トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カラスなぜ泣くの

2014-10-31 | 遊び子は

Photo  道具小屋で作業をしていたら下の駐車場が賑やかになってきた。「いつもの集まり」とは承知だったが賑やかすぎるし、そのうち泣き声が届くようになって止まない。

 必要な作業を終え駐車場に戻ったら、いつもの倍の自動車があり泣き声はトンボ池の方から続いている。確かめに立ち寄ったら集団と少し離れたところで幼児がママにしがみついておりスタッフも傍にいる。どうも「新参加児」らしい。

 納得して興味はそれたがトンボ池の賑わいは久しぶりだ。まあ、小生がこの活動と出会わないから無理もないけれど、水の消えた沢筋でおチビちゃんたちは何が面白いのか「行ったり来たり」していた。そう「ピッチピチ、チャプチャプ、ランランラン」である。大泣きの子から大喜びの子まで、幼児の世界は判らない。


排砂作業

2014-10-31 | 水辺環境の保全

Photo_2  取水地の仮補修を終え「水が出る!」と喜んだのもつかの間、まったく水は通ってこなかった。出水・崩落の影響で排砂作業が必要だろうと図面片手に最上部から着手した。

 #1は沢の砂州に埋もれ、ご丁寧にも天地ひっくり返っている。携行したバルブハンドルは小さく組み合わない。やむなくモンキースパナで開け閉めしたのだが、手間は専用工具の比ではない。Photo_3

 泥水が勢いよくでたのは一瞬ですぐに御爺の小便みたいになってしまった。このバルブから取水升までは継手だけだしアップダウンの大きい場所もあるから、バルブを開放しておきラインに沿って低い部分を持ち上げ揺さぶる作戦に出た。何年か前は配管に沿って歩けたのだが、今回は藪化がひどく難儀して「成果ゼロ」だ・・・。


シイタケ風

2014-10-30 | 何よりの楽しみ

Photo_9  トンボ池の丸太橋にキノコが出た。例年、何らかのキノコが顔を出すが今回は気を引いた。もうシイタケそっくりなのである。材はクリの木だからシイタケが現れてもおかしくはないと思うが、自然発生したキノコは躊躇する。

 結局、「シイタケらしいなあ」と思いつつ水見回り時に眺めるだけなのだが、そのうち、おチビちゃん達に収穫され、ままごとの素材に使われるのだろう。


ぬいぐるみコントローラー

2014-10-30 | 今日は真面目に

 Photo_2市販のぬいぐるみ、小生は抱っこして遊ぶ趣味はないけれど、リアルな動きが欲しくて動かす工夫をしてみた。

 結果はまずます、拠点で工作している付近にやってくるおチビちゃん達に試してみた。結構面白がって見るし手も出してくる。受け取り方など知る由もないけれど、自分の正面で向き合い操作してみても、かなりの表現力がある。

 両手の上下動は左右独立、頭部はコックリさせられる、両足は交互運動、これだけであるがすべて背後の操作盤で行うのだ。安定を考慮すると全て下向きの操作で動かせるべきだったが、台座を重くすれば現行でも十分だろう。

 シリーズのキャラクターをそろえれば、ペープサートや片手人形などよりリアルな人形劇ができそうで、コントローラーだけ量産販売しても幼児教育の世界では需要がありそう!?・・・。

 


まだ幼虫がいる 2

2014-10-29 | 小父のお隣さん

Sn3d0516  フイールドや祭りの準備にかまけていたら、庭がお化け屋敷風になってしまった。小生的には全く問題ないのであるが住宅地である事を考慮すると程度問題であろう。

 気乗りしない心うつろに草取りをしたのだが、枯葉を竹ホウキで集めていた視線の先にキアゲハの幼虫がオレンジ色の角を出して威嚇している。既に霜降は過ぎたのに、と思わずにはいられなかった。

 写真は三日経っての個体だが成長の速さには驚く。体格が倍近くになっている。野生化したミツバには切れめなくとは言えないまでも産卵し育ってくれる。キアゲハ、ジャコウアゲハは家族みたいなもので、普段は気にも留めないがヤマトシジミは留蝶のようにご在庭である。

 それだけで「手入れをしない庭」とばれてしまいそうだけれど、待ち望んでいるアサギマダラは今季はまだ来ない。フジバカマの花も終盤だし、フイールドでも見ていないから今期は絶望かも・・・。

 


仮集水路出来たが・・・

2014-10-28 | 水辺環境の保全

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 清水の舞台から飛び降り水路を穿つ思いで着手した仮の集水路が完成した。水辺の「生物浄化」なんて事態は避けたくて臨んだのだけれど、小生が浄化されそうであった。もう身体ヨタヨタの事態である。

 それはともかく、とりあえずの集水路が完成し、集水升まで水を落とすことが出来たが導水管の先、取水口一帯は崩れた土砂や根株の上であって、いつまで水を流し続けてくれるかの保証はない。

 とは言え、集水升まで水を流せて意気揚々、疲れた体に鞭打って戻り駐車場至近の排砂バルブを開いてみた。数分排水が合ったものの止まってしまった。もしや送水できなくなったため集水升にあるバルブを閉じられたかと戻ったのだが、土砂に埋もれており、掘りだして確認したら開いたままだった。Photo_7

 同じ升から取水している部農会のパイプは手を触れると吸いついてしまうから大丈夫のようだ。そこで新たな課題に直面した。「斜面崩落」でパイプラインが損なわれたか、それとも土砂流入だけなのか…、「あすは休むぞ!」と決めていたのに図面片手に排砂バルブを最初から点検で「藪こぎ」になってしまう・・・。

 写真左から「通水させたい崩壊部」・「倒木で堤の基盤形成」・「基盤が流れた導水管、上部の刈り払った部分に上げる」・「集水升へ通水」、下の写真は完成全景だ。


ヒミズではない!?

2014-10-27 | 小父のお隣さん

Photo  この手の小動物に出会うのは年に一度あるかないかだけれど、すべてが死体である。生きている状態では皆無だ。

 フイールドでの帰路、足元で見つけ「ヒミズ!」と思ってみたのだが、尾にフサフサの毛がない。まあ、トガリネズミの仲間なのだろう。ネットをあちこち尋ねてみたが写真や図で確認することはできなかった。

 朝も通った足元なのだが気が付かなかった。すでにハエが寄っている。


露穂

2014-10-26 | 感じるままの回り道

Photo_8  朝、フイールド駐車場に降りると露でビッショリだ。とても地下足袋や布製の靴では歩けない。あと一か月もすれば露でなく霜に変わるだろう。

 どちらの風景も気持ち良く作業開始できる「目薬」みたいなものだが、露に濡れる時期はチカラシバの穂が心惹かれる。特に逆光で眺めると別天地の感覚がある。とはいっても作業はいつも通りだから、季節だけが通り過ぎていく。


水源地

2014-10-26 | 水辺環境の保全

Photo  18号台風から20日経って崩壊した水源地も安定しただろうから現場内部に入った。河床は上がり流路も変わっている。

 送水が止まってからも降雨があったから泥水地もトンボ池も干上がる事無く湛水されているが、これはあくまで偶然の産物。せっかく戻って数も種類も増えてきた水生生物を今冬で失うことは差し迫った現実でもある。

 台風翌日、崩壊現場を確認し当局には連絡したが、水利権者も管理責任者も必要は「水利」であって「生物保全」など胸中にはないであろう。結果として小生が動かなければ水辺は維持できない。作業の内容や作業量を見積もると眩暈がしそうで、こんな時こそ加齢の身が疎ましい。ともかく「仮送水」を手掛けよう。


まだ幼虫がいる

2014-10-25 | 小父のお隣さん

Photo_3  拠点、道具小屋の脇にあるミカンにアゲハの幼虫がいた。適期のタイムスケジュールなら11月に入って羽化になるころ合い。蛹で越冬するのか成虫で越冬するのか小生には見当もつかない。

 成虫越冬ならナガサキアゲハだけだろうが、この幼虫はナガサキアゲハなのかどうか知る由もない。直ぐ横にはジョロウグモが網を張っているが、幼虫の間は網に掛る事もないだろう。

 葉の上を移動したり食べたりする振動を感知し、この蜘蛛は網の外でも捕食するのか、まあ一匹の幼虫と言えど関係は知らない事ばかりだ。


今日のトンボ「オオアオイトトンボだったか…」

2014-10-24 | 小父のお隣さん

Photo_3  道具小屋前で作業をしていたら突然現れた。少々だが開けた場所に現るのは珍しい。特に今季は林内作業をせず水辺にかかりきりだったから見かける機会は減っていた。それはともかくとして、第二トンボ池を構築中に多数のカップルが若い枝に産卵していたのはこのトンボである。

 何時も思うのだが、県内一カ所だけに住む、この手のトンボの名前はどっちだったか…。もう近いところから忘れる、というより記憶しない。


ラトルバックの仕上げ

2014-10-23 | 何よりの楽しみ

Photo_2  作業の後、少しずつ作っていたラトルバックの仕上げをした。祭りも迫り、とにかく完成品を揃えなければならない。このような物は売れ筋ではないが、要は作り手の「自己満足」に類する作品になるのだろう。

 昨年はサンドペーパーをかけただけの仕上げだったけれど、今回は丁寧に光沢を出し手触りも「気持ち良い」仕上がりにした。#600サンドペーパーまで使用し塗装は蜜蝋で行う。

 固形の蜜蝋を擦りつけ布で磨き広げたのだが、結構労力が必要で、思案して蜜蝋を擦りつけ桐材で押し伸ばし、亀の子たわしでブラッシュし布で艶出し、この工程が早く楽だった。玩具類の塗装は「荏油」が多かったのだけれど、今回はじめて蜜蝋を使ってみた。光沢感には満足である。

 「ラトルバック」と言っても説明しないと理解されないので、表示は「天邪木」にする事にした。イメージは伝わるだろう。


**信義と誠実の原則

2014-10-22 | 性向有毒の翁なれば

  幼児さえ判る団扇を資料とはいかなる討議か内輪も知らず

  呆務して飾る小人恥もなく満面にあり不実と不遜

  能面の如き面から綴り出る避けたき事態避ける言の葉

  繰り人形知らぬまま過ぎ過ぎし椅子候補候補はなにゆえ候補

  ト金には進めば成れる牛尾さえこれからこうなる言動劣化

 


10月定例会

2014-10-22 | 月例会

2014/10/19(日)9:30~14:00

会員 10名(新規入会1名参加)

活動 午前  1、棚田獣害防止網撤去

       2、祭りの準備(駐車場および経路の刈り払い)

   午後  3、祭りの準備(竹馬・木工作品の制作)

※今月より新規加入2名。50代と60代で平均年齢は多少下がったか・・・。

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なんでも食うのか!

2014-10-22 | 小父のお隣さん

Photo_2  尻部に角があるからスズメガの仲間と判断したが、その先までは詮索しない。

 ただ大きいのと模様が多彩なところに注意が行くのである。だが今回は庭のムラサキシキブだったから撮影した。色の対比もさることながら「なんでも食する悪食!?」とも思ったからだ。

 野草が繁茂しているような一角だけど、ムラサキシキブとフジバカマは食害されて無残な姿だ。もっともフジバカマを食べている生物は不明で、この位置のフジバカマは毎年食われて葉がなくなる。ヨトウムシだろうか。