慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「シラス」「イワシ」「恐怖で生きる」「イワシの球」

2024年05月11日 | 生物
🌸シラスとイワシ(生き物と人1)

 ☆大回遊の末にたどりついたどんぶり

大羽いわしは、20cm程度の大型のマイワシ
 ☆イワシの子どもがシラスで、イワシの寿命は5~6年
 ☆シラスにしてみれば、シラス丼は、恐ろしい屍の山だ
 *人間は罪深い存在であるが人間だけではない
 ☆シラスも水揚げされるまでは、多くのプランクトンを食べてきた
 *今度は人間がこのシラスの命をいただく
 ☆生きるということは、他の生物の命をいただくことだ
 *私たちはシラスの命をいただき、シラスの分まで生きるのだ
 ☆どんぶりのあちらこちらに
 *行き場のないシラスの残骸が張りつき無念さが伝わってくる

イワシの群れは、冬頃から春頃、西日本の大平洋岸で産卵する
 ☆ここの卵が黒潮に乗って北上しながら、稚魚に成長していく
 *これがシラスである
 ☆シラスの群れはさらに北上して夏頃に東北の太平洋岸で成魚になる
 *秋から冬にかけて南下してくる
 *イワシは、冬の間を温かい海で過ごし、夏の間は冷たい海で過ごす
 ☆小さな魚だが、日本列島を縦断するように大回遊する

イワシが天寿を全うするのは簡単ではない
 ☆イワシは天敵が多く、さまざまな魚たちがイワシをエサにする
 ☆「食われる恐怖」とはどのようなものなのか
 *イワシの泳ぐ大海原には隠れるような場所はない
 *イワシたちがとる手段は「群れること」である
 *集まってもイワシが弱い魚であることに変わりはない
 ☆天敵の攻撃を防ぐことはできないが
 *群れていれば自分が食べられる確率は低くなる
 *群れの内側にいれば、外側から食べられていく

イワシたちは寄り添うように群れて泳ぐ
 ☆敵に襲われると、 一匹一匹の距離をさらに近づける
 *まるで一つの球のようになって泳ぐ(イワシの球)
 *そして、命からがらに生きているのが、イワシたちの日常である
 ☆常に誰かに襲われて食ベられるかもしれないという恐怖の中
 *イワシは生きている
 ☆生きていくというのは、そういうことなのだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『生き物の死にざま』






「シラス」「イワシ」「恐怖で生きる」「イワシの球」
(ネットより画像引用)
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“植物” 支配者は周りを動かす

2024年02月29日 | 生物

🌸“植物” 支配者は周りを動かす

 ☆食物は、虫が食んだりヒトが傷つけたり、身に危険が及ぶと

 *カルシウムイオンの電気信号を伝え、防衛体制を発動する

 ☆花や実は、他の生き物をあやつる魅力的な器官

 *土を這う根も多くの化合物を分泌し

 *自らの仲間となる微生物を呼び集める

 ☆その魅力にハマったのが私たちヒト

 *8千種のポリフェノールなどの化合物も魅惑の物質

 

動けない植物が外敵から身を守るための工夫

 ①棘やとげ:多くの植物が、葉や茎に棘やとげを持っています

 *動物が近づくのを防いだり、葉や茎を食べようとする動物を妨げるため

 ➁有毒な化学物質:一部の植物は、有毒な化学物質を含んでいる

 *物質は、動物が食べようとすると毒性を発揮し、捕食者を威嚇する

 ③葉の模様や色彩:一部の植物は、葉の模様や色彩を変える

 *捕食者を惹きつけたり、逆に威嚇したりする

 *目立つ色彩や虫の目を模した模様は

 *捕食者を混乱させたり、威嚇したりする

 ④葉の折りたたみ:一部の食物、外部の刺激で葉を折りたたみ、収縮する

 *これによって、捕食者から身を守ることができる

 ⑤葉の表面構造:一部の植物は、葉の表面に特殊な構造を持っている

 *葉の表面が滑らかで水をはじくような構造

 *昆虫や小動物が上に留まるのを防ぐのに役立つ

 ☆他にも植物の種類や環境によってさまざまな防御メカニズムが存在する

                       (敬称略)
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⛳出典、NHKBS『ヒューマニエンス』、『CHATGPT』

 ☆”植物”支配者は周りを動かす

 ☆脳が無くても食物は感じている

 ☆食物は生体系をコントロールする

 ☆ポリフェノールが体に役立つ

“植物” 支配者は周りを動かす

(『ヒューマニエンス』テレビ画面より画像引用)

