まるぞう備忘録

無題のドキュメント

サラダ油が認知症を進行させる?前編。

2018-05-31 09:48:35 | まるぞうレシピ

29日17:30 長崎県北部から東方へ



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毎日の「サラダ油」が認知症を進行させる!
アルツハイマー病の「真犯人」とは?

山嶋 哲盛 : 脳科学専門医
2015年09月21日
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では、アルツハイマー病の根本原因とは、実際のところ、何なのでしょう? 私は、「ヒドロキシノネナール」という毒性物質こそが、アルツハイマー病の原因物質であるという新説を立てています。

認知症患者の脳では神経細胞が死んでいる

ヒドロキシノネナールは大事なキーワードです。覚えづらいので正確に暗記しなくても、「ヒドロちゃん」とでも呼んで記憶にとどめておいてください。

ヒドロちゃんは端的にいえば「毒」です。サラダ油の主成分であるリノール酸がセ氏200度前後に加熱されると、ヒドロちゃんは急激に増えます。

これが体内に入ると、まるでドミノ倒しのように細胞膜のリン脂質を酸化し、ついには、神経細胞だけではなくあらゆる臓器の細胞を死に追いやります。

そうなると、脳の神経細胞は死んでしまい、最終的には「海馬」という「記憶の指令センター」が萎縮してしまいます。

そこで、私が診療において、患者さんたちに強くお勧めしているのが、「脱・サラダ油」生活です。

具体的には、家にあるサラダ油は捨て去り、原材料ラベルにサラダ油を原料とする「植物油脂」「食用植物油」などと書かれている市販品は口にしない生活です。サラダ油のみならず、それを原料に作られたマヨネーズやマーガリン、ドレッシングなども口にしないことです。
・・・
実は私は、若い世代や子どもたちにこそ、「脱・サラダ油」生活を実践してほしいと願っています。ファストフードやスナック菓子、サラダ油で調理された料理を食べ続けていると、ヒドロキシノネナールは知らず知らずのうちに、少しずつ少しずつ体内に蓄積されていきます。

発症年齢に近い50代でも悲観する必要はなし

そもそもは発病しないことがいちばんですが、仮に”発病”していたとしても、”発症”をいかに遅らせ、健康寿命を引き延ばせるかが重要なのです。

https://toyokeizai.net/articles/print/84957

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溶剤抽出のリノール酸油にはヒドロ油が認知症の原因。

 山崎先生は「サラダ油をやめろ」とおっしゃっていますが、その本質は「ヒドロ」を摂取しないこと。ということになります。そしてヒドロとはリノール酸が高温に晒された時に発生します。

 リノール酸が200℃以上で5分。185℃で30分で発生する。と言われています。通常揚げ物は180℃です。200℃だと菜箸を入れてシャーシャー勢い良く泡が出るほどの高温です。したがって揚げ物ではヒドロはまず発生しないと考えて良いでしょう。

 実は発生するのはその生成過程です。食物油の生成方法は大きく分けて二つあります。まず低温圧搾(コールドプレス)。つまり機械的にギュッと圧搾する方法。原材料の2割程度採れます。
 そしてもう一つは薬品で油分を溶かして抽出する溶剤抽出法。これは効率よく99%の油が抽出出来るため廉価であることが特徴です。スーパーで安く売っているのはだいたい溶剤抽出法の油です。そして工程の最後に溶剤薬品を揮発させるため高温処理をします。この時ヒドロが発生すると言われています。

(この高温過程にトランス脂肪酸が発生するから更に危険という人もおります。が発生するのは1%前後です。やはりマーガリンやショートニングのように水素添加で発生するトランス脂肪酸よりは桁違いに少ないです。したがって高温過程のトランス脂肪酸発生は、個人的に無視しても良いと判断します。)

