昨晩、歌劇座での金沢市民大学で講座を受けた。
歴史家・作家の加来耕三氏が「歴史に学び未来を読む~加賀藩と金沢のまちづくり~」と題して講演をした。
現在の金沢の基礎を作ったのは前田利家ではなく5代藩主綱紀であると明言した。
自分も加来氏の話は2度目であるが他の講師の講演を聴いても国内外から書籍を集めて文化を築いたのは綱紀だと思っていた。
本当に花開いたのは廃藩置県後の明治6年以降であると説いた。
大河ドラマや歴史小説を信用せず、歴史は立ち止まって物事を考えてほしいとも・・・。
歴史は疑う・奇跡や偶然は無い・数字を重視せよとも言った。
過去を見る事は未来につながるから歴史に興味を持つことは大事。
講演慣れしておられるので淀みなく時間通りの満足する講演だった。