの感染者数や死者数の人口比と、BCGワクチンの接種状況を調べたところ、
感染率や死亡率は、接種していないイタリアやベルギー、米国などで接種している国々よりも統計学的に有意に高かったとしている。

新型コロナの感染や致死率とBCGワクチン接種の関連を継続的にフォローしている宮坂さんは言う。
「人口100万人あたりの死者数でみれば、よりクリアに相関が浮かびます」

人口100万人あたりの死者数は、集団接種を行ったことがない米国が227人、イタリアが490人。
過去に広く接種していたものの現在はしていないフランスは396人、スペインは553人。

一方、BCGを広く接種している中国は3.2人、韓国が5.0人、日本は4.4人。台湾に至っては0.3人にとどまる(いずれも5月7日現在)。

台湾とスペインでは1800倍超の差がある計算だ。

BCGワクチンの接種の有無によって死亡率にケタ違いの差が出ており、宮坂さんによると、
この傾向は検査数が増えるにつれ、より明らかになってきたという。偶然の一致では片付けられない──。そう思わせるデータだ。

BCGは、結核菌を弱毒化させた生ワクチンだ。細い9本の針痕が腕に残る「はんこ注射」といえば、思い出す人も多いだろう。
日本では、1943年にワクチンの結核予防効果が確認されて以降、接種が始まり、48年に結核予防接種が法制化された。現在は全ての乳幼児が接種対象だ。

ただ、集団接種を行っている国の中でも、100万人あたりの感染者数や死者数には開きがある。その背景として宮坂さんが着目するのは、BCGワクチンの「株」の種類だ。

1921年に仏パスツール研究所で開発されたBCGは、結核の予防効果が確認された後、生きた菌が各国に「株分け」された経緯がある。
「最も初期に分けられたのが日本株とソ連株です。デンマーク株はそれから10年ぐらいたってから、パスツール研究所からデンマークに供与されました」(宮坂さん)

日本株は台湾やイラクなど、ソ連株は中国など、デンマーク株は欧州各国などにそれぞれ分配されたという。
株による死亡率の違いはなぜ生じるのか。カギとなっている可能性があるのが、ワクチンに含まれる「生菌数」と、「突然変異」だ。

生菌とは生きたままワクチンに含まれている菌のことで、日本株とソ連株は生菌数が他の株より多いという。

突然変異について宮坂さんはこう説明する。

「人間が年をとるとがんになりやすくなるのは、細胞が分裂するにつれて遺伝子に突然変異が必ず一定の割合で起きるからです。
細菌も同様で、培養期間が増えれば増えるほど突然変異が起きやすくなります」

日本株やソ連株とほかの株で結核に対する予防効果は変わらないものの、遺伝子変異によってそれぞれの株に含まれる細胞膜の成分に差異が生じているという。

 「もしBCGが新型コロナに効いているのだとしたら、こうした性状の違いが寄与していることが推察されます


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