 まとめるとヒドロの観点では、溶剤抽出のリノール酸油が危険。ということになります。



「抱っこゴメン」はなるべく控えた方がいい。らしい。

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100g中に含まれるリノール酸

X 綿実油:57.9g
X コーン油:54.9g
X 大豆油:53.5g
X 胡麻油:43.6g
△ 米ぬか油(米油):35.0g
△ ピーナツ油:31.2g
△ 菜種油(キャノーラ油):19.9g
◯ パーム油:9.7g
◯ オリーブ油:7.0g

(五訂増補日本食品標準成分表脂肪酸成分表編より)

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 リノール酸の含有量が多い油上位4種類。大豆油、コーン油、胡麻油、綿実油。それぞれの頭文字をとって「だっ・こ・ご・めん(抱っこゴメン)」と覚えておきます。スーパーで油を買おうを商品を見ている時にお子さんが「ママ抱っこして」と言ってきます。ゴメンね。今ちょっと油探しててだっこできない。だっこゴメン。という風景が目に浮かびます。

 このリノール酸が多い「抱っこゴメン」油。もともとリノール酸の過剰摂取は身体に悪いと言われています。
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リノール酸の過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを高める。
最近の研究結果では、日常で摂取する飽和脂肪酸の一部(15%程度)をリノール酸に置き換えた場合、全死因死亡、心血管死亡、冠疾患死亡リスクが上昇する可能性が指摘されている[4]。
(Wikipedia「リノール酸」より)

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 このため摂取する油はできるだけリノール酸は控えた方が良いです。ヒドロとは関係なく。

◯ オメガ3=αリノレイン酸(亜麻仁油、荏胡麻油)
X オメガ6=リノール酸(抱っこゴメン)
◯ メガ9=オレイン酸(オリーブ油)

 我々が摂取した方が良いのは◯がついたオメガ3とオメガ9です。
 そしてXがついたオメガ6は控えた方がいい。そして何より、値段の安い(溶剤抽出油)オメガ6(リノール酸)は、ヒドロが含まれているので、認知症予防の観点ではやめた方がいい。ということになります。




出典:三和油脂株式会社サイトより
ピンクが少ない方が良い油(リノール酸が少ない)と言えます。



胡麻油は圧搾方式。

 胡麻油は酸化しづらい油です。良い胡麻の風味は中華料理には欠かせません。ただしリノール酸も高い油であることに要注意です。



オリーブ油は優等生。

 オリーブ油は圧倒的にリノール酸が少ないオレイン酸油の代表格です。ということは溶剤抽出法でもヒドロは発生しないと言えます。またオレイン酸は熱にも酸化にも強いので我が家では揚げ物にも使っております。(ときどき「オリーブ油は熱に弱い」という記述がありますが根拠不明です。エクストラバージンオイルの場合は香りが飛ぶという意味なのでしょうか。)
 万能とも言えるオリーブ油ですが、光にあたると酸化してしまうので、光の通さない容器に移すか冷暗所での保存が必要となります。



加熱料理は値段の安い二番絞りのオリーブオイル。

 我が家のオリーブオイルは「エクストラバージンオイル」と「ポマースオリーブオイル」の二種類です。サラダやパスタにかけるのがエクストラバージンオイル。そして炒めや揚げ物に使うのがポマース油。ポマースはエクストラバージンオイルをとったあとの滓(かす)を薬剤抽出で絞りとる二番絞り油です。オリーブ独特の風味はありませんが逆に癖も少なく普通の炒め油として重宝しています。

参考サイト:コスパ最高!オリーブポマースオイルとは
https://food-drink.pintoru.com/olive-oil/pomace/



国産メーカーのエクストラバージンオイルなら安心できる。

 実は日本の店頭に並んでいるエクストラバージンオイルの8割は偽物と言われています。
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・ピーナッツ油、ヒマワリ油など他の安オイルを混ぜる
・カビが生えたり腐敗・発酵した実も平気で搾油する
・劣悪オイルなのに最高品質の「エキストラバージン」を名のる
・ボトルの「原産国」表記はウソ
・値段が高くても品質の保証にはまったくならない
(「そのオリーブオイル偽物です」日本オリーブオイルソムリエ協会刊より)

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 このため私は「味の素」や「昭和」のように国内企業が生産しているエクストラバージンオイルを使用しています。国産メーカーは信用できます。

参考サイト:味の素エキストラバージンオリーブオイルは本物か偽物か
http://oliveoil-omega3.com/ajinomoto-extravirginoliveoil/



キャノーラ油も認知症の危険性?