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「ミトコンドリア」「細胞内共生・役割・歴史」

2024年02月24日 | 生物
🌸“ミトコンドリア” 生命にとり、最も古く 大切な友人

 ☆「ミトコンドリア」の驚くべきはその多機能性
 *“ミトコンドリア” 生命の生と死をつかさどる
 *病気も老化もミトコンドリアがその根幹に関わる
 ☆20億年前に細胞内共生という形で
 *ほぼすべての生命にすみ着いた“ミトコンドリア” の数奇な運命
 *私たちにもたらしたミトコンドリアの恩恵と真の姿に迫る

ミトコンドリアと生物の細胞内共生
 ☆ミトコンドリアは、細胞内の小器官です
 *細胞内でエネルギー生産の主要な場所です
 *小器官で、細胞呼吸を通じて
 *ATPというエネルギー通貨生成の役割を果たしている
 *ATPは、細胞内で生化学的プロセスに必要なエネルギー源だ
 ☆他のミトコンドリアの役割
 *細胞内のカルシウムイオンの貯蔵
 *細胞のアポトーシス(プログラム細胞死)の調節
 *他の重要な代謝経路にも関与している

ミトコンドリアの起源
 ☆ミトコンドリア
 *細菌のエンドサイトーシス(細胞内への取り込み)で
 *細胞内に取り込まれ、共生関係を形成した
 ☆共生が生物の進化の過程で生じたミトコンドリア
 *現在の細胞内における重要な役割を果している

ミトコンドリアの共生の歴史
 ☆約20億年前、原始的な細菌
 *他の細胞内に取り込まれ、共生関係を築いた
 ☆共生は、両者の相互依存関係で、進化の過程で維持され
 *ミトコンドリアが細胞内で重要な役割を果たすようになった
 ☆その後、進化の過程でミトコンドリアのゲノム
 *大部分が細胞核のゲノムに吸収された
 ☆現在では、細胞核とミトコンドリアの相互作用
 *生命の根幹に関わる重要な特徴です
                       (敬称略)
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⛳出典、NHKBS『ヒューマニエンス』『CHATGPT』

☆20億年前、細胞内ミトコンドリアとの共生(ATPの産生)








☆ミトコンドリアに不調が訪れた時






☆ミトコンドリアは、食事・トレーニング等で増やせる
 (有酸素運動)

「ミトコンドリア」「細胞内共生・役割・歴史」
(『ヒューマニエンス』テレビ画面より画像引用)
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『遺伝情報の連続性』『ウイルス』『レトロウイルス』

2023年09月01日 | 生物
🌸生命の特徴とは2

遺伝情報の連続性
 ☆遺伝情報を処理し細胞どうしが情報を子孫に伝達する
 ☆生物で情報を綴っているのは四種の塩基
 *DNAとRNAそれぞれの塩基の頭文字の由来です
 ☆四種の塩基の並び方で、どのようなタンパク質を作るかが決められる
 *1つの塩基が突然変異等で、他の塩基に変化すると
 *情報が変わり代謝や体の成分に重大な影響を及ぼす

遺伝子どうしのせめぎ合い
 ☆生物とは、自らの代謝機能を持ち遺伝情報を複製できるもの
 ☆生物の機能を捨てた病原性のウイルス
 *自己の遺伝子を他の生物の細胞のなかに入れて増やそうとする
 *生物の機能を退化させ、ば寄生する形を取った
 ☆ウイルスは侵入に成功すると、宿主である細胞の遺伝情報よりも
 *自己の遺伝情報を優先的に読み取らせるようにさせる
 *乗っ取りに成功すると、自己の外被タンパク質を増やす
 *それを使って子供のウイルスが作られる
 *細胞から外に出て他の細胞にも感染する
 *細胞は次々とウイルスの餌食になってしまう
 ☆宿主の細胞
 *ウイルスのDNAやRNAだけを狙い撃ちにして分解する
 *レトロウイルスというRNA型ウイルスとのせめぎ合いがある
 *レトロウイルスは感染後に自己のRNAから相補的なDNAを作り
 *宿主のDNAのなかに入り込んでしまう
 *ヒトの染色体DNAに、レトロウイルスの「残骸」がある
 (過去に挿入されたウイルスの残骸ともいうべきDNA配列)
 *ゲノムの9%にも及ぶ量です
                   (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「利他」の生物学』




『遺伝情報の連続性』『ウイルス』『レトロウイルス』
(ネットより画像引用)
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“腎臓” 欲望を支える寡黙な賢者

2023年04月22日 | 生物
🌸“腎臓” 欲望を支える寡黙な賢者

 ☆「腎臓」を構成する細胞は30種類以上
 *肝臓等の細胞の種類は4種類ぐらい(臓器で一番細胞数多い)
 *複雑で精緻な構造は、「現代都市」のようだ
 ☆腎臓は、尿の生成ためだけではない
 *体内の酸素、水分、塩分、pH、血圧などをコントロールする
 ☆腎臓がこれだけ多くの仕事をこなすのは
 *人類、進化の度に発生した難題を一手に引き受けてきたから
 ☆人類の淡水から陸上への生命進化、森から草原、山岳
 *ヒトの進出を可能にしたのが腎臓である
 ☆腎臓の知られざる活躍ぶりを妄想する
                     (敬称略)
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⛳出典、NHKBSテレビ『ヒューマン二エンス』

