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アイドルがまとう悲劇性

2016年12月26日 | TV・ラジオ・CM・映画

今日のスマスマの最終回は特別にファンでもなくても、やっぱり最後だと見てしまいました。うっかり始めの森君のシーンは見逃してしまい残念(>_<) デビュー間近のまだ子供のようなメンバーが、じゃれ合うように塊になっている姿はとても可愛くて、人気者になっていくのも当然と頷けました。彼らが青年になった時には、さらに大人の魅力も産まれていました。

ただし歌手とは思えぬハズレタ歌声にはビックリ~ いやいや彼らは歌手専門じゃないので大目に見ます。でもゲストのマイケル・ジャクソンには聴かせたくなかったなぁ(-_-;) 薄く微笑むマイケルは 愛想は良かったけど、彼らの歌にどんな感想を持ったのか聴きたかった、でももう無理だけど。 歌はともかくSMAPが踊る姿はとてもカッコ良かったです。(マイケルを前にして腕組みはあかんよ)

長時間の総集編はファンでなくてもとても楽しく、飽きずに観ました。SMAPがザ・タイガースのように何十年かたって再結成が出来たらいいと思います。もちろんザ・タイガースのように、6人でね。

1月の解散騒動のあと、作家の林真理子さんがSMAPを語っています。この時点では、解散は回避されていました。ザ・タイガースが引き合いに出されています。


■アイドルがまとう悲劇性 作家・林真理子さん

 SMAPの魅力は、演劇性をまとっていることだと思います。もとは普通の事務員だった1人の女性と、マネジャーすらつけてもらえなかったアイドルグループ。事務所の傍流だった彼女と彼らが組んで、トップスターへと駆け上がった。

 しかし、存在が大きくなるにつれ、独自の戦略を持つ彼女とカリスマ創業家の間に軋轢(あつれき)が生まれた。事務所のスターが総出演する年末のイベントにも出ない。そしてマネジャーと子飼いのスターは独立を企てて敗れた。傍流タレントがスターの座をつかむ物語であり、1人の女性がエンターテインメント界伝説の経営者と戦った歴史でもある。

 最近はインターネットで、虚実ない交ぜのいろんな話が伝わるでしょう。みんな、そんな裏話までよく知ってるのね。スポーツ紙は連日、1面で書いていたし、NHKでもやっていました。彼らと彼女にまつわるいろんなことが語られて、SMAPの物語を悲劇性をも備えた大きなものにしたんじゃないかしら。日本人は判官贔屓(ほうがんびいき)でしょ。そういうの好きなのよ。そうね、源義経ね。「嵐」は育ちのいい明るい嫡男(ちゃくなん)という感じ。そこが魅力ではあるんだけど、悲劇性は感じられないものね。

 私は、SMAPをデビューから知っていて、コンサートにもよく行きました。「世界に一つだけの花」なんて、ホント、いい歌で、音楽の教科書にも載っています。マネジャーにはお目にかかったことがあります。プロデューサーとしては超一流。聡明(そうめい)で気配りができるすごくすてきな女性です。経営者の寝首をかこうなんて気持ちはまったくなかったと思います。

 今回の騒動は本当に悲しい。生木を裂くような感じだった。人気グループって、熟した柿が枝から落ちるように解散するのが本当だと思います。沢田研二のザ・タイガースやピンクレディーがそうでしたね。あんな感じの解散なら、一生懸命がんばった、わかるよって、ファンも納得するんです。

 5人が謝罪する姿は生放送で見ました。急いで帰ってね。もう可哀想で見ていられなかったです。無理に言わされているようで……。でも、それが復帰の条件だったのね、きっと。私も切なくなっちゃったわ。納得? してません。(後略)


 ザ・タイガースの解散に、決して当時のファンは納得なんかしていませんでしたよ。ずっと続けて欲しいと願っていました。ファンとはそういうものでしょう。解散したからこそ、今のジュリーがあるともいえますが、当時のジュリー自身も解散したいとは思っていなかったことは間違いないです。ピンクレディーに関しては、やり切った感はありますが、これは私がファンじゃないからの感想だろうか。

グループでやっていると、方向性の違いは出てくるのは仕方がないのかもしれません。結局、解散についてSMAPのメンバーの心のうちはよくわからないままでした。彼らは、夫々に個性のある素敵な人たちだから、独り立ちしても充分な活躍をするでしょうが、5人揃うからこその魅力というものはもう見られないので、やっぱりそれは寂しいです。

 ネットニュース→「SMAP×SMAP」最終回でカットされていた中居正広のSMAP愛「絶対SMAP守れるよ」 『2013年に行なわれた企画「初めての5人旅!!」の一部があった。この企画は、結成25周年を迎えた同グループが大阪行きのチケットだけを渡され、自由に観光してもらおうというもの。5人がそろって旅するのは初であった。』

「初めての5人旅!!」でメンバーが泊った、有馬温泉の「有馬兵衛向陽閣」は有名な高級老舗旅館です。 昔から、ここの「有馬兵衛の向陽閣へ♪」というCMがTVから流れていたので、関西人は誰もが知っているのです。有馬温泉は日本最古の湯、格式も高い一流高級旅館が立並んでいます✨ お泊りじゃなくてもOKです。大阪神戸からも約1時間程度、近くて便利、一度は兵庫の有馬温泉に来て下さい! 

※関東でもCMは放送していました、とのコメントをいただきました。へ~!そうだったんですか!→https://www.youtube.com/watch?v=z7GjtYbWEIc


 

ジョージマイケルが53歳の若さで亡くなったのも、驚きです。ジョージマイケル、ルックスも良かったです♥ そして2016年はデビット・ボウイにプリンスも逝った。。。。なんでみんな死に急ぐんだろう。

ジュリーは生きて生きて、お父様のように100歳を迎えて さらに元気でしぶとく生きながらえて下さい。

          

J友様のシクラメン

 

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「クールな恋」オーロラ3人娘

2016年12月26日 | タイガース・GS

J友さんから、ツイッター情報をいただきました。有難うございます♪久し振りにGSの話題。

いま再び注目されている“GS”の魅力とは!? 入門編におすすめな名曲5曲を紹介

ほんとに再注目されているの??中央公論で稲増先生が頑張って下さっていたけど。この頃思うのは、GSブームからもう半世紀もたってしまった。GSメンバーでは亡くなった人も多く当時の熱気を知る人もどんどん減っていくのが寂しい。GSブームがすでに遠い昔の歴史上の出来事になっているという実感があるけど、 全くGSを知らない人が音楽を聴いて 詞や曲を新鮮に思ってもらえたらいいなと思う。

おすすめな名曲5曲では、タイガース(シーサイドバウンド)はもちろん スパイダース、テンプターズなどが紹介されている。実力派バンドとして人気があった、デイブ平尾さん率いるゴールデンカップスも紹介されているけど、えーーーッと驚くことが書いてありました。子ども時代は好きだった「巨人の星」

 「愛する君に」1968年、4枚目のシングル曲として発表。チャート最高順位は13位。ブラス・セクションやストリングスを導入、また同年加入したミッキー吉野がキーボードとして参加。和製R&Bの傑作との評価が高い。またB面の「クールな恋」はアニメ「巨人の星」の劇中、主人公・星飛遊馬の恋人が所属するアイドル・グループ「オーロラ三人娘」のヒット曲という設定で取り上げられている。

 クールな恋 オーロラ三人娘

学校で級友達と、アイラブアイラブ フォレバモ~♪と一緒に歌ったわ(^-^) ゴールデンカップスの曲だったんですね。半世紀も経って知りました。ずっと、アニメ用にお手軽に作った楽曲かと思っていました。知らなかった~!

それにしても「巨人の星」は大好きだったのに、このあと巨人ファンにはならず、阪神タイガース派!

A面の「愛する君に」は、デイブさんの歌がゆったり優しい名曲です。

愛する君に - The Golden Cups "1968→https://www.youtube.com/watch?v=KAmwxPVROJU

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