選挙の効果

総選挙の意味

江戸時代   バリケイト伊東

2018-09-10 07:01:27 | 社会
   北海道地震での被害状況が明らかになってきた。電力不足が深刻な問題を引き起こしてる。考えてみれば世の中、すべて電気で動いてるのだ。照明、冷蔵庫、携帯、パソコン、エアコン、電車、テレビ、電動工具、工作機械、医療機械等、電気が文明の機械を動かしてるのだ。その電気が一時的だが、北海道ではまったく流れなくなってしまったのだ。江戸時代に逆戻りだ。江戸時代なら電気なしで、生活のすべてがまかなわれていた。便利な機械がない事に当時の人は不満を抱く事はなかった。電気が何かもほとんどの人はわからなかった。しかし、今では文明の利器が長時間、使えない事に現代人はストレスを感じる。現代人は文明の利器の利便さばかりに心を奪われて、それらを動かしてる電気のありがたさがわからないようだ。現代では電気なしの生活なんてありえないのだ。水と同じぐらい大切なのだ。電気の生産と消費のシステムは、国家的命題なのだ。大規模停電による経済的損失や命の危機は、計り知れない。今日も政府は節電を呼び掛けてる。また需給バランスが崩れて、停電危機を迎えるかもしれないのだ。日本では、自然災害は日常的なのだ。自然災害はしょうがない。あきらめがつく。しかし、発電所が被害を受けて、発電できなくなる事はできる限り避けなければならない。今回の地震でも、基幹発電所が被害を受け、北海道のほとんどの発電所で発電できなくなってしまった。危機対応に問題がある。想定できた事ではないのか。国にも電力会社にも優秀な人材がいるだろう。国の指導者や経営者は、電気の生産と供給に絶えず気を配らなければならないのだ。一時的に限られた地域での停電ならやむを得ないが、北海道全域で停電とは、ひどすぎる。今回の停電は人災だ。すべてが甘い。北海道には原子力発電所もあるのだ。泊原発では一時、外部からの電源が途絶え発電機を稼働させた。原発には慎重に4系統ぐらいの外部電源が設定されてる。それがすべて途絶えたのだ。発電機が作動して幸い爆発事故は防げた。福島での爆発事故から学んでいない。危機感がなさすぎる。日本は平和だ。長く続く平和は社会から危機感を奪ってしまってる。自然も社会も刻刻変化するのだ。変化に速やかに対応しなければならないのだ。近代的な発電所は、日本には数多くあるが、それらを管理する人間が怠慢で対応能力に不備があるなら、大規模停電は今後も日本各地で起きるだろう。東京でも起きるかもしれない。電気は社会、国家を構成し、つなぐ大切な資源なのだ。電気なしで、どこの国でも国は成り立たないのだ。永田町のちんぽう安部は、事態の深刻さを理解しているのか。責任を感じなければならない。日頃、GDP600兆円を達成させると言ってるが、電気不足では達成できないぞ。今日からまた総裁選が活発に再開されるようだが、今回の大規模停電に対してのコメントを聞きたい。へたなコメントをすると、総裁三選があぶなくなるぞ。電気不足ばかりでなく、国民はたくさんの不安を感じてる。国民が不安を持たない政治をやってください。そうりの顔がぞうりに似ているなんて言われないように、気をつけたほうがいい。