憂国の花束

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『文春』は姉弟の“序列逆転”というが・・

2022-02-26 22:58:44 | 秋篠宮
😀 文春オンラインは秋篠宮家に姉妹の序列逆転があった、と書くが、それはないでしょう。
旧皇族身位令には明確に、現皇室典範にもそれらしく書かれているように序列は親王内親王であり、現に皇族方は様々な場面でそのように振るまわれていらっしゃいます。
秋篠宮殿下妃殿下が眞子さん佳子さまに悠仁殿下のお立場をお教えにならなかったとは考えづらい。

紀子さまは「ふさわしい」と…悠仁さま筑附ご進学と作文問題の波紋〈姉弟の“序列逆転”が秋篠宮家にもたらしたもの〉
2022/02/24 文春オンライン 佐藤あき子
<抜粋>
『秋篠宮家と小室家』(文春新書、文藝春秋編)の「はじめに」では、「秋篠宮家は悠仁さまの誕生によって、戦後初めて姉弟間の『序列』の逆転を経験した宮家である」と指摘されている。悠仁さまは41年ぶりの男子として2006年9月6日に誕生され、小泉政権下で検討されていた、女性天皇や女系天皇を含めて容認する皇室典範改正の流れは中断された。

 さらにご誕生の3カ月前には「男女双方に対する差別を禁止」という方向に大きく性格を変えた男女雇用機会均等法の改正法案が成立。「その社会的な気運の中で、眞子さまと佳子さまは姉として、現在の天皇、秋篠宮に次ぐ皇位継承順位第3位の立場の弟を迎えることになった」(同書より)という。

😐 なんだか話しを「男女同権で育った御姉妹が悠仁殿下がお生まれになって、弟を男子だからというだけで立てなくてはならなくなったことに疑問と不満を抱かれた。」というところへ持って行きたいかのような書きぶりですね。

で、姉弟の序列が逆転したという、その根拠とは?

6歳での伊勢神宮ご参拝
2013年に秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さまが伊勢神宮を参拝される際は、秋篠宮さま、紀子さま、佳子さま、悠仁さまの順番で歩かれていた。 






「姉弟関係」逆転に見えた場面
2018年6月秋篠宮ご一家は、インドネシアとの国交樹立60周年を記念したコンサートを恵比寿ガーデンホールで鑑賞された。帰国から間もない佳子さまも参加され、ご一家全員での公の場へのお出ましは4年ぶりだった。



会場に到着された秋篠宮ご一家は、秋篠宮さま、悠仁さま、紀子さま、そして佳子さま、眞子さま(当時)の順に車から降りられたように見えた。これは単に降りやすい順番なのだろうと一時は思ったのだが、出迎えた人と挨拶される場面でも、秋篠宮ご夫妻に続いて、悠仁さま、そして眞子さま、佳子さまの順に握手を交わされて建物の中に入っていった。
 ご姉妹の先を歩かれる悠仁さまのお姿にハッとして、「皇位継承者というお立場とは、そういうものなのだ」と、ともに取材をしていた記者と顔を見合わせたことが印象に残っている。

秋篠宮ご一家コンサートに 5人揃っての公務4年ぶり(18/06/24)
確かに秋篠宮殿下、紀子さま、悠仁殿下、眞子さま、佳子さまの順に入場されています。


😇 はい。皇位継承者とはそういうものなのですよ。
ちなみに現皇室典範では男性皇族すなわち親王・王は継承順位が違うだけで全員皇位継承者です。
皇室典範を知っていたら、ハッとするまでもないことです。
姉弟の序列が逆転した(だから眞子さんが頭にきたのだー)と仄めかすのは止めましょう。

生まれた時から皇位継承者である悠仁殿下が伊勢神宮参拝で佳子さまの後ろを歩かれたのは、まだ子供で不測の事態が起きたら直ぐに後ろを歩くお側の者が手助けできるようにという配慮だったのではないでしょうか。御自分でも「玉砂利を歩きにくそうに一生懸命歩いていた。」と書いておられるではありませんか。

佳子さまの前を歩いていて転んだら、佳子さまがお助けするのもお側の者が飛んできてお世話するのも粛々とした行列の進行を妨げます。一番後ろなら佳子さまと悠仁殿下の間があくだけで、行列は粛々と進んで美しさを妨げることはありません。
秋篠宮殿下以下続く皆様、伊勢神宮という場もあって神々しくさえ見えます。紀子さまの匂うような美しさ。佳子さまのお可愛らしさ。悠仁殿下の幼いながら凜々しさ。
このころの輝きがまた秋篠宮家に戻りますように。