ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

昇圧前の京阪三条駅(地上時代、昭和57年春)

2011-01-31 18:13:54 | 京阪電車
京阪電車の三条駅、昇圧前の地上時代です。
京阪線の架線電圧は路面電車として開業以来直流600Vで運転されていたのですが、
600Vでは輸送力の増強に限界があるため、1500V昇圧が計画され、昭和58年12月に実施されました。
(というより、大手私鉄で当時600Vで運転していたのは京阪だけでした)

昇圧工事と同様に京都市内の地下化工事も進められていました。
三条駅では地下化、鴨川暗渠化工事のため既に宇治線が発着していた1番線は閉鎖され、
2番線特急のりば、3番線急行のりば、4番線普通のりば(本線/宇治線)
3線で1時間16本の電車を捌いていました。夕刻には宇治行き急行が加わり今では考えられない1時間20本です!
現在は1時間12本なので、発着本数は今よりも多かったのです。

2番線特急淀屋橋行き。3000系。

当時は6連または7連で運転され、1編成に2両テレビカーが組み込まれていました。

3番線急行淀屋橋行き。2200系。

車体改修前の姿です。冷房改造は実施されています。
まだ行き先表示機を設置する前の姿で、急行、枚方パークの2枚看板です。

4番線普通宇治行き。1300系。

宇治線直通普通。昇圧前の宇治線は1300系、1700系といった釣り掛け車が多用されていました。
1300系は終戦後の運輸省規格型車両。窓の天地寸法が小さかったり、他の京阪車両とは雰囲気が異なってました。
もちろん内装はニス塗りの木製です。翌年の秋の昇圧を前に廃車となりました。

同じく4番線普通淀屋橋行き。新1800系。新1800系の生い立ちは少々複雑です。

昇圧に伴い、釣り掛け式の600系/1300系/1700系、初期のカルダン車1800系を廃車とし、新型の6000系に置き換えるのですが、
それでも車両不足が生じることとなったため、不足分を補うため急遽製造された複電圧車です。
1800系の電装品を整備のうえ複電圧仕様とし、車体更新車で状態が良好だった600系の車体と組み合わせたもの。
要は「ニコイチ」で新しい車両を作ったものです。
エアサスが標準仕様となった昇圧後の京阪線で唯一残ったコイルばね車で、非冷房車。
1900系のように冷房改造されることもなく、6000系の増備により早々に廃車。製造から廃車まで僅か7年。
物もちの良い京阪にしては異例の短命で、まさに昇圧の為だけのショートリリーフといった存在でした。

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晴れ時々曇り、風が冷たい

2011-01-30 15:27:05 | 日記
冬型が強い寒い日は、雲のない快晴になることが多いですが、

今日は時々、黒い雲が広がる天候。
雪が舞うのかなと思いきや、遠く赤城山麓は雪雲にすっぽり覆われてましたが、平地にはあまり下りてこないようで…

昨日遠出したので、今日は近場ですませてます。
対岸、行田市のトーカイにミシンを見に行き…、近所のスーパーで買い物。
今、おでんを煮ています。寒い日はこれに限る。

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へぎそば食べて、雪遊び

2011-01-29 18:33:07 | Jimny
少し、雪遊びしようと…この場合、ジムニーで雪路を走ることです…赤城の裏を抜けて沼田へ。
予想外に雪が無く目的地変更、新潟県十日町でへぎそばを食べることに。
そのまま関越道を塩沢石打まで走り、国道353号を十日町市中里へ、十日町の中心街方面に走ること約10分、

こっち方面に来たら必ず立ち寄る由屋さんに。

小雪舞う中、今日もウルトラマンがお出迎えです。

でも、へぎで出てくるのは2人前5合以上でした。今日は奥さんは留守番なので、
1人前のざる大盛りを注文。もちろん、ざるでもへぎそばの特徴である一口ずつの小分けはされています。
ふ海苔でつないだ滑らかで弾力のあるそば。長岡方面ではワサビで食べますが、十日町ではカラシをつけます。
由屋さんは、そばを頼むと小鉢の総菜2品と漬物も付いていて、これが結構美味しい。漬物も美味いです。

満足したので次は温泉、松之山温泉も捨てがたいが帰宅が遅くなると留守番の奥さんに申し訳ないので、
日帰り入浴OKで高速道路に近い大沢山温泉に目標を定め、山を越えることに。

山越えはすごい雪ですね。3m近い積雪。大沢峠のトンネル手前で旧道に入ってみます。

しばらく走ると当然、通行止めでした。

しかも、途中雪が崩落していてジムニーでゴリゴリさせて遊んでみます。

ジムニーの足まわりにはつららが出来て…

雪遊びも満喫で後は温泉に入るばかりだったのですが、本日日帰りはお休み!
残念!!不完全燃焼で群馬に帰ってきました。
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北海道拓殖銀行、たくぎんのカード

2011-01-28 18:24:47 | 日記
いやいや、今日も経営破綻ネタ。
先日、引き出しの奥からターボーのキャッシュカードが出てきました。
もちろん残高はATMでは引き出せない金額。ってか銀行そのもの自体が既に存在しない。

平成元年、北海道在住時に口座を作った拓銀のカード。当時は拓銀が無くなるなんて思いもしなかった。
バブル時の投資が焦げ付きあっさり破綻した北海道拓殖銀行。

その後、サミットなどで洞爺湖のウィンザーホテルが注目されましたが、元拓銀行員はどういう気分で見てたのでしょうね?
バブル期、リゾート開発にまい進した不動産会社カブトデコムが建設したあのホテル…
バブル期のカブトデコムを象徴するホテルでした。カブトデコムへの莫大な融資はそのまま不良債権と化し…
北海道拓殖銀行破綻の主要因の一つとなるのです。
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林原のトレハかるた

2011-01-27 18:24:58 | 日記
昨日の日経1面は少し驚きでした。世間はサッカー日韓戦勝利で沸いていたのですが、
驚きの生地は、林原、私的整理の一種「事業再生ADR」を申請。
要は、食品や美容/医薬品業界では少し知られた存在である林原の経営が行き詰ったということ。
負債額は1400億円と言われています。

元々は明治創業の水あめ屋だったようですが、夢の糖類と言われたトレハロースの量産化に初めて成功。
1kgウン万円と言われたトレハロースの価格を1/100に下げ、夢を現実に替えた会社でした。
化石研究などメセナ活動が行き過ぎて、利益を呼ばない投資が過剰になったのでしょうか?
同族会社なので経営実態は不明瞭な点も多かったようですが、地元岡山では、ベネッセ等と並ぶ優良企業と目されていたと思います。
ところで、京都駅前のセンチューリーホテルも林原の経営です。
やはり不動産他本業以外の投資が回収できず、経営を圧迫した要素もあるようです。

トレハロースがどうして夢の糖類と言われたのか…
林原が制作したトレハかるたを見ればわかりますね。







おそらく独自技術を持つ会社なので、事業を整理し銀行管理の下、財務状況を明白にし事業を継続するのでしょう。

ところで、トレハかるたの続きアップします?
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