アタッて砕いてみる!

オバサン奮闘記

楽は苦の種、苦は楽の種?!

2011年06月26日 | 介護処理
        【今年はゴ-ヤのカーテンが出来るかな?】
 
この所、爺ちゃんの世話で、ほかの事が後回しになっているおばさんは、もう一人手の掛かる年寄りと、

減塩食が面倒な亭主から、爺ちゃんに施設に入ってもらおうと言われて、施設探しを始めました。

現在は自宅介護といって、ショ-トステイを月に何日、デイケア週何回とケアマネ-ジャ-にプランを立てて頂き、

介護保険のおかげで、少ない負担金額で介護のお手伝いをして頂いており、とても助かっているのです。

我が家は、誰がいつ身体を壊すとも限らない「老人の館」なのであります。現に昨年暮れには亭主が癌の手術をし、

今年に至っては、婆様が眼底出血で急遽入院、無事に退院はしたものの、ここへ来て両者共に考えたのでござりましょう。

残りの一人(あたし)は、常に介護準備体制にしておかねばいけないと・・

てな訳で、亭主は仕事があるので、殆んどおばさんが奔走することになりました。

何箇所かの施設の資料を取り寄せ、個々にアポを取り付けて今日は東へ、明日は西へ・・施設を視て回り、話を聞き、

掛かる金額を比べて数箇所に絞り、爺様を病院に連れて行って診断書(一通約16,000)を書いてもらい、

市役所で必要書類を出してもらって、同じ様な申請書類を数箇所分、結構な量のコピ-し作成して出しました。

すると、数日後には施設からの電話で、各々申請書の補足のような質問があり、後に入所順位の通知が郵送されてきて、

予想はしていたものの、どこも老健(公には3ヶ月で更新、一旦自宅に戻る)に入所するには数ヶ月、

特養(人生最後まで)に至ってはいつになるかは見当が付かず、果てしなく待つそうです。数箇所共に公共の施設を

選択しているので、有料老人ホ-ムでは、この限りではありませんが、我が家は予算がありませんので、年金の範囲内で

入れる所を選択しております。そうこうしている内に、亭主が何処からか聞いて来て

「○○さんちは□□ホームにすぐに入れたって聞いたよ」と言うので、

一応メ-ルで問い合わせをしてみると、入所可能との事。ホ-ムペ-ジを見てみると、新規オ-プンの所らしい。

早速そこの老健施設に入所手続きをするべく、再び新規書類を揃える作業に没頭する。

病院の診断書だけでは不足と言うことで、病院で借りてきたレントゲン写真と心電図のコピ-まで届けて、

いざ契約の所でどんでん返し!インスリン(糖尿病薬)が引っかかり、「薬代を自費で」と言う。何か変?

医療を受けられる施設のはずなのに?しかも、肝心の爺ちゃんを、一度も面談しないでの契約?・・入所をお断りした。

所が、そこの入所を決めるので、現在ショ-トステイで通っている施設の利用をすでにお断りしてしまった。

来月からは何処にもお世話になれない。市役所に問い合わせをしてみると、

「施設入所になると、自宅介護に関わる、ケアマネ-ジャ-さんや、リ-ス(車椅子等)は契約解除となります。」

今頃になって知った。仕組みも知らずに、あまりにケアマネ-ジャ-さんにたよっていた。

これは大変、うっかり入所の話を進めてしまったばっかりに、現在までうまく回していただいていた事由が

ご破算になってしまった。これにはケアマネ-ジャ-さんも大慌て!すったもんだの末、元施設契約を修復復活して頂いた。

ケアマネ-ジャ-さんは、本当に「ありがたい」存在なのだとつくづく思いました。

人一人をどうにかするって容易なことじゃありませんね-。あとふたっついるけど・・どうしましょ?