錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

旭山動物園 

2019-02-28 | 北海道・史上最強寒波の中

前から訪問したかった旭山動物園

お客さんとの距離を短くすることで

赤字経営から黒字に転換させることに成功されました。

中でもペンギンの歩行は有名です。


しかし、大行列のできるペンギンさんがお目当てではありません。

レッサー君です。

一昨年から動物表情に魅力を感じ

東山動物園・神戸王子動物園・京都市立動物園・静岡日本平動物園と癒されました。

北海道最強寒波の下、

それでも動物達は可愛い仕草で迎えてくれました。

旅の行程に動物園のチョイスは心豊かになりますね


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旭山動物園成功の秘訣は

お客様満足第一で動物との距離を短くしたことではないと思いました。

動物達がいかに自由にストレスなしに動物園で過ごせるのか

という視点でリニューアルした事だと思います。


会社に置き換えて見ると

よくわかりますね(笑)

旭山動物園の社長さんは上から目線ではなくて現場主義なんですね




美瑛の丘に向かいます。


 


人生は「小さな旅」の積み重ね  網走から遠軽へ 

2019-02-27 | 北海道・史上最強寒波の中

旅は3日目の朝を迎えました。

宿の奥さんに朝食までには戻りますと日の出の撮影に出ました。

オホーツクの海が薄っすらと明るくなりかかっていました。

網走港でその時を待つも水平線には厚い雲が真一文字にかかっていて

真っ赤に燃える朝日は拝めないと

釧網本線「鱒浦駅」に移動

高校生の女の子が一人だけ乗車していきました。

ホームに立って真っ白な息を吐く少女の姿

こんなシーンに出会うのも旅の醍醐味かもしれない

人生も小さな旅の連続でつながっていますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お世話になったかもめ荘さんの奥様

「こ年の寒さは異常

こんなに寒いのは記憶にない」と

街中、水道管が至る所で凍み上がってしまった箇所があるとの事でした。

お野菜の煮付けが美味しい朝食でした。

 

さて何処へ参ろうか

天気予報を見ると

道東しか晴れ間はない

しかし雪景色も見たい

という事でサロマ湖経由で遠軽を目指すことにしました。

 

 

 

 

 

常呂町にてオホーツク海

 

遠軽町から石北本線沿いに旭川を目指します。

 

 

延々と運転し、午後2時頃旭川市に入る。

旭山動物園です。

NIKKOR200-500mm1本勝負開始

 

 

 

鳩さんも寒そう

 

 

 

日向ぼっこするエゾシカ

 

シベリア狼

 

ここは君が主役かな

 

 


網走物語

2019-02-26 | 北海道・史上最強寒波の中

北海道の旅から帰り

高倉健さんの映画を見返している毎日

この人の生き様は寒い地によく合う

 

健さんのような一途な想いで人生を全うしたいものです。


旅二日目のハイライトは

網走流氷祭りと流氷船「おーろらサンセットクルーズ」乗船でした。

イメージしていたのは、流氷と知床連山が赤く燃える夕景でした。

しかし、予想以上に北海道の日の入りは早かった。

周りを見渡すと観光客の日本人比率は2割程

そんな中でも網走流氷祭り会場で地元のおばあちゃんから声をかけていただいた事がとても嬉しかった。

旅路にあってやはり心暖まるのは人と人の距離が近くなる事でしょうか

自らは意識すれば声を掛けれるが

地元の方から声を掛けていただく事がどれほど

心打たれるものか







人が心に想うことは、誰も止める事ができない。



時代おくれの酒場 / 高倉 健

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンセットクルーズは1時間少々

出発



















































































宿は、網走駅近くの民宿

かもめ荘さん

3連休の最終日で商店街で夜縁日を催しているようでしたが

あまりの寒さに出かける気も起こらず早々に就寝

今思えば、健さんも歩いたで有ろう

網走夜のスナック街見て歩いて


熱燗1本付けて


心の会話をして


支那そばで〆たかったなあ





 

