金沢市玉川図書館の秋季展「武家と鳥 ~鷹狩・鳥構場~」を見学した。
将軍家や大名家の鷹狩は知っていたが、これほど詳しい史料が残っているとは思わなかった。
加賀・越中の鷹狩場や鷹の飼育や餌の確保までの細かい資料がある。
最近、金沢駅の鳩を追い払うのに鷹匠が来て実演しているのが全国ネットで紹介された。
展示会を見ると加賀藩は鷹の餌にする鳩を大坂から仕入れていたと記されている。
鳩は鷹を見るだけで逃げるDNAが昔からある事を知った。
餌を確保する餌指役がおり、その人たちが住む「餌指町」まであった。
たかが「鷹」だが藩政期は凄い役割を担っていた事が分かった。