⛳ヒトの腎臓の進化と役割




⛳腎臓で海の環境を取り戻す






海を取り戻すべく増やした腎臓の役割



⛳ヒトの進化は、腎臓への負担で出来た



ips細胞から腎臓進化の謎を探る

⛳赤に秘められた腎臓の勤勉

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“超・変異” 次の進化をたくらむDNA

2023年04月18日 | 生物
🌸“超・変異” 次の進化をたくらむDNA

 ☆“突然変異”は生命を脅かすかもしれないDNAの書き換え
 *生命はその書き換えをさせない仕組みでDNAを守ってきた
 *最新研究は、大規模なゲノム書き換えがあったことを示唆している
 ☆ゲノムの45%を占める“跳躍するDNA”
 *遺伝情報を倍増させる“全ゲノム重複”
 *他の生命体から遺伝情報を奪う“獲得遺伝子”等
 ☆DNAの自由奔放なふるまいの本質
 *「超・変異」とも言うべき大胆な戦略を妄想する

DNAの構造


通常のDNAの突然変異

(牛乳アレルギー)

トランスポゾンによるDNAの突然変異
 ☆トランスポゾンは、動く遺伝子や転移因子とも呼ばれる
 ☆DNA上の位置を転移(トランスポジション)できる塩基配列


DNAにジャンプが生じた突然変異


⛳DNAが、ウイルス等から盗む突然変異

人類(脊柱動物)の生成





                      (敬称略)
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『LIFESPAN:老いなき世界』最終回(QOLの充実)

2022年04月13日 | 生物
🌸『LIFESPAN:老いなき世界』4(充実した人生に向け)

老化を治す薬
 ☆ラパマイシン(抗真菌薬・免疫抑制薬)
 *ラパマイシンNADの生産促進作用がある
 *ラパマイシン投与で寿命が延長した
 (ショウジョウバエで5%、マウスで9~14%)
 ☆メトホルミン(糖尿病治療薬)
 *メトホルミンで、マウスは6%寿命が延びた
 *メトホルミンは、Sir2(サーチュイン)酵素を活性化させる
 ☆赤ワイン投与マウスの実験で、寿命20%伸びた
 *人間がマウスと同じ量を摂るためには
 *1日に750杯も飲まなければならない

老化への未来への選択肢
 ①老化細胞の除去(薬セノリティクス)
 *老化の特徴は、老化細胞(増殖をやめた細胞)の蓄積
 *老化細胞を除去する薬セノリティクス、臨床試験が始まっている
 ②レトロトランスポゾン(老化因子)の封じ込め
 *レトロトランスポゾン(可動性のDNA配列)お荷物遺伝子
 *複製されると老化の要因になる
 ③免疫系を活用するワクチンを使う
 *がん細胞を死滅させるのに免疫系が使えるなら
 *老化細胞にもできる考え方
 ④細胞のリプログラミング
 *細胞のプログラムを一度初期化して、最初の状態に戻す

健康長寿社会に向けて
 ☆平均寿命は、113歳まで伸びると予測する
 ☆人口が増えると人類の自滅につながるのでは
 ☆地球の人口が何人になったら「いすぎ」な状態なのか?
 *80億人が限界という予測が多い
 *しかし地球の人口増加のペースは落ちてきている
 ☆国連の人口統計学者
 *地球の人口、2100年に110億人に到達したら横ばいになる
 *その後、減少に転じるという予測を出している

まとめ
 ☆老後に漠然とした「嫌な印象」があるのは
 *老後、今の元気な自分がいないのではという恐れからだ
 ☆健康寿命が延び、長い人生をクリアに生きれるなら
 *充実した「良き人生」と言える
 ☆健康寿命の科学技術の発展
 *研究者の皆さんに任せる
 ☆健康寿命の為
 *我々は食事の回数と量を気にするのが一番だ
                       (敬称略)                                     
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『LIFESPAN:老いなき世界』4(QOLの充実)
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『LIFESPAN:老いなき世界』3(老化の治療)

2022年04月12日 | 生物
🌸『LIFESPAN:老いなき世界』3(老化の治療)

「老化の情報論理」の大枠
 ☆①若さ ②DNAの損傷 ③ゲノムの不安定化
 ☆④DNAの巻き付きと遺伝子調節(エピゲノムの混乱)
 ☆⑤細胞のアイデンティティの喪失 ⑥細胞の老化病気
 ☆老化研究では「酵母」が利用されている
 *人の遺伝子の70%は出芽酵母と同じ
 *共通項は「食べる」か「生殖するか」
 *酵母も年を取ると動きが鈍くなり丸く太っていき、生殖機能も衰える
 *人間がこのプロセスを経るのに何十年もかかる
 *酵母細胞は一週間で終える

