コロナの勢いが全然衰えない。今日は東京の感染者数は1000人超えだ。大阪でも1000人超えだ。大阪では医療崩壊だ。地方でも過去最多を更新している自治体がある。なんのための緊急事態宣言なのだ。緊急という意味が全然伝わってこない。3度も出されれば、慣れてしまう。相変わらず、日本での検査数は少ない。東京で一日8000ぐらいだ。ワクチン接種も進まない。日本の感染対策は戦略が最初からないのだ。感染者が増えれば、ブレーキをきかし、減れば経済のアクセルを踏ます。加えてオリンピックを開催させるために、政府や小池知事は感染状況を国際社会に低く見せようとしている。たいした事ないですよ、何をそんなに心配しているのですか。国民も危機感がない。人間は欲望の動物なのだ。食いたい、飲みたい、遊びたい、諸々の欲望が資本主義のエネルギー源だ。政府の外に出るな、酒飲むな、やたらと禁止を増やして感染を阻止しようとするが、効果が全然ない。欲望が優先する。小池知事の盛り場の明かりを消してくれ発言には、驚きだ。戦前の灯火管制か。アメリカのB29爆撃機の爆撃を免れるために町の灯りを消した。そこまでやらなくてもいいのではないか。ネオンライトが輝いてるから盛り場に人が集まってくる。だから消せと言うのだ。こんな指示には従う事はない。政府や行政の怠慢政治のおかげで日本は疲弊し、混乱と不安しかない国になってしまった。不思議な事に、不平や不満が政府や菅総理には向かわない。向かうのは社会的弱者だ。今の日本の状況、外国なら暴動が起きている。国境が海の国で日本は独特の進化をする。ガラパゴス的進化だ。コロナの対応だけでなく、多くの点で日本は世界の流れから遅れ始めている。遅れに気づいてる人間は少ない。20年後には、周回遅れのマラソン走者みたいになるだろう。どう頑張っても追いつかなくなる。日本でのコロナ感染者が0になるには、3年後かもしれない。先進国で一番遅くなるのではないか。アメリカやイギリスは今年中に収束するだろう。世界が日本を厳しい目で見ている。オリンピックが開催出来なくなれば、一層世界は日本に対して厳しい目を注ぐであろう。日本政府は、戦略を立ててコロナ対策をしなければいけない