選挙の効果

総選挙の意味

ボランティア   バリケイト伊東

2018-09-27 09:11:05 | 政治
  オリンピック委員会がボランティアの募集を始めた。その数は10万人だ。ボランティア故に賃金は出ない。交通費、一日1000円が支給される。宿泊費は出ない。北海道や沖縄から高い交通費、宿泊費を負担してまでボランティアに来るのか。疑わしい。応募があっても、日帰りが出来る東京周辺からではないか。10万人ものボランティアが集まるのか。私は、今まで多くのボランティア活動をしてきてるが、オリンピックのボランティアはやる気がまったくない。元々、オリンピック開催には反対だ。安部が権力者の元での開催も気にいらない。日本は、最近、右よりの国家主義が高まってる。お国にために汗をかけ、無償で働けとは、戦前の勤労動員を思い浮かばせる。ボランティアとは、自由意志で行われるものだ。強制があってはいけない。数が足りなければ、各自治体に強制的に割り当てされるのではないか。北海道、300人、東京、1万人、大阪2千人みたいな感じの割り振りの仕方だ。国の祭典に協力しない人々を、非国民呼ばわりするような雰囲気を作ってはいけない。日本は民主主義の国なのだ。多様な考え方、価値観が共生する国なのだ。たかだか、3週間ばかりのオリンピックに1億2千万人の国民がまとまるなんて、恐ろしさを感じる。政府もマスコミもオリンピックを成功させたい故に、異論封じをしてはいけない。日本は自由の国なのだ。政府のやり方に反対する事は、悪い事ではない。異論、反対があるほうが健全なのだ。ボランティアが足りなければ、賃金を払って募集したほうがいい。労働の対価として、賃金を払うほうがわかりやすい。政治的策略を感じさせない。ボランティアという美名は、経費を節約したいだけの話なのかもしれない。交通費一日1000円で朝から深夜まで働かせる事が出来るのだ。時給にすれば100円にもならないのではないか。オリンピック期間中には、労働法は適用されないのだろう。最貧国の労働者みたいだ。私の考え方にそうではないと、異論を訴える人もいるだろう。ボランティアに参加するか、しないかは個人の自由だ。良く考えて応募したほうがいい。