老化は万人の病気
 ☆人間の寿命に関する法則
 *人間の「死」は、2つの原因によってもたらされている
 *1つは偶然(死や衰えへと向かう傾向が前もって見られなかった場合)
 *1つは衰え(破壊に耐えうる能力がしだいに失われること)
 ☆現在、私たちが戦っている病気
 *例えば「がん」「心疾患」「アルツハイマー」など
 ☆病が発症する要因の「老化」に目が向けられていない
 *多くの病気の唯一のリスク要因は老化であるにも関わらず
 *現代の医療は、モグラ叩きのようになっている
 *病気になった人を治療して1つの病気を治したとしても
 *患者は、また別の病気を発症して
 *結果的に死ぬ確率が低くなるわけではない
 ☆老化を病気として捉えるのが必要
 *がんや心疾患といった下流の病気ではなく
 *要因である上流をダムでせき止めることこそ
 *長く健康でいられる方法なのだ

長寿遺伝子を活発化させる方法
 ①食事の回数や量を減らすと
 *カロリー制限することでサーチュインのプログラムが起動する
 *エピゲノムの変化を最小限にとどめて老化を遅らせる効果がある
 ②アミノ酸を制限する
 *mTORを活性化させるアミノ酸の摂取量を控える
 *メチオニン、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、バリン等
 (牛肉や子羊肉、鶏肉、豚肉、卵に豊富に含まれている)
 ③運動する人ほどテロメアが長い
 *テロメアは染色体の末端を保護する
 *老化の典型的特徴は、テロメアが短くなる
 *運動するとNAD(サーチュインの活動に必要な化学物質)
 (濃度が上昇しサバイバルネットワークが作動する)
 *週5日30分のジョギングを行う人のテロメアは10歳若い人と同じ
 ④寒さに身をさらす
 *寒さによって長寿遺伝子サーチュインが始動する
 *背中や肩を保護する褐色脂肪細胞の活性化させ
 *エネルギー消費を促し、健康的に脂肪を燃焼させてくれる
 ⑤サウナ、利用する人の健康はすぐれている
 *入浴で、NAD濃度が上昇するのでサーチュインが活発になる
                       (敬称略)                                     
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『LIFESPAN:老いなき世界』2(長寿遺伝子サーチュイン)

2022年04月11日 | 生物
🌸『LIFESPAN:老いなき世界』2(長寿遺伝子サーチュイン)

 ☆老化予防として、サーチュインを働かせる方法
 *食事量を減らす
 *アミノ酸を制限する、肉は危険
 *運動する、寒さに身をさらす
 *サウナ
 ☆老化を防ぐ薬や物質
 *人以外で、複数効果が証明されている
 *赤ワインに含有のレスベラトール服用する
 (但し、1日750杯以上飲む必要ある)
 ☆老化に対しての未来への期待
 *老化細胞の除去
 *ワクチン接種
 *細胞のリプログラミング

⛳長寿になると地球が自滅する懸念
 ☆先進国中心に、人口増加ペースは確実にダウンしてる
 ☆健康寿命が下がれば医療費は下がる
 ☆不老研究にもっと予算を投下すべき

老化の原因(サバイバル回路)
 ☆サバイバル回路とは
 *DNA の損傷を感知すると
 *細胞の増殖を遅らせDNAの損傷が治るまで
 *その修復にエネルギーを振り向ける仕組み
 ☆サバイバル回路の重要なのは、長寿遺伝子サーチュイン
 *サーチュインはゲノムの働きのオンオフするスイッチの役割を果たす
 *「エピゲノム」の活動に影響を与えている
 ☆DNAは絶えず攻撃にされている(細胞分裂も日焼けも)
 *それを修復しないと長生きができない
 ☆サバイバル回路の中でサーチュインの役割
 *「災害対応部隊の指揮官」の役割を担う
 ☆サーチュインはエピゲノムの活動に影響を与えている
 *サーチュインが、持ち場を離れると、エピゲノムが混乱する
 *DNAの働きのスイッチのオンオフが正常にできなくなる
 ☆サーチュインがいないことによって発生するエピゲノムの混乱
 *その蓄積が老化につながっていく
 ☆人間は老いるようにできていない
 *遺伝子研究で、長寿遺伝子は見つかっている
 *老化という働きを単一でもらたす遺伝子は見つかっていない
                       (敬称略)                                     
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『LIFESPAN:老いなき世界』2(長寿遺伝子サーチュイン)
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『LIFESPAN:老いなき世界』1

2022年04月10日 | 生物
🌸『LIFESPAN:老いなき世界』1

 ☆老化は病気で、治療できると筆者は述べる
 ☆『「死」とは何か』
 *人がなぜ不死を求めるのかというと
 *剥奪されることを恐れているからと筆者は述べている
 ☆「不死」になり、千年後に存在するには
 *今と同じ記憶や価値観を持った自分なのか?

