まるぞう備忘録

無題のドキュメント

ささやかなデザート。

2015-02-24 10:14:48 | まるぞうレシピ
朝食は英語で breakfast と言います。
fast(断食)を break(破る)と習いました。ふうむ。


一日一食で若返るというお医者さんの本がベストセラーになりましたが、若返りに必要なものは「空腹感」であると思います。


以前NHKスペシャルで若返り遺伝子(サーチュイン遺伝子)について放映していましたが、その遺伝子の起動要素が「空腹感」ではないかと言われています。



ただ空腹感を体験するために食事の回数を制限することは賛否両論があります。人の体質に関係しますので、一概に減らせばいいとはいえないと思います。



私のような凡人はやはり普通の御飯が自分の身体にあっているようです。
ときどきトンカツを食べたくなることとも、カレーを食べたくなることも、それは身体が欲していることだろうと思います。


ただゆるやか血糖の観点では、自分が料理する範囲では、砂糖と小麦粉はできるだけ控えるという配慮はしますし、外食であっても野菜やサラダを先に食べて御飯は控えめにするということはすることでしょう。



普通の食生活を送っていても適度な空腹感を毎日体験する方法は、「寝る前に食事をしない」ことであるかと思います。
これがかなり重要ではないかと思います。
夜9時以降は食べ物を口にしないだけで、いろいろな抗酸化食物を摂取するに匹敵する効果があるかもしれません。


ダイエットであろうが、血糖値制限であろうが、抗酸化アンチエイジングであろうが、夜9時以降の食事制限で、寝ている間に適度な「空腹感」を身体に体験させることは、とても大切なことのように思います。



ただ食事制限とは心の飢餓感と関係することも多いでしょうから、その場合は無理に何かを我慢することは逆効果であるかもしれません。リバウンドで夜中にドカ食いする危険性がありますから。


夜9時すぎに食べたくなったら、まず何はともあれ今の時期ですとお湯を飲んだりしています。
蒸留水を温めなおすのですが、物足りない時は微粉玄米をお湯に溶かして飲んでおります。
あとようやく最近とどいたココナツオイルもやさしい甘さでありますから、大さじ1杯程度なら9時すぎの寝る前のささやかなデザートとし良いかもしれませんね。



おまけ

夜9時前のデザートとしては焼き芋も良いと思っています。
電子レンジで簡単に作れるのでお手軽です。サツマイモは財布にも優しいですしね。

①お芋を洗ったあと濡れたまま新聞紙にくるむ
②電子レンジ強で2~5分(お芋の大きければ長め)
③電子レンジ弱(温めなおし)で10分

料理の魔法の温度70度を10分保つのがコツだそうです。
この70度はお肉でもお野菜であっても素材の味を引き立てる魔法の温度であるのですが、焼き芋においても然りでした。



おひさま、ありがとうございます。


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まずうま!作戦。ライ麦全粒蒸しパン。

2015-02-23 10:29:55 | まるぞうレシピ
炊飯器というのは便利なものですね。
私の子供の頃は実家には炊飯器はなく、母はお鍋でご飯を炊いていました。
私は結婚してからも炊飯器は買うことなく、ヨメはお鍋でご飯を炊いていました。
お鍋でご飯が炊けることを教えると、驚いておりましたが、お鍋で炊いた方が美味しいので、我が家ではずっとお鍋炊きご飯です。


ヨメが義父の介護で実家に戻ることにすると行った時に、私が要望したのは、炊飯器を買うことと、洗濯機の乾燥機の修理をすることでした。
朝御飯と夕御飯をお鍋で炊くことと、朝洗濯物を干して夕方取り込むことは、長期的に行うことは無理だからです。


早速炊飯器を購入して使うと、あまりにも便利なので子供たちはびっくりしていました。
夜御米を研いでタイマーをセットすると朝には御飯が炊きあがるのです。
朝出かける前に御米を研いでタイマーをセットすると夕方には御飯が炊きあがるのです。
しかも早炊きだと30分かかりません。うむ~。



さて我々だけの暮らしになり、私はゆるやか血糖値食を試したいと思い、子供たちはダイエットをやりたいという共同目標を進めることにしました。
まず我々の大敵は「間食」であります。
とにかくナントナク口寂しいので食べてしまうのですね~。
この習慣を修正する必要があります。



ヨメはパンやらクッキーやらいつも作っていたので、間食できていましたが、ヨメが家を離れてからまもなくこれらの「間食」の在庫がつきてしまいました。私はこのまま「間食兵糧攻め」もいいな。と思っていましたが、子供たちは自分でパンやらクッキーやら買ったり作り始めています。むむ~。ダメだよ~。(笑)


