Xにあげていた読書メモ、自分用に加筆修正しながら月別にまとめてみた。
2024年5月
◎「電話をしてるふり」バイク川崎バイク
最初の作品でやられた(;^;)ショートなのでサクサク読めて、話もいろいろで飽きずに楽しめる。
でも普段短編ってあまり読まないせいか、次から次にいろんな世界が迫ってくるのが若干疲れるかも。
間に他の長編とかで味変したらよかったのかも。おもしろいことは確か。
〇「いつか深い穴に落ちるまで」山野辺太郎
アメトークでおすすめされてたけど、なんか思ってたのと違った(^^;)
非現実的過ぎる設定がどうしても気になってしまう。
ラストは切ないというか、なんとも言えない気持ちになる。どう処理していいかわかんない。
☆「17歳のビオトープ」清水晴木
いくら歳をとっても悩みは尽きず、全然成長せんなぁ私…と思っていたところ、出会った本。
17歳どころか50代でも全然響きます。
人生先生の言葉の投げかけ、そしてスーパーマンばりの登場好きだな。続編出たらいいなあ。
◎「森の家」千早茜
異質というかいびつというか不思議な3人の関係。
思い込みに行き違い、距離感不器用過ぎるやろー。
でもあっぷあっぷしてる3人がだんだん愛おしくなってくる。とりあえず最後よかったぁ。
鬱蒼とした感じや湿度や温度、光も感じられる描写も好き。
◎「人生オークション」原田ひ香
長編だと思ったら中編2本収録されてて、えっ終わり?ってなった。
叔母さんのキャラがいまひとつ掴めなかったのだけど、真実が明らかになるに従って、だからかーってなった。
主人公は大丈夫そうだけど、妹の先行きが心配。
「あめよび」は男性の気持ちもわからんではないが、都合良過ぎるやろとも思う。
二人の問題なのに。いや二人の問題だからこそ。
ラストはもやもやする。それで女性は踏み出せんのかと心配になった。
あれって男性の優しさですか、何ですか。
☆「水たまりで息をする」高瀬隼子
風呂に入らなくなった夫かぁ。(設定がなかなか斬新)
ガミガミ言って病院に連れて行くだろう私とは対極の主人公。
夫婦揃って狂気じゃない?と思いつつもなんだかクセになる感じ。
これって原因とか解決とかを求めちゃいけないやつなんだ…と思いつつ、
最後に何か救いがあればと読み進めたらまさかの結末。へっ?
どう処理していいのかわからん。
まあ、たまにはこういう本もいいかも。
◎「前の家族」青山七恵
ラスト、これが意外な結末?
とにかく主人公の言動が理解できなさ過ぎて、
なんで行っちゃうのーやめてー!という感じでずーっと不穏だし、怖いし。
ブツを取り返すためには法的措置とか取ればいいんだろうけど、
いやそれより問題なのは精神か。大丈夫かな。その後が心配だ。
☆「ふたりのイーダ」松谷みよ子
「すずめの戸締り」見たら読みたくなって引っ張り出してきた。
私が中2の頃に購入してたんだなあ。内容は細かい部分はおいといて意外と覚えてた。
歩く椅子というファンタジーなキャラクターでありながら切実で、
それが広島の原爆という悲惨な事実に繋がるという描き方が今読んでも斬新。
ずーっと大切にしたい一冊。
◎「あすは起業日!」森本萌乃
なんとなく興味のある起業という分野(あくまで興味だけだが)
思っていた以上に込み入っていて大変だ!