『LIFESPAN:老いなき世界』
 ☆不老に関して
 *人は老化するようには進化していない
 *長寿遺伝子はあるが、老化遺伝子は存在していない
 ☆老化の原因
 *人間が長生きするため活動で引き起こされる、副作用なもの
 ☆損傷したDNAを修復しに行くために
 *持ち場を離れた長寿遺伝子が
 *本来の活動ができなくなり老化する
 ☆多くの人がいつまでも健康でいたいと思う
 ☆『LIFESPAN』で筆者が述べている事
 *「老化は病気だから直せるもの」と述べる
 ☆「老いない」とは「死なない」のではない
 *健康に過ごせる時間を長くできるとの意味

老化とは
 ☆生物の老化の原因は原始に身についたサバイバル回路である
 ☆サバイバル回路は、生きるためのメカニズム
 *しかし老化の要因にもなる
 ☆老化はエピゲノム情報の喪失
 *エピゲノムとは、遺伝子の働きのオンオフをつかさどる
 *アナログ情報であるため劣化する

 ☆老化すると病気になる
 *がん治療してもまた別の病になる
 *治療は、もぐらたたき状態
 ☆老化を防げば、
上流から病気の要因を防げられる

老化の情報理論(原因)
 ☆DNAが損傷したら
 *長寿遺伝子であるサーチュインが修復しに行く
 *エピゲノムの働きはサーチュインが調整している

 ☆修復にいくと、もといた場所が不安定になる
 *エピゲノムも混乱する
 *細胞のアイデンティティが喪失し老化する
                       (敬称略)                                     
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『LIFESPAN:老いなき世界』1
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生物はなぜ死ぬのか10最終回(AIと宗教)

2022年04月09日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか10最終回(AIと宗教)

ヒトが人であり続けるために
 ☆進歩したAIはヒトが人格を与えた「エイリアン」で死なない
 *AIは、私たちが理解できない存在になっていく可能性がある
 ☆死なない人格と共存することは難しい
 *身近に死なないヒトがいたら
 *その人とは、価値観も人生の悲哀も共有できない
 *進歩したAIとはそのような存在になる可能性高い
 ☆AIに対して、人間が従属的な関係になってしまう
 ☆AIが抱くヒトに対して感情
 *私たちが自分たちより寿命の短い昆虫などの生き物に抱くような
 *ある種の「優越感」と逆の感情を持つ

AIと宗教のヒトへの支配力
 ☆ヒトには寿命があり、いずれ死ぬ
 *世代を経てゆっくりと変化していく
 *生き物は全て有限な命を持ち
「生きる価値」を共有することが出来る
 ☆ヒトに影響力があり、存在し続けるものに宗教がある
 *宗教を始めた開祖は死んでしまっていても
 *教えは生き続ける場合があり、死にません
 *ヒトは病気もし、歳を重ねると老化する
 *多くの人が信じている絶対的なものに頼るのは理解できる
 ☆宗教は、付き合い方を間違うと、戦争やテロにつながるが
 *宗教のいいところは、個人が自らの価値観で評価できる
 *信じるかどうかの判断は、自分で決められる
 ☆AIも将来、宗教と同じようにヒトに影響を与える存在になる
 *AIは、ヒトよりも合理的な答えを出すようにプログラムされている
 *ヒトは、その結論に至った過程を理解することができない
 *人がAIの答えを評価することが難しい
 *「AIが言っているのでそうしましよう」となう可能性高い
 *何も考えずに服従してしまう

私たち「人」とはどういう存在なのか
 ☆ヒトが人である理由を理解することが、その解決策になる
 ☆人を本当の意味で理解したヒトが作ったAI
 *人のためになる、共存可能なAIになるのかもしれない
 ☆本当に優れたAI
 *私たちよりもヒトを理解できるかもしれない
 ☆本当に優れたAIどのような答えを出すのか
 *AIは、人の存在を守るために自分で自分を殺す(破壊)かもしれない