 

 

 

 


摩周湖〜釧網本線  旅の空

2019-02-25 | 北海道・史上最強寒波の中

釧路湿原を後に車を北へ走らせました。

見上げる空は

紺碧の青がどこまでも広がっていて

乾燥した道東の冬空を肌で感じました。


最強寒波で凍らない不凍湖「摩周湖」に向かいます。


今回の旅では、「熱き心に」をなんども口ずさみました。



北国の旅の空 流れる雲 はるか

時に 人恋しく

くちびるに ふれもせず

別れた女 いずこ

胸は 焦がれるまま

 

熱き心に 時よもどれ
 

なつかしい想い つれてもどれよ
 

ああ 春には 花咲く日が
 

ああ 夏には 星降る日が
 

夢を誘う 愛を語る


熱き心に   唄 小林旭

第一展望台から摩周湖

ここでこの旅初めての12mmを出しました。

結氷しかかってますね

道の駅で土産コーナーにあった大きな熊の木彫りに目が止まりました。

買いたいという衝動に駆られましたが

値札を見たら6桁がついてました。

コタンの木彫りや首飾りの模様は本当いつ見ても素晴らしい



そして、摩周湖からは秀麗な斜里岳も




阿寒の王も見えましたね








摩周から降りて阿寒岳に向かうか迷いましたが

西の空の雲行きがあやしく

一気にオホーツク海へ向かうことに



釧網本線は、はま小清水駅にてランチ

ホタテカレー




ここから撮り鉄ちゃんになります。

北浜駅にて「季節特別列車;流氷物語号」

奥には、海別岳




















北浜駅舎内


次に

網走港に向かいます。


凍る網走港




知床連山




海別岳



流氷を袴に斜里岳

山好きなので山ばかり撮ってます。




斜里ズーム




釧網線がオホーツク海沿いに走ります。

明日朝一、朝焼けに走る汽車をイメージしました。


この日は、網走流氷まつりでした。

今まで週末は一切連休がなかったので

祭りとは無縁の私


子供の心になって祭り会場に向かいました。


まだまだ旅は2日目


続く




 








 


湿原の神様  伊藤サンクチュアリにて

2019-02-24 | 北海道・史上最強寒波の中

見渡す限り広大な湿原

厳冬期の北の大地

今回の旅は「丹頂鶴と向き合って見たい。」

これが1番の目的でした。

2月の中旬頃から鶴の求愛ダンスが見られるということも

とても楽しみにしていました。


撮影場所は、鶴居町の「伊藤サンクチュアリ」

 

アイヌの民は湿原の神(サルルンカムイ)とも称えています。

動物園では鶏舎が狭くて翼を広げる姿を見ることは滅多にありませんが

大自然の中で自由に生きて力強くそして優雅に飛ぶ丹頂

美しさに感動・躍動する姿に魅了されたのでした。

三脚をセットし、200-500mm1本勝負開始


荒川静香さんを連想する丹頂

音楽はツーランドットかなとイメージしましたが


あえて

力強く生きる

スーザンボイルの声でどうぞ

彼女の歌声に併せてゆっくり画像をスクロールしてご覧くださいね

あまりの美しさに編集していて泣けてきました。



Susan Boyle - I Dreamed A Dream +Lyrics






































































美しさのあまり

ただただ

シャッターを切る


来年の冬も訪問したくなりました。


気温はマイナス20度

摩周湖に向かいました。

 



