憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

養子縁組は両刃の剣

2022-02-25 12:26:37 | 皇位継承
以前から、男系男子による継承を唱える自民党保守系グループの真の目的は旧宮家男系男子復籍であって、必ずしも秋篠宮殿下悠仁殿下を守るつもりはないのではないか。と漠然と感じていたが、やはりそうだったようです。



自民・保守系グループ 皇位継承をテーマに勉強会
2/24(木) 19:47  産経新聞
自民党の保守系グループ「伝統と創造の会」(会長・稲田朋美元防衛相)は24日、国会内で皇位継承をテーマとした勉強会を開いた。約25人の国会議員らが出席し、安定的な皇位継承策などを議論した政府の有識者会議がまとめた報告書について、百地章日本大学名誉教授ら有識者から意見を聞いた。

 同会は今後も皇位継承について議論を重ね、党内の議論の進捗も見極めながら、会の提言をまとめる方針。会合後、稲田氏は「私たちは男系(による皇位継承)を維持するために養子縁組を認めることがいいと思っていた。女系を認めない方策も書かれており、今回の報告書は意味がある」と記者団に語った。 

😐 報告書にある「女系を認めない方策」とは、

皇室に残るとされる皇族女子の子供や、皇籍に復帰した人には皇位継承資格を持たせないという案ですね。

それでは皇位継承者は現在のまま。皇位継承権の無い男子ばかりが増えても案定的皇位継承策にはなりません。

最終報告書は皇位継承策については「具体的に議論するには機が熟していない」と提案を避けている。

機が熟するときはいつなのか。悠仁殿下が男子が得られないか、秋篠宮殿下が即位しないままに御不例になられた時でしょう。秋篠宮殿下は56歳。悠仁殿下が御結婚されお子さまを得られるまでには10年以上ありますが、10年15年などあっという間です。
政府が本気で皇位継承を秋篠宮系で続けようと考えているのなら、もう少し秋篠宮家を守る動きがあっても良い筈なのですが、そのような気配は全く感じられません。秋篠宮殿下の人間性や考え方を理由に「守ろうとしてもできない。」と言うばかりです。できないのではなく、やる気が無いのだろうと私は思う。

旧皇室典範では皇族の養子を認めていなかったが、現行の皇室典範では天皇及び皇族の養子を認めていない。
男系男子による継承を覆す女系天皇の正当性を論議するより、明治になるまで行われていた天皇皇族の養子を復活させるほうが国民の理解は得られやすい。
現皇室の祖である光格天皇も養子である。

自民党保守派の構想とは、おそらくこの様なものではないだろうか。
理由は何でも良いが取りあえず公務の担い手減少を理由に養子によって旧宮家男系男子を皇居に入れておく。
ながく一般人になっていた皇族を養子にすることで国民を刺激しないように、養子には皇位継承権は与えない。養子の生活態度と思想性の良さを発信し続ける。お子さまが生まれ家庭円満さもアピールしたら、国民も養子とそのお子さんに皇位継承権が無いのはオカシイと考えるようになる。
他方、秋篠宮家が国民の信頼を取り戻せないまま年月を重ねていたら、養子とそのお子さんに皇位継承権を与える気運は一気に高まるだろう。
秋篠宮家が国民の信頼を取り戻して貰っては、推しの宮へ皇統を移す計画が頓挫する。秋篠宮家の暴走今後も大いに歓迎?
男系男子による継承を唱えて秋篠宮殿下悠仁殿下を本気で守ってくれる政治家はいないのだろうか。


筑波大学学長の記者会見

2022-02-24 22:50:00 | 悠仁殿下


大学長「安全確保したい」 悠仁さま付属高進学で 制度に質問も
朝日新聞社  2022/02/24 20:17
秋篠宮家の長男悠仁さま(15)が筑波大付属高校(東京都文京区)に今春進学することについて、筑波大の永田恭介学長は24日の定例会見で「大変光栄なこと。できる限りの方策を立てて安全・安心を確保したい」と話した。 

永田学長は、進学先に同校が選ばれたことについて「自主・自律・自由が付属高校のモットー。それに基づく課外活動も含めた様々な教育コンテンツが気に入られたのであれば大変光栄なことだ。生徒たちははつらつとしており、学長が訪ねて行っても萎縮することがない。そうした様子もご覧になったことと思う」と感想を述べた。 

