選挙の効果

総選挙の意味

トリチウム バリケイト伊東

2021-04-14 09:32:46 | 政治

 東京は雨だ。関東では日本人の心は晴れない。コロナが勢いを増している。こんな時にさらに驚きのニュースが公表された。政府は、福島原発内で溜まり続ける放射能汚染水を海洋放出する事に決めた。アルプスという機会でほとんど放射性物質は取り除いてるが、水と変わらないトリチウムは取り除けない。当然だが、福島の漁業関係者は大反対だ。未だ、風評被害に苦しめられてる。今、福島沖で取れる魚からはほとんど放射能は検出されてない。なんとか魚を買う人がいるのだ。そこに汚染水の放出なんて荒業やられたら、まったく魚は売れなくなる。政府は水と変わらないから安全だというが、ほんとうかよ。麻生財務大臣は、飲んでも問題ないと言う。だったら記者会見の場で飲んでみろよ!大量の放射性物質を長期的に放出する事が生態にどんな影響があるのか、わからないだらけだ。汚染水が溜まり続けて、保管する場所がないから海に捨てるしかないという結論は、見勝手で地元漁民、関係者を見捨てる事だ。捨てるにしたってすぐ側の海に捨てないで、原発から1000kM位離れた公海に捨てればまだ、理解が得られる。コストがかかる事はやりたがらない。政府や官僚の頭は、高度成長期に海に汚染物質を垂れ流したやり方を継続している。こうまで菅政権が高飛車な態度を取り続けるのは、支持率の高さだ。マスコミにもよるが、40%位の数字だ。コロナ対策もお粗末、総務省利権で野党にたたかれても、さほど支持率は下がらないのだ。今年は衆議院選挙がある。支持率が10%なんていう数字なら、海洋放出の決定はしなかっただろう。国民はなめられてる。ガースがあほでも、支持者が多い。その国民が政治には関心がないから政府になめられるのだ。もっと政治に関心を持ち、政府のやる事に厳しい目を注げば、政府も国民をなめた事はしない。政府のトリチウムの海洋放出の決定は撤回させなければいけない。福島県民だけでなく、日本国民全体でこんなふざけた政治決断を変更させなければいけない。安全だというなら、ガースが国民のまえでトリチウムを飲んだらいい。飲んでください。そしたら少しは国民の理解が得られるでしょう。