釧路湿原の妖精達

2019-02-23 | 北海道・史上最強寒波の中

釧路湿原には天使が舞い降りていました。



 冬景色



北海道2日目の朝。

朝風呂を頂いてテレビで天気予報をチェック

道内の気温は軒並み、マイナス20度前後

陸別では,マイナス31.2度を記録した。

当初、北海道での宿泊は全てテント泊と予定していましたが

最強寒波の報道に心折れて宿泊は全てホテル・ゲストハウス・民宿にしました。

そして

ホテルの野菜たっぷりバイキングは長旅に本当にありがたいものです。

味噌汁に納豆、牛乳と身体を元気にしてくれます。

ホテルを朝7時

車の温度計を見るとマイナス24度

見たことのない数字でしたが、旅の間毎日見てるとこれが当たり前にもなりました。


 

さあ 釧路湿原の丹頂鶴を撮りに行こう

いや、その前に釧路湿原の朝の様子も撮ってみようと思っていました。

市内から30分も走ると湿原に入ります。

初めて釧路に旅したのは20年ほど前の夏

阿寒岳とトムラウシ岳に登るのが目的でした。

市内での観光はしなかったものの

中心市街地には商店街とものすごい古いジャスコがあったのを覚えてます。

今では

ジャスコはAEON MALLに変身し

釧路市のイメージは明るいものになりました。

 



-----釧路湿原の成り立ちを少し-----

今から約2万年前のヴェルム氷期には、北海道はシベリア大陸と陸続きでした。

その後、気温の上昇と共に海面が上昇し、陸地に海水が入り込む「海進」が始まり、

約1万年前には今日の釧路湿原は海に覆われました。しかし約6000年前から、海進は停滞し、

逆に徐々に海水は引いていきましたそして、それまで海底だったところに土砂や泥炭がたまり始めました。

こうして長い年月をかけ、約3000年前から広大な湿原が形成され始めたのです。

塘路湖などの湿原に残る湖沼の多くは、かつて海だった頃の名残なのだそうです。



適当な場所を見つけて湿原にカメラを向けて見ました。

吐く息はものすごく足が長く真っ白でした。

手が痛くて痛くて5分も持ちません。


























































釧路湿原と上高地がダブります。

こんな素晴らしい自然が車窓から広がっている

なんて贅沢なんだろうか

そして

この寒さの中で

丹頂鶴の撮影が出来る

テンションは上がりっぱなしでした。


ほんま旅に出てよかった。(^.^)/


厚岸湾の夕焼け

2019-02-22 | 北海道・史上最強寒波の中

昨日、また胆振(いぶり)方面にて大きな地震が発生しました。

先週、その地を訪問したばかりなのでとても短な地に感じます。

まだまだ冬の厳しい寒さが続く季節

水道管の凍結等、生活インフラの1日も早い復旧を願うばかりです。

 

さて旅の1日目は史上最強寒波の下、厚岸町の港で夕日を迎えました。

水平線に沈む大きな太陽

まさに地球のダイナミズムを感じることのできる素晴らしい景色に出会えました。

湾に沿って走る花咲線を汽車を撮れないか厚岸駅で時刻をチェックしましたが2時間待ち

今回は諦めますが、また夏に来た時は花咲線をぜひ狙ってみたいと旅の引き出しに入れました。

こういった経験が次に繋がるんですよね

 

 

凍れる北海道

それでも あったさを感じてやまない茜色の夕日と花咲線 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は釧路に宿を取り街を歩きました。

テッカテカの超危険路面

夕食は馬刺しで一献でした。

 

明日は、釧路湿原の表情と丹頂鶴をお届けします。

 