初めて皇族を受け入れることに伴う警備態勢などは「門の前に警備する人を配置することなどが必要になるだろうが、まだ何もできていない。急きょやらないといけないこともあるだろうが、僕らは未経験で気付かないことも多々あると思う。経験が深いお茶の水女子大や宮内庁に教えを請い、危ないことは回避できるようにする」と話した。 

今回の合格は、筑波大とお茶の水女子大が結ぶ「提携校進学制度」によるものだった。「特定の人のために設けた制度ではないか」との質問も出たが「今年が4年目で毎年若干名の入学者が出ており、制度は今後も継続する。その見方は当たらない」と否定した。 

合否判定については、一般入試と同じ2月13日に同高を訪れて学力検査を受けており、「その結果も加味して決めた」と説明した。ただ、試験の内容など選考の詳細については「傾向と対策になるので申しあげられない」と回答を避けた。(谷口哲雄)

😇 学長は大変頭の良いかたのようです。
覚悟をもって将来の天皇を受け入れてくださったことも伝わります。
悠仁殿下には良い教育環境が用意されていることでしょう。

ただ、提携校進学制度の説明は苦しい。黙って聞いていても皆々公正のアリバイ作りだと腹の中では思っているでしょう。
私は、このような制度を作らなくてはならなかったことが残念でたまらない。
「将来の天皇の教育をお願いしたい。」「承知しました。」だけで進学しても良い筈なのに。


小室もプーチンもやったもの勝ち

2022-02-24 22:27:40 | 小室
😠 予想されてはいたが本日ロシアのウクライナへの攻撃が報じられた。各国ともにプーチンへの打つ手無し。やったもの勝ちになるのか。
巨魁プーチンには及ばないが、日本にもやった者勝ちの男とやったもの勝ちで男を育てた母がいる。
営々と努力を積み重ね、他を慮り、未来に希望を持って生きている者の心をやりきれなくさせるのは、やったもの勝ちが大手を振ってまかり通って行く現実だろう。
国の象徴として国民に希望を与えるのが役目の天皇・皇族が真面目に生きている国民の心をやりきれなくさせる「やった者勝ち」を支援してよいものでしょうか。

小室圭さん再びポニーテール姿、英紙がNY州司法試験会場で撮影と報じる
[2022年2月24日18時45分] 日刊スポーツ
 英紙デーリー・メール(電子版)が23日(日本時間24日)、小室さんが再挑戦したニューヨーク州の司法試験の会場の1つから出てきたとする様子を写真付きで報じた。 

試験は現地時間22、23日に州内4カ所の会場で行われた。同紙は会場は明らかにしてないが、会場から出てきたところを撮影したと説明。長く伸びた髪の一部を後ろでたばねた小室さんは、デニムシャツの上に深緑色のジャケット、ネイビーのズボンにスニーカーというカジュアルな姿で、肩に大きなバッグをかけ、やや険しそうな表情をみせているカットもある。 







デイリーメールが掲載している写真は他にもあるが、結婚会見時の小室の顔写真と胡乱な小室の顔写真を並べて掲載するとは、デイリーメールも意地が悪い。
しかし、『女性セブン』はこの寝起きのホスト風の小室がNYで皇族のように優雅に暮らしていると報ずる。

小室圭さん、再受験でも追い込まれた様子なし“一般人なのに皇族のような”NY生活
2022.02.24 19:00  女性セブン

「前回の試験はコロナの影響でオンライン開催でしたが、今回は試験会場に集まって行われました。初日は論理的思考力が問われる論文など、2日目はマークシート方式の試験で、午前と午後で計200問も解かなければならない。両日共に試験時間は6時間にもわたる長丁場です」(米法曹関係者)

😐 女性セブンばかりでなく、報道各社再試験合格の難しさを強調するのは、小室が合格するとしたら、皇室パワー使用以外にあり得ないと示唆したいからでしょう。

ニューヨーク在住の日本人実業家 
「最近も、日本人の国連職員や国際機関のスタッフとの食事会に夫婦揃って顔を出していたそうです。それ以外にも、現地の有力者とのランチやディナーに頻繁に参加していると聞いています。現地の日本人社会での夫婦の評判はすこぶるいい。いつも“皇族のように”柔和な笑顔で座っているようですから。あとがない試験を控えて追い込まれた様子? どうやらなかったようですよ」 

「それにしては、あまりに華麗に映りますね。一般人なら会えないような人や、入れないような場所にまで招待されている。その上、現地在住の日本人を激励したり、要人を表敬訪問したり、皇族のような生活ぶりにみえます」