しかも石橋をたたいて引き返すタイプの私からすると、やっぱ一にも二にも行動力なんだなと痛感。
起業するまでの紆余曲折がおもしろかったので、実際開業してからの様子も見てみたかったなあ。
◎『銀座「四宝堂」文房具店』上田健次 audible
主人公の硯さんの落ち着いた振る舞いが好きだったんだけど、
途中えっそんな感じの人だったの?と戸惑ったり、お店暇過ぎん?と思ったりもしたけど、
書くことや大切な人との向き合い方を改めて考えさせてくれた。
願わくば文房具の描写がもっと欲しかったかも。
◎「舞台」西加奈子
自意識過剰な感じも最初はわからんでもなかったが、
だんだん加速暴走して行くに従ってついて行けんわ!と。
そしてこのままどこにも辿り着けないまま終わるパターンなんだろうなぁと思っていた。
最後あっけなくはあったけど、とりあえずほっとする結末でよかった…のかどうかはわからんけど。
2024年5月
◎「電話をしてるふり」バイク川崎バイク
最初の作品でやられた(;^;)ショートなのでサクサク読めて、話もいろいろで飽きずに楽しめる。
でも普段短編ってあまり読まないせいか、次から次にいろんな世界が迫ってくるのが若干疲れるかも。
間に他の長編とかで味変したらよかったのかも。おもしろいことは確か。
〇「いつか深い穴に落ちるまで」山野辺太郎
アメトークでおすすめされてたけど、なんか思ってたのと違った(^^;)
非現実的過ぎる設定がどうしても気になってしまう。
ラストは切ないというか、なんとも言えない気持ちになる。どう処理していいかわかんない。
☆「17歳のビオトープ」清水晴木
いくら歳をとっても悩みは尽きず、全然成長せんなぁ私…と思っていたところ、出会った本。
17歳どころか50代でも全然響きます。
人生先生の言葉の投げかけ、そしてスーパーマンばりの登場好きだな。続編出たらいいなあ。
◎「森の家」千早茜
異質というかいびつというか不思議な3人の関係。
思い込みに行き違い、距離感不器用過ぎるやろー。
でもあっぷあっぷしてる3人がだんだん愛おしくなってくる。とりあえず最後よかったぁ。
鬱蒼とした感じや湿度や温度、光も感じられる描写も好き。
◎「人生オークション」原田ひ香
長編だと思ったら中編2本収録されてて、えっ終わり?ってなった。
叔母さんのキャラがいまひとつ掴めなかったのだけど、真実が明らかになるに従って、だからかーってなった。
主人公は大丈夫そうだけど、妹の先行きが心配。
「あめよび」は男性の気持ちもわからんではないが、都合良過ぎるやろとも思う。
二人の問題なのに。いや二人の問題だからこそ。
ラストはもやもやする。それで女性は踏み出せんのかと心配になった。
あれって男性の優しさですか、何ですか。
☆「水たまりで息をする」高瀬隼子
風呂に入らなくなった夫かぁ。(設定がなかなか斬新)
ガミガミ言って病院に連れて行くだろう私とは対極の主人公。
夫婦揃って狂気じゃない?と思いつつもなんだかクセになる感じ。
これって原因とか解決とかを求めちゃいけないやつなんだ…と思いつつ、
最後に何か救いがあればと読み進めたらまさかの結末。へっ?
どう処理していいのかわからん。
まあ、たまにはこういう本もいいかも。
◎「前の家族」青山七恵
ラスト、これが意外な結末?
とにかく主人公の言動が理解できなさ過ぎて、
なんで行っちゃうのーやめてー!という感じでずーっと不穏だし、怖いし。
ブツを取り返すためには法的措置とか取ればいいんだろうけど、
いやそれより問題なのは精神か。大丈夫かな。その後が心配だ。
☆「ふたりのイーダ」松谷みよ子
「すずめの戸締り」見たら読みたくなって引っ張り出してきた。
私が中2の頃に購入してたんだなあ。内容は細かい部分はおいといて意外と覚えてた。
歩く椅子というファンタジーなキャラクターでありながら切実で、
それが広島の原爆という悲惨な事実に繋がるという描き方が今読んでも斬新。
ずーっと大切にしたい一冊。
◎「あすは起業日!」森本萌乃
なんとなく興味のある起業という分野(あくまで興味だけだが)
思っていた以上に込み入っていて大変だ!
しかも石橋をたたいて引き返すタイプの私からすると、やっぱ一にも二にも行動力なんだなと痛感。
起業するまでの紆余曲折がおもしろかったので、実際開業してからの様子も見てみたかったなあ。
◎『銀座「四宝堂」文房具店』上田健次 audible
主人公の硯さんの落ち着いた振る舞いが好きだったんだけど、
途中えっそんな感じの人だったの?と戸惑ったり、お店暇過ぎん?と思ったりもしたけど、
書くことや大切な人との向き合い方を改めて考えさせてくれた。
願わくば文房具の描写がもっと欲しかったかも。
◎「舞台」西加奈子
自意識過剰な感じも最初はわからんでもなかったが、
だんだん加速暴走して行くに従ってついて行けんわ!と。
そしてこのままどこにも辿り着けないまま終わるパターンなんだろうなぁと思っていた。
最後あっけなくはあったけど、とりあえずほっとする結末でよかった…のかどうかはわからんけど。
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