土合へ行く途中、高岡と戸出の中間にある餅屋・おやき屋「とぎや」で草餅を買って来た。(写真)
家内が「針せんぼ」だから草もちを買うと言うから寄った。
今日は「針供養」だが富山では「針せんぼ」と言い嫁の実家から嫁ぎ先へ餅や大福を持参する習慣があるので思い出したのだろう。
針歳暮が「針せんぼ」に変わったとネットには書いてある。
針はそれだけ大事で女性は布団や着物など家で使う衣類は全て自分で縫ったものである。
子供の頃は自分の服・靴下はつぎはぎだらけで母親が縫ってくれた。
自分でもやったから今でも針を頭の毛で研ぐ動作を思い出す。
今は靴下の片方に穴があいただけで捨ててしまう、昔はばちが当たると言われたもんだ。
それにしても富山の嫁は鰤や餅を贈らなくてはならないので大変なんですね。