選挙の効果

総選挙の意味

鬼畜の所業  バリケイト伊東

2023-09-08 17:12:41 | 政治
 昨日のジャニーズ事務所の謝罪会見を初めから最後まで見た。東京の大手民放、NHKが放送していた。こんな全面放送は東日本大震災以来ではないか。その位、日本国民の関心は高い。印象としては悪くない。新社長の東は、言葉を選んで誠実に会見していた。言いわけたらたらの会見でもやられたら、すべての国民を敵に回すであろう。創業者のジャニー喜多川の少年達にやった事に対して、全面的に認め謝罪した。新社長の東は、芸能界の父と敬愛していたジャニー喜多川を今では全然愛情なんて感じないし、やった事を鬼畜の所業と断罪した。嫌悪感丸出しだ。人類史上最悪の犯罪を50年もの長きに渡って、見逃されていたのはマスコミが見て見ぬふりをしたことが大きな原因だ。会見に参加した現タレントの井ノ原が今の日本には忖度が横行していると、何度も指摘した。マスコミがジャニーズ事務所に忖度した。タレントや社員も、関係者全員が絶対的権力者の喜多川に忖度してしまった。テレビ、広告業界は人気のあるタレントを欲しがる。喜多川の黒いうわさがあってもそこには触れず、50年もの期間、放置していた。結果、数百人の被害者を出してしまった。被害者の中には、200回もの性的暴行を受けたタレントもいる。異常な性欲のはけ口にされてしまった。週刊誌を読むと、喜多川の異常性は顕著だ。あえて具体的には書かないが、ど変態プレイの数々に驚く。アメリカなら終身刑に値する犯罪だ。被害者への補償も大きな話題になった。具体的にいくら払われるのか。ひとりで200回も被害を受けたタレントもいる一方、数回だけのタレントもいる。判定基準が難しい。東社長は法を超えて補償すると言っている。日本での裁判で決まる補償金額より多いのではないか。当然だ。すずめの涙の金額で済ます事はなさそうだ。東社長は、年内でタレント活動を終了させると、言明した。ジャニーズの経営者として、残りの人生を被害者の救済と補償にあてると言明した。東社長の覚悟が見える。本人は被害を受けなかったらしい。受けていたなら、当事者の会の席に座っていただろう。被害を受けたタレントと受けなかったタレントとの違いは何なのだろう。喜多川の好みに合うか、合わないか。あるタレントは200回も被害を受けてる。まったく被害を受けてないタレントもいる。有名タレントで被害を受けても口にしない人いるのではないか。仕事を失いたく思いで沈黙を貫いているのかもしれない。こんなおぞましい子供への性虐待事件は、二度と起こして欲しくない。しかし、日本では人権意識が低い。また、似たような事件は起きるだろう。