marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

休憩☕:東京銀座、上野、秋葉原、ちょと散歩してきた

2019-07-30 04:22:33 | 日記

気分転換に散歩。急に暑くなった関東、間近に台風が近づいているためか散歩も汗だくになり大変だぁ。

 

◆上野公園  つき抜けるような空  公園の中央にスタバコーヒー店国立西洋美術館には長蛇の列 松方コレクション

 

 東京国立博物館では”三国志 展” こちらも大変な人 展示内容から中国の方が多いようだった 上野アーケード下から ここは昔”聚楽”というところモダンな外観に

 

 ◆銀座二丁目    暑さで溶け始めたビルではない、面白いけど強度的にどうなのか 建設費用高かったろうな 目的は教文館三階のキリスト教書店

  ポール・テリッヒという神学者の第三巻目を購入

 

◇帰りに 銀座教会でお昼の時間の礼拝に出席  毎日12:15~45までお昼時 涼をかねて

 

◆有楽町駅  靴磨屋さん NHKでやっていたんで見た人多かった見たい 僕も・・・1100円です。 宝くじ 

 

◆秋葉原   ここも駅前あたりは大きなビルに集約され変わったけれど、狭い路地のパーツやオタク専門の小さなビル内のお店などに懐かしさが残る

 仕事始まりの時間帯に入ると もう人通りも当然、多くなり この日は照りつける太陽で ちとシンドかった。・・・それにしても人が朝から多かったな。 ・・・


世界のベストセラーを読む(575回)<No.7 >親愛なるJへ 台湾出張の思い出、消費者は賢くならねばいけない

2019-07-28 21:09:48 | 日記

  親愛なるJ

 僕の台湾出張は1度きりですがこれからの(と書いても昔だからすでになっているのだが)日本の電子機器製造関連について多く考えさせられた旅でした。 

◆ノートパソコンの国内の値段が大陸系の安いノートパソコンメーカーに押されて急速に陰りを見始めたきっかけを見た思いにさせらた出張でした。日本のノートPCメーカーは、安価な部品や工数、人件費などからこの小さな大陸に初めは恐る恐るも、品質的に見劣りしないと見始めるや製造委託を部品ごとにするはいいけれど、向こうは向こうでそのアッセンブリーを自ら覚え込んだら、至る所から部品を集めて自前で作り始めて逆に親会社の軒下借りて母屋を乗っ取るような形成になってしまった訳です。

◆設計図にあたる仕様と呼ばれるものが手に渡り、さらに品質の保証となる顧客のクリアー条件たる実験仕様など手に入れられれば完全アウト。すべて安価に製造できてしまう方に渡ってしまう。奪った(言葉が悪いが)側の市場には安く買いたいという顧客がわんさかいれば、完全に本家会社を断ち切って新たなる会社作って本家の市場に売ってしまえばいいのだから。それはそうだ、最後はすべてにおいて顧客の満足を充足させれば、収益されるお金ねの動きを支配するものは最後に勝利者となるという市場原理。そういう訳で、委託を受けていたものから親元を脅かす独自のブランドと安価な製品を作り、市場を席巻するゆることになってしまった。だから、N◆CなどのPCの元締めは(あくまでpcのみ)、お隣国の某◆◇novoであるわけなのです。

◆SH△▼Pにしても同様ですね。TVデスプレーなどは亀◆モデルなどあってそれなりの高品位のブランド名を保っていた訳ですが、製造コストが安価なので大陸に進出するのはいいいがシャバ代、労働力、投資設備はどこに居座っているのかわかるのかとばかり、先方が居直っちゃった訳ですね。果ては、うちに新工場建てんだったら従来パネルではなくて新技術のを建ててくれと言い始めた・・・新聞に載ったからそう思う(日本4K、8Kはもう絶対外に出さないもんね)。

◆T⬛SH△▼がこけたのが原子力政策であったとしても内情はこれではないの。うちで購入した洗濯機はドラム式だったが3度ほど壊れたな。中国で作ってたなやっぱり。市場に出荷された製造品の一つがこんなあんばいなら、ハインリッヒの法則ではないがT⬛SH△の本体が危ないと思ったら案の定おかしくなった。 

◆最近H▼T◆CH○が英国からかなりの金をだしても原子炉撤退したのは、これまた正解。隣国の習さんがそれ遡る数年前、英国にかなりのお金を投資し原子炉作ると約束したニュースにどこか関連してるなと僕は思ったのだった。安心安全の原子炉は中国には作れるのかなぁ、といってもシナ海周辺には原子炉がすでにあるから(51機たしか)、一つでも壊れれば大気圏の流れで日本は終わり。これも過去のブログに書いたな。

