マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

夏休みに入り

2013-06-28 23:16:35 | 教会の風景
教会の庭でミントの花が咲いています。
花に集まる虫を狙って、クモが待ち構えています。




今週で神学校の聴講も一区切りついて、夏休みに入りました。
来週は夏期研修講座に出席します。
テーマは「説教と説教者」です。
今回も良い学びの機会となることを願っています。


さて、月末ですので、6月の礼拝説教のあらすじを掲載しておきます。
旧約聖書講解の分(民数記22:1‐24:25)です。

聖書は、「神は祝福に満ちた唯一の主権者」(テモテ6:15)としている。神はアブラハムとその子孫の祝福を約束した(創世記12章)。その子孫イスラエルは約束の地へと進む。脅威を感じたモアブの王バラクは、ミデヤン人と手を組み(22:4)、預言者バラムにイスラエルをのろわせようとする(22:5,6)。預言者に祝福とのろいの力があると考えたようだ。一方、主はバラムに、モアブの使者との同行もイスラエルへののろいも禁じた。その民はすでに『祝福されているから』だ。一度は断ったバラムだが、次の要請で報酬に心が揺れ、出かけた。結果、自分のロバに命を救われ、諭される羽目に。誰も神の祝福を覆せない。主イエスを信じる者は、すでに神の祝福を受けている(ガラテヤ3章)。私たちは神に感謝しつつ、「祝福」や「のろい」を誤解し濫用する者に注意したい。
22章に見たバラムの行動は「この預言者の狂った振舞い」(ペテロ2:16)と評されている。だが、主はそんな預言者をも用いてイスラエルの祝福を明らかにした。主が『その口にことばを置く』と伝えている(23:5,12,16)。バラムは4度に渡りイスラエルの祝福を語った。その祝福はアブラハムへの約束に基づく。他の民族との区別(23:9)や子孫の繁栄(23:10/創世記13:16)、神の臨在(23:21)と御業(23:22)と預言(23:23)、王国の繁栄(24:7)、王の出現と統治(24:17,18)と続いた。「星」(24:17)とあるが、イエスはご自身を「輝く明けの明星」(黙示録22:16)と証しする。神の祝福は、この方によって全世界に及ぶ。説教を語る者がふさわしく語り、神のことばを取り次ぐように祈って頂きたい。

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