まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【家庭菜園】 菌根菌の世界。9。

2020-06-21 10:25:56 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
東京都内から東方向(大地発光)


香川県綾歌郡





化学肥料の成分が枯渇する将来。

 肥料として窒素の次に重要なのがリンです。しかしリン資源は世界的に需要が増加し2060年には枯渇すると言われています。しかも肥料としてのリンは植物が吸収しにくいため、肥料として与えた9割は無駄になっていると言われています。
 今後リンの枯渇でリン肥料の価格が高騰していくと、菌根菌農法が見直されていくと思います。菌根菌は地中にすでにあるリンをかき集めて、植物に効率よく供給していることがわかっているからです。
 細菌世界中のいろいろな研究機関で菌根菌の研究が進み出しているそもそものきっかけは「リン枯渇問題」の有望な解決策としてです。

 菌根菌農法は今は実験レベル。あるいは自然農の一亜種かもしれませんが、今後は慣行農法の主流となっていく。そのような未来もあるかもしれません。



菌根菌を土の中で広げるために。

 さて読者の方が家庭菜園で「菌根菌ネットワーク」を育てて見たいと考えた時、まずどのようにして菌根菌を入手するか。ということ。
 おそらくそれは問題はないでしょう。菌根菌はあらゆる土壌におります。もしそこが雑草ボウボウの場所であれば、もうその地中には菌根菌ネットワークがある。というのが私の仮説です。

 しかしもしその場所が雑草がほとんど生えていない粘土質の土壌の場合。炭素循環農法や土ごと発酵のやり方が有効であると思いあmす。

炭素循環農法:木材チップに米糠、畜糞、搾油カス等を混ぜて60℃以上保存(黒いビニール袋などに入れて太陽熱を利用など)。キノコの菌床を培養する。土を耕して菌床を埋め込む。
http://tan.tobiiro.jp/qa/qa1.html#Q13-1

土ごと発酵:雑草や緑肥を刈ったものを土表面に置き、ヌカを撒いて土と混ぜ込む。
http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/gy006.html

 自分が植えた作物や雑草が根を張ってきたら、菌根菌が育ってきているということなので、深く耕したりはしない。また菌根菌ネットワークを枯らすような大量の肥料を与えない。
 大地が呼ぶ菌や雑草と、自分が植える作物が共存する庭園という小宇宙であります。



草刈り以外は手をかけない。

 作物に日陰となるなる周囲に伸びた雑草たち。これらを随時刈った雑草を地表に敷き詰めておくと土が乾きにくい。このため水やりは少なめ。肥料も少なめ。というスパルタ農法であります。
水も肥料も少なければ、植物の根や菌根菌は生き延びるために土の中にどんどん広がっていくことでしょう。

 あまり長いこと雨が降らない時は水をやる。また作物の下の葉から黄色くなってきたら、窒素が足りないということだから、肥料を与えても良いと思います。
 その場合は永田農法方式で液肥を与えようと思います。液肥は人間でいうと点滴のようなもの。応急処置です。畑全体ではなく弱っている作物の根本にのみピンポイントで与える。1週間に1度ほど。液肥は持続性もなく、与える範囲もピンポイントだから菌根菌ネットワークを枯らすリスクは減らせるはず。という仮説です。



輪作する場合の参考に。

 最後に家庭菜園の輪作のパターン。私が教科書としている「コンパニオンプランツの野菜づくり(木嶋利男著)では次の2つのパターンが示されております。連作障害が起きづらく、相性の良いコンパニオンプランツの組み合わせは非常に良く考えられていると思います。

Aプラン(春スタート)
3月下旬→6月中旬 ジャガイモ
6月中旬→9月中旬 枝豆、トウモロコシ、つるありインゲン
9月下旬→3月上旬 ブロッコリー、リーフレタス、ほうれん草、大根、人参

Bプラン(秋スタート)
9月上旬→12月中旬 白菜、えん麦、ほうれん草、水菜、青梗菜、ルッコラ、大根
12月上旬→6月中旬 玉ねぎ、そら豆、エンドウ
6月中旬→10月下旬 トマト、バジル、ニラ、落花生、ナスorピーマン、パセリ、長ネギ、カボチャor地這いキュウリ

 輪作は土の中を豊かにする重要な要素と思います。家庭菜園を行う方は参考になさってください。


このシリーズ終わり
お読み頂いてありがとうございました。


おまけ1
読者の方の農園です。今年から雑草を抜かない方式を試すことにされたそうです。



雑草と作物の茂り方が美しいです。


雑草捨場にしていた場所。食べられない里芋を捨てていたら、いつの間にか大繁殖していたそうです。

「土の茶色と作物の緑だけの菜園をよしとしていた意識が、不自然に感じ。
雑草が土を隠し、雑草の揺り籠に育まれる農作物。そこに明るい生命力を感じ、心地良さを感じるようになりました。
・・・
雑草栽培は縄文時代の農作を擬似体験し、すべての命を大切にした縄文人の精神へアクセスする機会かもしれませんね。」


ありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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今の時期は、まだ、皮をむくときに、捨てれる程度で気にならない程度の?さんですが、暑い頃は、わしゃわしゃと?が出て、いや、もうトウモロコシいらないからぁぁぁー><って言って、もらわなくなります^^;

→ 虫が苦手な方は無理しなくても良いと思います。ただ多くの日本人がそれだけ土からの距離が遠くなったんだなあ。とは思います。

==========
近年多いのは、作物に付着した農薬は吸収されて、一定期間細胞に蓄えられるという方式の物です。虫はそれを食べる事で死に至ります。このタイプでは、細胞に吸収されているので洗っても薄まらない。だから、収穫前○○日迄しか使えない、という規制があります。

→ 収穫○○日前からは使っては行けないという厚労省の基準と、それをきちんと守っていらっしゃる日本の農家の方の出荷作業を私は信用しています。

==========
不耕起大根の成功例と失敗例のご紹介ありがとうございます。

成功例の大根は見事な出来ですね。
両方のブログを読み比べてみて、表面的にはどこに違いがあったのかわかりにくいですが、今日のお話から推測するに土の状態が目に見えない部分で違うからということなのでしょうね。

→ 土が奥まで柔らかいか途中から硬かったかの違いであると思います。

==========
>お弟子さんたちは、形だけを真似る。とにかく師匠と同じ様に、無農薬で美味しくて人から評価されて儲かるリンゴを作りたい。ということが最大目標でありましょう。"

ココ、重要だと思います。
これからの時代、うまくいく、いかないの理が顕著になってほしいと思います

→ 陰と陽の仮説の視点では。表に見える事象を欲しがる間は遠ざかる。真逆のウラの潜在因子を蓄積することで、表の成功が引き寄せられる。
土の中が陰の潜在因子。土の表の収穫が陽の目に見える事象。である。という仮説です。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。8。

2020-06-20 11:18:26 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
20日。月の最遠日より5日後。
新月週間。




雑草と一緒じゃ作物は育ちません。

暴露系YouTube 垢バン覚悟 有名人が言うことは本当か?


 無農薬農業で生計を立てている方の動画です。女農業道ってすごい会社名です。無農薬農業をビジネスにするために頑張っている会社です。気骨のある社長と思います。

 さてこの動画はでは、きちんと草取りをした玉ねぎは育ちが良いが、


雑草と共に育てた玉ねぎは育ちが悪い。

どちらも土を耕した状態で無肥料。雑草の有無だけの比較です。



不耕起草生栽培で注意するべきこと。

 先日の金子教授の先日の動画でのポイント。
「不耕起草生がうまくいかない人は、・耕さない・地表を有機物で覆う・輪作する この3つのうちどれか一つをやってないんです」
「不耕起草生でも肥料を与えるのは効果があります」

 耕してしまうと土の中の微生物のネットワークは弱い状態からスタートということです。そのような痩せた状態で玉ねぎを育てるのであれば、養分が取り合いになる雑草はどいてもらうか、あるいは適量の肥料が必要だろう。と考えられます。

 その証拠にもう一人、不耕起草生栽培で無肥料で玉ねぎを栽培した例。やはり失敗とあります。不耕起であっても、玉ねぎを雑草と育てるには肥料が必要。ということです。

引用:http://sizennouyamatabi.blog41.fc2.com/blog-entry-418.html

 しかしこちらは事前に土壌に肥料を撒いています。すると雑草と共に育てた玉ねぎ。草取りせずに虫の被害もなく収穫できたとあります。



引用:https://ameblo.jp/hbfarm/entry-12161594208.html
 以上の例からわかること。成功か失敗かの違いは、土が肥えているかどうか。



肥料は問題あるかないか。

 おそらく玉ねぎの自然の大きさはゴルフボールくらいなのではないかと思います。生命力のあるノビルより少し大きいぐらい。雑草の大地と一緒に育てた問の自然規格であります。
 ただ人間の望むようにテニスボールくらいの大きさにしたいのであれば、人間が追加して養分肥料を与える必要があるようです。菌根菌ネットワークが枯れないレベル(=窒素分が多すぎて虫を呼ばないレベル)であれば、人間が作物に肥料を与えるのは良いことと思います。



耕すことは悪いことかどうか。

 もしその土地がすでに雑草ボウボウの土地であれば、耕さない方が良いと思います。草の根と微生物たちが土を柔らかく保ってくれている。そのように思います。
 しかし最初は何も生えていない土地。粘土質の土地。そこからスタートする場合は耕すことも必要であると思います。
 炭素循環農法では、そういう土地では、最初は木材腐朽菌の菌床と木材チップを土に埋め込むこととされます。あるいは土の表面数センチを浅く耕して、(さまざまなパートナー菌が住み着いている)枯葉や枯茎を混ぜ込むことも良いと思います。



農薬は問題あるかないか。

 そして最後に1点だけ。農薬について。私は日本の農家の方が使用している農薬について。少なくとも出荷される作物に対する影響は心配しておりません。厚労省の基準と、それをしっかり守っている日本人気質の農家の方たちのお仕事。これを信頼しています。

 ただし、基準なんてあってなしという国から輸入された農作物はさすがに買うのは控えますが、でも外食するときに使われる食材の多くはあの国の輸入野菜なんだろうな。と思います。だって安いから。

 そういう意味で「健康のために無農薬野菜が良い」というのは間違いではないけれど、厚労省や農協が定めた出荷基準で作られる野菜が健康に悪いということは決してないです。
 ただ無農薬野菜は丁寧に作られているので、味の濃い美味しい野菜であることが多い。ということは大切なことだと思います。手間をかけた分、美味しい野菜として高い値付けがつけられる野菜は、ビジネスとして有望であると思います。



土の上が生い茂る土壌の下は、微生物も豊かであるという陰と陽。

・個人の趣味の家庭菜園。半分雑草で半分は作物。
・草生栽培と言っても草茫々にしておくことではない。作物の周りの雑草はきちんと刈って(根は残す)茎や葉は地表に敷く。
・無肥料原理主義ではない。枯葉枯草を地表に置く以外に有機肥料を与えるなら動物の糞のように少量をポタポタ。
・水やりも毎日は不要。肥料も水も少なめが丁度良いというスパルタ農法。
・少しは虫に喰われるのは仕方ない。大地循環の税金。

 という実験で畑がどう変わっていくのか。思ったように上手くはいかないことの試行錯誤でありましょうが。大地を育てる=ミニ地球を育てる。大地に生きる微生物たちは、地球上で生きる私達人間と同じだなあ。と思います。

 それは陰陽の世界でもあります。土の表に見える作物の収穫量が陽。土の中の微生物の世界が陰。土の表が生い茂る状態、その土の中は同じぐらい微生物が多様な世界が繰り広げられている。そのような仮説です。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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先日、大根を不耕起で栽培することへの懸念を書かせていただいたものです。
まるぞうさんの見解を述べていただきありがとうございました。
やや心配な面がなきしにもあらずですが、とりあえず不耕起で種を撒いてみようと思います。
売るものではないので形が歪でもno problemですから。

→ 実験として楽しめる範囲でお試しすることをオススメいたします。

不耕起大根でうまくいった例
https://blog.goo.ne.jp/sfujitasaijo/e/8c157ec7cab978b385b79861184ce35c

不耕起大根でうまくいかなかった例
https://ameblo.jp/mocki/entry-12239169396.html

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教えていただきたいのですが、野菜の水やりは、水道水でも大丈夫ですか?菌が嫌がりませんか?
なるべく水道水をあげずに自然の雨がよいですか?(でも酸性雨?)

→ 水道水でも井戸水でも貯水雨水でもどれでも良いと思います。重要なのは水をあげすぎないことのようです。

参考サイト:畑は水やりしない方が良い!野菜づくりの新常識【畑は小さな大自然vol.1】
https://agri.mynavi.jp/2018_05_17_27266/
「このお話をするとよく、「子育てに似ていますね」という話をされます。
確かに子供は、大人が良かれと思ってつい手をかけ甘やかし過ぎてしまうと、自分で行動しよう、工夫しようとしなくなります。
子供たちがこの世界で、自分で生きていける力を身につけ、本来持っている可能性を最大限に発揮するために、苦労していたり悩んでいる時でも、大人はじっと見守ることが必要なのかもしれません。
それと同じように野菜たちも土に水がない時間こそ、必死に水を探し求めて、根を張り巡らそうとしているわけです。そうやって根を張り巡らせて、自分で水を探し求める力をつけた野菜は、並大抵のことでは枯れない、生命力の強いものに育ちます。」


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木村教授>>金子教授ではないですか?

→ ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。7。

2020-06-19 09:10:37 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
東京都23区内から西方向(立つ雲)







弟子が師匠を超えるのが難しい理由。

 東京東池袋に数時間待ちのラーメン店がありました。お店のご主人が命を削っての一杯一杯。多くの人が遠くから足を運びました。
 そのご主人が亡くなり弟子の方たちが暖簾を分けて同じ名前のラーメン屋さんがあちこちありますが、しかし同じ行列が出来るお店はありません。先代の形を真似ることは出来ても、先代と同じように数百円のラーメンに自分の命を削ることは、なかなか出来ることではないのだろうなと思います。

 「木村リンゴ農園でもお弟子さんたちがなかなか成功していない」金子教授の話を聞いて、私は東池袋のラーメン屋さんのことを思い出しました。
 私の仮説では木村リンゴ農園の成功の秘密は、地中の菌根菌ネットワークの密度の濃さであると思います。森林の2倍の密度。
 木村さん自身は、肌ではそのことを感じることは出来ても、それを言葉にすることが難しい。職人が弟子に言葉で伝えることが難しいのと同じ。

 お弟子さんたちは、形だけを真似る。とにかく師匠と同じ様に、無農薬で美味しくて人から評価されて儲かるリンゴを作りたい。ということが最大目標でありましょう。ここに罠があります。金子教授が「お弟子さんたちは土を見ていなかったのだろう」と言ったこと。
 きっとお弟子さんたちは、自分のリンゴ農園の地中の微生物ネットワークについて、肌で感じる嗅覚。これがまだまだ半人前だったのだろう。私の個人的な思い込みの意見です。



土の中の様子を肌で感じることが出来た人たち。

 いろいろな農法を考えだした人たち。彼らの多くは土の中の様子を肌で感じることが出来る嗅覚を持っていた人たち。そのように思います。
 福岡さんのように九死に一生を得て嗅覚に目覚めた方もおりますし、木村さんのように家族を巻き込んだ極貧生活で目覚めた方もいることでしょう。
 ブラジル在住で「炭素循環農法」を提唱されている日本人の方も同様。土の中の状態を肌で知る嗅覚をお持ちなのでしょう。



炭素循環農法とは。

 私の理解では炭素循環農法とは「木材腐朽菌をベースにした菌根菌ネットワーク農法」であります。
 菌床と呼ばれるキノコ菌を育てたあとの木材に、木材チップや竹材など、木材腐朽菌の養分(彼らは炭素資材と呼びます)を土中に埋める。という農法です。

1,窒素肥料を与えない

 とにかく炭素循環農法は窒素肥料を与えないことが一番重要とされます。炭素資材は与えてはいけない。炭素循環農法の一番の教義であります。
 そしてこれは「菌根菌ネットワーク」の視点ではかなり正しい。土の中が肥えすぎる(特に窒素成分)と、菌根菌ネットワークは枯れてしまいます。
 菌根菌ネットワークが枯れないレベルであれば、有機肥料(窒素成分)は与えても良いと思います。森林の土も表面には様々な生き物の糞から出来ていますから。
 ただ無理に肥料は与えなくても可。ですから「炭素資材以外は絶対に与えてはいけない」という教義も結果的に悪くない結果になると思います。

2,地表を耕さない

 炭素循環農法は最初の1回だけは炭素資材を埋め込むために耕して良いことになっているようです。木材チップに米糠、畜糞、搾油カスを混ぜてキノコの菌床を育ててからそれを土に埋めます。
 炭素循環農法とは地表の作物を育てるのではなく、地中に木材腐朽菌というキノコ菌を育てる農法である。そのように思います。そしてその木材腐朽菌が菌根菌に栄養を与え共生するということでありましょう。
 炭素循環農法は地表の数センチの深さに、木材腐朽菌の餌となる木材チップなどを浅く埋め込むだけです。土の中深くは耕しませんので、これも菌根菌ネットワークに良い効果を与えることと思います。

3,微生物の多様性

 菌根菌ネットワークの視点ではその土地の状態によって呼ばれる細菌や菌類や雑草など様々です。私の仮説では「半分はその土地が呼ぶ生き物たち。半分は人間が育てる作物」という割合が美しいと思います。人間が半分お預かりする土地には、土の中が偏らないように複数種の作物を輪作するのが更に美しい。土の中の彩りも豊かになることでしょう。
 しかし炭素循環農法ではこの多様性については閉鎖的です。糸状菌(木材腐朽菌や菌根菌などのキノコ菌)以外の細菌は不要。輪作も否定的のようです。

 炭素循環農法を実行して成功するか失敗するかは、この多様性を維持できるかどうかではないか。というのが私の仮説です。

 畑には作物の他にさまざまな雑草が生えている。輪作はしなくても季節ごとの雑草が作物の周りに生えて来る。その雑草を根からは抜かずに、茎や葉を刈って地表にかぶせておく。このことで地表のすぐ下には、パートナー菌層という有機物を分解する微生物たちの層が出来ていく。
 この多様性が菌根菌ネットワークを豊かにしていく。というのが私の仮説です。

 しかし炭素循環農法と言いながら、慣行農法のように地表を雑草を丹念に抜いていき、化学肥料や有機肥料を与える間隔で木材チップだけを大量に与えて、そして輪作はせず単一作物だけを育てる。という方法であれば、菌根菌ネットワークはしぼんでいく。というのが私の仮説です。菌根菌ネットワークを支えるのは、パートナー菌という様々な細菌なのですから。



雑草ボウボウの土地は美しい。土の中に広がっていく八百万の微生物たちの世界。

 どういう細菌や土壌生物や雑草が必要かはその土地が呼びます。土の中を肌で感じる嗅覚があればそれがなんとなくわかる。しかしその嗅覚が未発達のまま、ただただ木材チップを地表に撒くだけでは、うまく行かないこともあるかもしれません。

・木材腐朽菌をベースにして菌根菌ネットワークを増やす。
という発想は非常に斬新で価値があると思います。ただしそれには

・菌根菌ネットワークは菌類だけでなく様々な種類の細菌をパートナーとして必要。
・どの細菌、土壌生物、雑草が必要かはその土地が自分で呼び寄せる。
・人間はその菌根菌ネットワークの半分を使わせて頂く。

 という視点がないと、師匠の形だけ真似ても結果はさっぱり。ということになりかねません。という仮説です。私は炭素循環農法で成功した方も失敗した方も直接には知りません。ネットの知識だけの頭でっかちの仮説であることを再度申し添えます。

 ただその土地が呼び寄せて生えている雑草ボウボウの土地や雑木林は美しいです。その美しさがわかる方は「嗅覚」でその雑草地や雑木林をご覧になっているのではないだろうか。という仮説であります。



つづく



注記)この動画コンテンツは個人的に参考になりましたが、この方の他の動画コンテンツや他の発言や行動などをこのブログが全面的に肯定しているわけではありません。


■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)
■自民党への安倍首相応援コメント
https://ssl.jimin.jp/m/contacts?_ga=2.247766276.2038314964.1501028960-2110744341.1501028960





おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まるぞうさんの記事と最後に載せられた写真をみて、なんだか子育てみたいだなと漠然と思いました。

必要なものはそこに置く(与えられる)けど、その取捨選択は植物(子ども)に任せる。
与えすぎず、無理に混ぜ込む(過干渉)ことをしない、みたいな…。

なんだか、結局、みんな繋がっていて、(原理原則は)みんな一緒じゃん、と思ってしまいました(笑)。

→ 面白いですね。ありがとうございます。自然農法で失敗するお弟子さんたちは、子供の成績が上がることばかりに執着して、干渉しすぎちゃったのかもしれません。

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現在の畑は最近の雨で雑草がホウボウになりましたが、草を根は残して刈り取り、土の上に置けばよいのかしら?

→ それが良いのではないか。と私も実験中です。長い茎は短く切ったり、土を浅く被せるなどはやっても良いかもしれません。しやらなくても全然構わないという仮説です。雑草を刈って積みかせておくと、いろいろな小さな虫や微生物が集まってきてオーケストラのようです。一生懸命有機物を分解して土の養分へと戻してくれます。

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保存食にもなる「らっきょう漬け」を。
毎年1キロですが 今年は3キロ漬けました。
丁度、時節です。
手間はかかりますが簡単。この頃は
らっきょう漬けの元も売っています。
塩漬けしてから、酢漬けしたほうが美味しい気がします。

→ このコメントを読んで私も昨日買いました。読者の方が勧めてくれた乳酸発酵を試してみようと思います。

酢を使わない! 乳酸発酵だけのらっきょう漬け
https://koizumipress.com/archives/15322

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ダンゴ虫は昆虫じゃ無いよん?

→ 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます。

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20年ほど前のムーに、次のような記事があったのを思い出しました。

同じ大きさの同じ土の畑Aと畑Bが隣接してあった。違いは、Aから離れた側のBのそばに未処理の豚糞(よって毒性あり)が置かれていた。その両畑で白菜を育てると、隣接しているにも関わらずAでは通常の数の虫が発生するのに対し、Bでは異常なまでの虫の大量発生が起こった。
で、この両畑の白菜を収穫せずに放置。もちろんBは散々な状態に。
そして次の年に同じように両畑で白菜を育てる。するとあれだけ大量の虫が発生していた畑Bは、Aと同じように白菜が育ち、虫の数も普通に戻った。
毒性のある土で育った白菜たちを食べ尽くした虫たちはどうなったのか?
そしてその結果として正常に戻った土でできた白菜では虫の大量発生は起こらない。
虫は人が食べてはいけないものを食べることで身代わりになっているのではないか?

→ 興味深いお話ありがとうございます。窒素肥料をやりすぎると虫が大量に発生するのと同じ理由なのかもしれません。大地からすると土に撒かれたその窒素成分は多すぎ!ということかもしれません。
菌根菌ネットワークが枯れ始めるほどの窒素成分が土壌に撒かれると、虫たちがその葉や実を一生懸命食べて、余剰窒素をその土地から取り除こうとする。菌根菌ネットワークを復活させようとする。ということかもしれません。
(ただし全ての害虫が余剰窒素除去で大地から呼ばれたというわけではありません。イチかゼロではない世界です。)

==========
昨日の深夜Eテレで諫早干潟堤防の話がありました。かつて干潟にはたくさんの魚がいました。今は、漁をしても生活できません。干潟の一部は畑になりましたが、冷害で作物ができていない方もいました。宝の干潟を畑にするなんて馬鹿げた事でした。漁師さんが海を豊かにするため木を植え森を守る話と真逆な行為が諫早堤防だと思います。長崎の人は素直で人柄の良い方ばかりです。とても気の毒な思いになりました。

→ 同意いたします。諫早干潟はまた魚豊かな土地に戻るといいなと思います。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。6。

2020-06-18 10:33:16 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
18日。中潮。観音日。
新月週間。

東京都から東方向(大地発光)


横浜市から東南方向





その養分はどこから来るのか。

 菌根菌ネットワークは土の中の養分をかき集めて、共生している植物に与えます。(その代わりに植物から光合成した糖をもらいます)ではその土の中の養分とはどこから来るのでしょうか。肥料を与えなくても養分が循環していく秘密はどこにあるのでしょうか。



1,枯葉(無施肥または堆肥)

 森の土は枯葉から出来ています。土の表面にたまった枯葉が微生物に分解される。あるいはダンゴムシや小さな昆虫たちが枯葉を食べたあとの糞。そのように枯葉が土の表面で微生物で分解された養分。菌根菌というキノコ菌は、パートナー菌(バチルス菌、シュードモナス菌など)と呼ばれる多種の細菌たちとともにネットワークを構築しています。
 菌根菌ネットワークは、地表の枯葉や枯茎などが微生物によって分解された養分を取り入れている。というのが私の仮説です。

 森の土から出来た葉や茎は枯れて土にもどり森の養分になる。微生物によってこれらの循環が回っています。

 雑草を生やしてそのまま枯らす。あるいは草マルチといって刈った草を地表に敷くというケースもあるでしょうし、刈った草や葉を乾燥させて堆肥にするケースもあるでしょう。



2,糞(無施肥または有機肥料)

 森の土はミミズなど土壌生物の糞や、昆虫や動物などの糞もポトポト落ちております。これらの糞もまた微生物に分解されて、貴重な栄養分になっている。そのように考えます。
 たとえば実のように動物に食べられてしまうもの。それらの養分は動物の糞としてまた森に戻るのです。

 ミミズなどの土壌生物の糞を利用するケースもあれば、家畜糞をベースにした有機肥料を利用するケースもあるでしょう。その場合は、有機肥料を土に混ぜ込むのではなく、森の中の糞のように少量をポタポタと地表においておく。土に養分をどのくらい染み込ませるか。それらは人間ではなく、微生物が決めて行きます。



3,根粒菌(豆科植物の輪作または共生)

 糞などを使わなくても豆類を栽培することで、豆の根に着く根粒菌が大気から窒素を取り入れて地中に固定してくれます。輪作として1年に1回は豆類を育てることは、土に窒素を補給するという意味で有効であると思います。あるいはクローバーやカラスノエンドウのような根粒菌と相性のよい雑草を畑に共存させておくことも。

 金子教授の3つのポイント。
・輪作する
・有機物で土表を覆う
・多様性
は、土の中に養分を取り入れるという点でも重要と思います。



4,木材腐朽菌

 キノコ菌の一種です。枯れた木材を分解します。木材腐朽菌と菌根菌。同じキノコ菌の仲間でありますが、これらもまた菌どうし共生している。というのが私の仮説です。

 「木材腐朽菌ー菌根菌農法」が「炭素循環農法」と呼ばれている農法である。というのが私の解釈です。「炭素循環農法」で餌と呼んでいる炭素資材とは、木材腐朽菌の餌のことです。
 木材駆逐菌が付着した材木等(菌床)を土に埋め込む。あるいは木材腐朽菌の餌となる木材チップを地表に撒く(または浅く鋤き込む)。

 このようにして木材腐朽菌が枯木を分解して得られた養分を、菌根菌ネットワークと共有する。というのが「炭素循環農法」であります。





 菌根菌ネットワークに養分を与えるには、必ずパートナー菌の層を経由するということです。有機物を分解する層があるということ。この層が、土の中に与える養分の量を調整する役割もしている。というのが私の仮説です。

 どういう有機物をどのようにして与えるかは、それぞれの個人の好みや趣味であろうと思います。

 重要なのは、枯葉でも堆肥でも家畜糞でも木材チップであっても土の中に深く混ぜ込まないこと。地表浅部にいるパートナー菌が適度に分解して適度に菌根菌ネットワークに供給する。というのが私の仮説です。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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我が家はマンションです。
新たにプランターを増やすのですが
アドバイスいただけるとありがたいです。

→ 私の個人的趣味であれば、雑草半分、野菜半分です。ですから土も半々で雑草が生えている今の状態が良いのではないでしょうか。(あくまで園芸初心者の私の個人的趣味の場合です)

==========
まるぞうさんこんにちは、まるぞうさんはビッグリトルファームは御覧になりましたか?もし未だでしたらおすすめです。

→ ネットでの評判も良いようですね。お知らせありがとうございます。

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私、家の回りの土をゴールデンウィーク中にせっせと耕しました。土の事も野菜のことも花のことも何もわからないのに耕しました。お陰で今、土はかぴかぴです。干えあがってます。取り返しつかないかなぁ。車を運転していて野にクローバーが咲いていたら柔かそうでふかふかそうで、自分のした事にまた落ち込みました。はっきりしてる事は私は土に対してセンスがありません。がっくり。

→ 私も最初は耕しまして、カピカピになりました。が、間もなく、きちんと雑草が生えてきております。作物と雑草が共存しております。土の生命力はすごいと思います。

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耕さないとのお話でしたが、改めて考えると菌根菌の菌糸ネットワークは嫌気性なのですか? 確かに森を見ると、ミミズなどの小さな動物位しか土を掘り返すことは無さそうですけど。
それとも畑の中で、嫌気性の菌根菌と好気性の菌根菌がネットワークを繋げられるとすれば、それは植物(の根など)なのでしょうか?
人間感覚だと、土を掘り返す事は、酸素も土中に入って、良いと思っていたけれど、土の菌根菌ネットワークを壊してしまう原因にもなるのですね。

→ 菌根菌は細菌ではなくキノコ菌なので酸素は必要です。
ふかふかの土は隙間があるので菌根菌に必要な酸素は供給されているのだと思います。

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自然農法も野菜として持ち出す養分の量と土地に残る量のバランスが鍵と思います。
収穫が少なければ養分は残りますので回復も早いですが、収穫量が多ければ養分が減ってしまいますので元に戻るのに時間が必要になります。
その土地に合ったポイントを探る経験も必要なのでしょうね。

→ 私は「無肥料原理主義」ではないので、菌根菌ネットワークが枯れない範囲で肥料を与えるのは良いと思います。ただしその場合でも土に鋤き込むのではなく、地表から有機物分解層を経由してゆっくり養分が供給されるのが理想であると思います。

==========
そもそも、なんですけど、堆肥を肥料として扱う農家の方はいないと思うのですが、この考察の中では、有機肥料、有機堆肥、ボカシ肥料、と言うものが混同されていませんか?