◆今、問題となっている隣国、日本が貿易優遇していた韓国や隣国 ⬛△▼ウェイーなどももともとは、当時の米国民主党時代の気の緩みといったらいいいか、気付ば多様な機能を持つスマホを作りだし、本家の喉元にナイフというようなもともと製造の本家の大本を揺るがす多額の製造品も売り始めていたという具合である。半ばワールドワイドの市場原理が気づけば、その製品で本家を脅かす自国第一主義を声だかにしていた訳です。市場が欲望の飽和状態で、しかし、それを市場を操作するのも一部の人間であるとすれば極めて危険な世界に向かっていると言わなくてはなりません。だからといったらいいか、世界のドラマを作るには、今一度、自国第一主義を唱えて初めに、手詰まり状態となりつつある現状に、本来のそれぞれの国が自国第一主義を唱えてくれという声だかの動きになっているのはそういう状況だからである・・・と僕は思う。

◆さて頭に戻り台湾の某メーカー応対の先方は、精華大学を出た才女だった。東京外語を出た営業と対応は、殆ど英語だったけれど困ることは何もなかった。レストランの飯もうまかった。台湾といっても戦時中の対応が、中国や韓国と違って親日的。そういう訳で諸々、台湾にはもうけさせてあげたからか、東日本大震災の際には沢山の義援金を台湾が送ってくれたのであった。現在、民進党の蔡英文総統は、中国に対抗して頑張っている。これも僕のテーマであるのだ。個人と集団は、動き始めると意味合いが違ってきて国をも傾くことを共産党はその歴史(中国の歴史でも)で痛いほど知っているのだから。・・・で、帰りに記念にと金属製ホルダーのボールペンをくれた。その写真再掲載。

◆ということで、話はおまけ。道路沿いに時折、ミニスカ履いてなまめかしい足を出してガラス張りに座っている女性が見える。何だあれはと僕が先方の営業に訊くと、噛タバコを売っているのだと話してくれた。それが舌ガンになるらしいと知ったのは最近のこと。まだ売ってるのかな ぁ。 次はいよいよ香港経由で大陸に渡ります。・・・


世界のベストセラーを読む(574回)<No.6>親愛なるJへ  中国厦門(アモイ)出張の思い出

2019-07-23 12:26:05 | 日記

新愛なるJ 

 不思議な名前の都市、厦門(amoy)。ここに僕が行った先は、磁性体に名を発して以降、さまざまな電子部品を世界的に生み出している「T▼K」でした。対応は、日本からの派遣されている製造部長さん。大陸の日本からの殆どのメーカー工場は、訪れた限り当然と言えば当然だが日本人ですね。しかし、日本からの工場にはあちらのお役人のような方の席が必ずあります。これは監視のためなのか中央との利便や情報をやりとりするためなのか、お金が欲しいのかは不明。

◆その工場の中国での場所や規模などは今はgoogle mapがありますので探せますよ。上海や深圳ではなく、大陸海側の中央から少し南の不便にも思えるこの場所にあるのは、あの「経済特区」などが出来つつあるときの日本と中国の政治的意図があったらしいです。社員の社宅は敷地内にあって、各部屋にクーラーも付いているとか、そして女看守が出入口に常時いる。勤務で工場現場に出払った後にもね。その工場の前には大きな道路があって自動車が通る。内陸から採用された今まで自動車など見たことない女工さんが、道路を渡ろうとして亡くなった人が出たので厳しくなったんだそうだ。今回の僕の出番はコスト削減の話ばかりで殆どなかった。

◆僕はここに中国通の、といっても 長◇◆産業の御曹司で、営業の為の武者修行として当社に入社したようだった彼と行った。彼は、学生卒業時、中国を一人旅したとのことで、いろいろ中国の著名なところは知っていたな(これも将来の勉強だったのだろう)。無論、彼は修行が済んだ数年後には、嫁さんをもらうと同時に自分の親父さんの事業の跡を継ぐために退社した。海外を渡り歩くには、相手国の数字(お金のこと)を必ず知っておかないといけないというのが口癖でした。確かに先方の国は外人が数字に弱いと思うとぼったくりを始めるからです。(香港の空港使用料で僕はやられた。)

◆残念ながら写真はありません。厦門と言えば、僕にあった記憶は、近松門左衛門の「国性爺合戦」、むかし何のことやらだったが、この「国性爺」とは「鄭成功」のこと。日本人を母にもつ「鄭成功」という人物が、この厦門の地で明朝復活を願い、清王朝に反旗を翻した争いで、ここが舞台だったこと。その記念の場所にも行きましたよ。コロンス島という小さな島に記念のやしろや碑が建ってまつられていて結構の観光客。海外の租界地にもなっていた時期、外人名が作ったという運動場があったし、この島ではピアノが作られていたんだと教えてくれた。僕の驚きは、海岸沿いの市場には豚肉の塊ばかりでなく魚介類売られているがいたのですが、その中にカブトガニが結構の数、売られていたことです。もちろん食用に。

◆僕の記憶のもう一つ。アヘン戦争。あの難関の科挙試験にパスした優秀な「林則徐」という役人が、自国にアヘンが入ることを禁じ、イギリスに抵抗をした場所だったということ。アヘンの多くを焼き払ったという話。人格を破壊するアヘンは亡国であると・・・そういえば教科書で掲載された阿片屈でパイプにくすぶられたげっそり痩せた人々の挿絵を見たなぁ。こういう大陸での話が日本にも伝わり、国を思う日本の志士達が勉強し奮い立った訳ですね。かの吉田松陰などは海上防衛を憂慮し青森の津軽海峡まで足を伸ばした訳だ。林則徐はイギリスよりもむしろ南化するロシアだと予見していたようだから。

◆google mapでは教会があるようだが、少なくとも僕が歩いた限りではキリストの教会を見ることが出来なかった。キリスト教会が見られない場所では、自己浄化能力がその土地にはないと思っていた僕は、その数週間後だったか、この厦門で大がかりな汚職が摘発されたというニュースが大々的に流れたことを記憶している。そういえば、さきの「林則徐」が役人から解任された理由が、たいそう厳しく賄賂を禁じた為、疎まれたためだったという。・・・隣国にもこういう立派な人がいたんだ、尊敬! では、次は更に南下して台湾から  


世界のベストセラーを読む(573回)<No.5 >親愛なるJへ (No.2)韓国出張で考えたこと

2019-07-22 09:24:29 | 日記

親愛なるJ 

 韓国はクリスチャンがとても多いのです。大規模教会も多くある。僕が泊まったホテルからも教会の建物の十字架が多く見られました。春だったので桜並木がきれいでした。

◆仕事が終わって、ホテルの裏通りには、庶民的な普段の大衆の食堂や日用品、食品などを売るお店もあり僕は、△▼□◆○・・ジャンという例のお味噌もな種類か買った。パンやさんがありましてね。夜遅かったので客はだれもいなかったのすが、入り口から店頭の奥で聖書(中まで覗いた訳ではないのだが5センチほどの厚さで表紙もそれなりだったのでそうだろう)を読んでいるおばさんが目にとまった。ああ、みんな熱心なんだなぁと。

◆この国にクリスチャンが多いのはなぜなのか、同じ民族が北と南に分かれて、かつての旧約の民が北イスラエル、南ユダに分かれたことと同じ境遇と考えている人も多くいるだろうな。ところが、今の国民の感情気質から見てどんなもんなのだろうかと思う。誰でもが正義だと思い込む側につき、感情気質で自己正当化を図る。その中には生き物としての優位、排他、人として正義を語り何が悪い。悪だと思い込む方を排他する。その心情的気質は国の歴史上の条約までもひっくり返す。伝統来の儒教精神もからみ、キリスト教のもとに自己肯定、正当化を図る訳だ。必然的組織のヒエラルキーも出来るだろう。牧師になるひとは日本と違いかなり尊敬され、リッチなはずである。良きにつけ悪しきにつけ思い込みがとても激しい。政治学者の姜尚中氏もこの権威主義になりつつある点を指摘されていたことを思い出す。

◆ここから、別次元のお話。韓国には、営業と行ったのだが、宿泊のホテルの階が違っていた。客は殆ど見かけないのに? 隣の大陸の海側の都市にはどこにも必ずカラオケがある。ご多分にもれずこのホテルの地下にもあって僕らは行かなかったのだが、夜中にフロントから「女の人、いりませんか」と片言の日本語で電話が部屋にかかってきた。部屋の階が違って取られてのはこう言う訳かと想像した。あとは、ご想像にお任せする。韓国での従軍慰安婦などの問題があるでしょう。いろいろ問題があって、大使館前に少女像など設置されるということもあったけれど、あの時代、向こうの斡旋業者もかなりいたんだろうと思ったしだいであった。

◆いずれ、日本にも「くだらない」という言葉があるように、昔の百済という隣国からくる物でなければ大した価値がないと言われた時代くらい多くの交流があった訳だ。しかし、今も残る隣国の気質に、多く嫌気をさして平和な国、日本に渡ってきた人々も多くいたのだろうと僕は思っているのです。古代に流れついた優秀な人々がこの国の言葉にならない思想(言葉にならないと思想にはならないのだろうけれど)を形成していったと思っているのです。その一つが、全国にある神社、古代の神道であろうと僕は思っているのです。・・・韓国は終わります。次は、大陸少し南に下り、厦門(アモイ)に行きます。それでは・・・ 


世界のベストセラーを読む(572回)<No.4 >親愛なるJへ (その1)韓国には一度きり、あの国は感情が先走り・・・

2019-07-22 08:12:49 | 日記

 親愛なるJ

 選挙が終わりましたね。選挙戦で思ったこと。皆さんもそうだろうけれど、マイクを持って良いこと言うだけなら誰でも言える、というところか。彼らは実績者というより、いい思いの延長維持、悪い思いの廃止撲滅という大衆の側の先理解の代弁者、そして実行者。それで、どのレベルでの意見の反映であるのかという大衆の数の論理で票は決まる。いろいろ僕なりに書きたいことはあるけれど・・・そういえばブログには政治や宗教ジャンルはカテゴリーになかったような、これは禁じられているのでしょうか。ヤジや罵詈雑言になりやすいから・・・。宗教オタクは、少なくともキリスト教に関心のある僕は、大衆と政治にも関心を持たざるを得ないのです。実は多くの神学者もそう、神がこの世界の支配者であるという基底があるから現実の目の前の生活、そのことから政治への無関心であることはありえないのです。それは、ある聖書の記事。

◆イエスという男に、実に多くの民衆がぞろぞろとついて行った。おびただしい数の病人を癒やされたとある。こればかりではなく、多くはパンをただで食えるものだと思っていたのです。それでこぞって御利益にありつこうとついて歩いたのが実情でした。男だけでも5000人と書かれたところもある(マタイ14:13~)。ところがである。そのイエスが、裁判に掛けられた時、十字架につけろ!と叫んだのがこの多くの民衆だったのですね。先導されていたとはいえ、まことの正義は大衆の思いにかき消されたのだ。大衆はいつの時代もドラマを求める(今のアメリカに近いか)。ローマ時代の「パンとサーカス」。奴隷健闘士など、人同士ばかりでなく猛獣と戦わせたり、兎に角、人命に関わることに享楽を見いだしていたのも事実ととても恐ろしい。奴隷戦士スパルタカスが募って反乱を起こしたのは有名。これもとても昔の話、カークダグラスという当時マッチョの俳優が主人公になって「スパルタカスの反乱」とい映画も見たなぁ。・・・で当初から脱線。

◆さて、韓国出張への写真はどこかに飛んでしまってないのですが、場所は南、日本に近い「馬山(マサン)」と呼ばれるところ。日本の「対馬」が、ここから来ているのがなるほどと理解された次第。対面(向かい)に馬山という街があったので、対馬と名付けられたのだろうという単純な理解。僕が訪問した会社はあのS▼△yです。

◇僕はQA(品質)を見ていたのですが、おまえのところ新製品は信頼性に欠けるとお叱りを受けに行ったのでした。(日本から受け入れている他社のものと比べると)午後1時から4時半まで先方の日本語が堪能な年配の課長さんとやらに延々説教をくらいました。・・・ということで、いまの政治やらに見られる人と言う生き物について回る感情の正当性の一方的な主張にこの国の気質はどうも特有なものだなと思った次第でした

◇なんて事はないのです。先方の評価の試験方法が親会社のS社に提示されていた試験方法と違っていたのですね。しかし、比較された他社のは、材質が堅いので評価回数に耐えていたということだけで、使われる用途からすれば逆にそれではいけないのです。S社が求める試験方法は、Rをつけた心棒に部品を載せ左右にしなりを掛けてその回数が規定の回数を保持できるかというもの。ところが、その工場では、部品に重りをぶら下げて左右に大きく揺らし、Rの心棒にぶつけて破断(断線)する回数がその回数をクリアーするかで比較しているものでした。重要なのは製品のしなりに如何に耐えるか、なのです。「柔は剛を制す」です。最終製品からすれば、当社の方がダントツいいのですが、その試験手段を持ち合わせていない。いくら話してもだめでした。何でも強ければいいのだと。この国の感情気質の先走りはどうも至るところに及んでいるなと思われたしだい

長くなりましたので韓国出張は一日で計2日間でしたが次回も少し書かせてください。・・・それでは