⛳おわりに
 ☆生きているものは裏を返せば「死ぬもの」です
 ☆知性を持った人類は、自分たちは特別な存在だと思っていますが
 *地球の生物の38億年の長い歴史の中では
 *人類の繁栄は短く、人生は一瞬の出来事に近く、他の生き物と大差ない
 *死は全ての生き物に平等に訪れる
 ☆それは地球で生まれて進化して、同じDNAの起源を持つ同胞の証です
 ☆死ぬことと同時に、多様性を持って生まれ続けることも大切で
 *そのために必要な死です
 ☆生き物は利己的に偶然生まれ、公共的に死んでいく
 *生と死、変化と選択の繰り返しの結果として
 *ヒトもこの地球に登場することができました
 *死があるおかげで進化し、存在しているのです
 ☆死は現在生きているものから見ると
 *生きた「結果」であり「終わり」ですが
 *長い生命の歴史から考えると
 *生きている存在していることの「原因」であり
 *新たな変化の「始まり」です
 ☆多様であることを大切にし
 *変化を好み、そして間違え、反省し
 *人に共感して笑ったり泣いたりして人生を送れたら最高
                       (敬称略)                                     
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『生物はなぜ死ぬ』






生物はなぜ死ぬのか10最終回(AIと宗教)
(ネットより画像引用)
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生物はなぜ死ぬのか9(死なないAl・死ぬヒト)

2022年04月08日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか9(死なないAl・死ぬヒト)

ヒトの未来
 ☆未来は、私たちがどういう選択をするかで大きく変わってくる
 *人間社会は現在、集団を大切にする考えから
 *個人を大切にする考え方への転換している
 ☆ヒトは、集団(社会)で進化してここまできた
 *言葉も豊かな表情やジエスチャーも
 *全てコミュニケーシヨンのために発達してきた
 ☆「進化が生き物を作った」と考えれば
 *コミュニケーシヨンが子孫をたくさん残してきた
 ☆従来のコミュニケーシヨン
 *人と直接会って話をするというアナログ的なもの
 *見た目や声の調子、雰囲気が重要な情報源だった
 ☆現在のコミュニケーシヨンツール
 *スマホやパソコンといつた電子媒体
 *デジタル信号情報のコミュニケーシヨン、情報のやり取りが多い
 *「心」のコミュニケーシヨン
 *今までとは違ってくる部分が出てくる

AIの出現で人類の進化の方向が変わる
 ☆アバターも、AIアバターも進化によって出てきたわけではない
 *ヒトが作り出した「ネット人格」
 ☆AIは、ある面でヒトよりはるかに優れている
 *画像診断など大変頼りになる分野もある
 ☆ヒトのアバター
 *本人とは相当逸脱した人格になる可能性がある
 *「変化と選択」にどのような影響を与えるのか
 ☆シンギュラリティ(AIがヒトの能力を超える技術的な転換期)
 *シンギュラリティによリヒトが仕事を失って不幸になるのか
 *ロボットに助けられて幸せになるのかは
 *現在余り議論されていません
 *どちらかと言うと不安を煽るような見方で
 *「将来消えてしまう職業」というような報道が多い
 ☆現在の社会、AIとうまく共存していく必要がある
 *共存しないと、生きにくくなる可能性がある
 ☆AIは便利な道具というより
 *ヒトより知能が進んだエイリアン的存在となる
 *ヒトの進化的には、AIとうまく付き合える人が「選択」されてる

死なないAlとヒトの付き合いかた
 ☆機械学習型のAI
 *データをコンピュータに学習させて、それを基に分析を行う
 *過去の事例からの条件にあった最適な答えを導き出す
 *画像診断AIのように、見落としがないかなど
 *診断を助ける道具としては非常に役に立つ
 ☆汎用型人工知能
 *SF映画に登場するヒトのように考えるAI
 *多くの局面でヒトの強力な相談相手になることが期待されている
 *こちらはヒトが「正解を知っている」わけではない
 *使い方を間違うとかなり危険だ
 ☆ヒトが人である理由は「考える」こと
 *「考える」ことを激減&やめた人類
 *AIに頼り続け、「主体の逆転」が起こってしまう
 ☆ヒトのために作ったはずのAIに、ヒトが従属してしまう
 *リアルな世界で、AIはヒトを悲劇の方向に導く可能性がある

AIは死なないことが一番の問題
 ☆私たちは、たくさん勉強しても、死んでゼロになります
 *文化や文明の継承等、教育に時間をかけ、次世代を育てる
 * 一世代ごとにリセットされている
 ☆死ななぃAIにはそれがない
 *無限にバージョンアツプを繰り返えす
 *コンピュータが「生みの親」より賢くなっていく
 *ヒトの能力を凌駕したコンピュータ生まれながらにして存在している
 ☆死なないAI
 *私たち人間と違って世代を超えて、進歩していく
 ☆私たちの寿命と能力では
 *複雑すぎるAIの仕組みを理解することも難しくなるのでは
 ☆人類は1つの能力が変化するのに最低でも何万年もかかる
 *人類が自分たちでコントロールできないものを作り出してした
                       (敬称略)                                     
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生物はなぜ死ぬのか9(死なないAl・死ぬヒト)
『生物はなぜ死ぬ』記事他より画像引用)
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生物はなぜ死ぬのか8(死の恐怖=共感力)

2022年04月07日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか8(死の恐怖=共感力)

ヒトはハダカデバネズミのどこを真似したらよいのか
 ☆低酸素、低体温、低代謝等の生理的な部分、真似するのは無理
 *生理現象と似た効果を作り出す薬等を開発するしか方法はない
 *例えば活性酸素の発生を抑えるような薬
 ☆ハダカデバネズミから学べることは2つある
 ①子育て改革
 *産むことを選択したカップルに社会全体としてのサポートを手厚くする
 *子育ての実務を今以上にプロに任せることにより
 *親個人にかかるコストや労力、ストレスを軽減します
 ➁動き方改革
 *ハダカデバネズミの「生涯現役」にならう
 *歳をとってもできる仕事やりたい仕事を一生続けられる仕組みを作る
 ☆ハダカデバネズミの多くの個体は昼寝をしている
 *みんなが競って仕事量を増やし成果を競う社会から
 *効率を上げてゆとりある社会に転換し、社会全体のストレスを減らす
 ☆結果的にヒトの健康寿命を延ばすことができると筆者は考える

死は生命の連続性を支える原動力
 ☆生き物にとって死とは「進化」
 *「変化」と「選択」を実現するためにある
 ☆「死ぬ」ことで生物は誕生し、進化し、生き残ってくることができた
 *生き物が生まれるのは偶然ですが、死ぬのは必然なのだ
 *「死」とは、壊れないと次ができない、「ターンオーバー」そのもの
 ☆死は生命の連続性を維持する原動力なのだ
 *「死」は、悪の存在ではなく、全生物にとって必要なもの
 *奇跡的な命を次の世代へと繋ぐために死ぬのです
 *命のたすきを次に委ねて「利他的に死ぬ」
 ☆生きている間に子孫を残したか否かは関係ない
 *地球全体で見れば、全ての生物ターンオーバーし
 *生と死が繰り返されて進化し続けている
 ☆生まれてきた以上
 ☆私たちは次の世代のために死ななければならない
 ☆「死」を生物学的に定義し肯定的に捉えることはできる

ヒトは感情の生き物
 ☆死は悲しいし、できればその恐怖から逃れたいと思うのは当然
 ☆ハダカデバネズミ的な生活を真似ることに見事成功して
 *健康寿命が延び、「ピンピンコロリの人生」が送れたとしても
 *自分という存在を失う恐怖は、変わりない
 ☆恐怖を私たちはどう捉えたらよいのか
 *答えは簡単で、この恐怖から逃れる方法はない
 ☆恐怖とは、ヒトが「共感力」を身につけ
 *集団を大切にし、他者との繋がりにより生き残ってきた証なのです
 ☆ヒトにとり「共感力」は、何よりも重要です
 *ヒトは、喜びを分かち合うこと
 *自分の感覚を肯定してもらうことで幸福感を得ます
 ☆美味しい料理を二人で食べて「美味しいね」と言うだけで
 *さらに美味しく感じられるのがヒトなのです
 ☆この共感力はヒトとヒトの「絆」で、社会全体をまとめる骨格です
 ☆ヒトにとって「死」の恐怖
 *「共感」で繋がり、常に幸福感を与えていてくれた
 *ヒトとの絆を喪失する恐怖なのです
 ☆自分自身ではなく、共感で繋がったヒトが亡くなった場合も同じ
 *その悲しみを癒やす、別の何かがその喪失感を埋めるまで
 *悲しみは続く
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生物はなぜ死ぬのか7(ハダカデバネズミの長寿)

2022年04月06日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか7(ハダカデバネズミの長寿)

ハダカデバネズミは長寿である
 ☆バイオミメティクスにならって長寿のコツを他の生物から学ぶ
 *寿命に関しては、ヒトより長く生きられる生き物は少ない
 ☆ハダカデバネズミは、注目に値する動物
 *同じサイズのネズミの仲間と比較すると
 *ハツカネズミの寿命が2~3年なのに対して
 * ハダカデバネズミは30年と10倍ほど長く生きる
 ☆霊長類にたとえると
 *ヒトとほぼ同サイズのゴリラやチンパンジーの寿命は40~50年
 *ハダカデバネズミ並みにヒトが長生きできたとすると
 *単純計算ではヒトの寿命はその10倍の500年生きる
 ☆ハダカデバネズミを真似してヒトの寿命を延ばす

