アタッて砕いてみる!

オバサン奮闘記

介護事故

2011年05月10日 | 介護処理
先週はお爺さんの4日間デイケア、3日間自宅介護という週でした。

爺様はベッドに居るのに飽きると、もしくは車椅子が嫌に成ると、物言わず床に転げ落ちていることがあります。

部屋を入ると、パンツを脱ぎ捨てて床に転がっている爺様を発見し、ベッドに担ぎ上げようとしましたが、

汚れたオシモのまま我が身を密着させるのに抵抗感があって、つい両腕手首を掴んでベッドに引き上げようとして、

大失敗!握った親指に”グニュッ”とすべる感じがあり、見ると爺様の手首の上皮膚がズル剥け出血・・やや、破けたぁ

表面の皮膚が、熟したトマトの皮の様に薄くなっていた。人も94歳にもなると、体がもろくなるんだぁ

急いでその薄く寄ってしまった皮膚を、そ-っと摘んで元の位置へかぶせ、滅菌ガ-ゼを当てて包帯で巻いた。


包帯を医療用テ-プで止めて、翌朝包帯を取り替えようと見ると、爺様、勝手に包帯を取ってしまい、

一部皮膚が剥がれて血が滲んでいる。「も-なにすんの!皮が無くなったら、中々治らないよ。」「・・・」

近頃の爺様は言葉での反応がない。数日後、元に戻した皮膚の一部は何とか張り付いて治りかけている。

しかし、剥き取ってしまった皮膚の所は、未だにアルミガ-ゼにくっついて治らないのです。


老人ホ-ムに通う朝、血糖・血圧測定、インスリン注射、食事、投薬、歯磨き、着替え、髭剃り、トイレ、

目やにでくっ付いた瞼をホウ酸で洗い、持ち物準備、連絡帳記入のほかに、包帯の巻き替えが追加になりました。


この間は、夜2回目のトイレに連れて行き、便器に座らせ、あと少し後ろに下がらせようとしているうち、

早くも放尿が始まり、小さな放物線を描いた尿が便器の外へと落ちるのを見て慌てたオバサンは、

思わず、その出元を人指しゆびで押し下げ、便器の中へ誘ってしまった。「 げ、きったな~い・あわわ 」

爺様をベッドに寝かせた後、真夜中に水音激しく指を洗う事しきりで御座いました。「やっだ!モー」

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3 コメント

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Unknown (ぶなお)
2011-05-11 12:51:02
大変だったね、よくがんばってるよ
介護は過酷だからね、赤ちゃんなら軽いし簡単だけど、大人の下の世話は私経験ないから分からないけど、体も心もキツイよね。
私は子供の世話でさえキリキリしてたからなぁ
そんな自分自身に腹が立ったりして悪循環だったなぁ
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介護 (ちーばちゃん)
2011-05-11 22:23:17
本当に大変だね。介護施設で働いていた事があるから、少しわかります。毎日疲れがたまるから自分を労わってね。
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Unknown (姪っ子)
2011-05-14 01:10:20
本当に大変だと思います。

皮膚が・・・そんな事に成るんですね・・・驚きました。
それこそゾンビみたいですね…あっ内緒で…
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