 菜種油は、オリーブオイルについでリノール酸が少ない油です。輸入菜種の9割がキャノーラという遺伝子改良された品種です。一般的に私達が購入する菜種油はキャノーラ油ではないでしょうか。そしてこのキャノーラ油は賛否分かれる油ですが、
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キャノーラ油で認知症が悪化する──米研究
2017年12月8日(金)19時11分
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「キャノーラ油は他の植物油より安価で、ヘルシーだと宣伝されているため、消費者に人気がある」と、研究グループを率いたテンプル大学ドメニコ・プラティコ教授は言う。
・・・
プラティコの研究グループは、アルツハイマー病になるよう遺伝子操作されたマウスを実験に使用。生後6カ月の段階(認知症は未発症)で、通常の食餌をする対照群と、キャノーラ油小さじ2杯分を毎日摂取する実験群という2つのグループに分けた。
・・・
すると、キャノーラ油を毎日摂取したマウスは、測定した3つの分野すべてで学習能力が低下していた。
・・・
つまり、マウスの脳でアミロイドβ42の沈着を防げなかったのは、それを排除する働きを持つアミロイドβ1-40が減少したからだ。キャノーラ油の摂取が原因だと、研究者たちは考えている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9082_2.php

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 ただしこの実験ではキャノーラ油と他の油の比較がされておりません。ですので油がいけないのか、不飽和脂肪酸がいけないのか、菜種油が駄目なのか、同じ菜種でも遺伝子組み換えのキャノーラが駄目なのか。わかりません。
 そもそもバランスのとれた食餌の代わりに油しか与えられなければ悪影響が出るのも当然とも言えます。したがってこの時点ではキャノーラ油の認知症への影響度はグレーゾーンです。

 キャノーラ油はリノール酸の含有量が中位なので、良くもなし悪くもなし。というところでしょうか。ちなみにキャノーラ油はサラダ油としてだけではなく、大手メーカーのマヨネーズに大豆油やコーン油とともに良く使われます。



大豆油とコーン油はマヨネーズ注意。

 大豆油もコーン油もリノール酸を多く含むと考えられます。大手のマヨネーズは、上記のキャノーラ油とともに大豆油やコーン油を使用しています。マヨネーズはその成分がほぼ油でありますからマヨラーは要注意ですね。



米油も低温圧搾方式のものを。

 熱酸化に強く揚げ物に適している米油です。リノール酸の含有量は中位。



紅花油一番だけはOK。

 リノール酸が多く含まれている紅花油ですが、実は創健社の「紅花一番」だけは例外です。「紅花一番」は品種改良された紅花でオレイン酸を多く含みます。溶剤抽出ではなく低温圧搾方式ですから安全であります。


黄色(リノール酸)が少ないほど良い



危険と言われるパーム油だけれど。

 スーパーで見かけることはありません。が実は世界で最も生産されている食物油です。



 そしてリノール酸の含有は9.1%ということでヒドロの観点でも優秀であります。また加熱安定性も良いと言われています。
(http://www.nagoya-bunri.ac.jp/information/memoir/files/2014_16.pdf)

 パーム油はマーガリンやショートニングの材料ですが、これらの水素添加トランス脂肪酸はどちらにせよ購入しません。その他、ファストフードや惣菜の揚げ油、パンやドーナツ、ポテトフライ、ケーキ、クッキー、カップ麺に使用されます。日本人は年に4kgのパーム油を摂取するとも言われています。たっぷんたっぷん。

 このパーム油は否定的な意見が数多くあります。しかし情報ソースが孫引きの情報が多く現時点では「危険」とは言い切れません。

・危険1パーム油で環境が破壊される →これは問題ではありますがでは代替えはどうするの?そもそも70億人の食料をどういう手段で地球から頂くのがベストなのか。という問題です。今回は身体に摂取していいかという観点なので対象外とします。

・危険2パーム油はトランス脂肪酸の原料 →だから〜。マーガリンとショートニングは購入しません。

・危険3パーム油にはトランス脂肪酸が含まれる →どの油でも薬剤抽出すれば高温精製過程で1%前後のトランス脂肪酸は発生します。これは仕方ない無視できる範囲と考えます。

・危険4大腸癌や糖尿病の原因になる →孫引きばかりで、残念ながら該当する論文(一次ソース)は見当たりません。もし見つかればまた考察します。

・危険5飽和脂肪酸の取りすぎになる →パーム油はオメガ油(不飽和脂肪酸)と異なり飽和脂肪酸油です。飽和脂肪酸を摂るとコレステロール増加の原因になると言われています。が、最近ではコレステロールは悪者ではない。と言われ私もそう考えています。

 従って現時点では積極的に否定する理由は見当たりません。



 次回後編につづく。



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電子レンジ3題。補足。

2018-05-19 10:57:33 | まるぞうレシピ
5月19日。中潮。月の最近日。地震への注意観察日。

 私の趣味は料理であります。それは実験であるからであります。仮説を立ててそして検証する。実験が上手くいくと、家族みんなで「美味しいね」と食事をすることができます。なかなかやり甲斐のある趣味であります。



電子レンジは中から加熱される。

さてジャガイモを茹でた時と電子レンジでチンした時の違いを実験された方がおります。

茹でたジャガイモ。

出典:主婦と科学。家庭科学総合研究所(カソウケン)ほぼ日出張所
https://www.1101.com/kasoken/2005-12-09.html


 周囲から徐々に半透明になっていくことがわかります。

レンジでチンしたジャガイモ

出典:同上

 こちらは内部から半透明になって行きます。電界の振動でお芋の内部の水分の温度が上昇していくからです。そして茹でる場合は15分かかったのが電子レンジだと2分で茹で上がっています。電子レンジは、内部の水分子の温度を直接上げているので効率が良いわけです。

 これは非常に興味深いです。内部から温めたい場合に電子レンジが有用であるわけです。また電子レンジの強度によって低温加熱の調理も可能であるということです。

 以下は、前回の電子レンジ3題のレシピについて補足です。試される方はこちらのレシピの方が良いかもしれません。



1,焼き芋

 オーブンとの比較を実験された方がおりました。私のやり方とは少し異なりますが、試されるかたはこちらのレシピが良いと思います。糖度の高い「紅はるか」「紅あずま」「紅ほのか」など「ザ・紅シリーズ」が良いようです。

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電子レンジ焼き芋の超進化を知らなくて悔しかったので検証
古賀及子

知らないあいだに、電子レンジでおいいしくさつま芋を焼く方法が有名になっていた……。

最初に1~2分電子レンジの強(600W~500W)にかけ、続いてレンジの弱(200W~300W。レンジによっては「解凍」というやつ)に10分~15分にかけるという焼き方だ。
・・・
これだけ芋! 芋! と言っておきながら知らなかった、電子レンジで上手に焼き芋を焼く方法。どうやら2012年ごろからじわじわきていたらしい。方法としては、こうだ。

1.芋を洗い、新聞紙やキッチンペーパー、ラップなどでくるむ。
(まずは洗ってすぐに新聞紙でくるんで試します)
※どんな紙で、何重にくるむのがベストかを、後ほど検証します

