まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

過ぎてしまえば・・・

2020-09-30 15:23:17 | 母のこと
なんでも思い出になる。

月日は平等に流れるものだから。

良いことも悪いこともすべては思い出になる。






四十九日を迎え、納骨をした。


我が家にはお墓もないし菩提寺もない。
離婚をした父方には立派なお墓も土地もあり、
幼いころにはお墓参りも普通だった。
母方には、なにやら分からないが事情があってお墓がない。
となれば兄がお墓を建てるべきだったのだろうが
そういった縁起でもない話?はせずにきた。

母が亡くなった数日後のこと。
夫が納骨堂を見に行こうと言った。ずっと考えていたと。

私たち夫婦には子供がいないので、お墓を維持していくのは不可能。
夫の田舎にいけば土地はあるので建てることは可能なのだが、
車で2時間はかかる。

「みんなが入れるところ」
「近場ですぐに会いに行けるところ」夫の思いだ。

私の母や兄や私たち夫婦。夫の母親。夫の娘とその子供。
みんなが入れる場所。

縁あってある納骨堂と出会った。
自動でお骨が出てくるタイプではなく、
上段が仏壇で下段に納骨をするタイプを選んだ。
余裕で9口の骨壺を納めることができる。
そして、ペットのお骨も一緒に納めることができるのだ。
場所も自宅から原付バイクでも20分足らずのところにある。
今年出来たばかりなので綺麗で設備も整っている。

母の骨壺の隣に小さなココの骨壺を並べた。
一昨年、お空に帰った実家の愛犬ココのお骨はずっと実家にあった。
これまでは、ペットの納骨堂に納骨をしていたのだが
なぜか決心がつかずにいた。
母にはココがお空に帰ったことは伝えなかった、黙っていた。

今頃、虹の橋のたもとで母と再会し、大好きな母に抱かれて喜んでいることだろう。。。
コメント
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