子供の頃、良く近所の原っぱで遊んだ。
落とし穴に水でこねた泥を入れて、ズブズブと泥んこになるのをはやし立てたり、
草の葉を地面から生えたままで、二束に集め、風呂敷を縛るようにして、輪にし、そこを通った人が足を引っ掛けて転ぶのを面白がったりしている悪がきを遠巻きにして、草の中でかくれんぼや、鬼ごっこをした。葉っぱや得体の知れない落し物で、ままごとをして遊んだ。
原っぱには、乞食のヤッチャンがいて良く話をしたし、いつもつきまとってくる野良犬が一緒だった。仲間の顔が見えなくなるまで、遊び呆けていた。
先日テレビの何かの番組で、路地から子供の姿が消えて、地域の人とのコミニヶ-ションが無くなった。と伝えていた。公園は、変質者を呼び寄せる悪いイメ-ジになり、子供だけで遊ぶ事が無くなったと言う。子供達は街から締め出されてしまったのか・・
駄菓子屋のおばさんが、「その辺で、子供だけで2,3人で遊んでいたら、大人が警察に通報して、大騒ぎになった。」と言っていた。
”子供だけで”に大人がびっくりしたの!”びっくり”だね・・