丘の上日記

趣味は読書、ヨガを楽しみ、おしゃべりや
庭づくりが好き。大きな犬2匹と娘との暮らしを気の向くままに

30歳子育て放棄した母親のおろかさ

2008-09-04 12:06:21 | おうちで
子の放置死、6歳を責めた母に裁判長「過酷で非道」(朝日新聞) - goo ニュース
子供を育てることは大変です。
私はずっと仕事していて、転勤や、泊りがけで遠くに出張することもあって仕事は充実していた。
けれど、結婚し子供を産み、会社から育児休職をもらって1年間、娘との日々は辛いことが多かった。
まともに大人と会話するのは週末帰宅した夫としかない生活に変わった。
ベビーカーを押して散歩にでると、可愛いわね~と声をかけてくれるおばあちゃんはいるけど、
ストレスを解消できるほどの会話はなかった。
きっと、結婚して社宅に入ったりして主婦仲間ができる環境であったなら、もっと育児が楽しめたと思う。
仕事しかしてこなかった自分は、たっぷりある時間と育児にねを上げていた。
それでもわが子の寝顔を見ると可愛くて、ただそばにいて小さな手をさわったり、ほっぺをなでたりしたものでした。
娘が1歳の頃、会社を退職し夫の転勤先について行くことになり、社宅に入った。
そこでの暮らしは楽しかった!
社宅暮らしの不安はすぐに吹っ飛んだし、社宅の奥さん達と子供を遊ばせながら、おしゃべりしたり
夕飯のおかずをわけていただいたり。
いつも誰かのうちに行ったり来たりして遊べた。
子育てでわからないことがあれば、先輩ママに教えてもらえた。
どんなに皆に助けられたことか。

この母親も同じ子育て中の人たちが近くにいたら、違っただろうに。
子育て中、住むところは結構重要だ。
30歳で子供3人いるのに、居酒屋店員と同棲したいからと、6歳の子にあとは頼むと言って出て行く彼女は
母親ではなく、女になっていたんだね。
自分で面倒見れないのに、おばあちゃんを家に入れてはダメだと言う。
その言いつけを守る6歳の長男
下に住んでいる身内も合鍵とかもって強行突破していたら亡くならずにすんだのに。
悲しすぎるよね。
おせっかいおばさんのような人が近所にいてくれたら、児童相談所の人ももっと早く動かせられただろうし
泣き止まない子供の泣き声にも何か行動に移せたかもしれないと思うと、何かあっても知らん振りするほうがいいと
決め込んでいる今時の近所づきあいも、意識を変えないとダメですね。
12日間という亡くなった子供にとって長い長い時間、誰も助けに来てくれなかった希薄な人間社会。
単身赴任中の夫のことはまったく触れられていないけど、双子の父親なんだから、電話ぐらいするはずなのに
察知して駆けつけられただろうに、胸騒ぎとかしなかったの?
皆んなだめだよ!自分のことだけ考えるのはよそうよ。
懲役6年の求刑が言い渡された。
児童自動相談所に入っている6歳の男の子と双子だった女の子は、母親が戻ってくるのは12歳の時と8歳だ。
長男は中学生になってる。多感な時期だけどきっとこの子はお母さんを待ち続けるだろう。
6年間で自分の罪を悔い改め、どうか今度は本当のお母さんになって戻り、子供を抱きしめてあげてほしい。




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