釧路湿原 SL冬の湿原号 その3

2019-02-21 | 北海道・史上最強寒波の中

標茶駅から折り返しで戻って来るSL湿原号を高台で待つことにしました。

北海道史上最強寒波とラジオで専ら聴きましたが、実際には風が無かったので体感温度はそれまでのことは無かったです。

またこの撮影には、旅出発の前日に購入したNIKKOR200-500mm f5.6 VRの初撮りでした。


中島みゆき「ホームにて」Covered by BEBE



500mm域




サルボ展望台まで15分少々の登り

先客5名様 コンデジで1,000mmくらいまでズーム出来るカメラでした。

どちらかというと、動画を撮って見えるようでした。




背景に見えるは、阿寒の王達

200mm









































展望台から下山すると陽が傾き始めました。

北海道の夕暮れは早い


夕日をどこで撮影しようかと根室方面に車を走らせました。

厚岸駅で西の空が赤くなりました。

今日の東進は終了

厚岸の海で夕日を堪能しようと決めました。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


釧路湿原 SL冬の湿原号 その2

2019-02-20 | 北海道・史上最強寒波の中

SL初めての撮影に感動した私は、折り返し駅である「標茶駅」向かいました。

停車時間が長いのでSLの横顔をじっくり見ようと思いました。

SLは蒸気の力を利用して滑車を回す極めてシンプルな動力エンジン

シンプルが故に構造フォルムがとても美しく見えます。

 

真一文字の主連棒と動輪の円が作るデザインがお気に入りです。

 

標茶駅での撮影タイムまでたっぷり時間があるので塘路橋の袂にあるドライブイン丹頂さんに入りました。

おすすめメニューを店員さんに聞き、チャーシューメンをオーダー

隣のご夫婦の会話を聞いてると

もうすぐ通過時間だけどまだ来ないわねえ・・・・・

 

う〜〜ん  何の話かなと初めは不思議がりました。

うん もしかして SLが来るのかとラーメンを目の前において

カメラを持って外に出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた大感動

旅の乗っけからガツンと感動2連チャンでした。

 

 

 

 

 

 

感動でアドレナリンが出まくって

ラーメン最高に旨かったです。

あっさりです。

 

 

 

標茶駅にて

 

 

 

 

 

金赤のベタに白抜きの丹頂鶴

かっこいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、折り返しのSL湿原号を待ちかまえます。

 

冬の北海道の旅は、ローカル線撮り鉄旅にコンセプトをおいてもいいかもしれませんね

全く下調べをしていないのにラッキーな偶然が重なっていきました。

 


釧路湿原 SL冬の湿原号

2019-02-19 | 北海道・史上最強寒波の中

小樽港には定刻より2時間遅れ朝6時30分に入港した。

早くもスケジュール調整開始。

天気が良ければニセコ若しくは富良野方面であったが

冬の北海道は日本海側がとにもかくにも雪が降りやすい

こうなれば一気に太平洋側の道東方面に向かうしかないと

一路、釧路湿原を目指しました。400kmオーバーの高速運転

少ししんどかったもののトマムを過ぎた辺りから空が割れて来て青空が垣間見えてきた。

今日は1日移動日で終わってしまうかなと思いつつ市内は混むので

最近できた環状線を利用して釧路湿原に向かいました。

するとタイヤを燃やしたような黒煙が釧路市の方から立ち上がっていました。

火事かなと一瞬思ったものの「sl冬の湿原号」だとすぐ思いました。

そうなれば、一番近くの駅で時刻表の確認です。

煙を発見してから5分少々車を走らせる「遠矢駅」でした。

撮り鉄ちゃんが5名ほど、構内の橋上でスタンバイしていました。

28-300mmをカメラに装着し階段を駆け上がると同時に

やって来ました。

 

シュポシュポと軽快な蒸気を吐く音が一気に近ずいて来ます。

 

正直、身震いするくらいの感動を覚えました。

 

大好きな歌と共にご覧ください。

帰郷♪ 松山千春

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SLはあっという間に通過していきました。

SL冬の湿原号は冬の間、特定日にだけ釧路駅から標茶(しべちゃ)駅間を運行しています。

 

旅の初っ端からラッキーでした。

SL撮影の印象は、臨場感と迫力

ものすごい感動を覚えました。

全く下調べしていなかっただけに感動が倍増しました。

 

次は標茶から折り返しのSLを待つことにして次の駅「塘路駅」NI向かいました。

 

旅はいいもんですね

 

 

続く