 ⛳ハダカデバネズミが長寿に結びついた理由の1つ
 ☆「進化が生き物を作った」という観点から
 *どのような選択の結果、ハダカデバネズミが長寿になったのか
 ☆ハツカネズミもハダカデバネズミも、祖先は同じ小型のネズミ
 *小型の祖先ネズミは陸上と地下の両方で暮らしていた
 ☆偶然の「変化」が起こり、地下で長く生活できるものが出てきた
 ☆ハダカデバネズミの地下の穴の中でも、変化と選択が起こる
 *低酸素でも活動できるもの
 *栄養が少なくても生きられるもの
 *狭い穴の中でも仲良く協力して暮らせるものが、選択されてきた
 ☆このときに、ネズミの繁殖力の強さ
 *世代交代の短さが、進化速度を加速した
 ☆協力はやがて組織化された
 *食料調達、子育て、巣穴の設計・防衛等
 *組織力が強い集団が選択された
 *最終的には、女王のみが出産しあとは分業・協力して
 *集団を維持する真社会性ができ上がった
 ☆低酸素環境での代謝の低下、分業によるストレスの軽減が
 *長寿化にプラスに働いたと推察される

長寿の要因は、それだけではない
 ☆天敵が少なく、食べ物が限られている穴の中での生活
 *「食べられて死ぬ」という一般的なハツカネズミなどの
 *多産多死のスタイルよりも
 ☆ハダカデバネズミは少なく産んで長生きさせる「少産長寿」
 *集団および個体を維持するコスト、ずっと低くてすむ
 ☆長生きは、集団での若年個体の割合を下げ
 *子育てにかかる労力の割合も低下した

野生の生き物の老年個体のパフオーマンス(体力)・死亡率
 ☆若年個体とほとんど変わらない
 *死ぬ直前まで働き、ピンピンコロリで死んでいく
 ☆人間社会とは異なり老年個体を支える集団のコストも少ない
 *非常にエネルギー効率の良い「総活躍」社会を形成している
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生物はなぜ死ぬのか6(老化抑制薬「メトホルミン」)

2022年04月05日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか6(老化抑制薬「メトホルミン」)

寿命を延ばす薬の開発
 ☆老化抑制薬(メトホルミン)
 *効くかどうかわからないが、可能性はある薬剤服用するより
 *カロリー制限に類似した効果が期待される薬
 *肝臓での糖新生を抑制し、血糖値を下げる作用がある
 *この薬の服用していた、糖尿病の患者さんは長生きした
 *メトホルム、マウスなどでも延命効果が確認された
 ☆老化抑制薬(ラパマイシン)
 *臓器移植後の拒絶反応の軽減に用いられる免疫抑制剤
 *がんの治療薬としても使われている
 *栄養などを感知して細胞を増殖させる「TOR経路」がある
 *ラパマイシンは、伝達に関わるタンパク質を阻害する働きがある
 *その働きによって代謝が低下するため
 *カロリー制限と似たような効果を引き起こす
 *ラパマイシンを与えると、酵母、ハエ等で寿命の延長効果が見られた
 *ただし、ラパマイシンは免疫抑制効果がある

ゲノムの安定性維持機構からのアンチエイジング薬
 ☆SIR2遺伝子は、酵母で多量に発現させると
 *リボソームRNA遺伝子組換えを抑えて安定化させ寿命を延長する
 ☆SIR2遺伝子
 *マウスやヒトにも同じ遺伝子(ホモログ)が存在する
 *ホモログ遺伝子のSIRT6をマウスで多量に発現させると
 *マウスの寿命が15%ほど延びる
 ☆Sir2タンパク質、NAD+という補酵素を利用する
 ☆体内でNAD+に変化する前のNAD+前駆体をマウスに投与する
 *寿命延長効果、体力・腎臓機能の克進、育毛等の若返り効果が見られる

炎症を抑え、老化を抑制する方法
 ☆老化細胞は、初期の段階で細胞死(アポトーシス)を引き起こす
 *その後免疫細胞によって除去される
 *加齢に伴って、細胞死や除去する反応が低下する
 ☆細胞死を誘導する化合物やペプチド
 *組織の老化細胞を殺して減少させ
 *炎症を抑え、老化抑制効果を示す
 ☆細胞死誘導機構を利用した薬剤
 *老化細胞内でアポトーシスを抑制しているタンパク質を阻害すると
 *老化マウスの造血能力を若返らせる効果を示す

他の生物に学んで模倣する技術
 ☆注目を集めているバイオミメティクスと呼ばれる「生物模倣技術」
 ☆「ひっつき虫」(オナモミ)
 *ひっかかる原因のかぎ針構造を真似してマジックテープが出された
 ☆サメ肌水着(北京オリンピックで有名になった
 *サメの表皮に見られるリブレットと呼ばれる
 *規則正しい凹凸構造を模倣し水の抵抗を減衰させた
 ☆チョウの翅(見る角度で色が変わる)
 *お札の偽造防止の印刷技術に使われている
 ☆カタツムリの殻(水や油を弾く作用)
 *「汚れない外壁材」などが開発されている
 ☆生物は、長年の変化と選択によって
 *私たちの想像を絶する機能を発達させ、先端技術の宝庫です
                       (敬称略)                                     
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生物はなぜ死ぬのか6(老化抑制薬「メトホルミン」)
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