まるぞう備忘録

無題のドキュメント

トイレの備えも憂いなし。

2015-05-31 12:48:19 | 防災情報。
昨晩はマグニチュード8.5の地震がありました。縦揺れの時でも相当長かったのですが、それからしばらくしてから大きく横揺れが起きました。縦揺れから横揺れまでの時間が長いので、遠いところの地震でありました。それでもこんなにゆっさゆっさ揺れるということは、震源地はとても大きな揺れでありましょう。4年前の311を思い出しました。どうか震源の方々に大きな被害が出ていませんように。


幸運なことにことの地震は日本列島から遠くはなれた小笠原沖で、しかも590kmというとても深いものでした。マグニチュード8.5という大規模地震でありながら、被害はほとんどありませんでした。
一昨日の口永良部島の噴火もそうでありますが、人的被害が起きないようなところが選ばれて、大地のエネルギーの発散が行われているかのようです。非常に幸運ですね。
昨晩の地震は日本の多くの場所が揺れました。口永良部島の噴火とともに、多くの人が、自分のところも危ないかも。と危機感を抱くことができたと思います。これもまた幸運なことであると思います。


想定していないところに災害が起こります。多くの人が想定して行動していれば災害は起こりにくくなりますから。



ただもう全く揺れないで済ますのは難しいかもしれません。日本のどこでも震度4や5は揺れておかしくない状況であろうと覚悟する必要があると思います。


たとえ津波や倒壊で命をおとすことが免れたとしても、その後は多くの人々が不便な生活を強いられます。ペットボトル10~20本以上のお水や一ヶ月分のパスタなどの非常食は、そして一ヶ月分のトイレットペーパー備蓄と生理用品やおむつ(幼児や介護老人がいらっしゃるお宅)などのもうみなさん用意されていることと思います。



簡易トイレのご用意も忘れずに。水道が普及するまでは水洗トイレは使えません。
お風呂の残り湯はなるべく貯めておくことが、災害的には望ましいです。衛生的には浴槽は洗って乾燥させておくことが望ましいですが。痛し痒しですね。お風呂の残り湯があると、水洗トイレでバケツで流せます。ただ残り湯がないときは、どうしましょう。まず小のときは流さないでためておきます。水道が復旧するまで。このときは間違っても大は便器にしないように。小だけです。



大は緊急トイレを使用します。ビニール袋と新聞紙と猫砂などで代用はできますが、今はまだ平常時ですので、ちゃんとした緊急トイレを用意されることをお勧めします。
調べてみますと最近は消臭効果のある製品が出ているようです。新しく買われる方はこちらを検討されることも良いかもしれません。

固まるのは当たり前!臭わない、新・非常用トイレセット50回分
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食べ物を食べるのは3日我慢できますが、排泄は3時間我慢できませんから。備えあれば憂いなし。



おひさま、ありがとうございます。


下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

備蓄補充あれば憂いなし。

2015-05-10 12:33:05 | 防災情報。
ここ数日の箱根山のニュースを観て、ヨメが「やっぱりまた地震が起きるのかしら~」と心配し始めているのを見ると、多くの人が「また地震が起きるかもしれない。備えは大丈夫だろうか。」と最悪の想定をもう一度行うことは良いことである。と思いました。


NHKの7時のニュースなどは視聴率も高いです。特にインターネットから情報をとらない層の人たちが見ますので、本当に重要な情報源であろうと思います。


箱根山が噴火すると東海道線や東名高速などが不通になるため、東西物流が途絶えてしまいます。したがって非常時の備えは再度見直す時期だよ。と箱根山が日本人に教えてくれているかのようです。


多くの人の「最悪の想定を備える行動をとる」ことの総和によって実際その災害は起きにくくなると私は思っております。「備えあれば憂いなし」ですから。うむ。


我が家でもいろいろ地震に備えて備蓄を行っておりますが、やなり喉元すぎればなんとやら。備蓄品が少なくなってきているものもありましたので、改めて補充することといたしました。


食料としては、次のようなものです。
・数年前に大量に買って二酸化炭素保存してある玄米。これは発芽玄米にして少しずつ白米にまぜて食べています。まだたくさん残っています。
・パスタとトマト缶。これは普段常食し、足りなくなったら箱で購入します。


我が家はパスタはヤマヤという酒屋チェーンで販売している「ヴァッレデルソーレ 」を何年も愛用しております。いろいろ試した結果これが一番コストパフォーマンスが良いです。ディチェコと遜色のない美味しさですが、ディチェコよりずっとお安いです。


この「ヴァッレデルソーレ」は実は宮城県に倉庫があったのですが、311の津波で在庫が全部倉庫ごと流されてしまったそうで、半年以上は買うことができませんでした。その間、いろいろ試したのですが、やはり「ヴァッレデルソーレ」が一番美味しくて安いという結論です。備蓄用なので箱買いです。そして毎週お昼に食べます。





「ヴァッレデルソーレ」はヤマヤが買い付けて、イオングループで販売するという商品です。だから安いのです。イオンという会社の好き嫌いはここでは述べませんが、たとえイオングループで売るにしても、ヤマヤがイタリアで買い付けてあるのだからモノは良いと考えております。


近くにヤマヤもイオンもない方は通販もあるようです。No.4が一番汎用的な太さです。
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あとトイレットペーパーは震災対策の備蓄には重要です。いろいろ使い方があります。またたびさんという方がおすすめしてくださっったトイレットペーパーは重宝しております。備蓄が少なくなってきたのでまた買い足すことにいたしました。




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災害の備えで一番大切なのはお水です。だからといって高いお水を買うことはしなくても大丈夫です。我が家では2Lのペットボトル28本に水道水を入れて備蓄しています。このお水を順繰りに蒸留水にして毎日飲んでいるのです。水道水は塩素が含まれているので1ヶ月位の保存は自己責任で大丈夫と判断しております。



我が家の納戸です。札がついているのが次回蒸留水に使うペットボトルです。このように毎日1~2本のペットボトルを使っては補充する形をとっております。もし読者の方で蒸留水を使っている方がいらしゃるのであれば、ペットボトル何本かに水道水をストックしながら、順番にお使いになるとお水の備蓄と兼用できます。保管場所が必要なので、備蓄本数は各自の家庭の事情でお決めになってください。


お水の備蓄のためには、あとトイレのタンクにはブルーレットのような洗浄剤は入れないとか、お風呂の栓はギリギリまで抜かない。という知恵も我が家では実践しています。


トイレのお水といえどもタンクの中はきれいなお水なのです。しかしタンクにブルーレットなどの洗浄剤を入れてしまったら、もう使うことはできません。トイレ掃除には魅力的な製品でありますが、災害を考えて我が家では使いません。
またお風呂のお水も飲料には使えませんが、水洗トイレを流す水や泥落としなどには使えますから、お湯は張るまではなるべく風呂桶にお水を保存しておいた方が良いと思います。お風呂掃除的にはさっさと水を抜いて洗っておきたいところではありますが。


備えあれば憂いなし。ですのでみなさまもそれぞれ家庭のやり方で防災備品の補充をされることが大切であると思います。よろしくお願いいたします。



おひさま、ありがとうございます。


下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら