慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

日本での「天皇」の存在2(宮家・栄誉礼)

2020年12月31日 | 憲法
🌸 日本での「天皇」の存在2(宮家・栄誉礼)

「女系天皇」容認派の狙い
 ☆左派系メディアや文化人の中には、「女系天皇」容認論の者がいる
 ☆天皇とは男系男子にかぎらている
 *本来「女系天皇」という言葉はなく、近年作られた造語
 ☆歴代の天皇は男系天皇で万世一系を紡いできた
 ☆女系天皇容認派は、男系の継承が難しい点を理由に挙げる
 ☆女系天皇容認を訴える一派
 *多くは日本の歴史や皇室についての理解に乏しい
 *皇室は解体すべきと考える共産主義者のような人もいる
 *これらの人々にデュープスも加担する
 ☆国が天皇、皇室を中心にまとまる強みを削ぎたい
 *彼らはもれなく護憲派
 *護憲派と女系天皇容認派の親和性高く、真の目的が見える
 ☆彼らの動きを完全に阻止するためにも憲法改正は必要
 *即ち日本国憲法第二条の改正

⛳日本に別王朝ができる
 ☆男系男子で皇統を継ぐことを重んじるのは、万世一系が途絶えるから
 *女系天皇容認派の狙いも、この点にある
 ☆天皇が男系男子にかぎられている点
 *女性差別だという声すらあるから驚き
 ☆差別と言うなら
 *女性は天皇の血を引いていなくても皇室に入れる
 *天皇の血を引いていない男性は皇室に入れないのも差別
 ☆極端なリベラル派
 *「すべての人が天皇になれるようにすべきだ」と言い出しかねない

⛳宮家という「血のスペア」
 ☆今上天皇と上皇を除く皇族は16人で男性は2人
 ☆皇位継承問題は旧宮家の皇籍復帰で解決する
 ☆マッカーサーは当初、昭和天皇を戦犯として処刑するつもりだった
 *資源もない島国・日本がアメリカ軍を苦しめた原因
 (国民の天皇への尊崇の念が大きいとの結論)
 *日本を統治する上で皇室は必要
 *天皇を処刑すれば、日本人の徹底抗戦を恐れた
 ☆アメリカ人(GHQ)が皇室を残した要因
 *時間をかけて、皇室を弱体化させようとした
 *多くの宮家が皇籍離脱すれば、皇位継承が難しくなると考えた
 ☆旧宮家は、全て皇室の男系子孫
 *宮家を復帰させれば、皇位継承問題の危機は解消される
 ☆歴史上、宮家出身の皇族が皇位を継いだ例
 ☆宮家は「血のスペア」の役割を果たしてきた
 *皇統の断絶を危惧した新井白石、将軍に建白書を提出
 *閑院宮家が創設された
 *結果的に、閑院宮家が創設が皇室の万世一系を救った
 ☆日本歴史上どの権力者もしなかった「女系天皇」を作る
 *皇室に対する暴挙、いや日本の歴史に対する冒漬

 ☆江戸幕府の「血のスペア」
 *御三家(尾張・紀伊・水戸)
 *御三卿(田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家 )
 ☆徳川家のように「血のスペア」の設置は、皇室を守るために重要

⛳栄誉礼を受けられない天皇
 ☆天皇が日本の代表、それを世界共通の表現に置き換えるなら
 *国家元首になるという意識を、国民全体で共有すべきだ

 *イギリスの元首は、首相ではなく女王エリザベス二世
 ☆日本での元首に対する事例
 *海外から大統領・首相など高官が来日すると
 *皇居や迎賓館赤坂離宮で歓迎行事を行ないます
 *客人と同様の地位の人物がカウンターパートを務める
 (ドイツのメルケル首相なら菅義偉首相)
 (アメリカのミラー国防庁長官代行なら岸信夫防衛大臣)
 *客人が国家元首であるエリザベス女王だったら
 (天皇がカウンターパートを務める)
 ☆国賓級の客人に自衛隊が栄誉礼を捧げます
 *天皇は客人と共に栄誉礼を受けることはされない
 *トランプ大統領を迎えた時
 (今上天皇は、離れた場所から栄誉礼の模様を見ておられた)
 *理由は、国家元首の規定が曖味でから
 *こんな国は、世界で日本だけです
 *憲法の問題というより、国民の意識の問題
 ☆国民は今一度、天皇や皇室の存在を考えるべきだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』










 日本での「天皇」の存在2(宮家・栄誉礼)
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哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)

2020年12月31日 | 哲学
🌸哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)

⛳『資本論』の概論(著者マルクス)
 ☆資本主義の矛盾に対して平等な社会を築することを唱えた
 ☆マルクスの考えは社会主義
 *「労働価値説」(人間がつぎ込んだ労働の量で、商品の価値が決まる)
 *「労働価値説」を前提に、資本主義のメカニズムが論じられてる
 ☆例、工場では資本家が生産手段を提供する
 *労働者はそれを使って商品を生み出し、賃金を受け取る
 *必要な労働力は、設備投資での生産性向上でどんどん減少する
 *労働者は、結果として賃金が減らされる
 *資本家余分の生産の利益を自分のものにする
 *いわば労働力を「搾取」されている
 ☆労働という行為が、主体的から強制的に変化する
 *ますます嫌なものになっていく
 *この状態を労働から「疎外」されるという
 *次に労働そのものも単に資本家の命令の下
 *分業させられるだけで、労働からも遠ざけられてしまう

🐬『資本論』でマルクスの訴えること
 ☆この状況を抜け出すためには
 *そんな疎外状況を克服して、新たな社会を築くのが必要
 ☆マルクスの主張
 *革命を起こし、生産手段を労働者みんなの共有にする必要がある
 *生産したものはみんなで分けるという経済システムを導入が必要
 ☆マルクスの思想が今なお色あせないのは
 *私たちの多くが、資本主義社会を生きなが
 *その矛盾に抗おうとしているからであるからなのでは

⛳『プロテスタンティズムと資本主義の精神』の概要
 ☆著者、ウェーバー
 ☆西洋における資本主義の発展
 *資本主義発展は、プロテスタンテイズムの禁欲的な生活態度の産物
 ☆ウェーバーの分析
 *人はできるだけ多くの報酬を得ようと願うものではない
 *習慣としてきた生活を続け、必要なものを手に入れることを願うだけ
 ☆何が近代資本主義をもたらしたか
 *プロテスタントの一部の宗派の予定説に着目
 (予定説とは、救済されるかどうかは予め神によって決めらる考え方)
 *人々は自分が救済されるかどうか不安にかられる
 *人々は、神によって与えられた仕事に邁進する
 *人々は、救済されるはずだという確信を深めようとした
 *勤勉さによって利潤が生じる
 ☆プロテスタンテイズムの禁欲が節約する対象になる

🐬著者ウェーバーが述べる資本主義の蓄積
 ☆欲ではなく逆に禁欲の帰結として資本が蓄積された結果
 *近代資本主義が形成されていった
 *プロテスタンテイズムの倫理が、資本主義の形成をもたらした
 ☆営利欲が、商業活動を活性化し資本主義がもたらされる通説
 *否定された
 ☆逆説的ともいえる彼の理論
 *暴走する現代の資本主義を考えるうえで、示唆を与えている
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』








哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)
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岸辺露伴どんな人?どんな作品?

2020年12月31日 | ドラマ
🌸NHK総合でドラマ『岸辺露伴は動かない』3夜連続で放送される

 ☆漫画家荒木氏原作による同名漫画の実写ドラマ化される
 *『ジョジョの奇妙な冒険』(以下『ジョジョ』)
 *1986年より連載が始まった人気シリーズ
 *精神と肉体の戦いを描いたバトルアクション漫画
 *『ジョジョ』は、その後の多くの作品に影響を与えている
 ☆サスペンスやホラー要素も兼ね備えた原作シリーズ
 *単行本は100巻以上を数える

⛳ドラマ化される作品の概略
 ☆『ジョジョ』から派生したスピンオフ漫画『岸辺露伴は動かない』
 *岸辺露伴が、未知なる怪異や謎に遭遇するストーリーを描いた短編集
 ☆ドラマではシリーズ内に収録されている短編が各々放送される
 *『富豪村』(土地の所有者になるには奇妙な試験をクリアが必要)
 *『くしゃがら』(謎の使用禁止用語にまつわる騒動)
 *『D・N・A』
 (交通事故で記憶消失した男性、逆さまの言葉を喋る謎の少女が絡む)
 ☆岸辺露伴は稀代の天才漫画家
 *相手を“本”にしてその生い立ちや秘密を知る
 *書き込みを行って指示を与えるスタンドが“ヘブンズ・ドアー”を持つ

⛳岸辺露伴の個性
 ☆露伴は、極端なエゴイスト
 *レベルを上げるために一切手段を選ばないほど
 *漫画家としての熱い信念を持つキャラクターだ
 ☆露伴は、かなり無茶な行動を取ることも
 *“リアリティを追求するために蜘蛛を舐めて味を確かめる”
 *“漫画取材のために山を買い取って道路工事計画を阻止し破産する”等

⛳『岸辺露伴は動かない』における露伴
 ☆さまざまな謎や脅威と遭遇する
 *一時的に退けるだけで、元凶を倒したり根本的な問題解決までしない
 *タイトルの“動かない”の通り
 ☆『富豪村』はどのように描かれるのか?
 *成功者の大富豪ばかりが住む土地を手に入れるために
 *奇妙なマナー試験をクリアしなければならない
 *マナーは正しいか、正しくないかのどちらか
 *破るとペナルティはとてつもなく重い
 *謎が襲い掛かってくる恐怖を描いた“ペナルティ”のシーン
 (冷や汗が止まらなくなるような恐ろしい)
 ☆露伴たちにマナーの試験を課す富豪村の案内役
 *信念を持ったキャラクターが多数登場する
 *露伴の少々違った面が垣間見れる
 ☆岸辺露伴が人知を超えた事件や事象に挑む姿が面白い
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、NHKドラマ『岸辺露伴は動かない








岸辺露伴どんな人?どんな作品?
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「日本国天皇」の存在(1)(象徴・元首・歴史)

2020年12月30日 | 憲法
🌸「 日本国天皇」の存在(1)(象徴・元首・歴史)

日本の国家元首は誰?
 ☆日本国憲法では、天皇は日本国の象徴
 *〈象徴〉とは、きわめて抽象的な表現
 ☆〈象徴〉の様な曖味な表現ではなく
 *「天皇が国家元首」と明確にするべきとの意見もある
 ☆大日本帝国憲法(以下、明治憲法)
 *天皇が元首であることを明示し、その権限を明確にしている
 ☆昭和天皇は、元首の権限を行使しなかった
 *明治憲法下で「君臨すれども親裁せず」の姿勢を貫いた
 ☆戦後の日本、国家元首を明確に定めていないのは問題
 *国家元首は通常、王や大統領を指す
 ☆日本国憲法は問題だらけで、今すぐ改正しなければならない

天皇は戦前から「象徴」だった
 ☆「君臨すれども親裁せず」を貫いた昭和天皇、二回だけ親裁した

 ☆最初の親裁は、二・二六事件
 *陸軍の青年将校が、東京の中心部を占拠した
 *青年将校たちは腐敗する政党・財閥・重臣らを取り除くことを求める
 *天皇親政を掲げます
 *兇暴の将校達の速やかな鎮圧軍部にを命じた
 ☆二度目の親裁は、終戦前の御前会議
 *「ポツダム宣言」の諾否をめぐっての御前会議
 *「ポツダム宣言」受諾は天皇は戦犯として処刑される可能性もあった
 *「ポツダム宣言」をめぐり、会議は完全に膠着状態になった
 *司会の鈴木貫太郎首相
 (陛下の思し召しをお伺いして、意見をまとめたいと発言)
 *天皇は言った「自分は外務大臣の意見に賛成である」
 *日本の敗戦が決まった瞬間であった

⛳大御心と大御宝
 ☆古代で、天皇は絶対的な権力者でした
 *国民の富を収奪するというより、国民に寄り添う存在
 ☆共産主義国家や独裁国家
 *国家元首がいかに慈悲深く愛に沿れた存在であるか
 *国家がテレビ、ラジオ、映画、新聞などで大々的に喧伝する
 *そうしないと国家体制が維持できないから
 ☆神話の時代から
 *天皇は民を「大御宝(国の宝)」と呼ぶ
 *そんな天皇の心を「大御心」と言う
 ☆このような関係性、世界で日本だけなのでは

⛳日本史における天皇
 ☆天皇の絶対的権力は平安時代に失われていく
 *藤原家⇒平家⇒源氏⇒足利家⇒徳川家
 *源氏が、鎌倉に武家政権である鎌倉幕府を開く
 *足利家が、京都に室町幕府く
 *戦国時代を経て、徳川家が実権を握る
 ☆天皇は約800年間、政治的には実権を失っていた
 ☆天皇が政治的な権力を失っていた時代の天皇の存在
 *武家政権の「権力」、天皇は「権威」だった
 *日本人にとり、天皇は呪術的(畏れ多い)存在
 *天皇は祭祀を司る王で、権力者の誰も天皇を弑することはなかった
 ☆ヨーロッパ・中国大陸でも、権力の座から滑り落ちた者の末路は悲惨
 *権力者から一族は皆殺しにされるか追放される
 *日本では、そのようなことは一度も起きていない
 ☆天皇は「畏れ多い」という思い
 *昔はすべての日本人が持っていた
 ☆幕府を開いた将軍たち
 *天皇を廃して自分が絶対的権力者になろうとしていない
 ☆天皇家は神聖にして侵してはならない存在
 *それを、あらゆる時代の権力者が理解していた
                      (敬称略)
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⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』






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『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月30日 | 文学
🌸『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)

   ☆折口信夫による幻想小説
 *当麻曼荼羅縁起・中将姫伝説に想を得て書かれた
 ☆古代を舞台に魂と人の神秘的な交感を描く
 ☆小説の技法で古代の「他界身信仰」を巧みに描いた
 ☆著者、折口信夫

⛳『死者の書』著者折口信夫のプロフィール
 ☆舞台は東大寺大仏開眼当時の奈良
 ☆大津皇子が闇の中で目覚める描写から始まる
 ☆当麻曼茶羅の中将姫の伝説をモチーフしている
 *藤原南家の姫と、眠る死者大津皇子の魂
 *二人の神秘的な交感が描かれた幻想的な小説
 ☆折口は「まれびと」論で知られる民俗学者
 *柳田國男と双璧をなす存在
 ☆折口、「生と死」「神と人」「この世とかの世界」
 *それらを結ぶ「まれびと」の世界観
 ☆折口が深い憧憬を抱き続けた友人の死
 *日中戦争が始まり、翌年に国家総動員法が発令される
 *教え子たちが次々と出征していく状況
 ☆そんな状況の中で折口は、『死者の書』書いた
 *折口は大阪で生まれ二上・当麻・大和を徘徊した経験
 *折口が考究してきた古代の他界身信仰の集大成

⛳『死者の書』で著者折口が述べていること
 ☆他界身信仰とは
 *古代人は自分と別種の存在として認識してない
 (植物や動物、石や光まで)
 *他界に生まれ変わった、自分の他界神として感受する信仰
 ☆『死者の書』読む場合、幻想的で抒情に満ちた世界を
 *自分の五感を総動員して楽しみたい
 *一見、整合性がなさそうにも思われた物語
 ☆人と万物が溶け合う「生」と「死」の世界が紡ぎ出る
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』








『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)
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誤嚥性肺炎で1日100人以上死亡

2020年12月30日 | 医療
🌸誤嚥性肺炎誘発する「喉の老化」を防げ

 ☆誤嚥性肺炎は、10年後1日300人以上亡くなる疾患へ
 ☆誤嚥性肺炎は1度発症すると、何度も繰り返す
 *免疫力を低下させ命を奪ってしまう
 ☆誤嚥性肺炎は、高齢者社会ならではの疾患
 ☆予防し対抗する方法はあり、要は実行することだ

⛳睡眠中にも誤嚥の危険がある
 ☆誤嚥性肺炎で年間の死者数は約4万人で死因の6位
 ☆誤嚥性肺炎とは
 *一般に食べ物が喉を通るときに、肺に通じる気管の蓋が閉まる
 *老化により蓋がきちんと閉まらず隙間から食べ物が気管に落ちる
 *食物と伴に菌が肺に入り、炎症を起し自然治癒は難しい
 ☆若いときには食べ物が間違って気管に入っても
 *咳反射や気道にある線毛の作用で
 *異物が肺まで到達するのを防いでいる
 *老化とともに防御機能も衰えてくる
 ☆誤嚥が起こるのは食事中だけではない
 *睡眠中に唾液や胃酸が少しずつ気管に入る誤嚥もある
 *夜中に咳で目が覚めたり、起床時に痰がらみが増えるケース
 *就寝中の唾液誤嚥の可能性を疑うのも必要

朗読したり歌ったりが予防に
 ☆「ゴックンテスト」呼吸器専門医・大谷氏が提唱
 *水をひと口飲んで口の中を湿らせる、唾液をゴックンと飲み込む
 *30秒間で何回、口に唾液を溜めて飲み込めるかを数える
 *5回以下では誤嚥性肺炎のリスクが高い(年齢により異なる)
 ☆誤嚥防止に効果的なトレーニング
 ①飲み込む力を高める喉の筋トレ「ゴックン体操」
 *「ゴックンテスト」と同じ動きをゆっくり行う
 ②唾液の分泌を増やす耳下腺の刺激
 *耳の手前に指を数本当て、前方へやさしく撫でる
 ③咳反射をスムーズに行えるようにする呼吸筋の筋トレ
 *タオルを両手で持って行うストレッチ
 ☆朗読したリテレビに合わせて歌うなども効果ある

口腔ケアで国内細菌を減らす
 ☆食事の取り方での予防法
 ①背筋を伸ばした良い姿勢で食事をする
 ②食事はゆっくり食べる
 ③食物にトロミをつける
 ④食後30分は横にならない 等
 ☆食後だけでなく寝る前に歯磨きをする
                      (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS12月』


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『THEMIS12月』記事より画像引用)
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この国はどうやって守られてきたか(3)(租借地&技術&軍事力)

2020年12月29日 | 憲法
🌸この国はどうやって守られてきたか(3)

軍事大国からの転落と思考停止
 ☆鎖国で日本は「一国平和主義」の泰平の眠りについていた頃
 ☆ヨーロッパ諸国は有色人種の国々を次々と植民地にしていく
 ☆ヨーロッパ諸国の植民地化
 *「租借」を要求され、これを受け入れる
 *租借とは、他国の領土を借用すること
 *独占的・排他的特権を有し、領土割譲を意味する
 ☆イギリスで起こった産業革命はヨーロッパ各国に広まる
 ☆日本は鎖国で、技術発展へのインセンティブを失う
 *日本は、技術の停滞を招き「平和ボケ」の時代となる
 *享楽的な化政文化を謳歌するなかヨーロッパの手が迫ってきた
 ☆日本のかっての軍事大国は消滅した
 *日本の軍事力は西洋の軍事力に劣る
 *幕府はその現実と深刻さに気づいていなかった
 ☆イギリスの軍艦「フェートン号事件」
 *長崎湾内に侵入しオランダ商館員を拉致
 *長崎奉行に薪、水、食糧などを要求する
 *長崎奉行は彼らの要求を受け入れぎるを得なかった
 *事件後、長崎奉行は切腹、湾内警備を担当者も切腹
 ☆ロシア軍艦「ゴローニン事件」
 *北海道の国後島に上陸したロシア軍艦の艦長ゴローニン
 *松前奉行が捕縛、監禁した
 *ロシアは、報復として商人高田屋嘉兵衛を抑留する
 ☆オランダ国王は幕府に親書を送り、開国を勧告する
 *幕閣たちは開国を拒絶し祖法の「鎖国」を守ることでした
 ☆アメリカ東インド艦隊ペリー浦賀に来航
 *開国を強く要求したが、ペリーに意思表示をすることができず
 *筆者は、ここにも言霊主義を見る
 ☆尖閣諸島沖に大挙する中国船の”監視″を続ける、現在の日本と似ている

高杉晋作が阻止した租借地
 ☆日本は平穏な時代が続くと「平和ボケ」に陥る
 *防衛意識なども消え、「平和はずっと続くもの」と思い込む
 *国内の自分たちの生活と繁栄だけに捉われる
 ☆「生麦事件」から薩英戦争に発展
 *イギリスは報復として艦隊を派遣し薩摩藩を砲撃した
 *薩摩藩は、イギリスの軍艦を大破させるなど善戦した
 *死傷者はイギリス軍のほうが多かった
 *欧米諸国は薩摩藩の強さに驚いた
 ☆幕府は朝廷の意を受けて、攘夷の決行を諸藩に命じる
 ☆長州藩の攘夷活動(下関戦争)
 *アメリカ商船、フランスとオランダの軍艦も砲撃した
 *アメリカ軍艦が長州藩の軍艦を撃沈、下関砲台にも打撃を与えた
 *イギリス・フランス・オランダ・アメリカの四国連合艦隊
 *下関砲台を攻撃し、長州藩は4日で砲台を占拠されるなど惨敗
 ☆薩摩・長州藩も欧米と戦ったことで攘夷が不可能であることを悟る
 ☆敗北した長州藩の講和交渉
 *下関砲台の撤去等、イギリスからの要求をほぼ全面的に呑まされた
 *長州藩、彦島の租借については拒絶する
 *交渉を担当した高杉晋作は断固拒否した
 ☆現在の政治家に、中国と揉める経済的な打撃を受けるなら
 *尖閣くらいなら譲ってもいいではないかと言う馬鹿者がいる
 ☆高杉や自洲が聞いたら、なんと言うでしょうか

欧米の技術を学び、導入した三人の「お殿様」
 ☆佐賀藩主の鍋島直正
 *直正は藩政改革を行ない、藩校を拡充して優勢な人材を育成した
 *日本で最初に実用反射炉を作った
 *イギリスから輸入していたアームストロング砲を鋳造する
 ☆直正が欧米の技術導入に力を入れたのは
 *フェートン号事件で味わった屈辱から
 *軍事力がないからイギリスの軍艦にあしらわれ藩の家老が切腹した
 *対抗するには、近代的な科学技術が必要と考えた
 ☆薩摩藩主の島津斉彬
 *斉彬もまた、欧米の技術に衝撃を受けて近代化を目指す
 *薩摩藩は、日本初の蒸気船・雲行丸を建造した
 *アメリカで生活を送った中浜万次郎の知識をもとに作成した
 ☆宇和島藩主の伊達宗城
 *宗城は、小型の蒸気船を作り上げる

技術は国を救う
 ☆鍋島直正、島津斉彬、伊達宗城3人のお殿様
 *新技術だから取り入れたわけではない
 *作らないと、他国に侵略される危機感があったから
 ☆明治に入ると、日本は驚異的なスピードで近代化を達成した
 ☆新政府ができても、武力と技術がなければ
 *日本は植民地になるか、海岸沿いを租借地とされていた
 ☆技術が国を救った
 *先人たちは命懸けでこの国を守ってきました
 *先人から受け継いだこの国を守り、次代に託すために
 *私たちは迫る危機から目を背けてはいけません
 *祈りさえすれば危機は去り、平和が訪れるなどと思わないように
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』









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『人間の条件』23(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月29日 | 哲学
🌸『人間の条件』23(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆人間とは条件づけられた存在
 ☆現代社会の危機を予見していた名著
 ☆他者と対話する「活動」の重要性を説く

 ☆著者ハンナ・アーレント

⛳『人間の条件』著者、アーレントプロフィール
 ☆20世紀を代表する女性哲学者アーレント
 *ドイツのユダヤ人家庭に生まれた
 *ナチス政権の迫害を逃れてドイツからフランスに亡命
 *パリ陥落でアメリカに亡命
 ☆アメリカで政治思想に関する執筆活動を本格的に始めた
 ☆ユダヤ人虐殺という負の歴史を真正面から検証した成果
 *『全体主義の起源』『人間の条件』が出版された
 ☆アーレントは、プリンストン大学の教授に迎えられた
 *コロンビア大学、シカゴ大学でも教壇に立った

⛳『人間の条件』の概略
 ☆アーレントは「人間とは条件づけられた存在」と定義する
 ☆人間を条件づける環境に対処する活動力
 *「労働」「仕事」「活動」から考察できると主張
 (現代では、「労働」と「仕事」は同義語)
 ☆「労働」とは
 *耐久性のない消費物しか生み出す
 *社会に痕跡を残すことができない
 ☆「仕事」とは
 *人間の生命を超えて長く存続するものを創出する
 ☆「活動」とは
 *モノや事柄の介入なしに直接、人と人の間で行われる
 *言葉を使って他者に働きかける行為を意味する
 ☆人間の生活を「公的領域」と「私的領域」の2つに分類
 *「公的領域」では「活動」が優先される
 *「私的領域」は「労働」に支配される
 ☆アーレントによれば
 *古代のギリシアでは「活動」が重視され「公的領域」が広く存在してた
 *近代になると、短期的な経済的利益と大量消費を生む
 *「労働」ばかりを優先する社会に変容していった
 *「私的領域」が国家規模にまで肥大化
 *「公的領域」が失われていつた過程を考察する
 ☆アーレントが抱く現代社会に対する危機意識を読者に伝えてる
 *他者と対話する「活動」の重要性を説いた
 ☆異質なものを認めず分断が進む現代を予見したような考察は見事
                  (敬称略)
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⛳出典、『世界の古典』




『人間の条件』23(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)
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裁判の被告・証人で緊張&動揺しない方法

2020年12月29日 | 司法
🌸検察とマスコミは連携する

 ☆訴訟社会が到来し、日本は欧米なみの訴訟社会になるとみてよい
 *検事や弁護士の厳しく巧妙な追及に怯んではならない
 ☆司法取引を含む裁判の被告や証人になる機会が増えるだろう

反対尋問の証言は苦渋に満ち
 ☆政治家や経営者の不祥事や醜聞がマスコミで報じられる
 *周辺から新しいマイナス情報が流出することが多い
 *それを証明した伊藤健太郎ひき逃げ事件
 *伊藤健太郎の再起は茨の道である

 ☆ゴーン氏は、日産を立て直しカリスマ経営者と絶賛された
 *彼が報酬過少記載疑惑で逮捕された途端
 *実は守銭奴だったなどの批判が噴出した
 ☆元室長の証言
 *司法取引に応じて元上司の犯罪を実証するという後ろめたさからか
 *動揺と苦渋に満ちていた
 *上司ゴーン、ケリー両被告への尊敬をにじませた発言もあった
 ☆検察は元室長に対し
 *罪を軽減させて貰う取引に応じただけ
 *迎合した証言をしてはいないか等
 *立場や心境をおもんばかった尋問をしていた
 *もちろん元室長は否定した
 ☆ケリー被告の弁護団から
 *司法取引にみる証言への不信感を強調する反対尋問が始まった
 ☆元室長の反対尋問への発言
 *コーンさんの指示に従って動いた
 *ケリーさんとも相談したなどと証言した
 *弁護団は元室長の証言が信用できないと追及する構えを崩していない
 ☆ゴーン事件における司法取引に応じた元室長の証言
 *緊張と動揺に襲われている様子が手に取るようにわかる
 *これは裁判で被告になったり、重要な証人になって
 *検事や弁護士から厳しい尋間を経験した人でなければわからない

調書は納得するまで訂正する
 ☆週刊誌の編集長時代の経験から論じる
 *検事調書、簡単に署名したり検事に任せてしまってはいけない
 *検事調書は丹念に点検し納得できるまで訂正や加筆させることである
 ☆誘導尋問も多い
 *検事は、かまを掛けたのだが、そんな例はごまんとある
 ☆黒川弘務氏事件
 *検察幹部とマスコミの癒着を示すものだと批判が集中した
 *筆者も、黒川事件を知ったとき
 *改めて検察がマスコミとの関係を重視していたことを思い出した

尋問には起立したはま答えたい
 ☆日産元秘書室長に対し
 *ケリー被告の弁護団は証言の信用性を崩そうと厳しい追及をしてる
 ☆被告や証人の宣誓が終わると
 *裁判長は「お座りください」とすすめる
 *これが強い圧力を与えられることになる
 ☆リクルート事件のとき
 *弁護士が座っている筆者の所に近寄ってくる
 *斜め上から尋問してくるのである
 *さらに顔をのぞき見るような仕草までした
 ☆筆者は尋問の体験でのアドバイス
 *被告や証人として臨んだときは立ったまま答える
 *これなら検事や弁護人と同じ目線で応答できる
 *尋問に答えていると、緊張で喉が渇く
 *結果、声が小さくなったりして焦ることになる
 *筆者は、水で浸した脱脂綿をポケットに忍ばせた
 ☆正直に生活している国民
 *事件の当事者になったり法廷で証言するようなこと
 *一生に一度あるかないかである
 *緊張や動揺は当たり前である
 ☆検事や弁護人はそれに乗じて
 *自分たちに有利な証言や証拠を掴もうとする
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『THEMIS12月』



裁判の被告・証人で緊張&動揺しない方法
(ネットより画像引用)
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The New York Times 29December News

2020年12月29日 | 英語練習
🌸New York Will Ban Most Evictions 
as Tenants Struggle to Pay Rent

The Legislature, addressing the hardship 
caused by the pandemic, 
is convening an unusual special session 
between Christmas and New Year’s 
to pass the measure.
(禁止)(立ち退き)(議会)(法案)

⛳今日のセンテン5
 *rather you than me
 *I have always used the bus.
 *I used to speak French.
   *Jun has been in Japan for--.
   *Is that right ?
  
⛳5分間英語:日本の旅(奈良公園)

⛳What happened yesterday.
  Nothing special.

⛳Cram school homework
  Nothing special.

★I am inspired by the Chinese.
★I will write a blog for my own study every day
 in English.
★There are many uncorrected sentences and mistakes.
 Please forgive me.
★I think there is an unknown point in description
 because I have no knowledge.
★If you wont to know details, please check
 the source of articles, programs and images.
★Source: The New York Times.


Image citation from the New York Times article etc
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この国はどうやって守られてきたか(2)(元寇・軍備・鎖国)

2020年12月28日 | 憲法
🌸この国はどうやって守られてきたか(2)(元寇・軍備・鎖国)

⛳朝廷は史上最大の艦隊が来ても祈るだけ、武士が国を守った
 ☆文永の役で撤退した元が再度襲来することは明らか
 *時宗は先手を打つべく、高麗攻撃を計画します
 *出兵準備を進めたが、最終的には中止している
 *博多湾の石塁建設に多額の出費と人員を要したと推定される
 ☆フビライは日本に使節団を送り込んできた
 *時宗は、彼ら全員を斬首に処します
 *使節団は日本の地形、水路、国力などを調べる偵察隊
 *使節団に重大な情報を持ち帰らせるわけにはいかない
 ☆フビライは、再び日本に使節団を送ってきた
 *時宗はこの時も彼ら全員を斬首している

⛳元寇、弘安の役
 ☆元軍と高麗軍の兵士4万人を乗せた900艘の軍船
 *朝鮮半島南部の合浦を出港(東路軍)
 ☆旧南宋軍を中心とした約10万人の兵士を乗せた軍船3500艘
 *大陸の慶元を出港(江南軍)
 ☆日本全土を本気で占領しようと考えていた
 ☆鎌倉幕府は御家人だけでなく、非御家人にも出動を命じた
 ☆日本は国家の命運をかけた弘安の役に突入する
 ☆東路軍は対馬を襲ったあと、博多上陸を試みた
 *日本側は石塁を築いており、武士団が激しく攻撃し上陸できず
 *東路軍は、志賀島を占拠し停泊地とする
 *日本の武士団は、夜襲をかけ勝利する
 *東路軍は連日の敗戦で疲弊し疫病も蔓延、3千人↑の死者を出した
 ☆江南軍が到着し、平戸島一帯に停泊する
 *武士団は壱岐島の東路軍に総攻撃を敢行
 *激戦の末に撤退させる
 ☆江南軍と東路軍が合流する
 *武士団は小舟から敵船に乗り移り、斬り込みをかける
 *襲撃に恐れをなした元・高麗・南宋連合軍
 *船同士を鎖で繋いで砦のようにした
 *夜半、九州北部を台風が襲う
 *連合軍の船の大半は沈没あるいは損壊
 *武士団は攻撃の手をゆるめず、掃討戦をしかける
 *蒙古人と高麗人は皆殺し、南宋人は捕虜にした
 ☆連合軍を襲った台風は後世「神風」と呼ばれた
 * 一種の神風信仰が広まる
 *しかし、台風が来なくても、日本は勝利していた
 *連合軍は武士団に苦戦し九州に上陸できなかった
 ☆神風信仰は朝廷や貴族たちが広めた
 *元寇の際、朝廷は祈祷を行なうだけ
 *武士の奮戦ではなく祈りで救われたとすれば
 *朝廷の権威が高まるから

⛳鉄砲という抑止力
 ☆ヨーロッパの国々は、世界のほとんどを植民地化していく
 ☆日本は、ヨーロッパの大国との対峙が避けら れない時代
 ☆日本人とヨーロッパ人の最初の出会い
 *種子島に漂着した中国船に乗っていた二人のポルトガル人
 *領主・種子島時尭は鉄砲に注目し、二丁購入している
 ☆時尭のすごいところは、鉄砲の購入で終わっていない
 *刀鍛冶に命じる数十丁も作らせた
 ☆その後、鉄砲は堺・紀伊根来・雑賀などでも製造される
 *瞬く間に新技術を吸収して量産化に成功した
 ☆スペインは日本を占領しようと考えていた
 *キリスト教の宣教師を送り込み、その国の文化や宗教観を破壊する
 *国力を弱体化させたところで、軍隊を派遣し、軍事占領する
 ☆南アメリカや東南アジアの多くの国々
 *そのような手順で、ヨーロッパの植民地となった
 ☆日本では、それがうまく行かなかった理由
 *理由の一つは、日本の鉄砲保有数
 *戦国時代末期の日本の鉄砲保有数は世界一

 ☆イエズス会宣教師
 *本国イタリアヘの報告で日本人の好戦性に触れ
 *軍事費との比較からも日本の征服は不可能であると述べている
 ☆当時の日本は、明確な兵農分離は行なわれていない
 *武士だけでなく、僧侶も農民も武装していた
 ☆成人男性の大半が刀を持っていのも戦争の抑止力
 *武力は、相手を打ち負かすだけでなく
 *相手に強いと思わせることも抑止になる
 ☆世界の大半を支配したヨーロッパの列強も手出しができなかった

日本は、鎖国ができるくらい強かった
 ☆江戸幕府は、全国に「禁教令(キリスト教禁止令)」を発令
 *一部の土地が教会に寄進されていたことなどを重く見た
 *教会領ということはローマ教皇のもの
 *幕府の権力がおよばない治外法権の地である
 ☆島原の乱が起こる
 *乱の先導者たちには、キリスト教徒が多かった
 *幕府はキリスト教をはじめとする宗教管理を強める
 ☆キリスト教は入れたくないが、貿易の利は欲しい
 *それがうまくいかないことを悟った幕府
 *「鎖国令」をだし、最後の鎖国令でポルトガル船の来航を禁上した
 *オランダと中国以外の入国を禁じた
 ☆スペイン・ポルトガル等ヨーロッパの国々がそれに従った理由
 *貿易の利が欲しいのは日本だけでなく他の国々も同様
 *彼らが、日本の鎖国を受け入れたのは、日本が強国だったから
 ☆日本が鉄砲を持たず、武装していなかったら
 *他国は鎖国令に従わず自由に出入りしたことでしょう
 ☆日本は、結果として他国からの侵略をいっさい受けなかった
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』













この国はどうやって守られてきたか(2)(元寇・軍備・鎖国)
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鉄血(兵器&兵隊)宰相ドイツのビスマルク

2020年12月28日 | 歴史上の人物
🌸鉄血(兵器&兵隊)宰相ドイツのビスマルク

 ☆ビスマルクは、プロイセン(ドイツ)の政治家、貴族
 ☆ビスマルクがいたプロイセン王国は、多くの国の連合体
 *19世紀以前までドイツ国家は存在せず
 ☆ビスマルクは、オーストリアやフランスに戦争で勝利
 *ビスマルクは、19世紀から、ヨーロッパの勢力図を一変させた
 *プロイセン王国首相⇒北ドイツ連邦首相⇒ドイツ帝国首相へと
 ☆ドイツ統一の中心人物で「鉄血宰相」の異名を持つ
 *武力、外交で巧みに勝利を重ねドイツを統一した
 ☆破天荒な性格と繊細な計算が同居するビスマルク

⛳ビスマルクの履歴
 ☆プロイセン東部の地主貴族ユンカーの出身
 ☆代議士・外交官
 ☆プロイセン国王ヴィルヘルム1世から、プロイセン首相に任命された
 ☆軍制改革を断行してドイツ統一戦争に乗り出した
 ☆プロイセン王国とオーストリア帝国 の戦争の勝利
 *北ドイツ連邦を樹立
 ☆プロイセン王国とオーストリア帝国で戦争の勝利
 *南ドイツ諸国も取り込みドイツ帝国を樹立した
 ☆19世紀後半のヨーロッパを「ビスマルク体制」で構築した

ビスマルクと岩倉使節団との交流
 ☆岩倉使節団がビスマルクから夕食会に招かれた
 ☆席上ビスマルクは述べた
 *貴国と我が国は同じ境遇にある
 *私は三度戦争を起こしたが、好戦者ではなくドイツ統一のため
 *貴国の戊辰戦争と同じ性質のもの
 *英仏露による植民地獲得戦争とは同列にしないで欲しい
 *私は欧州内外を問わずこれ以上の領土拡大に興味を持っていない
 *貴国に対して、現在世界各国は親睦礼儀をもって交流している
 *それは表面上のことで、内面では弱肉強食が実情である
 *万国公法は、列国の権利を保存する不変の法という
 *大国は利があれば公法を守るだろう
 *不利とみれば公法に代わって武力を用いる
 *英仏は世界各地の植民地を貪り、諸国はそれに苦しんでいる
 ☆ビスマルクの日本に対する助言
 *我々は数十年かけ、列強と対等外交ができる地位を得た
 *貴方がたも万国公法を気にするより、富国強兵を行い
 *独立を全うすることを考えるべきだ
 *さもなければ植民地化の波に飲み込まれる

岩倉使節団&日本の政治家の反応
 ☆小国プロイセンを大国ドイツにしたビスマルクの率直な言葉
 *使節団に深い印象を残した
 ☆欧州各国は不平等条約の改正に応じる条件として
 *日本に万国公法に沿った法整備を行うよう外圧をかけていた
 ☆ビスマルクだけがそれを否定する発言を使節団に行った
 ☆大久保利通はビスマルクに強い感銘を受けた
 *富国強兵・殖産興業を推し進めることが必要だと確信した
 ☆伊藤博文も日頃からビスマルクを尊敬
 *ビスマルクを真似て葉巻をくゆらせていた
 *伊藤は「日本のビスマルク」と呼ばれていた
 ☆山県有朋もビスマルクに親近感をもつ
 *「日本のビスマルク」をもって自認した
                  (敬称略)
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⛳出典、NHK『ザ・プロファイラー』、WIKIPEDIA


















鉄血(兵器&兵隊)宰相ドイツのビスマルク
『ザ・プロファイラー』テレビ画面より画像引用)
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中国には進んで協力も

2020年12月28日 | 反日(朝日新聞他Medea)
🌸自衛隊を敵視した学術会議の「独善」斬る

 ☆学術会議、基礎研究も軍事に関連すると拒否する
 ☆学術会議、自衛官の大学院進学も許可しなかった
 ☆戦後体制の「炙り出し」と学術界の立て直しを図ることが必要

⛳GHQの日本占領政策の残滓
 ☆日本学術会議、連日報じられている
 *期待したいのは「炙り出し」効果
 ☆野党が俎上に乗せれば乗せるほど同組織の問題点が明らかになる
 *日本にとって必要なことだ
 ☆学術会議が「占領政策の残滓」であるのを日本人に知ってもらいたい
 ☆同会議はGHQが占領政策を進める中で発足した
 *占領下の日本では軍事に関わるもの
 *転用できそうな技術も全て禁じられた
 *それがそのまま同会議の理念にある
 ☆学術界には「学問の自由」が免罪符のように立ちはだかる
 *国立大学でも調査・介入は困難だった
 *所管の経産省・文科省は、事実上タッチできなかった
 (北朝鮮への制裁、対中国規制にも抜け穴が?)

⛳民生技術と軍事技術は不可分
 ☆国民の税金が国立大学でどのような研究に使われているのか
 *国の発展に結びつけると同時に社会に貢献してもらう
 *至極当然の考え方である
 ☆あらゆる大学では、中国など留学生の割合が大きい
 *日本には報告の制度はなくどれほどの大学が金銭を受け取り
 *共同研究を現在も進行しているのか分からないのが実態
 ☆学術界の「国益に反する学問の自由」を是正
 *日本の国力を向上させるに力を合わせるのが時代の要請だ
 ☆学術会議は「第2次大戦中に研究者が戦争に関与した反省から」と
 ☆防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」事実上拒否する声明
 *防衛装備庁の制度とは
 (将来的に防衛分野での活用を期待できる基礎研究を支援するもの)
 *学術会議がタブー視する「軍事研究」と同義とは思えない
 ☆現代の時代、民生技術と軍事技術の区別
 *できなくなってきていることは常識
 *何をもって「軍事技術」に棲み分けするか分からない

学術会議自身が「学問の自由」を奪った
 ☆研究室の当事者たちは、学術会議の圧力に委縮する
 *日本の安全保障に資するかもしれない資金は辞退する
 *一方で、中国からの協力は得ることができる
 *中国との共同研究は盛んに行っている
 *反日行為以外の何ものでもない
 ☆学者たちによる陰湿な「いじめ」の歴史
 *自衛隊が、職務上の必要から隊員を大学院に進学させることがある
 *受験の辞退を大学院側から求められた事例もある
 (願書の返送事例、7年間で延べ約50人)
 *以後、自衛隊トラブルが予想される大学には出願を控えている
 ☆東大は近年まで自衛官との理由で試験も受けさせなかった
 *一方で多くの中国人留学生は受け入れている
 ☆元自衛官の大学教授は論文発表の際に
 *「軍事研究でない」旨の承認を得る必要があったという
 *自衛隊に対する失礼な態度は果れるばかりだ
                  (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS12月号』


中国には進んで協力も
『THEMIS12月号』記事より画像引用)
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この国はどうやって守られてきたか(1)(白村江、元寇他)

2020年12月27日 | 憲法
🌸この国はどうやって守られてきたか1(白村江、元寇他)

⛳最初の国家危機
 ☆日本は島国で大陸国家と違い、異民族との戦いはなかった
 ☆国を脅かす外敵からの危機もあった
 ☆最初の危機は、飛鳥時代の白村江の戦い
 *日本は大国・唐の脅威に直面していた
 *唐は軍事力で、朝鮮半島の新羅と同盟し百済を減ぼした
 *日本は百済再興を目的に、5千人の兵士を送り込む
 *白村江の海戦で唐・新羅連合軍に大敗した
 *日本が百済のために派遣した兵士の数は累計約2万7千人
 *日本が百済に大量の兵士を送った理由
 (百済は日本の植民地に近い存在だったのかも)
 ☆白村江の戦いのあと
 *日本は唐・新羅の侵攻を恐れ、九州に水城や朝鮮式山城を築く
 *防衛政策を誤れば国も民族も滅亡しかねません
 *斉明・天智天皇は国の守りを考えこのような措置を取った
 ☆白村江の戦いでの大伴部博麻(はかま)
 *唐軍に捕らえられ、長安に送られた
 *唐の日本に侵攻計画を知った博麻
 *遣隋使を通して朝廷に唐の計画を伝えた
 *唐に残された博麻は奴隷として暮らした
 ☆持統天皇は、博麻の国を思う心と行動に感動した
 *史上唯一の勅語を与えた
 *一兵士の博麻が「愛国」の精神を持っていたことに驚く

侵略者を撃退しても、評価せず
 ☆平安時代になると国内の政情は安定する
 ☆遣唐使を廃上して以降、国外の情報が入ってこなくなる
 ☆国全体が「平和ボケ」の時代に入る
 ☆「刀伊の入寇」事件
 *約50艘余りの賊船が北九州などを襲う
 *老人や子供を殺して農作物を奪った
 *刀伊とは、高麗が蛮族とした女真族
 *刀伊を撃退したのは藤原隆家(叔父の道長と折り合いが悪い)
 *朝廷では、ほとんど恩賞を与えませんでした
 ☆侵略者を撃退した英雄に対し低い評価で

⛳死刑廃止の裏で
 ☆朝廷と貴族は治安維持には無力で、武士に任せきり
 ☆藤原隆家の評価からもわかるように、兵士に高い地位を与えない
 ☆朝廷と貴族は戦争を「穢れ」として忌み嫌う
 ☆平安時代は刑罰としての死刑を廃止していた
 *太政官たちは、死刑を宣告すると身が「穢れる」と考えた
 *死刑に処された者が怨霊となって祟ることも恐れた
 ☆平和だった平安時代も、末期になると治安は悪化してた
 *都では盗賊が増え殺人事件も少なくありませんでした
 *朝廷は犯人を捕まえても死刑にせず、都から追放する処分
 *地方では罪人たちは普通に処刑されていた
 ☆朝廷や貴族たちは嫌なものが目に入らないようにしていただけ

⛳最強国に狙われた日本
 ☆平安時代が終わると鎌倉幕府の誕生は日本にとって幸運でした
 ☆元寇
 *ニ度にわたって襲来した元に対して武士団
 *武士団は、死力を尽くして戦い、この国を守った
 *平安 時代が続いていたら、日本は元の領土の可能性が高かっ
 ☆チンギス・ハンが建国したモンゴル帝国
 *モンゴル帝国は西夏や金を滅ぼす
 *ロシア、ペルシャに侵攻して手中に収める
 *ドイツ・ポーランド連合軍を破りユーラシア大陸の大半を支配する
 ☆チンギス・ハンの孫であるフビライ・ハン
 *日本を支配下に置こうとしました
 *高麗の使者を介して、武力制圧を仄めかす国書を送りつける
 ☆外交の権限を持っていた朝廷、対応わからず、右往左往するだけ
 ☆執権職、北条時宗は、元とは交渉しないことを決断
 *元は何度も使者を派遣し時宗は黙殺し続ける
 *時宗の国を預かる宰相としての覚悟が見て取れる
 ☆フビライは元と、征服した高麗との連合軍を送り込んできた
 *その数、約二万人、文永の役の始まりです
 *元・高麗軍は対馬、壱岐島の順に侵攻して多くの島民を虐殺
 *捕虜とした女性たちの掌に穴を開け
 *そこに縄を通して船縁に吊したと伝わっている
 *元・高麗軍は九州の博多に上陸する
 ☆九州の御家人たちは勇敢に立ち向かう
 *御家人は、元・高麗軍にかなりの損害を与えている
 *元・高麗軍の軍船は突如、海上に撤退する

 *御家人たちの反撃で大きな損害を被ったから
 *海上に引き上げた元・高麗軍の船の多くが沈没した
 *帰還中に、大きな時化に巻き込まれた可能性が高い
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『十二支考』22(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月27日 | 文学
🌸『十二支考』21(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆科学から神話まで見据えた「巨人」のづ遺筆
 ☆民族学のフィルターを通して執筆された
 ☆『十二支考』は、十二支の動物についての”熊楠流”エッセイ
 ☆著者、南方熊南

⛳『十二支考』著者、南方熊南のプロフィール
 ☆南方熊楠を「巨人」や「巨星」と呼ぶ者もいる
 *半生を映画化しようとした者もいる
 ☆幾度となく大小の「熊楠ブーム」が起こる
 ☆水木しげるが『猫楠 南方熊楠の生涯』を連載
 ☆南方熊楠
 *「きのこ」と真言密教と結び付け『南方マンダラ』として図にする
 *革命家・孫文と交流する
 *民俗学を追究
 (神社を統合する明治政府に対し「神社合祀反対運動」を挑む)
 *博物学、植物学、生物学、民俗学、宗教学等これあれも研究
 *最大の科学雑誌『ネイチャー』に論文が掲載さた
 (彼の研究は最先端のもので、評価にふさわしい

⛳『十二支考』の概要
 ☆『十二支考』は、雑誌『太陽』に連載されたものをまとめた
 ☆十二支の動物についての随筆
 *古今東西に関するあらゆる知識の中から
 *民俗学というフィルターを通して執筆されている
 ☆熊楠が、世界中から集められた無数の箱
 *箱の中の生物はすでに死んでいる
 *顕微鏡で観ると、粘菌は死んでいるようでも生きているようでもある
 *それに気づけばその先は、宗教学や哲学へ向かつていく
 ☆その先には民俗学があり、神話へつながる
 ☆熊楠にとつては、進むベくして進んだ道
                     (敬称略)
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