→ ご指摘のように、堆肥を肥料として使うプロの農家の方は少ないと思います。堆肥は有機肥料に比べて肥料分が少ないため。

堆肥:枯葉・枯木・家畜糞・食品残渣を微生物で分解したもの
有機肥料:堆肥+植物肥料(米ぬかなど)+動物肥料(魚粉など)
ぼかし肥:有機肥料を微生物で分解したもの。有機肥料より窒素成分が多く即効性が高い。

プロの農家の方が収穫量を上げるために、効果の高い肥料をお使いになるのは当然ですし、否定しているわけではありません。
私のこの素人備忘メモは、作物の収穫量を上げるのが目的ではなく、土の中の八百万微生物のネットワークを広げていくにはどうしたら良いか。ということが目的の実験と仮説です。
繰り返しますが、即効性のある肥料をご使用になることは否定していませんしプロの農家の方であればその選択は当然と思います。私達日本人に大切な食糧を供給して下さって本当にありがとうございます。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。5。

2020-06-17 09:28:54 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
17日。新月週間。
東京都から東方向(大地発光)


鳥取県東部より東〜北方向





八百万の微生物が織りなす土の中の世界。

 このメモは「菌根菌ネットワークを栽培するためには」という目的のための備忘メモです。「畑の作物の収穫量をあげるためには」という目的のためではありません。
 もちろん「菌根菌ネットワークは畑の作物の収穫をあげる」傾向はあると思います。しかし単純に「畑の作物の収穫をあげる」ことを目的とするのであれば、いろいろな選択肢があります。どういう土地でどういう作物でどういうビジネスをするか。で、様々な農法の選択肢があります。
 ただ私は自分が家庭菜園を行うにあたり、土の中に森林(=菌根菌ネットワーク)を再現できたら嬉しいという個人的な趣味です。古来から日本人は土の中にも神様を見出しておりました。土の中の八百万(やおよろず)の微生物たちが、土の中の神様である。という個人的な心象風景です。

 土の中に八百万(やおよろず)の微生物ネットワークを育てていくポイントは3つあります。本当は人間が何もしなければ、自然という神様は土の中にも土の上にも森林を作っていくでしょうが。もし私達が自分の庭や畑を育てるのであれば。



ポイント1 耕さない

 私の畑もそうでした。耕した瞬間は土はふかふかになります。しかし大雨が降って乾くとまた硬い土に戻るのです。土をやわらかくするのは、
・植物の根
・菌根菌などの微生物
・ミミズなどの土壌生物
であります。

 金子教授の実験では半年に1回家庭用耕運機で土を耕すとミミズなどの土壌生物は戻って来ないという結果でした。でありますから逆に
・周囲の雑草は抜かずに、出来るだけそのままにしておく。
・耕運機などは使わず、クマデなどで表面数センチだけ。

 という耕し方であれば、菌根菌ネットワークを傷つけないと考えられます。後述しますが、雑草や作物の葉や茎を肥料として土表面に置く時は、土数センチのところに軽く埋めるのも効果的と思います。



ポイント3 肥料を与えない

 菌根菌ネットワークとは、植物が土の中の養分をかき集めるためのギブアンドテイクです。土に養分がたっぷりあれば、わざわざ無理して菌根菌ネットワークを形成する必要はないわけです。
 ただしその状態は不自然なので、養分(窒素分など)をたっぷり含んだ実や葉にはたくさん虫がついて食べつくされます。
 土地の土というのは「雑木林」になるように遷移して行きます。その時特定の場所だけ、異常に養分が多いと雑木林になりません。

土「すみません。虫さんたち。この実や葉についた過剰な窒素分を拡散するのを手伝ってください」と呼び寄せるようにも思います。これがなぜ作物に窒素過多だと虫が寄って来るのかという理由。

 ただし人間の都合で、作物を窒素過多(過養分)にしておく必要があります。その場合は、土が虫を呼び寄せても作物が食われないように、ビニールハウスや防虫ネット。農薬などが必要となります。

 ただ菌根菌ネットワークを育てる視点であっても「無肥料原理主義」ということではありません。菌根菌ネットワークが枯れない程度であれば、肥料を与えるのは良いと思います。
 ただし人はどうしても肥料をやりたがります。ジジババが孫におやつを与えたがるのと似ています。かわいいので、すくすく育って欲しいので。おなかすいたらかわいそうだから。喜ぶ顔が見たいから。

 しかし私は「人間の身体はお腹が空いているくらいが健康に丁度よい」という考えが好きなぐらいですから、作物も養分が足りなめくらいが丁度よい。と思っております。



ポイント3 多様な生き物

 現代の社会では「多様性」という言葉はポリコレ(社会正義を大義名分にして社会を逆方向に誘導すること)に利用されることが多く、胡散臭い響きがつきまといます。残念なことです。
 でも「土」に関しては「多様性」は重要です。八百万(やおよろず)の微生物たちが、菌根菌ネットワークを構成しているからです。

 だからその土地が呼び寄せた雑草は抜ききらないこと。私達が作物を植えるために立ち退いてもらうことはあるでしょう。また作物の日当たりを確保するために、雑草の葉や茎を刈らせてもらうこともあるでしょう。
 畑からすると、人間もまた創造神なのであります。という私の心象風景です。土の中の八百万の微生物に、自分が植える作物を受け入れてもらうこと。

 自分が植えたい作物半分。土地が呼び寄せた植物半分。細菌もキノコ菌も土壌生物も虫も。土が呼び寄せる生き物は、多様な方が面白い。そのように思います。


 こう考えてみると、有機農業で失敗された方は、
・半年に1回、土を耕し、
・有機肥料をドカドカ土に混ぜ込む
ということをしていたかもしれません。

 化学肥料と異なり、有機堆肥であればたくさん上げる方が土が喜ぶ。そのよう思うのかもしれません。有機肥料を分解する役割の腐敗菌たち。彼らは菌根菌を追い払ってしまいます。なぜならドカドカ有機物を土に混ぜられたら、それを分解する腐敗菌の方が土にとって優先されますから。
 自然農を提唱した創始者たちは、土の中の八百万(やおよろず)の微生物たちが観えていたのだと思います。しかし畑を単に「作物の収穫場」としか見ていない方は、形だけ真似をして失敗したのではないでしょうか。

 まずは、自分の畑の土の中の多様性。八百万(やおよろず)の微生物たちの世界をゆっくりはぐくんでいく。自分が育てる作物半分。土が呼び寄せる植物半分。



つづく



注記)この動画コンテンツは個人的に参考になりましたが、この方の他の動画コンテンツや他の発言や行動などをこのブログが全面的に肯定しているわけではありません。


■首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
■安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)
■自民党への安倍首相応援コメント
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おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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でも大根を植える時はどうしたら良いのかな?と思います。
不耕起だと大根、生育途中で二股になったりしないでしょうか。家で食べるのだからそれでも良いと言われたら確かにそうなんですが。
あと、不耕起だと当然畝も作らないということですよね。
雑草は抜かない、土も耕さないだとり労力的にはかなり楽ですが。

→ はい。二股大根でも食べる味には変わりはないと思います。作物を作る人と料理する人が同一人物だから問題ない。と思います。

畝を作る目的は水はけです。スギナが生えるようなジメジメした土地でなければ畝はなくてもいいんじゃないかな〜。と思います。またジメジメした土地の場合は溝などが有効かと思います。畝を作るのと同じ効果です。

私の見解は、作物の収穫量を上げることではなく、土の中の微生物を増やして微生物ネットワークを育てること。という視点であります。

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数年冷蔵庫に入れっぱなしだったちょっとシンナーのような匂いのするぬか床に乳酸漬けの汁を入れたら、、復活しました!

→ 良かったです。お知らせありがとうございます。

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半島での南北共同連絡所爆破の一件、そして大陸でも大きな動きが北京で起こり始めてる様です。 防衛省のイージスアショア設置停止と繋がっていると見ます。

→ イージス網では防ぎきれないミサイル(放物線を描かない巡航型のミサイル)の実用化が、仮想敵国で進んでいるので、計画を白紙にしたのは良いことと思います。撤回した本当の理由の一つは「イージス網は時代遅れになりつつあるので今から新規に投資する価値はない」だと思います。ロシアとの駆け引きも。

ちょっと古いニュースですが、隠された事情などを推測するヒントになります。
「ミサイル防衛はどこまで必要か」(キャッチ!ワールドアイ)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/288599.html

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不耕起栽培の水田バージョンなら、冬期湛水不耕起栽培の提唱者である岩澤信夫氏でしょうか。
佐渡のトキの餌場確保のために協力したことをNHKで紹介されていました。冬期湛水による1アールあたり200万匹以上(場所によってかなり数値は変動するみたいですが)のイトミミズなどによる雑草抑制効果や天然の肥料ができることは衝撃でした。
このやり方も慣行農法以上の収穫が望めるといわれてたと思います。
やはりカギは耕さないことにあるのかもしれませんね。
いかに土中のネットワークを発展させていくか、そこにヒトの役割があるように思えてなりません。

→ 私もそのように思います。ありがとうございます。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。4。

2020-06-16 08:05:27 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
16日。新月週間。




横国大の金子教授の講義を聴きました。

 宮沢賢治の時代であれば、農学校に入学しないと聴けないような講義も、今ではインターネットで誰でも聴くことが出来ます。素晴らしいことです。金子教授の講義のおすそ分けです。(金子教授は現在は福島大学農学部におられます)

不耕起栽培の特徴と可能性レクチャー@横浜国立大学(2018.03.10)


注記)金子教授のお話は大変参考になるものでした。ただこの動画をアップしている方の他の動画コンテンツや発言は一切観ておりません。従ってそれらをこのブログが肯定しているわけではありません。


 この講義の動画は約50分と長いものです。今日はこの興味深い講義を要約してみます。


・「奇跡のリンゴ」木村農園。非常に有名で農水省なども調査をしている。
・お弟子さんもいろいろいるが、実はあまり成功はしていない


・調査してわかったことは木村農園の土には菌根菌が森林の倍もある。
・お弟子さんたちが成功していない理由は、土を観ていないからではないか。

まるぞうコメント
 木村農園の奇跡は、菌根菌ネットワークが森林の倍の密度であること。お弟子さんたちは「型」だけ真似てもそれを再現することは難しいようだ。ということのようですな。
 重要なのは土の中の「菌根菌ネットワークの濃度」であると思います。


まるぞうコメント
 森林の土。その正体はミミズなどの糞。ふ〜ん。


・土を保全したもの
・土木機械を使って踏み固めたもの
・土の表層をはぎとったもの
それぞれの実験。

・はぎとった土地はもちろん、一度踏み固めてしまうと7年たっても微生物の数は完全に元にもどらない。

・土の表面をかき混ぜると、ミミズなど大型土壌生物や小型節足動物が離れてしまう。土をかき混ぜる=耕す。





・同じ有機農業でも耕しているか耕していないかの比較をしたデータ。
・3mぐらいしか離れていない実験農場でも1年に2回小さな耕運機で耕すとミミズはもう戻ってこない。
耕すと微生物の量は1/3から1/5以下に減る。

・比較試験をすることが重要。
・農家は比較試験は出来ないのでこういうデータはない。試験機関がやらないと駄目。




比較実験の結果。耕さない不耕起の方が収穫量が多い。一番収穫量が多かったのが
・耕さないこと
・雑草は生やしておくこと
・肥料を与えること
であった。


・耕さない方が、土の中の炭素や窒素の量が多くなる。

まるぞうコメント
 土の中に健全な菌根菌ネットワークがあれば、自分たちで土の中を「肥やす」ということであろうと思います。


・耕さない農地の土の方が、柔らかくなる。それはミミズのおかげ。

まるぞうコメント
 自然農法の方の中にはミミズに否定的な方もおります。ミミズは土が腐敗している証拠だからと。
 しかしミミズにもいろいろ種類があり、少なくとも太くて大きなミミズは畑を耕してくれる大切な役割があるようです。


不耕起で大切なことは
・土をなるべく耕さない。
・有機物(クローバーやれんげ)で地表を覆う。
・同じ作物を作らない。

この3つを同時にやらないと良くならない。
不耕起やっても駄目という批判はだいたい一つしかやっていない。


・害虫は単一作物の方が大発生する。
・土に多様性がある方が被害が少ない。
・雑草を刈ると、根っことかリター(落葉)が大量に供給されるので無施肥で充分育つように循環している。

まるぞうコメント
 木村農園のように菌根菌ネットワークが森林の倍の密度のような農地は、無肥料でも充分な収穫があるのでしょう。そうでない場合は、菌根菌ネットワークが枯れない程度に、肥料を与えることは有用と思います。

・わざわざ(有機農業を含む)農業は多様性を低くしている。
・日本のいろいろな場所で始まった自然栽培(不耕起草生)は、多様性を上手に使っている。日本以外世界ではあまりない。

まるぞうコメント
 おそらく自然農法(不耕起草生)とは縄文時代の農法に近いのではないかと思います。日本人の中に複数出てきた自然農法の創始者たちとは、はるか太古の自然の声を聴くことが出来る人たちである。そのような私個人の心象風景です。
 創始者の真似をしても失敗するお弟子さんたち。それは師匠のやり方の細部を真似ることにこだわりすぎだから。収穫量を上げることにこだわりすぎだから。
 本当に大切なことは、(師匠がやったように同じように)古代の縄文人のように、土の声を聴くことである。
 どうして伊勢の外宮に土宮があるのか。古代日本人は土の中に神様を感じていたから。土の中の神様=微生物ネットワーク。それは大自然の雛形であります。という心象風景です。


参考文献
・「土の文明史」古代文明が滅びた原因は土壌劣化だ。
・「土と内臓」大腸フローラをひっくりかえすと根だ。

まるぞうコメント
 不耕起・草生が自然と共生する縄文の農法ならば、土地の表面の微生物ネットワークを破壊する耕起農法は自然を滅ぼしている。アフリカ北部から中東〜インダス流域にかけて、どうして大きな砂漠地帯が広がっているのか。人間が木を切り耕していったから。
 また土の中の微生物ネットワークの様子を、人間の大腸のフローラと例えている方がいらっしゃる。ということも嬉しいです。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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13日のテレビ番組、青空レストランで、根粒菌を使って育てたレタスが紹介されていました。
枝豆の茎や根をレタス畑に捨てたところ、次の年からその畑だけに立派なレタスが育ったそうです。

→ 情報ありがとうございます。
・畑は輪作にして1年に1回は根粒菌マメ科を植えること。
・クローバーなど根粒菌植物を地表に生やしておくこと。
これらの根粒菌は空気中から窒素を取り出して、土の中で窒素肥料としてくれます。どうして不耕起・草生では、肥料を与えなくても作物が育つのか。という理由の一つであります。

==========
ちらっとしか読んでませんがやはり元々の1Fのマンションの花壇?か不明ですが当時は何が植えてあったのでしょう・もし花類であればゴッソリ土を取り換えないとマズいと思います。

→ 幸いうちの土は大丈夫のようです。何年も雑草ボウボウの土地だから。(肥料の余剰分なども)浄化されているということです。
雑草ボウボウの土地は本当に貴重だと思います。すでに菌根菌ネットワークが張り巡らされている土地だから。

==========
話は変わって、こちらの記事を眺めていたら、急に、マイクロソフトセキュリティアラームとかいうやつが鳴り出して、詐欺やろとは思いながら、なかなか画面を閉じることができず、タスクマネージャーからしか切断できなくて、ちょっと焦りました。
調べると、最近、どこのサイトを見ていても、起こるらしいですねえ。
賢明な読者の方は、間違っても電話などしないとは思いますが、×マーク押しても
ページを閉じれないので、ちょっと焦るのでお知らせしました。
ご注意下さいましです。

https://applica.info/microsoft-security-alarm

https://answers.microsoft.com/ja-jp/protect/forum/all/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD/eac7f310-3e44-493d-976c-b24260b2e2ba

→ 情報ありがとうございます。
「マイクロソフトを装ったセキュリティアラームが流行っている!」

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それと昼お腹空いた〜で食べた後バタンと横になりゴロゴロしてると夜にはあまりお腹空かなくなる傾向があります。もしお昼に食べたら夜19時頃にはグーっとまた鳴るんですか?それでしたら相当腸が元気だと思います。何か運動でもしてるんですか??ストレッチを最近色々しています。

→ お腹が空かないというのは、身体が必要ないと言っているのではないでしょうか?
我々サラリーマンは、平日はお昼はガッツリ食べて、午後は仕事バリバリして、夜もガッツリ食べます。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。3。

2020-06-15 08:15:24 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
15日。12時57分月の最遠より3時間後。
新月週間。




大地の中に広がる菌根菌ネットワーク。

 菌根菌というキノコ菌は約8割の植物の根と共生します。菌根菌は植物が光合成した糖類をもらう代わりに、数多くのメリットを植物にもたらします。
 そして驚くことにこの菌根菌は、種類の違う植物どうしを結びつけている。また他のキノコ菌や細菌などとも共生しているのです。菌根菌はその地域の植物やキノコ菌や細菌などを結ぶ巨大なネットワークを形成しています。

京都大学「地下の菌類のネットワークが森林の安定と変化の原動力であることを解明」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/documents/181120_1/01.pdf


・菌根菌は植物への水分供給を助けます。
・菌根菌ネットワークは植物に養分やミネラルを供給します。
・菌根菌ネットワークは有害な害虫や病原菌を抑えます。
・菌根菌ネットワークは植物どうしの情報の伝達を仲介します。

 私たちが森を見る時、大地の上に繁茂している樹々や野草を認識しますが、実は土の中にはそれと同じだけ広く深く張り巡らされた、菌根菌というキノコ菌を中心とした微生物たちのネットワークがあるのです。



菌根菌の本格的研究は始まったばかり。

 しかしこの菌根菌の研究はほとんど進んでいませんでした。今でも謎なことが多いのです。菌根菌の研究が進まない理由。それは菌根菌は「異核共存体」といって一つの胞子の中に数百種類の核が存在している。もう菌根菌自体が一つの森のようなものです。だからこの菌根菌を純粋培養するのはとても難しい。

「実際に多様な菌根菌の中で、試験官内での研究材料として活用できるのは、ベルギーのリソースバンクが保管している30株。うち実際の基礎研究に使われているのは主に1種類だけです。」
(参考サイト:「アーバスキュラー菌根菌」とは何者か?〜理化学研究所 市橋泰範氏 中編
https://smartagri-jp.com/smartagri/1103



菌根菌が地球の農業を救う。

 今までほとんど研究が進んでいなかった菌根菌ですが、ここ最近、農業に活かせるのではないかと注目が集まっています。
 それは世界的なリンの枯渇問題です。リンは作物の育生には欠かせない栄養素です。しかし作物はリンを吸収しにくい。根から3mm以内のリンしか吸収できない。だから日本の農業では大量にリンを土中に撒きます。世界的にリンが枯渇する。あと10年後(2030年)が採掘ピークといわれている。世界的に貴重なリンを、日本農業は世界トップクラスの消費量。しかしリンは吸収されづらいので、その9割は無駄(不可給態リン酸)になっている。
 しかし菌根菌を利用すると、土の中にわざわざリンを投入しなくても植物は、菌根菌がかき集めてくれるリンで充分発育することがわかっています。

 リンの供給は菌根菌ネットワークのほんの一部の働きにしか過ぎないと私は思っております。が、それでも枯渇するリン資源を守るために、菌根菌の農業利用の研究が進むのは本当に良いことであると思います。



肥料をドカドカ入れると菌根菌ネットワークは消える。

 自然の中で草木が茂っているところ。そのほとんどの地中では、地表の草木と同じくらい広く深く菌根菌ネットワークが張り巡らされております。4億年前に水中植物が地表に進化して上がって来たときから。菌根菌は植物と共生して来ました。

 菌根菌「なんてったってうちらと地表植物さんとは付き合いの長さは年季がはいってまさあ。そんじょそこらの共生と一緒にしてもらっちゃあこまる。こちとら4億年だよ。4億年。地表植物さんたちがまだ水中から上がってきたヨチヨチの頃から面倒観させてもらってまさあ。」:

 そんな菌根菌ネットワークですが、形成されないケースがあります。それはその土地が肥えている場合です。少ないよりは多い方がいいだろうと、ドカドカ肥料を土中に与えると、植物は菌根菌と共生にはなりません。

 地表植物4億年の歴史ではそのように「肥料ドカドカ肥えた土地」というのはほとんど存在していませんでしたから。
 特に有機肥料が土中に入れられて喜ぶのは、腐敗菌と呼ぶ細菌たちです。彼らは有機物を分解するのが仕事です。
 同じ微生物でも、菌根菌ネットワークの菌類や細菌は植物を共生する性質です。しかし、腐敗菌は特に植物と共生する性質ではありません。ただ目の前に有機物があれば、一生懸命分解するのが仕事です。

 土の中に微生物がいればいいのだろう。という単純な話ではなさそうです。おそらく自然農法で成功しているところというのは、(結果的に)土の中に菌根菌ネットワークが上手に形成されているのだと思います。

 一方、土中に微生物がたくさんいればいいのだろう。と腐敗菌の餌(=有機堆肥)を土中に撒いていると、せっかくの菌根菌ネットワークがなくなってしまう。最初の頃は収穫出来たのに。数年たつと収穫量が落ちてしまう。こんなに一生懸命耕して、有機肥料をたくさん入れているのに。というのは、一生懸命菌根菌ネットワークが広がらないように作業していることだった。ということが原因かもしれません。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まるぞうさんは、お米以外の備蓄の量はどれくらいされていますか?
家族半年分くらいでしょうか?
お米だけならば、半年〜1年でもなんとかなりそうですが、それ以外のものとなると、なかなか計算が難しいです。

→ 地震や台風など電気ガス水道の停止に備えた2週間ほどの「短期備蓄」は今まで何度も記事にした内容です。
第二波コロナなど備えた「長期備蓄」については、今は玄米2ヶ月分くらいですが、ゆっくり備蓄しているので秋には半年分くらいになる予定です。これはもし流通が止まった時に困っている親しい人たちに分けてあげられるように。あと大豆も少し備蓄しようと思っています。今回の東京ようにまた納豆が店頭から消えても自給できるように。
日本人なので、米(玄米)と大豆があれば何とかなるかな。納豆や糠漬けのような発酵食品は自前作れるし、ベランダや庭で緑のものが少しあれば、しのげるのではないかと思います。

私が最近記事にしている発芽玄米や発酵食品作り(ぬか床、納豆、味噌)や、家庭菜園は関係あるかもしれないし、関係のない単純な私個人の趣味の話かもしれませんし、私本人もよくわかりません。

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ご存知かもしれませんが、トウモロコシは肥料食いと言われるほどたくさん肥料が必要らしいです。
私は初めてトウモロコシを育てていて、トウモロコシだけ肥料をあげてます
まるぞうさんはやはり無肥料ですか?

→ 現在は菌根菌におまかせしたいと思っています。

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刈った雑草を置いてみようかな。
野菜は難しそうだけど、薬味系は少しあると便利で助かります。

→ 薬味とかスプラウトでも充分楽しめますよね。
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【家庭菜園】 菌根菌の世界。2。

2020-06-14 12:25:52 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
東京都から東方向(大地発光)





土中フローラ。微生物たちの世界。 

 土の中の微生物。今回のこの記事のシリーズでは、特に重要な細菌と菌類を便宜的に、「腐敗菌」「キノコ菌」という名前で呼ぶことにします。

・腐敗菌:有機物を分解する細菌です。落葉や生ゴミなどで堆肥を作る時に活躍する細菌です。

・キノコ菌:学術的には菌類と呼びます。でもこれだと細菌と紛らわしいので、キノコ菌と呼びます。実際のキノコの形をしたも



どうやって作物に窒素を与えるかが問題。

 さて、今回私のジャガイモ畑。おそらく地中の窒素成分が枯渇して何本かのジャガイモの葉が黄色くなり枯れてしまった。窒素飢餓と言われる現象。この対応方法は、窒素を含んだ肥料を与える。ということです。うむ。

 一番簡単なのは化学肥料を与えることです。ホームセンターや100均園芸コーナーで売っている化成肥料は短期間に効果を上げることが出来ます。
 半年前の私であれば「趣味の園芸〜やさいの時間」の教えの通り、作物の根本にそれぞれ一握りの化成肥料を置くことでありましょう。が今回はある実験のために見送ります。

 化学肥料を使わない場合は、有機的な堆肥を使うのが一般的でありましょう。私も家庭菜園を始めた昨年夏から、小さなコンポストに生ゴミを貯め、丁度良い加減の「中熟堆肥」が出来ている頃です。
(完熟堆肥より中熟堆肥がよい理由「土作りの名人に聞いた、ありがちな失敗から知る有機肥料の使い方」https://agri.mynavi.jp/2019_03_01_61414/

 ただし今回はある実験のため、こちらの堆肥の使用は見送ることとしました。なぜ見送るか。
 理由の一つは、今回はキノコ菌の菌根菌の世界を創ってみたいな。という実験からです。実は堆肥の腐敗菌は、キノコ菌とは相性が良くない。腐敗菌の方がキノコ菌より強いかららしい。ということ。



有機堆肥で窒素を与えるのが難しい理由。

 もう一つの理由は、窒素を与えるという目的には有機堆肥はあまり望ましくないということからです。
堆肥の正しい理解と上手な利用方法
社団法人 山口県畜産振興協会
・・・
1. 堆肥は作り方、畜種、副資材に応じて窒素の含有量、放出量にばらつきがあります。
2. 堆肥中の窒素は肥効率によって放出量が決まり、放出されなかった窒素は次の年にも残って、効力を発揮します。
3. 従って、堆肥由来の窒素効果を期待するには長い時間を必要とし、徐々に田んぼに入れていくしかないと言えます。短期的に大量に入れると、初年度は良いのですが、次年度から窒素過剰を起こす危険があります。
4. 堆肥の窒素放出で、特に影響の大きいのが副資材であり、副資材に何がどれだけ使われているかは、堆肥が完熟であるか未熟であるか以上の問題です。
5. 低温時には堆肥からの窒素放出は少なくなります。すると稲の初期生育時に十分な養分が供給されず、分けつが遅くなる、小米が増えるといった生育不良が起きます。5~6月の初期生育に必要な養分は、化成肥料なども利用して十分に補給してあげましょう。
http://yamaguchi.lin.gr.jp/taihiriyou2009.pdf


 有機農法を始めて3年ぐらいで作物の不良が起きる場合。ひょっとしたら有機堆肥が不適切だったのかもしれません。有機堆肥をたくさん与えすぎて窒素過多になっているとか、あるいは有機堆肥に含まれていなかったミネラル(マグネシウムなど)が不足していったとか。
 最初は元々の土の地力で栽培出来ていたのですが、投入し続けた有機堆肥が土に合っておらず、徐々に土の地力が失われていったのかもしれません。

 有機農法(炭素循環農法含む)は、
・現状の土で何が不足していて何が過剰なのか把握しづらい。
・自分が与える肥料の成分の中身も把握していない。
ということが起きやすい。これが有機農法の難しさです。
 たまたまその年のその畑でうまく行ったから、次の年やよその畑でもうまくいくかどうかは「勘頼み」。民間の健康法に似ているかもしれません。
 一度、畑と作物における「微生物の循環」がきちんと成立してしまえば、その後は上手く回るかもしれません。しかし「勘頼み」だと難しいことと思います。



土中成分を的確にコントロールする方法。永田農法とBLOF農法。

 そういう場合は、逆に永田農法のように、「土地は基本痩せさせておいて、ピンポイントで液肥を与える」という農法の方が、コントロールしやすいのではないかと思います。
 (話は脱線しますが、将来多くの農作物が(気象災害の影響を受けにくい)屋内で栽培されるとするならば、液肥とLED成長灯を組み合わせたものになるのではないか。と思います。)

 有機農法に話を戻すと、世の中にはBLOF農法といって、私が上記にあげた「土地の成分」「肥料の成分」のそれぞれを分析して行う農法があるようです。うむ。
 従来「勘頼み」であった有機農法を、数値化して再現性を高めるというのは非常に興味があります。もし私がプロの有機農法の農業家であれば、一度は自分の土地で試してみると思います。(BLOF農法の肥料を購入するかどうかは別として、少なくとも自分の畑の分析はやってみたいと思うと思います。)



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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朝ごはんや昼食を抜きたいのですが、食べずに出社すると口臭が凄くて継続できません。上司で昼食を取らずに仕事する方が、昔は結構いましたが、抜くと口臭が臭うのは私だけ?続けるうちに収まるのでしょうか。

→ 私は個人的な実験として平日の朝食を抜いておりますが、他の方に積極的に勧めているわけではありません。が、朝食を抜いた時の口臭対策については、下記サイトをご参照ください。

要点は
・寝起きの時が一番、口内の細菌が多いので、起きた時に口をゆすいで歯を磨くことは口臭に効果的。
・口臭に公的なのは唾液。とにかく唾液は口の中の細菌の繁殖を防ぐ。朝食は抜いてもガムなどを噛んで、唾液で口の中の細菌バランスをとること。
・ちなみに(朝食抜きとは関係なく)食後すぐ歯を磨くのは、せっかくの唾液を洗い流すのでよろしくない。食後はフロスなどで歯間の掃除にとどめておくことが望ましい。

参考サイト:口臭と眠気解消! ガム
https://www.ntv.co.jp/megaten/archive/library/date/00/05/0507.html

参考サイト:「口臭」を気にするなら、食後すぐ歯を磨く、はNGだった
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56276?page=4

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朝食抜きを煽るのは、高齢者の総摂取カロリー低下を招くので程々にお願いします。

→ 私は個人的な実験で朝食抜きをしているとは延べていますが、読者の方に積極的に勧めているわけではありません。ただSIBOが疑われる場合は、原因をつきとめるために、
・高FODMAPを控える。・16時間断食で小腸を空にする。
という方法を、専門のお医者さんに相談してみる価値はありうると延べました。

「食欲がなくて体重が落ちている方」「カロリーの摂取方法に注意が必要な方」「その他体調不良がある方」などは、もし朝食抜きを行うのであれば、お医者さんや栄養士さんなど専門家にご相談なさってください。
また朝食を抜いてお昼ご飯を食べる時は、急激に血糖値があがらないように、野菜などからゆっくりと食べるようにした方が良いようです。

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お医者さんはお薬屋さんなんですよね、症状を全て伝えられるようメモに書いて説明しますが、薬出すから様子見てねって

→ 自分の身体の声に耳を傾けながら、専門のお医者さんに相談するしかないと思います。でも大丈夫。お粥は私も大好きです。

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消化器内科など行ってみたのですが、ガスを抑える薬しかくれませんでした。
FODMAPに詳しい先生のとこが良さそうですね。

→ もし私がご主人であれば、SIBOに詳しい内科医の先生に相談すると思います。ホームページで調べたりなどして。
そして保険外のSIBO検査は高額なので、とりあえず
・高FODMAPの制限・16時間断食で小腸を空にする
を数週間行って、症状が改善するかを確認。SIBOが原因なのかを切り分ける。ということを試したいと先生に相談すると思います。

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戦国時代一の武将とも謳われる黒田官兵衛ですら、オタネニンジンは芽出しすらできませんでした。二畳ほどの畠なら挑戦してみて下さい。

→ 私が今興味あるのは育てる作物の方ではなく、土の中の菌フローラです。すみません。

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ブログ主の家庭菜園に対する見解には賛成しますが、「奇跡のリンゴ」については異論を述べさせて頂きます。

→ 私は慣行農法を否定はしていません。化学肥料も農薬も否定していません。何度も記事に書いております。私の文章が長いから読み飛ばしたかな?

またそのリンゴ農園主さんも「森林の土を再現した」という点は非常に興味深いと思いますが、その農園主さんの言動を全て肯定しているわけではないです。私がその映画を、ずっと動画サービスのウォッチリストには入れたまま1年以上観ないままにしておいたのは、それなりの理由があるということです。

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かのお医者様の動画は為になるのですが、、。この無料の動画からは踏み込まない事をお勧め致します。
LINE登録したら、高額なセミナーのお誘い。食を変えると人生が変わる。この、食の仲間たちとの関わりで僕はビジネスでも成功してお金も増えた、、。
と、何だか怪しいお誘いが連日LINEで届きました。。
やっぱり、イケメンで弁たつ方は要注意。

→ お知らせありがとうございます。今後は動画リンクを貼る時は、下記の注記を記載する必要がありますね。

注記)この動画コンテンツは個人的に参考になりましたが、これ以外の他のコンテンツやこの投稿者の方の他の発言や行動などをこのブログが全面的に肯定しているわけではありません。

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土中の窒素成分と化学肥料中の窒素成分の違いのことです。
十年以上前に読んだ「野菜が壊れる (集英社新書 469B) 新留勝行(著)」という本に確か解説されていたと思うのですが、化学肥料の中の代表的な窒素成分は工業廃品の硫安(または硫安由来?)が主に使われており、微生物たちが生産する土中の窒素成分とは根本的にちがうものだとのことです。化学肥料は植物に強制的に吸収され、できた作物は大きく見栄えはいいが栄養不足の状態であると。
化学肥料で育てたイチゴの根っこを引き抜いて見てみると細く赤く焼けて(著者はこれを火傷と表現していたはず)おり土もついてこないが、本物の有機肥料で育てたイチゴの根っこは引き抜いても太く白く細かいヒゲも多く、土もまとわりつくように付いてくる。このことを大学の農学部かなんかの教授たちに講演してまわっていたとか書かれていたと思います。

→ 情報ありがとうございます。白い根のひげに見える部分は共生している菌根菌であるかもしれません。菌根菌は肥料で肥えた土地では植物と繋がらないと言われています。

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盆栽の松、植え替えのコツに、「根にある白いカビのようなものが付いていることが少なくないが、これは共生菌なので、綺麗に取り除いてしまわないように」とあります。手持ちのちょっと古い本です。新しい本は、ここに触れていないです。
この「根にある白いカビのようなもの」=菌根菌なのかな?

→ はい。おそらく菌根菌。自然の土の世界が盆の中に再現されているということだと思います。

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【家庭菜園】 菌根菌の世界。1。

2020-06-13 11:22:56 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
件名:地震雲2020年6月12日。
URL:https://isehakupedia.hatenadiary.jp/entry/2020/06/13/112537#20

神奈川県綾瀬市
f:id:isehakupedia:20200613112447p:plain




土の中の世界をもう一度考えてみる。

 嵐の前の静けさの時期。国内外もいろいろな動きがありますが、今後起きる災害については、皆様備蓄準備をされていることと思います。この時期は一人ひとりが自分自身を静観する時期のように思います。
 ということで再び土の菌について考えてみたいと思います。このような話題が出来るのも、嵐の前の静けさの今の時期だけかもしれませんので。



密集しすぎて栄養不足状態。

 2月に植えたジャガイモたち。雑草と共にすくすく育って。もう理想的な野草ガーデンでした。しかし収穫の数週間前。5月の中旬頃からジャガイモの葉っぱが黄色くなり始めます。全体の2割ほどがどんどん黄色く枯れてくる。
 今考えると窒素飢餓と呼ばれる状態でした。土の中の栄養(窒素)が足りなくなって枯れてしまうという状態。無肥料でジャガイモ密集して育てたのですから、栄養分が足りなくなるのは当然です。
 ホームセンターで一袋買ってきた種芋を半分に切って乾かしたものを植えます。教科書では30センチほど離すとありますが、2畳ほどの面積の小さな畑ですから、種芋の間隔は半分の15センチくらい。密集度倍です。出来たお芋も小ぶりなものが大半でした。

 土が作物を供給できる量は決まっています。ただでさえ無肥料なのだから、2畳分で作れるジャガイモの数は決まっています。それなのに素人の私は、種芋が勿体ないと欲張ってギュウギュウ詰め込んだのでした。

 最初は良かったのですが、それぞれの苗が大きくなってジャガイモを付け始めると、みな一斉に窒素などの養分を吸い始めて、、、土が窒素飢餓が起きてしまいます。
 それでも何も肥料をあげていないのに、ゴルフボールほどのお芋ですがゴロゴロこんなにたくさん作ってくれて。ありがたいです。(T_T)



やはり虫食いはメタボ野菜に起きる?

 ただし。やはり虫の害はほとんどなかったのです。ニジュウボシテントウはいるのですが、葉っぱはほとんど食べられることはありませんでした。やはり虫が好きなのは「メタボ野菜」という仮説は当てはまるかもしれませんですな。

・栄養分が少ない→窒素飢餓が起きる。
・栄養分が多い→害虫被害が起きる。

素 人の家庭菜園では虫の害というのは本当にショックであります。大事に育ててきて、いざ収穫の時期という直前に、虫が「いただきま〜す」と食べて行きます。映画「奇跡のリンゴ」でもそうですが、農薬を使わないのであれば、ひたすら作物についた虫を割り箸でとっていくこととなる。
 でありますから、私は、素人が家庭菜園を行うレベルであれば、虫の被害がない方が良い。収穫量が多くなくても、虫がつかない方が、やっていて楽しい。そのように考えております。

 ただそれでも、いくら無肥料で雑草農法だといいながらも、密集させすぎちゃダメでしょ。というのが今回の教訓でした。
 次に植える大豆とトウモロコシは密集しないように、欲張らないように植えたいと思います。



植物の8割は地中でキノコ菌と共生している!

 この半年の実験結果。肥料を与えず雑草と共に育てるとこと。欲張って密集させない限り、虫食いもそれほど発生せず、そこそこ収穫できる。ということは言えるかも。やはり。
 そして今、無肥料雑草農法の次に私が興味があるのは「菌根菌」です。キンコンキンってなんだからドアのチャイムのようですが、実はすごいのです。


引用:http://bluetailhappiness.ldblog.jp/archives/2285434.html
 この図で植物の本当の根はオレンジの3本だけです。残りの白いのはこの植物と共生している菌根菌と呼ばれるキノコ菌の一種です。
 この菌根菌は植物から光合成糖分を貰う代わりに、土の中の養分を集めて植物に与える。まさに共生ギブアンドテイク。

 実はこの植物と菌根菌の共生。普通の自然では一般的で8割の植物は菌根菌と共生している。野生の森や野原の植物。彼らの多くがその根っこでは菌根菌というキノコ菌と共生している。
 しかし私たちの人工の畑では、この菌根菌との共生が行われていないことが多いらしい。ええ?そうなの。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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シーボかどうか不明ですが、可能性は高いです。
これを食べると良いと紹介されるものの、多くが食べてはいけないようで迷子になっていました。
特に大好きな納豆がダメとか悲しすぎて。
今日の昼食は消化に良さそうな十六穀米入りの豆乳リゾットです…これも、ダメかもしれませんね。

→ 心配な場合はやはりプロのお医者さんに相談することと思います。
そして私なら、お医者さんに相談しながら、1〜2週間ほど

・高FODMAPの食事を控える。
・1日の3分の2の時間は物を食べないプチ断食で1日1回は小腸を空っぽにする。

で症状が改善するかを観察してみると思います。

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毎日、感染者が出ているのに、東京アラートは解除されるのですね。 今後、人の移動も再開されていくとなると、そこはどうなのだろう?

→ 私は「医療崩壊が起きないレベルを維持しながら、静かにゆっくり感染が広がっていくのが望ましい」という意見ですので、解除されることは賛成です。
より強力な第二波が来る前に、少しでも無症状や軽い状態でかかった状態になる人が増えるのが望ましい。

インフルエンザも、感染する人はゼロに出来ないし、亡くなる人もゼロには出来ない。(日本国内で毎年2000〜3000人が亡くなっている)
COVID-19も同様。感染者も死亡者もゼロには出来ない。が、より強力な第二波が来ることに備えて、静かにゆっくり感染する人が人口の一定割合になるといいなと思います。獲得免疫としては抗体はできにくくても、自然免疫としての耐性を持つ人は想像以上に多いのではないかと思います。今でも。

社会全体に、静かでゆっくりな感染が広がるためには、マスクやうがい手洗いなどの予防や、免疫を維持する清潔な生活と食生活が今までどおり大切なことは変わりありません。

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https://www.epochtimes.jp/p/2020/06/58022.html
中国ですごいことになりそうです。
日本も食糧危機になるかも。

→ 日本でも空き地に作物を植えることがブームになるかもしれませんね。無肥料無農薬でほったらかしでもそこそこ作物が出来るノウハウ。私が今一番興味があることです。

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筋トレ、今日も仕事の帰りにジムによって来ました。
コロナの影響で2ヶ月ぶりですが、体を動かして汗をかくと気持ちが良いです。そして、夜はぐっすり眠れます。
スタイルはあまり変わりませんが、体調が良いです。

→ 適度な運動で心拍数を少しあげる習慣は、血管を若々しく保つ一番効果がある方法だそうです。血管年齢が一番重要。良い習慣ですね。

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プチ断食賛成
まるぞうさんに倣って、午前中は固形物の摂取はやめています。調理の時間や手間も食費も不要だし、少し減量できました。
その代わりに、また空腹がちょっと辛いと感じた時は白湯や緑茶、ブラックコーヒーなど水分を500ml以上飲みます。

→ 身体が「おなかすいた〜」という時は、今身体中で老廃物が掃除されているんだな。と思います。
身体の細胞はおなかがすくと、とりあえず手持ちの老廃物を食べて栄養源とします。これで細胞内の老廃物が掃除されます。ノーベル賞を受賞したオートファジーという事象です。
オートファジー現象を起こすために「おなかすいた〜」というスイッチ・オンが必要となります。

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朝ご飯は抜いていますが、起きたらお水やブラックコーヒー飲んでます。朝はエンジンかからず眠くて?薄めのコーヒー二杯位飲むのが習慣になってしまってます。
まるぞうさんは朝に飲み物はとられますか?

→ はい。私もお水やブラックコーヒーです。

==========
江田先生の本を読んでオットがまさにFODMAP対象者かもと気付きました。
体にいいからと納豆とヨーグルトをよく食べさせていましたけど、これが原因だとしたら。
コロナのこともあるし、納豆はたくさん食べて欲しいのですけど、逆効果だったかも。
小麦もダメなので食べられるものがだいぶ減ってしまいます。
半分羨ましいですが体重が減りがちで心配です。

→ まずSIBOかどうか。正式な検査は保険対象外なので高額ですが、SIBO検査をしなくても専門のお医者様に相談するのはいかがでしょうか。そしてお医者様の意見をききながら、1〜2週間ほど

・高FODMAPの食事を控える。
・1日の3分の2の時間は物を食べないプチ断食で1日1回は小腸を空っぽにする。

で症状が改善するかを観察してみると思います。SIBOでなければ、きちんと腸内免疫を高める食事は良いと思います。


まるぞうさんは朝食抜き以外他に気をつけていることはありますか?
おやつとかどうされてますか?

→ あとは自由に食事をしています。ご主人が好きな食事は何でしょうか?

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現在は雑草の生えないように塩を撒き、それでも生命力の強い雑草は生えて草刈りに精を出す日々です。塩を撒いてしまっているので、レンガで柵をして、土を買ってきて何か野菜を植えてみようかな、それとも雑草でも生えてきているので、その土地に直に撒いてみようかな…と考えたりしています。

→ 雑草が生えて来ているのなら大丈夫かもしれませんね。

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【家庭菜園】 丁度良いくらいが丁度良い。5

2020-06-11 07:34:26 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
北海道知床半島より羅臼国後方面



徳島市より南西方向





その土地の神様の一部=土の菌(心象風景)

 イギリスの調査では、畑にいる微生物の1〜20%は粘菌だそうです。粘菌。ふむふむ。あの南方熊楠や昭和天皇が夢中になったという生き物。動物であり植物であり、単細胞であり多細胞のようでもある。
 大地の神様がいるとするならば、粘菌もまたその大地の神様の一つの形態ではないだろうか。そのように思います。

 雑草とはその土地が呼び寄せた植物。しかしその前に菌が呼び寄せられるのだろうな。土の中に。その土の菌が植物を呼び寄せる。この大地が神々の森(=杜)になるための、大いなる創造の世界。という心象風景です。

 家庭菜園が面白いのは、本当はその土を創ることではないだろうか。その土地の神様(=菌)を、繁殖させ増やしていくことは面白い。その土地に住まう菌は全てその土地の神様の一形態でありますが、特に粘菌は特別。杜の主だから。でも多くの人は粘菌が畑にいることに気づかない。なぜなら粘菌はあまりにも多くの形態に变化(へんげ)するから。

 雑草の土地。あるいは耕した畑の土地。私達が手を加えることで、土地の菌がすごしやすくなる。非常に多くの種類の菌が呼ばれて増えていく。
 そういう土地に作物を植えれば、きっと美味しい作物がなるんじゃないかと思います。土地の神様が私達に与えてくれるプレゼント。

 私が考える家庭菜園。それは収穫量をあげることではない。土の中の菌を呼んで増やすこと。土地の神様(=菌)を及びして多様に増えていただく世界(=土)をお手伝いすること。という私の心象風景です。



土に愛情を感じる方の作物は大地からのプレゼント(心象風景)。

 農業にはいろいろな手法があります。慣行農法と呼ばれる従来の農業。あるいは自然農法と呼ばれる農業。どちらも同じ。作る人の心の問題。自然に対する畏れと愛情があるかどうか。

 慣行農法であっても、土の声を聴き、自然を畏れ、自然を愛する農業を行っている方も大勢いるでしょうし、逆に自然農法であっても、いかに効率良く収穫を上げるかどうかしか興味がない人もいることでしょう。自然農法のたくさんの流派がカルト化、宗教化、原理主義化していることもあるかもしれない。

 どんな農法であっても、その人の言葉に柔らかいかどうか。自然に対して愛情を感じる人の農業は、きっと正解なのだと思う。その人が作る作物は、自然からのプレゼントなんだろうなと思う。

 自分の畑の土の匂いを嗅いで、森(杜)の匂いであるかどうか。これからの地球の農業であると思います。



 このシリーズ。ひとまず終わり。うちの畑の様子は時々アップするかもしれません。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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農協が真似するのは無理なんでしょうねえ。

→ 慣行農法でも土を大切にしている農家の方々は多いと思います。それとは別にこれからの異常気象に備えた屋内農業も需要は増えていくと思います。

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会社経営ではなかったでしょうか。記憶違いでしょうか。会社の経営は大丈夫ですか。

→ おかげさまです。

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ソーラーパネル問題はどうなったのでしょう。隣国関係の時からの首相官邸、総理との、つながりはどうなったのでしょう。

→ ソーラーパネル問題とはどの問題のことでしょうか?

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もう一つ個人的にですが、雑草の呼び名は人間のおごりに通じ可哀想に思っていますので、せめて野草にしてあげたく思います。

→ 私個人の印象では雑草とは生命力が強いというニュアンスがこめられることも多いと思います。私自身雑草のように生きていますので。

==========
作物は、日を浴びて成長を始める夜明け前に収穫するのがいちばん栄養分を蓄えていると聞いたことがあります。ただ、当時は車で30分ほどのところに畑があったので、なかなか好きな時に収穫に行けず、家に近所に畑があるのは羨ましいです。

→ 畑の土。その土地の神様の一部(=菌)を身近に感じられる場所ではないか。という私の心象風景です。

==========
妹の所は、枝豆で、ビールのおつまみで植え付けていますが、カメムシが来る〜。と聞いた事はないです。

→ 上手に育てられているのですね。

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菌は草と和で草が生えるのは大地菌様住まわせていただいてる雨の降る事で生かされてます。

→ ありがとうございます。

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微妙な違い?
私は昔は虫にたくさん来て困っていましたが、今は予防できています。何か微妙な違いがあるのかな?てんとう虫やカメムシ、コガネムシなどがよくきます。

→ 私の教科書の一つである「農薬に頼らない病虫害対策(学研刊)」によると「無視に集まられやすいのは、貧弱な野菜か、肥料(窒素など)を与えすぎたメタボ野菜」ということです。

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父が菊作りを始めて、三本立てやら厚物やら、側で見ているとフォアグラを育てているような感じで、やさいの時間の野菜作りに似ています。父の作った挿し芽のあまりを、母が適当に畠の隅やプランターに植えて花を咲かせますが、そちらは野趣溢れる花が咲きます。同じ種類の菊でも、随分と趣が違うので、面白いです。

→ フォアグラを育てている。まさにそのように思います。肥えたフォアグラにはたくさん虫が寄ってくることと思います。

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まるぞうさんに触発され枝豆ととうもろこしの種を購入。本日種を撒きました。
完全に放置&無農薬でどうなるかが今から楽しみです。また報告します。

→ 本葉が出て、鳥たちにほじくられるリスクの時期が過ぎたならば、周囲の雑草を刈って根本に置く手間はかけても良いと思います。日当たりを確保するためにです。よろしくお願いいたします。

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お店だったら絶対買わないような虫喰いの野菜も自分で育てたものなら食べられるのが不思議です(笑)

→ 本当に(笑)

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【家庭菜園】 丁度良いくらいが丁度良い。4

2020-06-10 10:03:28 | まるぞう園芸実験

せっかく土地が借りれるのなら食糧を植えてみようか。

 このブログを読まれている方々で園芸に興味がある方はどのくらいいらっしゃるのか。自宅に種を蒔く敷地がある方などどのくらいいらっしゃるのか。
 私自身も1年前は園芸には全く興味がありませんでした。たまたま小さな菜園の土地を借りることが出来たので、将来来るかもしれない来ないかもしれない時に備えて、少量であっても、食糧を植えておこうか。という気持ちでありました。

 コンパニオンプランツといって、一緒に植えるとお互い相性の良い作物があること。害虫が忌避できるらしい。ふむふむ。
 NHK趣味の園芸を観ると、先生は追肥といって毎回一握りの化成肥料を根本に与えている。2週間に1度はこのぐらい。へえ。あんなに与えるのか。とその通りにすると、確かにぐんぐん大きくなる。しかし白菜やブロッコリーなどの葉は虫食い穴だらけ。虫をとってもとってもついてくる。ふむう。
 ネットで害虫退治に効果があると言われる、木酢液とか唐辛子焼酎。実際作ってスプレーで撒いみるが。どうも虫が減るという実感はない。ネットでも「木酢液」や「唐辛子焼酎」をオススメするサイトは山ほどあるが、_実際に使って効果ありました。というサイトがほとんどないのはそういうことか。ふうむ。

 秋に植えたコンパニオンプランツ=大根、人参、ブロッコリーなどの収穫が終わって、植える頃。私の畑にはハコベがぐんぐん生えて来た。
 普通なら雑草として抜くところだが、ハコベは春の七草。食べられる。食糧自給が目的だから、ジャガイモと一緒にそのまま植えてみた。ハコベは中華風に炒めると豆苗みたいに美味しい。採っても採っても食べ切れない。



雑草は悪い草?良い草?

 でもさ。雑草ってなんで虫に食われないのだろう。白菜やブロッコリーはあんなにとってもとっても虫がわいてきたのにさ。

 調べてみると、雑草とはその土地が呼んだ植物であること。その土地を肥やすために、それぞれの段階に応じて、呼ばれる草があるということ。それぞれの雑草は、その土地が十分肥えたら、次のステージの雑草にバトンを渡すこと。こうして日本中の国土が、森になっていくように育まれていること。ふうむ。
 腸内の悪玉菌は本当に悪玉なのか。畑に生える雑草も本当に悪玉なのか。


この世界は菌から出来ている。

 そしてもっと重要なのが土の中の菌たちであること。腸内フローラの菌たち。発酵食品の菌たち。そして植物を育む土の中の菌たち。

 これらの菌たちは、
・大地の気
・人間の想念
両方に影響を受けながら、この世界を作っている。という仮説です。楽しいね。

 自然主義の人たちは「人間の想念」を否定する人もいる。人間の活動は大地を汚すだけだ。でも私は違う。人間もまた神と同じ創造の力を与えられているのだから。思いっきり楽しみたい。

 菌たちは大地の気の流れに沿って生きる。しかし人間の想念の干渉があればその影響も受ける。人間には創造の力があるから。楽しいね。そしてこの世界は菌で構成されている。私達人間の身体は菌の構成する世界の中で生かされている。うむ。という私の個人的な心象風景です。



雑草荒地に大豆を蒔く実験。

図書館で借りてきたコンパニオンプランツの私の教科書の年間昨付けスケジュール
9月→3月:大根、人参、ブロッコリー、ほうれん草、レタス (済み)
3月→6月:ジャガイモ (済み)
6月→9月:枝豆、とうもろこし←イマココ

ということで、私もこれから初めて枝豆(大豆)を育てるのですが、もし雑草だらけの敷地がある方は、試しに蒔いてみませんか?園芸コーナーのある100円ショップなら、今の季節なら2袋100円で枝豆の種が売っています。



手抜き農法だと本当に虫は来ないのか。

雑草ぼうぼうの土地がありますか?なに?そういう土地がある。良かった。では大豆を蒔いてみませんか?手間がかかるだろうって。いいて。手抜き農法ですから、手間はかかりません。
まず大豆を植えやすい雑草の隙間を見つけて、


棒などで土を数センチ掘って


お豆を一粒入れて


土を被せます。

参考動画:自然農法大豆種蒔き
https://youtu.be/TNSjIhsUBdo

このあと土が豆に密着するように軽く踏み固めます。ええ?そんなことしていいんですか?いいんです。種と種の感覚は20センチほど開けてください。

5日前後で発芽します。しかし大豆は鳥の大好物です。双葉が開く頃食べられてしまいます。だからこのように草を被せて鳥さんに見つからないように、カモフラージュしてください。

引用:「野菜を売らない農家の家庭菜園」https://vegetable-time.com/hukouki18628-1905

雑草は抜く必要はないし、肥料を撒く必要もない、耕す必要もない。雑草が生い茂っているということは、土の中の菌の世界が醸造されているということなので、そのまま使わせていただきます。

ただし周囲が雑草ぼうぼうだと大豆に日があたりませんから、周囲の草だけを定期的に刈ってください。抜くのではなく園芸バサミかカマなどで。


刈った草は周囲に敷き詰めます。


参考動画:#5【自然農法】草マルチってどうやるの?
https://youtu.be/hvwF5IFee5I
(この動画はナスの例ですが、大豆も同様です)

再び周囲の雑草が伸びてきたら、同じように刈って敷き詰めてください。
このように雑草ぼうぼうの中に大豆が育つのが理想です。

引用:「畑が作る自然食 丸玄」https://www.marugen-omame.com/daizu/

果たしてこんな手抜き農法で大豆が収穫できるのでしょうか。

【ご注意】
・素人が家庭菜園で無農薬で大豆の栽培をすると、まずカメムシが大発生してとんでもないことになるようです。
・ですからこれは「本当に無肥料で栽培すれば、無農薬でもカメムシの発生を少なく出来るのか。」という実験です。
・長年雑草ぼうぼうの土地は、余分な肥料が撒かれていない土地でありますから、良い実験の場であります。
・ですから「収穫が増えるよ」という誘惑の声に負けて、堆肥や肥料は撒かないで、雑草地そのままで種を蒔いてください。
・もし長年肥料を与え続けた耕作地である場合は、土の中の余分の窒素がまだ残っているかもしれません。その場合は今年無肥料にしても虫は発生するかもしれません。
・無肥料だからといって、全く虫が発生しないわけではありません。自然が育んでくれた一部を自然にお返しする。その分は虫に食べてもらって良いという考えです。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
炭素循環農法の本丸サイト。猛毒注意??!!サイトの作りも完全に謎です。
ページ下部まで読み切ってから上部にもどり“次へ”を押していくと順番に読めます。
http://tan.tobiiro.jp/etc/jyo.html

→ 非常に面白かったです。ありがとうございます。

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私も裏庭を耕そうと思いますが、非常に強い雑草が多く辟易。しかしこの時代に畑は私たちを絶対に救うでしょうね。雑草と向かい合わねば。

→ 理想的な雑草地をお持ちのようですね。耕す必要もない。雑草を抜く必要もない。であればどうでしょう?

==========
時々行ってみる白山神社の近所が、整地されマンションが建ちました。歩道含めて新しい土のある部分に雑草が生え始め、はっとしました。関東近辺では見ないタイプの野原になっていまして実家の東北を思い出しグッときました。
数ある野原でも、あ、おんなじ感じがするーーというのは初めてだったからです。実家の裏山に朽ち果てた白山の何かがあります(古すぎて解明不可です)前置き長いですが、まつっている神社の精霊さまにあわせて雑草ラインナップもあるのかなぁと、ふと思いコメントさせて頂きました。

→ 雑草はその土地が呼び寄せる草木であるというのが私の心象風景であります。

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ふと、自然農法.福岡正信さんを思い出しました。素敵な生き様のおじい様でした。(愛媛の方ですでに他界されています)。YouTubeでも観れますので、どなたかの参考になれば嬉しいです。

→ 耕さない。肥料をまかない。薬をまかない。という農法を現代に蘇らせた御方。縄文時代の農法はこうだったと思います。

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すぐ虫に食べられてしまいますから、殺虫ではなく肥料を見直してみます。

→ 肥料はまかない。雑草の中で育てる。少しは虫に食べられるけれどそれは自然へのお返し。という実験です。

ただし長年肥料を与えている場合は、無肥料にしても、土の中に窒素肥料が残っている間の作物は、虫に食われるかもしれないそうです。雑草が生えてくれると、余分な窒素分は吸い取ってくれるのではないかと思います。

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私のメタボっぽい身体も肥料で栄養過多だときづきました!
だからいろんな虫(病気)がやって来るのですね

→ メタボ=栄養過多=病気しやすい
これは身体も作物を共通すると思います。

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家庭菜園に挑戦しては挫折を繰り返しています。庭の隅を耕してインゲン、トマト、ネギ、ラディシュなど植えてみましたが、どれも全滅。というか、さっぱり育ちません。

→ 粘土団子という手法があるそうです。いろいろな種を混ぜて団子にしてそこら中に撒くそうです。その中で、その土地に合ったものが育つ。人間が育つものを選ぶのではなく、自然が育つものを選ぶという方法です。
森に戻りたがっている自然の強い土地ですから、育てるものはその土地に選んでもらうのはいかがでしょうか。

「粘土団子」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%98%E5%9C%9F%E5%9B%A3%E5%AD%90

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無農薬、無肥料栽培の参考に
https://www.amazon.co.jp/%E9%81%93%E6%B3%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB-%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E5%9E%82%E7%9B%B4%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E6%A0%BD%E5%9F%B9-%E9%81%93%E6%B3%95-%E6%AD%A3%E5%BE%B3/dp/4058011130

→ 「野菜の垂直仕立て栽培」面白そうですね。読んでみます。情報ありがとうございます。

==========
奥様とマンションだったのでは。記憶違いでしょうか。

→ はい。マンションの管理人さんの庭を昨年から使わせてもらうことになりました。ヨメがベランダのプランターでいろいろ作っていることがきっかけで。前の管理人さんはいろいろ育てているみたいだけど、今は雑草ぼうぼうだから。もしよかったら使っていいですよ。といってもらっております。

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【家庭菜園】 丁度良いくらいが丁度良い。2

2020-06-08 09:49:04 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
徳島市(ハロ)





土が作物を育んでくれる。 

 収穫量についての仮説です。



 その土地の作物の収穫量は土地の力に比例します。地力(ちりょく)ですよ。地方(ちほう)ではありません。字は似ているけどね。その土地がどれだけ肥えているかということです。

 この土地の力とはその土の中に潜む微生物の力であります。私達の腸内と似ています。腸内の微生物が活発でバランスがとれていれば、私達の身体は健康を保ているのと同じ。

 たとえば植物が必要とする窒素。本来大気の7割はこの窒素であります。これが植物が取り込みやすくするのが微生物の働きです。わざわざ窒素肥料を与え得なくても、土の中の微生物が活発であれば、植物は必要な栄養は土の中の微生物から与えられます。

 またその土地に生えている雑草と呼ばれる土地の植物もまた地力の一部であります。雑草とはその土地を肥やすためにその土地が呼び寄せて働いてもらっている植物でありますから。日本国土の土地はいずれは森になるように成長しています。(これが国土の大自然の意志)
 その土地の地力に応じて、呼ばれる雑草も代替わりしていきます。痩せた土地でも長い年月をかけて、その土地にもっとも適した森(極相林)になります。



育てられた作物の一部は自然にお返しする。



 ただしそこで採れた作物の一部は、その土地の虫に食われます。作物も自然の一部ですから。虫にも大自然を循環させる御役目を担っています。太陽と水と土中の微生物で育てられたものの一部は、自然にお返しする分であります。たとえるなら税金のようなものですな。

 流通に乗せる野菜であれば(残念ながら今は)虫食いは許されません。しかし作った人が自分自身や家族知人が食べる分であれば、少し虫食いがあっても問題ないのでは。と思います。これは、大自然に税金を払った分ですよ。という意味であります。



人間の想い(=手間)を与えられると収穫量も上がる。



 さて収穫量を決めるのは地力だけではありません。作り手の手間(=愛情)です。人の想いは物事を作り出す力があるという仮説です。
 水をやったり、間引きしたり、風通しや日当たりが良くなるように周囲の雑草を刈り込んだり。(きちんと理にかなった方法に沿っているのであれば)人が手間かけた分だけ収穫量は増加します。うむ。

 そして人の手間かけた分増えた収穫量については、税金は発生しません。その土地の地力に応じた税金は頂きましたので、人が手間かけて増えた分は、その人間がお持ちください。

 もし人間が大自然から土地を借りて、その土地で作物を作ったとしたら。
・その土地の微生物をそのまま活かし、
・その土地を肥やしている御役目の雑草もそのまま活かし、
・ただ自分の作物のために日当たりと風通しを確保する分の雑草は刈る手間。
・しかし雑草の根は抜かない。土の中の微生物は温存する。

 このように作物を育てたのであれば、土地の税金(=大自然の循環を回すための分担)として一部は虫に食われてしまいますが、その土地が与えてくれる分と、自分が手間暇かけた分は収穫できます。



肥料を使って伸びた分の収穫は、大自然の税金の対象となる。

 そして肥料を使うと収穫量は一気にあがります。しかしその肥料を与えることで上がった収穫量はすべて税金の対象となります。
 ゆっくりと土中の微生物のバランスをとりながら肥えていく過程で、不自然に特定の成分(窒素など)だけ増えた状態になる。自然はその不自然さを是正しようとします。その土地本来以上の養分を蓄えている実や葉は不自然でありますので、虫たちが一生懸命取り除こうとします。



 その土地の微生物のバランスを崩さないように、穏やかな肥料を少量だけ使用するのであれば、許容されるかもしれません。肥料が全部ダメというわけではありません。

 しかし我々素人の菜園家がまず家庭菜園をしようとするならば、雑草を抜いて土を耕せと教わります。ふむ。雑草の根にはその土地を肥やそうとしていた微生物が丁度良い塩梅で育っていましたが、それを抜いて捨ててしまうところから始まります。
 そのあと苦土石灰や元肥を撒けと教わります。その土地が長年慣行農法の土地であれば、土地が酸性となっていることはあるかもしれません。しかし長年雑草茫々の耕作放棄地であれば、もう土地のpHは中性に戻っているかもしれません。

 種を買いにホームセンターに行くと、様々な肥料が販売しています。収穫を増やすためには肥料を撒かなきゃ。そう。それは正しい。きちんとマニュアルに沿った肥料を与えると、収穫量は伸びます。しかしそれと同時に虫もつきやすくなる。というのが私の仮説です。まだ素人園芸家1年たっていないので間違っているところも多々あることと思いますが。



一般的な家庭菜園が虫との闘いである理由。

 素人園芸家は最初は種の発芽に喜びます。そして毎日水やり。順調に育っていく。しかし実や葉が育った頃、虫食いの洗礼を受けてショックを受けます。がーん。
 木酢液や唐辛子焼酎を撒いても効果がない。虫が忌避するハーブを周囲に植えても効果がない。本当に虫を退治したいのであれば、防虫ネットで覆うか化学農薬を使うしかないでありましょう。

 個人の素人園芸であるのなら、家族が楽しんで食べるレベルであれえば、本来土地の地力が与えてくれるものの収穫でも充分であろうと思います。何割かは税金として虫食いに合うかもしれませんが。
しかし「収穫量をあげるために肥料をあげなきゃ」と肥料を与えることによる「地力と手間暇」以上の収穫が、虫たちを呼びます。
一旦虫が発生すると、虫取り対策をしないとせっかくの作物が全滅してしまうこともあるでしょう。しくしく。



土地の声に耳を傾ける農業。あるいは自然を使い捨てする農業。

 国民の食糧を支えるために作物を作ってくださる農業のプロの方々は、この虫たち作物を食われない努力をされております。
 たとえば一つにはビニールハウス栽培や防虫ネットなど。そしてもう一つは農薬など。私達国民(消費者)が、安価で虫食いのない美しい野菜を要求する限り当然のことです。

 それでもまだ我が国のプロの農業家の方々は、土地の声を聴きながら作物を作られている方が大半であろうと思います。
 他の国では、本当に土地を殺しながら収穫量をあげる農業が主要なようです。かつて世界有数の大豆の輸出国であった中国がなぜ今は有数の輸入国になったのか。なぜ中国の農地で大豆が採れなくなったのか。そしてどうしてブラジルは急速に大豆の生産量を上げているのか。その引き換えとしてまさか世界最大の熱帯雨林を焼きやらっているんじゃないでしょうね。そしてなぜアメリカが世界最大の大豆の生産国でいられるのか。まさか何億年もかけて大地が貯めてきた地下水をたった100年かそこらで枯渇させる勢いなんじゃないでしょうね。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まるぞうさんは都会生活で凝り性だから、水耕栽培とか向いてそうですね?

→ 今、私は面白いなと思っているのは土の中の微生物です。うしし。

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ホームセンターで化学肥料等が混ぜてある袋詰めの土を入れたのですがその土の所だけダンゴムシが多くてなんでだろうと思ってたんです

→ 化学肥料とダンゴムシは直接は関係ないと思いますが、分解するものが多い場所にダンゴムシが集まってきます。枯草などを噛んで細かくし糞に変換します。その糞を微生物たちが肥えた土に変換します。ダンゴムシが噛み砕いたり糞にしたりしてくれると、微生物が肥えた土に変換するのがずっと早くなるそうです。

==========
そうか、雑草が生えるのも意味があり目を皿のようにして取らなくてもいいのか。
え!肥料もあげなくていいの?
てな調子です。

→ 作物の日当たりと風通しを確保する分だけ、雑草の茎や葉を刈り取る。根は抜かない。根はそのままだと、その土地が呼び寄せた微生物たちは温存されるのじゃないかと思います。
肥料はあげないので、収穫量は大きくは増えません。がその収穫量が丁度よい。その土が無理せず人間に分けてくれる量である。というのが私の仮説です。あとは私達の手間。


カブや大根の葉っぱには虫がウジャウジャ付きますが、あれは野菜が不味いからなのですね。
物によっては虫があまりつかないので、そういう野菜が今の家の畑には合っているということなのかと。

→ 虫がウジャウジャ湧く作物。それは自然の視点では「この部分が不自然だぞ!」ということ。長い年月をかけてこの土地を極相林にするには、この場所は不自然だぞという警告。窒素が多すぎる。土の微生物たちもSOS弱ってる。元に戻さなきゃ。大自然が虫たちを呼び寄せて、一生懸命片付けている。そんな私の個人的な心象風景です。
だけど人間は食べて行くために、収穫を維持しなければならない。極相林になろうとする自然の力を上手く利用しながら、人間の手間をかけて、私達が食べる食糧を大自然から分けてもらうという仕事が「農業」であると想います。


私のお勧めは再生キャベツです。
キャベツの芯を水につけて根を充分に出させて畑に植えます。
キャベツの状態によって一概に言えませんが
去年はこの方法で4〜5個くらい収穫できました。節約法としては微々たるものですが、まぁ、お楽しみということで。
コツは葉っぱの出る部分を1箇所にすることでしょうか。
あちこちから葉っぱを出させるとうまく結球しませんでした。
よろしければお試しください。

→ 面白そ〜。教えてくださってありがとうございます。

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これからの世界情勢を心配していますが、カード、電子マネーで、使用する事に心配な物はありますか?
ヤ◯ー、P◯yP◯yは中国と関係しているのでしょうか?
ネット社会では、これからの戦いは今までと異なるのではないかと心配します。

→ 私がカードを選ぶ時は、
①ポイントポイントと気を使わなくても自分の日常生活使いで自然とポイントが貯まっていくもの。
②その企業(グループ)を応援したいもの。
の2点です。

①とは。ポイントキャンペーンなど宣伝が激しいものは、真逆。よほど気をつけないと結果的にお得にならない。携帯電話の契約と同じで、お得お得と煽り立てて結局お得じゃない会社と似ているのは避けたいです。
お金を貯める一番のコツ。それは不要なものを買わない。です。たとえポイントがお得だと煽られたとしても。

②とは。私がSuicaカードを推すのは、それがすぐれた日本の技術なので頑張って欲しいと言うのもあります。
自分が契約しているカード会社グループを自分が応援したいかどうか。私は個人的に日本を守る姿勢の企業を応援したいです。人それぞれでしょう。

補足。純粋な金融危機としてのクレジットカードの選定なら。庶民のレベルであれば、たとえ大きな経済ショックが起きても、庶民レベルは大きな被害は受けないと思います。ただしそのグループ会社が倒産すれば、貯めていたりチャージしていたポイントは、諦めないといけないと思います。倒産の噂があるカード会社は避けた方が良いでしょう。ただ日本のために頑張っている企業ならそれでも応援したいかな。
でもポイントキャンペーンにつられて、それだけでカード作ることがあるなら、それはどうかな〜。と思います。個人的に。

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他の国はしたたかですね。本当に嫌です。共存なんて出来ないです。
その他、水やワクチン、人口削減等考えると不安です。

→ 必ずしもその国のことではありませんが、私のこれまでの人生経験では「避けるものは避ける限り寄ってくる。(最悪を想定して備えてそれでも)仕方ないと腹を括ると去っていく。」です。

==========
うちの、庭も大豆でも作ろうかと、思ったりしてますが、雑草だらけで、ここから始めるのかと思うとやる気がうせます。

→ 雑草だらけの土地。素晴らしい。羨ましい。その土の中は、その土地が必要とする微生物たちの世界ですね。そのバランスを崩さない範囲内で、余分な肥料を与えず、大豆の苗を数カ所植えればどうなるでしょうか。一般的な家庭菜園のように本当にカメムシが大発生するのかどうか。

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まるぞうさんは日機装の「エアロピュア」という空気除菌清浄機についてどう思われますか?
注文が殺到して2〜3ヶ月待ちなのだそうですが…。

→ 次亜塩素酸水の加湿噴霧と異なり、室内空気を吸い込んで機械の中でウイルス不活性する機構なので、効果があると思います。また製造しているメーカーも信頼できそうですね。

==========
肥料そのものが虫を寄せる理由ではなく、吸収と分解のバランスが取れていないことが科学的な理由です。

→ イエ〜ス。その通りと思います。解説ありがとうございます。

==========
今回のコロナ騒動でイオングループを見直したということですが、どういったことからでしたか?

→ 儲けを度外視して、店と倉庫の間で配送トラックをひたすらピストン運動してトイレットペーパーを供給し続けた点です。配送トラックを常時とめるスペースのない小さなイオンは無理のようでしたが、大きな規模のイオンは意地を見せました。日本を守るぞという気概を感じました。ありがとうございます。


©BuzzFeed

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自然栽培は人類の希望です
先週、図書館で貸りた木村さんの「土の学校」を読んだばかりです。
微生物にとって土は宇宙そのものであり共生しながら生きていることや
その重量は全人類の何千倍にもなると知り、ウチの小さな庭を眺めながらとても驚きました。
アメリカの未来予測を研究しているシンクタンクが、人類に残された唯一の希望は自然栽培であり
その研究者が木村さんを訪ねてきたというお話を高○誠鮮さんと三○さんが対談で仰っています。
人類が滅びの道を突き進むのか希望の道を選ぶのか、地球の声に真摯に耳を傾けたいものです。

→ 同意いたします。ありがとうございます。

==========
Amazonなどで販売されているスープジャーで、
生米とお湯でおかゆができるようです。
お湯さえ沸かす事ができれば、
温かいおかゆが食べれます。
まるぞうさんはいかが思われますか?

→ 保温調理は良いですよね〜。非常時だけでなく通常時でもいろいろな料理が美味しくなります。お肉料理は70℃くらいで長時間。煮込み料理もゆっくり温度が下がるときに味がしみこみます。

==========
勿論、様々なモノの見方がありますが、ことこのタイミングでこの案件に限って言えば、事実はどうであれ、社会的に決して美談にしてはならない話だと考えます。

→ こちらも大切な視点だと思います。ありがとうございます。

==========
さらに以前は中国製造のものなどが目立ったのですが、今はそれも改善されました。以前から国産の冷食だけのコーナーがあったらいいなと思っていたら、それらしきコーナーもできました。今、頑張っている感じがしています。

→ きちんと頑張っている人がいると企業はやはり変わっていくということですね。

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緊急事態宣言解除早々、うちの会社の上司が飲み会を開催しようとしています。
飲み食いの場はコミュニケーションのために必要だという考えの人で、以前二次会を断ったときもなぜだ、次回は来るようにとやんわり言われました。
なので今回の飲み会もとても断り辛いのですが、なんと言って断ればよいのでしょうか……。
それとも出た方がいいでしょうか…。

→ 私は「出ないことで気を揉む」のであれば出席します。
ただ「何と思われてもいい。くだらない呑み会で自分の時間を潰されたくない。」という人は、もちろん出席する必要はありません。これから「付き合い呑み会」はどんどん減っていくと思います。

「迷う」のであれば「とりあえず無難な選択を」が良い。というのが私が自分の人生で得たノウハウです。

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【家庭菜園】 丁度良いくらいが丁度良い。1

2020-06-07 09:54:17 | まるぞう園芸実験

防災カレンダー
7日。大潮。




面白い。2畳ほどの実験畑。

 マンションの管理人さんの裏庭。4畳ほどの日当たりのいい空き地。ひょんなことから使わせてもらうこととなりました。主にはヨメが育てる花。今までベランダのプランターで育てていたのですが、やはり地植えの方がいろいろ育ちます。育った花はマンションのエレベーターホールなどに飾るということで。その空き地を耕していろいろ植えてみることになりました。
 ずっと前の管理人さんはいろいろ植えていたようですが、もう長いこと放置された雑草ぼうぼうの小さな空き地であります。もう誰も使わない自転車やバケツなどのゴミを片付け、そこで家庭菜園の真似事を始めました。

 ヨメも義母さんもグリーンフィンガーのようで、彼女たちが育てると草木がいきいきと育ちます。グリーンフィンガーとはそういう「植物を育てるのが根っから得意な方々」のことを言います。狭いマンション生活でありますが、地植えが出来る場所が得られてグリーンフィンガーのヨメは嬉しそうです。

 面白そうなので私も始めて菜園をしてみました。植物を育てるのは小学校のアサガオやヘチマ以来でしょうか。借りた空き地の、人目につかない側の半分。約2畳ほどを、私専用の実験畑として使わせてもらうことにしました。

 映画「この世界の片隅に」のように、日本中で開いている土地は全部耕して芋などを植えた時代がありました。日本にはもうそういう時代は来ないでしょうが、それでも日当たりの良い空き地があれば、何か食べるものを植えてみたいなあ。と思うのでした。根っからの貧乏性です。もしやるのであれば、仮説をたてて実証する。美味しくできればなおよろし。



家庭菜園とは害虫との戦い。ほんと?

 まだ1年にもならない菜園初心者でありますが、どうも肥料を与えると虫が寄ってくる。そのような相関があるように思います。
 雑草はもちろんある程度は虫に食べられますが、菜園の野菜は全滅になるような虫食いになることも多い。一般的には、葉っぱについた虫は農薬で退治しろ。とあります。ホームセンターにいくといろいろな殺虫農薬が売られています。

 それで生計を立てているプロの農家の方であれば農薬は必要でしょう。しかし2畳ほどの狭い「自称畑」でありますから農薬までは使わなくて良いでしょう。
 コンパニオンプランツという害虫がつきにくい作物の組み合わせ。そして木酢液や焼酎唐辛子漬けなどをスプレーで撒く。しかしやはり専用の薬剤のような効果はないようです。

 しかしいろいろ調べていくと、肥料を与えすぎると虫が寄ってくるらしい。そうか。元肥とか追肥とか。堆肥とか化学肥料とか。ネットの育て方にあるようにきちんと肥料は上げていたしなあ。確かに100円ショップのでも化学肥料を撒くと、てきめんグングン成長するしなあ。



土の中の微生物の世界。それは腸内世界と似ている。

 でも本来は、その土地の土の中にいる微生物と作り手の愛情が育む作物の量がちょうど良いバランスなのであります。土の微生物と人間の愛情が作物を作る。畑の土の中って、腸内環境と似ています。善玉菌とか悪玉菌とか言われながらも調和している腸内環境とその人の想い。どうも畑の土の中も共通点があります。

 しかしその「土中微生物バランスと作り手の想い」を超えて、作物を作る方法があります。それが肥料という方法です。肥料を与えると作物はぐんぐん育ちます。大きい実がなったり、大きな葉っぱに育ったり。私達菜園家からすると嬉しい限りですな。

 しかし自然界の目からするとそれらの作物はメタボ植物であります。雑草のように逞しくない。ぶよぶよに太った作物に観えるのでありましょう。
 普通食物は害虫に食べられない工夫があります。虫が苦手な成分を出すなど。雑草は虫と共存しています。自然だから。
しかしメタボ作物は、虫を寄せ付けない力も弱いのです。だから虫が「いただきま〜す。むしゃむしゃ。」と召し上がるのであります。

 自然界の目では、窒素成分が偏っている。この土地の許容範囲を超えている。(そもそも日本の国土の土地というのは全て森に向かって変化していく過程です)
 その偏った窒素成分を虫が食べ、何とかバランスを戻そうとしている。土中の窒素成分が多すぎると、土中細菌のバランスが崩れてしまう。だから人間が連作障害と呼ばれる事象が起きるけれど、雑草には連作障害はない。



丁度良く取れる量が丁度良い。

 でもね。人間には人間の都合があるの。窒素成分を多く含む肥料を与えて、たくさん実をつけさせる。葉っぱを大きくさせる必要があります。
 だからそれで寄ってくる虫たちは、仕方ないので薬で退治する。あるいは手間はかかるけれど、虫の入らない閉域空間を作ってそこで栽培する。
 そうやって栽培された食べ物で、私達は生きている。だが、私達、素人の家庭菜園家にどこまでその覚悟があるのか。

 もし農薬を使いたくないのであれば、肥料を使わないこと。それで収穫量が(たとえば)半分になるのなら、その半分が元々丁度よい収穫量である。ということです。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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会社の現金残が3600万円とは、従業員の雇用規模から見ても少なすぎますよね。 オリンピック特需を見越して7億円の車両投資をしていたという話です。 まさか、こんなことになるとは、誰も予想もしてませんでしたから、大きく試算が外れてしまったのでしょう。 仕方ない部分はあると思います。が、企業として、内部留保しておくお金がもう少しあれば、政府からの補助金給付に3ヶ月ほど掛かっても休業という形にして、従業員の給与を継続できたかも知れませんね。 これがベストだったと思います。

→ 詳細な情報ありがとうございます。非常に参考になります。

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今使用しているカードの中に、ヤ◯ーカードがあります。カードの種類によっては、注意した方が良いカードってあるのでしょうか?特に世界情勢が心配なので、注意すべき事ってあるんでしょうか?
ヤ◯ーとかP◯yP◯yは大丈夫だと思いますか?
すみません、何となく世界情勢と絡んで心配になって。。。

→ 私がカードを選ぶ時は、
①ポイントポイントと気を使わなくても自分の日常生活使いで自然とポイントが貯まっていくもの。
②その企業(グループ)を応援したいもの。
の2点です。

1,ポイントキャンペーンなど宣伝が激しいものは、真逆。よほど気をつけないと結果的にお得にならない。携帯電話の契約と同じで、お得お得と煽り立てて結局お得じゃない会社と似ているのは避けたいです。
お金を貯める一番のコツ。それは不要なものを買わない。です。たとえポイントがお得だと煽られたとしても。

2,また、私がSuicaカードを推すのは、それがすぐれた日本の技術なので頑張って欲しいと言うのもあります。
また今回のコロナ騒動で私はイオングループを見直しました。今まであまり好きではなかったイオングループも、今は応援してもいいかなと個人的に思っています。

3,純粋な金融危機としてのクレジットカードの選定なら。庶民のレベルであれば、たとえ大きな経済ショックが起きても、庶民レベルは大きな被害は受けないと思います。ただしそのグループ会社が倒産すれば、貯めていたりチャージしていたポイントは、諦めないといけないと思いますが。

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【発酵食品】 手前味噌作りは簡単?or 大変?

2020-06-01 09:46:16 | まるぞうレシピ

やっぱ手前味噌は美味しいよ。

 私の友人であるAさん。うちの会社が契約している優秀なプログラマーさんですが、彼もまた料理好きであります。理系技術者で料理好きな人は多いのかもしれません。それは、
・いろいろ情報を集めて仮説を作るのが楽しい。
・その仮説をもとに実験実証するのが楽しい。
・美味しく出来たときは人に食べてもらうのが楽しい。

 仕事の人間関係と異なり、料理は黙々と丁寧な手作業が重要であることも、ストレスの解消として、自分に向いていると思います。



味噌作りが大変か。検証してみた。

 そんな彼が「まるちゃん、味噌作ったことある?俺さ、ずっと自分んちの味噌は俺が作ってるんだけど、美味しいんだよ。文字通り『手前味噌』。自分で作る味噌が一番美味しい。しかも作るのは簡単。」

 我が家もヨメが長年自家製味噌を作っておりました。でもヨメは「作る手間が本当に大変。買った味噌の方が簡単で美味しい。」という結論から、味噌作りをやめてしまいました。

 味噌作りはAさんの言うように簡単なのか。ヨメの言うように大変なのか。実際に検証してみました。

 「手前味噌」という言葉に非常に惹かれます。本人や家族が手間暇かけたぬか床が、本人や家族の腸を整えるという仮説。味噌も本人や家族が手間暇かけた分、その本人や家族の身体に優しい味噌(発酵食品)となる。この仮説を検証してみようと思いました。



味噌作り大変な理由1
季節を選ぶ。


 私が味噌作りをしたいというとヨメは反対しました。味噌は寒い時期い仕込むもの。こんな暖かくなってからは無理。
 しかし調べると味噌の発酵は15℃以上。つまり冬に仕込んでも、気温が上がるまではずっと寝ているということになります。ただし寝ている期間が長いほど、熟成された味になるらしい。ということです。

 私の結論は「どちらにしろ15℃以上が2ヶ月以上必要なのだから、いつ作り始めても大丈夫」であります。夏場だと2ヶ月で味噌が出来ます。が、熟成された味となるのは1年ほどかかるということです。

結論:「味噌作りは季節は選ばない」。思い立った時に仕込めばいい。ということになります。



味噌作り大変な理由2
大豆を水に一晩浸すのが手間。


 さあ今日味噌を仕込もうと思っても、大豆は一晩水に漬けて置く必要があります。これは納豆も同じですね。週末は味噌を仕込むぞ、納豆を仕込むぞという場合は、それまでに大豆を買って前の晩から水に浸しておく必要があります。

結論:これは仕方ないですな。



味噌作りが大変な理由3
圧力鍋が必要。


 ネットを見ると多くの人が「大豆を煮るのに圧力鍋を使う」とあります。我が家な数年前に大々的に持ち物を処分してしまったため、圧力鍋もありません。
 昔ながらのお鍋でコトコト煮ることと煮ることにします。

じゃ~ん。

 大豆1kgを一晩水に漬けるととんでもなく膨らみます。2.4kgほど。ちょっと先行きに不安を覚えます。納豆の時に使った無水鍋は使えないので、我が家で一番大きい土鍋で煮込みます。

 圧力鍋なら20分ほどだそうです。
 前回私の無水鍋は大豆1.2kgで1〜2時間でした。
 今回土鍋で2.4kg大豆で2〜3時間ほど。

 煮大豆を味見して口の中でほろりと崩れるぐらいがタイミングです。うむ。やはり煮大豆は美味しい。このまま食べたい。

結論:圧力鍋はあった方が手間はかからない。それぞれの家庭でのお鍋事情に合わせて。我が家の調理器具だと乾燥大豆1kgは多かったかな。次回は500gで仕込もう。



味噌作りが大変な理由4
清潔に保たなければならない。


 麹菌は納豆菌のように強くありません。不衛生な環境で仕込むと味噌の熟成途中でカビが生えてしまいます。
 前の晩から納豆を食べるのは控え、台所付近の生ゴミを片付け、35度焼酎を霧吹きに入れ、作業の前や途中でシュッシュ。ひと作業終わるごとに手を洗い、焼酎アルコールをシュッシュ。

結論:以前の私なら面倒くさいなあ。と思うでしょうが、コロナパニックを経験した今の我々ならこれらの作業も苦にならないことでしょう。



味噌作りが大変な理由5
フードプロセッサーが必要。


 味噌作りで一番大変なのは煮大豆を潰す作業。Aさんはフードプロセッサーがあるので、この作業はあっと言う間でしょう。
 我が家にはフードプロセッサーがないので、ヨメはビニール袋に入れた熱々の煮大豆を軍手で潰していったと言います。
 とにかくこれが大変。

 私も煮大豆をビニール袋に入れて手で潰して行きます。

 アチアチなので清潔なタオルをビニールに巻いて。
 もうね。プチプチを潰す感覚。無になってお豆を潰していく。熱々だと潰しやすいですが冷めて来ると潰しにくくなるので、のんびりも出来ません。

 この作業のためだけでもフードプロセッサー買っても良いかもしれない。しかしこれのためだけに物を増やすのはなあ。ということで毎年ヨメは葛藤していたようです。
 そして結論は、この作業が大変だから味噌作りはやめたということです。うむ。

 新しく道具を購入せずに、今ある調理道具を使って、簡単に煮豆を潰す方法はないかしらん。
 たとえばビニール袋を二重にして、木製のまな板(厚み2センチくらい)を立てて潰していくと手で潰すよりずっと簡単に出来ることを発見しました。


 休日心を無にして行うには丁度良い作業であると思います。山登りと一緒です。頂上を急ぐのではなく、ただただ一歩一歩積み重ねていく。そうするといつの間にか頂上に着く。

結論:フードプロセッサーがないとやはりそれなりに大変。しかし作る量が少なければそれほど大変でもないと思う。まな板を使うのと随分楽にできる。やはり次回は今回の半分くらいでやってみよう。



味噌作りが大変な理由6
麹と混ぜるのが大変。


 乾燥麹1kgと塩430gを混ぜます。この時点で我が家で一番大きいボウルを専有しています。やばい。


 我が家で一番大きい土鍋満杯の煮大豆と、一番大きいボウルほぼ一杯の塩麹をどうやって混ぜるのか。
 ヨメはだから大変なのよ。横で言います。うむ。

 我が家で一番大きなお皿に積み重なれた潰した煮大豆に

 塩麹を小分けにしながら

 かき混ぜていきます。全部一気に混ぜるとさすがにこの大鍋から溢れるので、とにかくこぼれないように。慎重に慎重に。

 均等に混ざったら、また塩麹を足して均等に混ぜていく。この作業も黙々と。丁寧に。
 生麹ではなく乾燥麹を使っていますので、この時に大豆の煮汁を足していきます。空気が入るとそこにカビが入ると言います。であるなら少し緩いくらいの方がいいのでは。緩い方が空気が内部に溜まりにくいと思います。

結論:これもまた量が多いと大変。プロのように大きなボウルがないから。我が家の調理器具だとやはり今回の半分くらいが丁度良いかな。



味噌作りが大変な理由7
瓶(かめ)に仕込むのが大変。


 陶器の大きな味噌瓶も数年前に処分してしまったので、今回はビニール袋で仕込みます。

 ボールの形でぎゅっぎゅっと固く固く握ってビニール袋に並べます。

 そしてそれを上から潰します。とにかく空気が入っているとそこで菌が増殖するので。

カビが生えないように味噌の上面に軽く塩をして、焼酎アルコールをシュッシュ。アルコールが乾いたらビニールの口を締めます。

 冬は15℃以上。夏は35℃以下の場所で大切に発酵させます。早ければ9月頃には手前味噌を食べることが出来ます。



結論
味噌作りは大変なのか?


 味噌はヨーグルトや納豆や発芽玄米のように35℃以上の高い温度が必要なわけではありません。その15℃〜35℃の室温で良いので、その意味では簡単です。
 大変なのはとにかく仕込む量が多いと大変だ。という結論です。仕込む量を半分にして作る頻度を倍にする方がずっと簡単。

 たとえば冬の寒い時期に1年分仕込むと思うと相当な重労働となります。そういう場合はフードプロセッサーも必要でしょう。
 しかし家庭で手前味噌を作るのであれば、一回の仕込み量を乾燥大豆500g(一袋)程度にしておく。それでもできる味噌の量は1.8kgにもなります。
 味噌の仕込みも1年に数回。こまめにローリングで行うのが良いのではないか。



手前味噌も家族の腸にきっと美味しいでしょう。

 ここ数ヶ月私が試した、乳酸菌漬け、ぬか床、自家製納豆、手前味噌。きっと今年の冬から来年の春にかけて。自分や家族が作ったこれらの発酵食品たちは、身体に美味しいと思います。今回の外出自粛でぬか床ブームになったのは良いことだと思います。
 次回、私が住んでいる街が(今回よりも厳しい)本格的なロックダウンになっても。多くの人々は、日本古来の発酵食事を楽しめることでしょう。
 家族の腸が美味しいと感じる。お母さんの味。



今回の味噌作りは下記サイトを参考にしました。
池田屋醸造「味噌の作り方」
https://www.ikedayamiso.com/html/page2.html




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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今まで私は菌が人の心身に影響すると思っていたのですが人が菌に影響してそれがまた人に影響してるなんてチョットショックでした。イライラしている時に糠味噌は混ぜないほうがよさそうですね。菜箸でかき混ぜてみました。うーん、これもどうなの〜?って思いながら菜箸グルグルしちゃいました。

→ 実験としてイライラしている時も素手でかき混ぜる価値はあると思います。普段は自分の思考を観察することはありません。でも素手でぬか床をかき混ぜる時は、自分が何を考えているかを観察することが出来ます。
自分が発している感情が菌に影響与えている。という状況で、イライラした自分を観察できるのは貴重です。これが良い練習になると思います。

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次亜塩素酸には通常の次亜塩素酸と安定型次亜塩素酸と呼ばれるものがあるそうです。
安定型次亜塩素酸は、次亜塩素酸が発癌性物質を持ち、不安定なのに対し、
安定型次亜塩素酸は分解しにくく、ウイルスや菌などを除菌する効果があるそうです。
また安定型次亜塩素酸を販売しているメーカーは日本食品分析センターなどで
分析されたデータを公開しています。
個人的にはこれは使えるのかな、と思うのですがいかがでしょうか。
具体的な製品名など挙げて回し者などと思われるのも嫌なので、安定型次亜塩素酸と
検索していただくと出てきますのでご確認頂ければと思います。

→ これは次亜塩素酸水でしょうか?次亜塩素酸ナトリウムでしょうか?該当するものが見つかりませんでした。
「安定型次亜塩素酸」と検索すると次亜塩素酸ナトリウムが出てきます。次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水はまるっきりの別物だし。
次亜塩素酸水だと「安定化次亜塩素酸水」とうたっている商品はありますが。これのことでしょうか? やはりその説明ページのURLがないと、判断は難しいです。よろしくお願いします。

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こちらネットの記事ですが、昔ながらの自然由来の界面活性剤が有効だそうです。
長い歴史の中で使われているものには大いなる知恵があるのですね。先人に感謝です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71902

→ 合成洗剤の界面活性剤に対して、自然素材の界面活性剤[C18:1]は、1000倍のウイルス破壊力があるというデータは衝撃的ですね。

シャボン玉石けんは昔から気概のある企業でした。応援しています。商品は品薄なのでリンクを貼りませんが、興味のあるかたは検索してみてみてください。

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もう少ししたらスーパーでお刺身買って食べたいな。ずっと生ものを我慢してるので。でも普通に売っていて普通に買っている人達も沢山いたのでそんなに神経質にならなくても良かったのかな。サラダはお湯で洗って食べていましたが、お刺身はさすがに無理なので楽しみです。

→ コロナウイルス対策ということであれば、普通のスーパーで清潔に売られているものは(お刺身を含めて)問題ないと思います。お湯で洗う必要もないです。
コロナとは関係なく、葉物の外葉は流水で洗うことは必要と思いますが。

重要なことはCOVID-19は飛沫で感染する。トイレ以外は、唾液の飛沫です。だからお惣菜コーナーやパン屋さんなど、商品がむき出しになっていてトングでお客さんが自分がとる方式が危険です。
ただしお客さんがマスクが必須であるお店は、お客の唾液の飛沫が飛ばないので、危険はずっと低くなります。


今日の夕飯は夫が初めて親子丼を作ってくれました。失業して私のパートで食費と光熱費はなんとか出せています。
これからどうなるか不安ですが毎日ブログを楽しみにしています。

→ ありがとうございます。どんな社会になっても人が必要とされる仕事はなくならないです。お互い頑張りましょ〜。

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税金中抜き丸投げ問題、どうなると思います?

→ 社会で起きることは、たとえそれが理不尽なことであっても私達一人ひとりの心の総和であるという仮説です。変わっていくとするなら、それもまた一人ひとりの心から。と思います。

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子供が通っているプールが再開されるのですが、コロナ対策の一つに、次亜塩素酸水を噴霧しますとあるのです。
更衣室にもプールにも噴霧するのかなぁ?
週一回なら、そう影響はないのかなぁ?
だいたいプールって、普段から塩素が気化しているものなのかなぁ?

→ 次亜塩素酸水噴霧は、週一回のレベルならば問題ないと思います。

ただしプールやジムに関して。
・人がマスクをはずす場所
・外気をとりいれにくい場所
・隣の人と距離が近い場所
という点で、三密になる更衣室が危険だと思います。これからしばらくコロナが収まっている間は大丈夫でしょうが、今後子供の間で感染が広まる兆候があったら気をつけるべきと思います。

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