とにかくダイエットというのは精神的に自分が無理をしているとなると反動でバカ食いしてしまうのです。
だから「間食」を買うことをきつく命じてもあまり効果はないと考えました。
「間食」とは飢餓感とも関係しますから、強く禁止すればするほど反動で欲しくなる危険性がありますから。


そこで私が考えたのが、まずうま!間食作戦です。


①うますぎず
口寂しいから食べるけど、食べ続けるほどには美味しくない。


②まずすぎず
しかし、こんなの食べられないから、自分でおやつを買うとか作る、ほどではない。



ということで考えたのがライ麦全粒蒸しパンでした。
ライ麦全粒粉は栄養的にも血糖値的にも小麦よりずっと健康的です。
しかもライ麦はドイツパンに代表されるようにどっしりとしていますから、日本人好みのパンにするには腕が必要です。ということは普通に作ると美味しいパンにはなりづらいということです。(ドイツの人ゴメンなさい。私はライ麦パン好きです)
今回は「うますぎない」が目的ですから、そういう意味でもライ麦は良い素材と言えます。ふむ。



便利な炊飯器は簡単に蒸しパンが作れるのですね。
基本的には小麦粉と水または牛乳とベーキングパウダーをいれて「早炊き」にするだけです。


私は「ライ麦全粒粉」というものを購入しました。
ドイツパンを作るのに良さそうです。
http://www.tomizawa.co.jp/shop/g/g00324401/
原材料を見ると「ライ麦、小麦」になっています。
1kg500円ぐらいです。1回200gなので原材料100円くらいです。
全粒粉でありますから、本来は無農薬を使いたいところであります。
ただ今回は主食ではなく間食断食の暫定措置であることと、輸入品であっても厚生省の残留農薬ポジティブリスト基準には合格しているということで、良しと判断しました。この辺は自己判断とiいうことで。主食で常食するのであれば考慮は必要かもしれません。



まずうまのバランスの試行錯誤でありますが、とりあえずのレシピです。

・ライ麦全粒粉:200g
・豆乳:250ml
・水:150ml
 (豆乳と水ではなく牛乳だけなら250mlで良さそうでした。粘り気の問題)
・塩:小さじ1/2~1
・ベーキングパウダー(アルミフリー):小さじ1

上記が基本です。
これだけだと「まずっ」となる可能性があるので「おいし」要素として

・粉チーズ:大さじ1
・くるみ:20~30g包丁で砕いたもの
・オリーブオイル:大さじ1

を加えてみました。
バナナ1本をみじん切りにして加えてもおいしかったです。




炊飯器に材料を入れて、



撹拌したあとお鍋を「トントン」とテーブルにたたいて空気を抜いて「早炊き」セット。



できあがりです。見た目は変わってないようですが、



ひっくりかえすとこのように、おいしそうです。



最初子供たちは「こんなにまずいものは食べたことない」といってましたが、少しずつおいしい成分を加えていくと、だんだん食べるようになりました。



家に帰ると蒸しパンがきれいに切られて小瓶にいれられていました。
今までヨメがクッキーをいれていた瓶です。



おいしく作るのは簡単です。
小麦の割合を増やせばいいのです。
砂糖を増やせばいいのです。
でもそれだとおいしすぎて、どうしてもバクバク食べてしまいます。


食べ続けられない微妙なまずさを求めて試行錯誤がまだ必要なようです。





ちなみにキャベツについての補足情報です。



これが念願のキャベツスライサー。Amazonでの評価が高いだけあって使いやすいです。スライスの時のキャベツの方向はこうです。それ以外だとキャベツの細切れがあちこちに飛び散ります。



キャベツ半玉のスライスです。スプーンは大きさを比較するためのものです。
千切りしたものは水にはさらしません。今日は冷蔵庫にあったセロリとレタスを少しブレンドしています。
これが我が家だと1日~1日半でなくなります。



外側の葉は水に数分さらして農薬を流します。念願のほたての野菜洗浄を買ったのでそれを使っています。



芯と葉を切り分けて、



ジップロックに保存します。加熱する料理に使います。パスタソースとか鍋とかスープとか中華炒めなどなど万能です。彩りも良くなります。



これが一汁一菜です。
十六穀米はお赤飯のようです。
今日の味噌汁はキャベツとジャガイモともずくです。煮干しも多めに。
お肉が欲しいときは、豚コマをいれて豚汁風にしても美味しいです。
このように味噌汁は具をたくさんいれ、お替わりがたくさんできるようにかなり多めに作ります。


家族がいるときはみんなの好きなものを作りますが、私一人の時は一汁一菜で充分です。




おひさま、ありがとうございます。


下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら