うちはJRの線路がすぐそばなので、
新幹線、在来線ともに行ったり来たりが見え聞こえる。
ここに越してきたころは、その音に慣れず、
随分と賑やかなところへ越してきたもんだと思っていたけど
今は何とも思わない、寧ろ運休すると静かで淋しい感じ。
九州方面に向かう最終の新幹線の音を聞き「今日も一日終わったねー」
とか「又ねー元気でねー」なんて思ったりする。
お題の貨物機関車「桃太郎」この電気機関車の警笛の音
時々しか聞くことができないのだけど、聞けば
小さなころを思い出す、父の田舎が広島県の福山で
あれは55年くらい前かしら?夜に聞こえることがあった
あの頃は、法事や夏休みにちょくちょく行ってた。
ロバのパン屋さん、一面の蓮華畑、うさぎ小屋や井戸にスイカ。
従姉や従兄、そして近所の子供たちと走り回る山の中、
そうそう、蛇に遭遇してそこから一歩も動けなくなった。懐かしい(笑)
そして、母から聞いた話。
「貨物の警笛を聞くとおばあちゃーんってなるんよ。
お祖母ちゃんと離れることになって、淋しくて、よく泣いていた」と言う
母には母がおらず祖母に育ててもらった。
母も警笛に思い出があるようだ。
その話を母がするたび「もーなんべん(何度)も聞いたよー」
と言い、「なんべん言うてもええじゃないー」と言い返していたなー
でも、母の貨物列車と私のとはちょっと違うと思うけどねー
「桃太郎」です。