夫妻が安心して暮らせるのは、充分なバックアップ体制が整っているからだ。

 😐 相手が小室で無かったら、「眞子さんはニューヨークで幸せにお暮らしのようだ。」と喜べる内容なのですが…。





小室も佳代さんもプーチンもやったもの勝ち。


『存在の耐えられない軽さ』・・2月23日天皇誕生日

2022-02-23 23:25:46 | 天皇
天皇誕生日が4月29日だった頃、4月29日の空は正月元旦の空に似ていた。
12月23日の天皇誕生日は年の暮れの慌ただしさの中に埋もれてしまっていた。2月23日が天皇誕生日となって3年。コロナで諸行事が簡便化された天皇誕生日は年の暮れの天皇誕生日よりよりさらに影が薄くなったように感じる。

 軽くなったのは儀式だけではない。皇室全体なんだかずいぶん軽くなったではありませんでしょうか。

宮内庁ホームページ
令和4年天皇陛下お誕生日に際してのご近影(お写真)
テーブルのセッティングが2種類ある。
花は記者会見と同じ。花瓶はビデオ撮影時と同じ。

令和4年天皇陛下のお誕生日に際してのご近影(ビデオ)
静止画像では解らないが陛下は時折皇太子時代と同じ表情をされる。
人間、本質的なものは変わらないのかもしれない。

ニュース映像
天皇陛下62歳の誕生日 皇居で「祝賀の儀」コロナ禍で縮小  

天皇陛下の記者会見
会見年月日:令和4年2月21日
会見場所:宮殿 石橋の間
 全文はこちら

😇 長いけれど、これまでどこかで何度も聞いたようなすっかりお馴染みの言葉が並んでいる。
一年を振り返っての御言葉の長いこと長いこと。医療関係など各方面の労を労うのは良いがその都度、「私と雅子はオンラインでこうしたああした」と付け加えるのを忘れないところが興ざめです。一年間してきたことを取りこぼしなく全て言ったという感じ。
善行は黙ってしろと言うが、国民が「よくやった」と褒めてくれないので自分で言うしかないのでしょうか。

😇 雅子さまと愛子さまについて
雅子さま
いまだ快復の途上で,体調には波があり,大きな行事の後には,疲れがしばらく残る傾向にあります。これからも,無理をせずにできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います。雅子は,また,私の日々の活動を支えてくれる大切な存在であるとともに,公私にわたり良き相談相手になってくれています。私も,今後ともできる限り力になり,支えていきたいと思っております。国民の皆さんには,これまで温かく心を寄せていただいていることに,改めて感謝の気持ちをお伝えするとともに,引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います。

😇 適応障害の発表があってから、ずっと同じ内容。

雅子は,また,私の日々の活動を支えてくれる大切な存在であるとともに,公私にわたり良き相談相手になってくれています。

眞子さんと小室も同じようなことを言ってましたね。文体もよく似ています。
考えることも似ているのでしょうか。

😇 眞子さんの結婚について
「今後,幸せな人生を歩んでいってほしいと思いますが,同時に,この間,多くの方に心配をお掛けすることになったことを心苦しく思っています。」

”多くのかた”とはどんな方でしょうか?
眞子さんのように「二人の結婚を応援してくれた方々」の意ですか?
御回答通して、今上もまた国民が反対した理由を理解されていないことが解ります。

問4 政府の有識者会議が報告書をまとめ,皇族数の確保策として女性皇族が結婚後も皇室に残る案と,旧皇族の男系男子を養子に迎える案の2つを示しました。一方,皇室の歴史を振り返ると,過去には皇位を巡る危機的な時期が幾度もあり,そのたびに乗り越えてきた経緯があります。歴代天皇について深く学んでこられた陛下は,今日まで皇位が連綿と継承されてきた長い歴史をどのように受け止められていますか。

 😲 おお!何と核心に切り込んだ質問。
しかし今上も2000年権謀術策飛び交う宮中を生き残った天皇の末裔。ズバリと聞かれたからと言って、ズバリと答えるようなことはされません。優雅に嵯峨天皇、後光厳天皇,後花園天皇,後奈良天皇,正親町天皇,光格天皇 の写経、花園天皇の皇太子への教えなど語り、

歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,研鑽さんを積みつつ,国民を思い,国民に寄り添いながら,象徴としての務めを果たすべく,なお一層努めてまいりたいと思っています。 