2.電子レンジ庫内に耐熱容器で橋を作る、耐熱の茶碗をひっくり返すなどして芋が浮くように置く。



3.レンジ強(500W~600W)で1~1.5分、弱(200W~300W)で8~15分加熱する。 時間は小ぶりで細いもの~太いもので調節。


これだけ……
20分以下で焼いた芋とは、思えない
・・・
強と弱の時間配分を変えただけでこんなにも、こんなにも違うものか。

私がゴリラだったら、ああ、こういうときにドラミングってするのかな、という驚きである。
・・・
16分焼いたレンジ焼き芋は、70分焼いたオーブン焼き芋とかわらないクオリティだったのだ。

一言でいうと、まじか、である。
まじか


まじか

・・・
出典:デイリーポータルZ
http://portal.nifty.com/kiji/141119165662_1.htm
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2,唐揚げ

 美味しい唐揚げは二度揚げる。と言われます。一回目は低温でじっくり。二回目は高温でからりと。
 この一回目を電子レンジでやったら簡単でした。二回目はカラッとさせるだけなので、油の少ない揚げ焼きでも大丈夫です。

 と思ったところ、一回目も二回目もなく油を使わずレンジだけで唐揚げができるようです。

『高速唐揚げ』まさかの電子レンジで♪ / mogoo



3,ローストビーフ

 お肉は70℃以上だとパサパサになります。このためこの温度以下で調理する「低温調理」が最近脚光を浴びています。低温調理にはお高い専用器具があるのですが、電子レンジは内側から加熱するため、焼き芋と同様に低温加熱調理に向いているのです。そしてこの低温加熱調理法だと、お安い輸入牛でも美味しく食べられます。

 そして低温調理に大切なのは殺菌のために必要な加熱時間は下記です。63℃以上であれば時間は短くても良いようです。
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55℃ 97 分
56℃ 64 分
57℃ 43 分
58℃ 28 分
59℃ 19 分
60℃ 12 分
61℃ 9分
62℃ 6分
63℃ 瞬時
出典:牛肉の真空調理、低温調理に必要な温度と時間
https://engryouri.net/cook/1103

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※上記はローストビーフ用のお肉の場合です。内臓系のお肉は充分な加熱が必要です。



 こちらも動画で作り方がありました。私は10分ほど加熱しましたが、もう少し少なくても大丈夫なようです。

『ローストビーフ』電子レンジでできる!? / mogoo


 お肉を焼くのは、焼き固めて肉汁を封じ込めるから。と良く言われますが、焼き固めても肉汁は封じ込めることはできません。以前NHKのアインシュタインの眼という番組で検証していましたが、特殊カメラで撮影すると焼かれて収縮した細胞の間から肉汁が大量にしたたり落ちておりました。
 焼くのは「メイラード反応」といって香ばしい香りを出すためであります。低温調理のお肉は最後はフライパンで表面を焼きます。レンジで作ったローストビーフも、仕上げはフライパンで焼いて香ばしい香りを出すとより美味しく頂けることでしょう。



 うむ。みんなで「美味しいね〜」と楽しめる「実験」は本当に面白いです。



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電子レンジ3題。

2018-05-14 09:02:09 | まるぞうレシピ
5月14日。地震への注意観察日。
新月週間。
人を責める癖の人→ 逆にそういう相手に頭を下げて謙虚さを実験する週間。
自分を責める癖の人→ 人の批難を深刻に受け止めずハイハイと軽く流す実験週間。




電子レンジのゆっくり加熱が使える。

 今日は久しぶりに料理についてのメモです。
 今年の冬は焼き芋に凝っておりました。サツマイモの品種改良が進み、紅あずまや紅はるかという安いのに甘いお芋が八百屋さんやスーパーで簡単に手に入るようになったからです。

 サツマイモは65℃で酵素が活性化してデンプンを麦芽に変えます。焼き芋とはいかにこの65℃を長く保つか。これが勝負になります。

 そこで使用したのが電子レンジです。電子レンジの解凍モードだと200W前後です。この解凍モードで焼き芋を作ります。

焼き芋

【材料】
サツマイモ(紅はるか、紅あずま、安納芋など)
中1本

【作り方】
1,お芋の表面を水で洗って濡れた状態でラップにくるみます。

2,レンジ200Wで30分加熱。あちあちなので10分ほど放置。

3,ラップをはずしオーブンで10分ほど加熱。温度調節ができる場合は200℃前後。オーブンがない場合はフライパンで焼いても良いと思います。水分をとばしてホクホクにするためです。

この方法だと65℃期間が長いため、スイーツのように甘い焼き芋ができました。



レンジは中から加熱されることを利用して唐揚げ。

 先日手羽元唐揚げを作りましたが、失敗しました。中まで火が通ってなかったのです。一度目は低温油でじっくりとそして二度目は高温でカラッととしたつもりでしたが、一度目の低温揚げでも不充分だったのです。
 焼き芋の経験から、一度目を電子レンジで行うことをトライしてみました。油は外から中に加熱されます。が電子レンジは外も中も同時に温まります。電磁波で水分子を振動させるわけですから。これなら中は生(なま)ということは防げるはずです。唐揚げは二度揚げが美味しいと言われますが、電子レンジを使うと一度揚げで済みます。

手羽元唐揚げ

【材料(4人分)】
手羽元8本

醤油(適量)
酒(ひとまわし)
塩(適量)
にんにく(ひとかけ)
生姜(ひとかけ)
小麦粉
片栗粉

【作り方】
1,手羽元は好みによりチューリップにする。食べやすくなるため。

2,手羽元を皿に並べて調味料をかける。お醤油は適量。全体に薄くまぶされる程度。お酒はぐるっと一回し。お塩はオマジナイ程度全体に均一に。にんにくと生姜はひとかけ程度をすりおろし。手で軽くもみこむ。

3,電子レンジ500Wで10分。ひっくり返して再び10分。手羽元の本数が少ない場合はそれにみあって時間を調節してください。
 電子レンジの扉をあけて全体に軽く煮えたかな。なんか美味しそう。というところで取り出します。表面がまだうっすら赤いようだと追加加熱。

4,皿にたまった汁は捨て、小麦粉をまぶします。水分が吸収されべとつかなくなったら、その上に片栗粉をまぶします。唐揚げのサクサクはこの片栗粉です。必ず小麦粉に水分を吸わせてべとつかなくなってから片栗粉に。

5,中華鍋に油をひきます。深さ2センチくらいでいいです。菜箸をいれて泡が勢い良くでるくらいまで加熱して、手羽元を数本入れます。だいたい鍋の半分くらいの面積程度。揚げ物は大量に入れると温度が下がりすぎてしまうので注意。
 ジャージャーと勢い良い音が出るくらいの火加減を維持。下面が美味しそうな色になったらひっくり返す。そして美味しそうな色になったらひきあげます。



中からじっくりのレンジでレアのロースト。

 これが非常に美味しくできたので、今度はローストビーフに挑戦しました。今は輸入牛は安いのですね。近所のスーパーで600gで1200円でした。

【材料】
牛のモモブロック(600g前後)

胡椒

【作り方】
1,塩コショウを適量擦り込む。


2,500Wで10〜15分くらい加熱。電子レンジだと中も同時に加熱されるから、レア状態にするには丁度良いようです。
お肉のグラム数によって電子レンジの分数を調整してください。


竹串をさして透明な肉汁が出てくれば中まで火が通っています。


3,お肉をひっくり返して10分ほどさまします。肉汁が安定するように。

4,強火のフライパンで表面に軽く焦げ目をつけます。ジュウジュウという良い香りを出すためです。


5,出来上がり〜。


私の好みでにんにくオイルで炒めた野菜と盛り付けてみました。召し上がれ〜。



 古来からの煮る焼くという調理方法は、も外側から中に火を通すやり方です。しかし電子レンジだと中から100℃以下でじっくりと調理が可能です。手間がかからないだけでなく、煮る焼くより美味しく料理できるポテンシャルがあるようです。



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