と、締めくくって皇位継承に件については何も語らず。


 😐 同じ頁にお誕生日行事の日程表があるが、

天皇陛下お誕生日行事
同 10:30天皇陛下祝賀の儀皇嗣同妃両殿下松の間
同 10:30皇后陛下祝賀皇嗣同妃両殿下梅の間
同 10:35両陛下祝賀元皇族(代表)及び御親族(代表)竹の間

これはどう理解したら良いのでしょう?
同日同時刻に、松の間、梅の間に皇嗣同妃両殿下が現われる。




 

隣の芝生・・Escape from Gakushuin

2022-02-22 21:04:13 | 秋篠宮
宮内庁から悠仁殿下の筑波大付属高校への進学が正式発表されたのを受け、週刊誌は学習院と筑波大付属高校の反応を記事にしている。

日刊ゲンダイは
悠仁さまの高校からの入学は大正解! OBが語る「筑波大付属」の厳しい現実
2022/02/19 

皇室と筑波大付属の「深い縁」 悠仁さまが高校にご進学される“納得の理由”
2022/02/19 06:00

😐 どちらも書き手はジャーナリストの田中幾太郎である。
1958年、東京生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。教育・医療問題や企業経営などについて月刊誌や日刊ゲンダイで執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 

筑波大付属高校へ小学校から内部進学するコースは、小学校から中学校へ進学できるのは約8割、中学校から高校へ進学できるのも約8割。小学校入学組の約6割しか内部進学で高校まで行けないという。せっかく筑波付属小学校へ入学しても悲しい現実をつきつけられる子供や親が4割ほど居るシビアな世界のようです。
OBが「高校からで良かった」というのは、そのあたりのことを言っている。
確かに内部進学する同級生を横目にお引き取りを願われる小学生、中学生は辛い。去って行く同級性を見る眼とはどんなものだろうか、と思う。子供は残酷だから「落ちこぼれ」と嗤うのでしょうか。
悠仁さまは、当初は中学校から筑付へ行かれる予定だったようですが、もし、中学校から進学されていたら、どのような眼を持たれていたのか、と思う。

日刊ゲンダイが書く皇室と筑付の接点。

美智子さまの実父で、悠仁さまの曽祖父にあたる元日清製粉会長の正田英三郎氏は小学校から旧制中学(現中学・高校)まで筑付の前身の東京高等師範学校付属に通い、大学は東京商科大(現一橋大)に進んだ。

「悠仁さまの父・秋篠宮(文仁)さまは特に、正田英三郎氏の従弟で東大農学部教授だった正田陽一氏(16年89歳で没)と懇意にしていた。陽一氏の専門は家畜の遺伝。秋篠宮さまは家禽類の研究をしていて、分野が重なっていたので、地方や海外などにも一緒に調査に出かける機会がたびたびあったのです。そこで正田英三郎氏の話題に及ぶことがあって、秋篠宮さまの中で、悠仁さまの進路のひとつとして筑付が強くイメージされるようになったようです」 

秋篠宮さまと正田陽一氏が沖縄県に在来家畜の調査に訪れた際は、家族も同行。その中に小学校1年の悠仁さまも含まれていた。やんちゃ盛りの悠仁さまは「沖縄こどもの国」でヤギや琉球犬の背中に乗り、大はしゃぎだったという。

 皇室と筑付の接点を考える時、もうひとつ忘れてはならないのが正田英三郎氏と同級生だった美濃部亮吉・元都知事の存在だ。亮吉氏の父は「天皇機関説」を唱えた法学者で貴族院議員の美濃部達吉氏。日本が軍事色一色に染まる1935年(昭和10年)、天皇機関説事件が勃発。達吉氏は激しい攻撃を受け、議員辞職に追い込まれた。「統治権は法人である国家に属す」という天皇機関説を支持していた昭和天皇は、同事件を激しく非難したという。 

<中略>
その息子の亮吉氏が正田英三郎氏と筑付の前身校の同級生だったという事実も、皇室との強い縁を感じさせる。親友だった2人は雪が降った日、校庭一面に教師の似顔絵を描くといったいたずらもした。雪が溶けてくると、その似顔絵が浮かび上がる仕掛けをして、教師からこっぴどく叱られたという。 

😐 秋篠宮殿下は小学生のころの眞子さん佳子さまがいつも人の眼に晒されているのを可哀想に思われて、東大演習林の管理人宿舎に滞在されたことがある。
秋篠宮殿下は美智子さまの御実家である正田家の人々を通じて筑付や東大にシンパシーを抱いていらっしゃったのではないでしょうか。加えて紀子さまの父川嶋辰彦氏も東大出身です。
悠仁殿下を東大へ、という方針は早い段階に定められ、具体的なルートを描いた者がいて、その者は小室のルートを描いた者と同一人物。と、私は見ていますが?

筑付。東大出身の方々と交流し、東大の広大な自然林で夏を過ごし、東大キャンパスへ研究員として通い、、学習院卒の秋篠宮殿下には隣の芝生は瑞々しく青く見えたのかも?世界は広い、学問の世界は広い、、Escape from Gakushuin。その先にあるものは、未だ誰にも解らない。




😇 女性セブンは正田家と筑付の因縁を書いて、筑付進学は美智子さまをお手本とする紀子さまのお考え、と上皇后へさり気なくヨイショ。



😇 週刊女性は進学先とならなかった学習院の嘆きを書いて…。


😈 デイリー新潮は「筑波大付属高校なんて、全然たいしたことないんだよー」と書く。

悠仁さまが合格された「筑波大学附属高」の実相 減った東大合格者数と負のスパイラル
2022年02月18日
<抜粋>
筑附の設立は1888年。これは明治21年にあたる。官立高等師範学校に附属する尋常中学科というのが前身だ。 

東京帝大の法学部長や最高裁判事を歴任し「日本家族法の父」と呼ばれた穂積重遠(1883~1951)。
『「いき」の構造』(講談社学術文庫など)で知られる哲学者で京都帝大教授の九鬼周造(1888~1941)。
『ブッダの生涯』(岩波現代文庫)の著者で、インド哲学者、仏教学者、比較思想学者、東大名誉教授の中村元(1912〜1999)。
 政界や官界と同じく、学界もきりがない。
<中略>
ベスト5は、【1】開成(144人)、【2】灘(97人)、【3】筑波大附属駒場(89人)、【4】麻布(86人)、【5】聖光学院(79人)となっている。
 女子校のトップは桜蔭の71人で、総合7位。都立高のトップは日比谷の63人で、総合9位だった。
 一方、筑附はベスト20にも入っていなかった。合格者29人で総合23位だ。

筑附の内情に詳しい関係者は、「筑附が本当の意味でエリート校だったのは70年代までです」と指摘する。

 「筑附のモットーは『自主、自律、自由』です。それが素晴らしいことは間違いありません。また、知的レベルが高い良質で教養主義的な授業が行われているのも事実です。ところが、ライバル校の中には東大合格者を増やすことを最優先とし、徹底的な詰め込み教育を行うところも珍しくありません。そうした学校に、筑附は太刀打ちできなくなっているのです」

「かつては優秀な生徒ばかりでしたから、学校側が放任主義でも、彼らは勝手に勉強して東大に合格していました。ところが東大合格者が減って他校に優秀な生徒を取られてしまうと、自由な校風が仇になり、勉強しない生徒が増えてしまったのです。そうすると東大合格者ランキングは更に下がり、優秀な生徒も更に筑附に来なくなるという悪循環に陥ってしまったのです」
 
「筑附自体の問題もあります。そもそも東大合格者数を積極的に増やすべきか、という地点から議論を始めなければなりません。国立の高校が東大合格者を血眼になって増やす必要はない、という考えもあります。自由な校風に憧れる保護者や生徒も依然として少なくないでしょうが、現実的には受験対策で手厚いサポートを行ってくれる私立高のほうが安心だという声もあります。このままでは筑附の“地盤沈下”は更に進んでもおかしくないのです」

😐 悩ましい問題ですね。受験予備校化するか、理想教育実験校で行くのか。
受験予備校化を良しとしない人々には、将来の天皇の入学は名門校としての新たなステータスを作り上げるチャンスとなるかもしれませんね。

眞子さんは御自分が皇族である意義を見いだせなかったようですが、悠仁殿下には御自分が将来の天皇である意義を是非とも見出していただきたいです。


😐 2月13日。筑波大付属高校正門前で待つカメラマンたち。
御自分が将来の天皇である意義を見出されたら、カメラマン達を見る眼も大らかになられるでしょう。
某英国の皇太子のように、「ちっ!どこまでもうるさいやつらだ。」と舌打ちされることなく、義理の伯母様のように「我を咎める眼か」と怖れることなく、曾祖父天皇のように、ただゆったりと大らかに対峙される悠仁殿下の姿を拝見できますように・・。